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浪漫舞台 新装『走れメロス』 ~小説 太宰 治~ 東京公演開幕!

2020年、内博貴主演で小説家、太宰治の生きざまを描いた舞台が、装いも新たに
2022年3月に大阪・東京で上演。
小説家である太宰治が若き頃、多くの作家たちとの友情や、彼が愛する女性たちとの愛や
苦悩に満ちた波乱の人生を題材として、太宰と共に当時を駆け抜けた親友で
作家の檀一雄が書き上げた回想録「小説 太宰 治」をベースに、舞台作品として書き下ろしました。
今回、舞台衣装を身にまとい、文豪たちが生きた時代背景を意識し、登場人物たちがそれぞれの友情、
愛情に想いを馳せ佇むイメージカットを使用したメインビジュアルが完成しました。
さらに、キャスト第2弾発表として、檀一雄役に、舞台、テレビドラマ、映画などで活躍の幅を広げる
生島勇輝の出演が決定。また、石井智也、井上雄太、輝有子ら実力派俳優も出演します。
太宰治役の内博貴とともに、新装上演となる本作がさらに深化し描かれます。

3月5日(土)・6日(日)の大阪公演が無事に閉幕し、2022年3月12日(土)、
東京都港区の自由劇場にて東京公演が開幕しました。

【物語の背景】

大阪公演公開ゲネプロの様子 ©浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会2022/撮影:大西二士男

太宰治が若き頃、多くの作家たちとの友情や、愛と生活の苦悩の中で生み出し注目を浴びた作品が
「走れメロス」でした。太宰は、この“メロス”のように、その時代を駆け抜けていきました。

大阪公演公開ゲネプロの様子 ©浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会2022/撮影:大西二士男

そして、これを期に大きく変貌し、新たな人生への挑戦が始まった時でもありました。

大阪公演公開ゲネプロの様子 ©浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会2022/撮影:大西二士男

大阪公演公開ゲネプロの様子 ©浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会2022/撮影:大西二士男

そんな姿を傍らからいつも見ていたのが、檀一雄でした。
檀は、太宰との出会いの中で、彼は天才だと言い放っています。

大阪公演公開ゲネプロの様子 ©浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会2022/撮影:大西二士男

それ以来、亡くなるまでの間、同じ時代を生き、青春期を過ごしました。「走れメロス」の友情の世界を、
実際の舞台で繰り広げながら、この作品が何故出来たのか、彼は何故この作品を作ったのか・・・。

大阪公演公開ゲネプロの様子 ©浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会2022/撮影:大西二士男

大阪公演公開ゲネプロの様子 ©浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会2022/撮影:大西二士男

大阪公演公開ゲネプロの様子 ©浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会2022/撮影:大西二士男

新たなキャストたちと共に、装いも新たに、青春のエピソードを綴りながら、若き文豪の生きざまに迫ります。

【大阪開幕直前取材のキャストコメント】

以下、大阪公演開幕の前日、2022年3月4日(金)に大阪府大阪市の森ノ宮ピロティホールにて行われた
開幕直前取材にて登壇した主要キャスト7名の抜粋コメントです。

©浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会2022/撮影:大西二士男

太宰治役:内博貴
『Q:意気込みについて』
「私自身は、2020年より2度目の出演となります。前回とキャストの皆さんが大幅に代わって、新しい作品になっていると思います。
前回よりもブラッシュアップされた内容になっていますので、最後まで精一杯頑張りたいと思います。」

『Q:上演時に男の色気を意識してと話してましたが・・・?』
「大人の方が多く、魅力的な女性陣の方々ですから、負けないように頑張ろうと意識してやってます。
自分自身の大人の色気が出ているかは、わかりませんが・・・。」

『お客さまへのメッセージ』
「森ノ宮ピロティホールの舞台に立たせていただくのは、僕自身も久々。
地元、大阪からスタートできるのを、すごくうれしく思ってます。
大阪公演は短い期間ですが、お時間ある方は、是非いらしていただければと思います。
お持ちしております。」

©浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会2022/撮影:大西二士男

小山初代役/太田静子役(二役):佐藤江梨子
『Q:意気込みについて』
「子供のころから太宰治が好きで、以前に『斜陽』という作品で、太田静子役もやらせていただき、
静子役では「再演や!」といった気持ちでやってます。織田作之助も好きで、
内さんが以前演じられていたそうで、これもご縁だと思いましたし、
内さんはじめ皆さん、素晴らしい方が揃って演じているので、毎日感動しています。」

『Q:いよいよ開幕ですが・・・?』
「稽古中ずっとマスクをしてましたので、ここにきてマスクを取って舞台に立つ内さんを見ると、
目がハートになってしまいます。昨日も、台詞を忘れてしまいました。(笑)」

©浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会2022/撮影:大西二士男

山崎富栄役:北原里英
『Q:意気込みについて』
「今回の舞台は、人生の先輩が多く、お芝居の上手な方や落ち着いた雰囲気の大人の方々が多いので、
たくさん学ぶことが多かったです。この大きなステージで、映像も使用して、いろんな仕掛けもあるので、
ご覧になる皆さんも楽しんでいただけると思いますので、楽しんでください。」

