世界のエンターテイメントの“今”をお届け!

『フラガール − dance for smile ‒』2022年5月 待望の再演決定!

映画「フラガール」は、2006年に公開され、第80回キネマ旬報ベストテン1位、
第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した、日本映画の傑作です。
映画監督の李相日は昭和40年という時代を背景に、エネルギーの石油化の波に飲まれながらも、
需要の下がる石炭を堀り続ける福島県いわき市の炭鉱町を描き、滅んでいく産業の中で働く人間が、
力強く生きていく姿をみごとに表現し、常磐ハワイアンセンター設立までのエピソードを、
フラガールに生まれ変わっていく少女達の笑顔と涙で描ききりました。
今回、舞台版の再演にあたり、フレッシュなキャストが集結。

谷川紀美子役:潮紗理菜(日向坂46)

フラガールのリーダー谷川紀美子役には、舞台では単独初主演となる、日向坂46の一期生 、潮紗理菜(日向坂46)。

平山まどか役:矢島舞美

木村早苗役:太田夢莉

かつて都会のダンサーだったにもかかわらず炭鉱の娘達にフラダンスを指導することになる
平山まどか先生役に矢島舞美、紀美子の親友でフラガールを目指す木村早苗役は、太田夢莉。

和美:兒玉遥

また、フラガールのメンバーに、兒玉遥が舞台版オリジナルキャラクターの和美役として登場。
炭鉱を支え続ける事が女の生き方と信じ、娘紀美子と対立する母親、谷川千代役は有森也実が務めます。
そして、羽原大介と李相日の映画原作を新作舞台化するにあたり、総合演出には
フジテレビのトレンディドラマの産みの親の河毛俊作、
プロデュースと構成演出として現代エンタテイメント演劇の巨匠 岡村俊一が名前を連ます。
日本映画の傑作が、舞台上に再び甦る「フラガール – dance for smile – 」にご期待ください。

【出演者コメント】

谷川紀美子役:潮紗理菜(日向坂46)
「日向坂46のグループ活動から離れて、ひとりでお仕事することは初めてで、
不安な気持ちもありますが、フラガールの主演が決まった時、
メンバーのみんながお祝いのメッセージをくれて、本当に勇気が出ました。
まだ何もできない私ですが、これから全力でフラガールになれるように頑張ります!」

【あらすじ】

昭和40年、福島県いわき市、かつて炭鉱の町として栄えた石炭の町も、
石油という新しい燃料の台頭によって斜陽産業と化していた。
人員削減のため毎月リストラが発表され、何千人もの労働者のクビがきられていく。
そんな状況の中で、町おこしの新事業として常磐ハワイアンセンター建設の話が持ち上がる。
常磐の地の温泉を利用して、ハワイの雰囲気を持ったリゾート施設を作ろうというのだ。
そしてハワイアンダンスのショーで盛り上げたいという計画だ。もちろん労働者たちは反対の声をあげた。
「なにがハワイだ!」
この町に生まれ育った早苗(太田夢莉)は、毎日泥まみれの生活から抜け出すチャンスではないかと考えて
友達の紀美子(潮紗理菜(日向坂46))を誘ってダンサー募集に応募することを決意する。
しかし、和美(兒玉遥)を中心に集まった女の子達は「裸躍りさせるつもりか?」と、
ほとんどの者が消えてゆき、残ったのは、紀美子と早苗の数人だけ、本当にフラダンスのチームなど作れるのか不安になる。
そんな田舎町にハワイアンセンターの企画部⻑は元SKDのダンサー平山まどか(矢島舞美)を連れてくる。
紀美子たちは、サングラスをかけ田舎者を下に見るまどかに、最初は不信感を持つが、
その卓越したダンスの技術とその魅力に、やがて引き込まれていく。
炭鉱の組合員の反対運動が激しくなる中で、紀美子は炭鉱で働く
母親千代(有森也実)に反対されながらも、家を出てフラガールになることを決意する。

「復興は少女たちの笑顔が作る!」
そんなフラガールたちの奮闘を描いた物語である。

【「フラガール – dance for smile -」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2022年5月14日(土)~5月23日(月)

<会場>
新国立劇場 中劇場

<公演時間>
未定

<料金>
S席11,000円 A席8,500円
(全席指定・税込)

『チケット一般発売日』
4月16日(土)
お問い合わせ:Mitt 03-6265-3201(平日 12:00〜17:00)

<出演者>
谷川紀美子:潮紗理菜(日向坂46)
平山まどか:矢島舞美
木村早苗:太田夢莉
和美:兒玉遥

谷川千代:有森也実
ほか

<STAFF>
作:羽原大介、李相日
総合演出:河毛俊作
構成演出:岡村俊一
協力:ジェイ・シネカノン
制作:アール・ユー・ピー
主催:舞台「フラガール」製作委員会

 - News, Stage