『Q:稽古を通じて、カンパニーの雰囲気は??』
「内さんが言ってました大人の色気という点では、太宰の若いころから晩年の姿を内さんが演じられるので、
どんどん渋い感じになって行くんです。私は、晩年の太宰が出会う山崎富栄役なので、
大人の色気の一番いい状態で絡ませていただくので、役得と思っています。(笑)」

©浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会2022/撮影:大西二士男

津島美知子役:原史奈
『Q:意気込みについて』
「コロナ禍で、マスクをしながらの稽古でなかなか慣れなかったですが、
あっという間に明日初日を迎えるということで、ワクワクしています。
素晴らしい皆さんとお芝居ができて、とても楽しみです。
太宰さんは2人の愛人を作るんですが、内さんの色気もありますし、本当に持っていかれちゃう。
妻(=津島美知子役)としては複雑ですが、理解できる気もします。」

©浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会2022/撮影:大西二士男

山崎晴弘役:下村青
『Q:意気込みについて』
「僕の役は、太宰がかかわった女性で最後に一緒に亡くなった山崎富栄の父親の役です。
それぞれの女性たちにも、家族があり、その苦しみや葛藤があって、娘の死を乗り越えて、
新しい人生に向かう役どころで演じています。劇中では、「燦めく星座」など太宰の心に残っている名曲を歌います。
ミュージカルとは違い、劇中でうまく溶け込む形になればいいなぁと思っています。」

©浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会2022/撮影:大西二士男

檀一雄役:生島勇輝
『Q:意気込みについて』
「この舞台の原作になっている「小説 太宰治」を書いた檀一雄の役を演じます。
ストーリーテラー的な部分もあるので、ご覧になる皆さんに、きちんとお伝えできるように頑張ります。
コロナ禍でマスクをしながらの稽古で大変でしたが、その分、マスクを外して舞台に立つと
新しい感覚が生まれたりするので、幕が開いて、どんどんいろんな感情が沸いてくるのを楽しみにしています。」

『Q:役作りについて』
「(自分と)同じ年の直木賞作家の今村翔吾さんの会う機会があり、文豪の方が作品を作り出すエネルギーをもらって、
檀一雄の役がより深くなればと思います。下村さんの歌や内くんの太宰とは、この役での20-30代をずっと一緒にすごし、
井伏さんとは太宰と偲んでお話ししたり、文豪たちのコミュニケーションを楽しみながら頑張っていきたいと思います。」

©浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会2022/撮影:大西二士男

井伏鱒二役:内海光司
『Q:意気込みについて』
「井伏鱒二役、内海光司です。本日は、僕の婚約発表記者会見に来ていただき、ありがとうございます。(笑)
<<内さんから、すべっていることを突っ込まれ・・・>>こんな感じで和気あいあいとやってます。
井伏さんの小説など読ませていただきながら、稽古も進めてきました。そんな中、
内はマンガなんか読んで、余裕そうでしたが(笑)、とにかく内についていくだけです。」

【浪漫舞台 新装『走れメロス』 ~小説 太宰 治~公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
大阪公演:2022年3月5日(土)・月6日(日)
東京公演:2022年3月12日(土~3月21日(月・祝)

<会場>
大阪:森ノ宮ピロティホール
東京:自由劇場

<公演時間>
約3時間(20分間の途中休憩を含む)

<料金>
大阪・東京共通:9,500円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

<出演者>
太宰治:内博貴

小山初代/太田静子<二役>:佐藤江梨子
山崎富栄:北原里英
津島美知子:原史奈

檀一雄:生島勇輝

佐藤春夫:市川知宏
柿野要一郎:小川史記
高橋幸雄:石井智也
山岸外史:井上雄太
マダム雪子:輝有子

山崎晴弘:下村青

井伏鱒二:内海光司

<STAFF>
原作:檀一雄「小説 太宰 治」より
作・演出:モトイキ シゲキ
演奏:タマ伸也(ギター)
音楽:鎌田雅人
演出補:林希
舞台美術:加藤ちか
大道具:伊藤榮計
照明:柏倉淳一
音響:戸田雄樹
映像:手代木梓
衣裳進行:溝口貴之
ヘアメイク:中原雅子
演出助手:熊脇直介
舞台監督:正田達也
宣伝美術:隆俊作(Frenge Design)
宣伝撮影:石黒淳二
宣伝:石橋千尋、フューチャーPR&MEDIA
WEB制作:メテオデザイン
東京運営:キョードーファクトリー
大阪運営:キョードーアジア
票券:河野英明、鈴木彩里衣
制作:田根克彦、三浦龍彬
プロデューサー:山浦哲也、元生茂樹
主催・制作:浪漫舞台 「走れメロス」公演実行委員会(エイベックス・エンタテインメント/プロデュースNOTE)

©2022 浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会

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