2年に一度の若手の祭典『佐藤佐吉演劇祭2022』、3/16より北区王子にて開幕!
佐藤佐吉演劇祭は、若手の劇団を中心に、実行委員の推薦により参加団体を招聘して開催している演劇祭です
メイン会場である王子小劇場の親会社・佐藤電機の創業者、佐藤佐吉の名を冠して、東京都北区で2004年以来、
2年に一度開催してきました。2020年は特に若手に注目し、未知との遭遇「ワレワレのターン!」
キャッチコピーを掲げて開幕しましたが、感染症拡大の影響を受けて会期途中で中止となりました。
本年はその延期公演として、また更に新たな団体を招聘し、「ワレワレのリターン!」として帰ってきます。
佐藤佐吉演劇祭2022の参加団体は、劇団スポーツ、やみ・あがりシアター、第27班、複合創作ユニットwakka、
劇団 短距離男道ミサイル、かるがも団地、コンプソンズ、南京豆NAMENAME、route.(C)️、
劇団普通、中野坂上デーモンズ(上演順)と、この演劇祭でのみ観られるラインナップです。
佐藤佐吉演劇祭2022 フライヤー中面
初週に上演するのは、早稲田大学演劇倶楽部出身、佐藤佐吉大演劇祭2018 in 北区にて、
最若手ながら「えんぶ賞」を受賞した【劇団スポーツ】の『
若手演出家コンクール2017優秀賞、佐藤佐吉賞2021最優秀脚本賞を受賞し、
脚本演出ともに高い評価を得ている笠浦静花率いる【やみ・
『マリーバードランド』(北とぴあ ペガサスホール)。鮮烈なスタートダッシュが切られます。
また、演劇祭関連企画として、最若手団体を招聘しセレクションしたショーケース公演「見本市」
三六平台1枚の上で行う最狭の参加型演劇企画「三六闇市」、昼は演劇人の落語大会、
夜はプロの噺家による落語会を行う「王子落語祭」、そしてワークショップ企画も開催します。
参加団体の上演以外でも、演劇界のにぎわいをリターンさせるための企画が目白押しです。
(特設サイト内関連企画ページ: https://www.en-geki.com/
ショーケース公演「見本市」には、最若手9団体が3ブロックに分かれて参加します。
単独上演の参加団体と合わせて計20団体、4会場で40日間にわたって行われる演劇祭!
※全ての公演で、 18歳以下1,000円以下の料金設定あり/
【実行委員長 池亀三太より】
「前回の「佐藤佐吉演劇祭2020」は、新型コロナウイルスの感染拡大により、会期途中で残念ながら中止の判断を致しました。
当初は翌年に延期開催という形での実現を目指しておりましたが、未だ収まらない感染状況を鑑みて、
もともと開催を予定していた「佐藤佐吉演劇祭2022」
2年前はあまりにも未知すぎて立ち止まる以外の選択肢を見出せな
どのように対策を講じていけば演劇公演が実現できるのかが見えて
もちろんどれだけ対策ををしても完全な安心・
参加団体と協力し、出来る限りの感染防止対策を講じながら慎重に進んで参ります。
これまで通りの創作・
未来の小劇場演劇の在り方を見据えてまた新しい形での演劇祭の実
今回は活動発展期にあたる若手団体に照準を絞り、今後の日本の演劇シーンで活躍するであろう
将来有望なカンパニー
より独自性の強いプログラムにし、未来を見据えたものにしました。
佐藤佐吉演劇祭実行委員会では主に王子小劇場で打ち出している、『若手支援プロジェクト』等により、
若手アーティストのプラットフォームとなる場を作っています。アーティスト同⼠が出会う場所を提供し、
演劇キャリアの初期を過ごす街として「北区・王子」
より多くの演劇人と観客を巻き込んだ形での演劇祭開催を目指しま
佐藤佐吉演劇祭実行委員会 実行委員長 池亀三太」
【関連企画 概要】
『見本市』
“
“新たな劇場の見え方を創造する”
<日時>
2022年4月7日(木)~4月10日(日)
<会場>
北とぴあ カナリアホール
<出演団体>
オドルニク
紙魚
ヴァージン砧
SHIMAISHIBAI
蔭山あんな
食む派
南極ゴジラ
海ねこ症候群
キルハトッテ
『三六闇』
“最小で最速の演劇【闇市】”『三六闇市』は2020年9月、劇場休館期間に生まれた王子小劇場の自主企画です。
「コロナ禍でも出来る最小の演劇」をコンセプトに、三六平台(サブロク=1818mm×909mm)一枚の舞台で、
出演者がそれぞれ5分間の演目を上演します。36歳と63歳の方は無料で観れちゃう「三六割」、
もらった拍手の大きさによって決まりアンコール上演を行える観客
劇場で実際に使われている平台の裏に名前を書けるグランプリ「
上演まで何が起きるか分からない!何でもアリな“三六闇市”、佐吉祭で開幕です!!
<日時>
2022年4月11日(月)17:00~/20:00~
<会場>
王子小劇場
<出演者>
彩乃若永(テアトルRUIプロダクション)
飯田恭大(ドアとドアノブとドアノブカヴァー)
嘘つき
金井朱里
小林龍輔
サトモリサトル(ダダ・センプチータ)
梁瀬えみ(ダダ・
演劇ユニット マグネットホテル)
鈴木拓也(レティクル座)
阿部慎一郎(レティクル座)
関口真生(劇団くるめるシアター)
関森絵美
中陳剛佑
中村早香(アマヤドリ)
山森信太郎(髭亀鶴)
ぬ。
南川泰規(空晴)
前田彩水(演劇ユニット少年cycle)
藤乃(
宮野風紗音(かるがも団地)
木原理貴、
竹田雄哉(D地区)
立体映画館
『王子落語祭』
“折り入ってお噺があります”
王子落語祭は、昼は演劇人による落語大会、夜はプロ噺家による落語会、一日よくばり落語詰め合わせ企画です!
実は、王子小劇場は2007年からずっと、半年に一度ほど落語会をやっていました。江戸・上方問わず
多彩な噺家さんを劇場にお招きし、地域の皆様にもご好評いただいてきました。
が、昨今の感染症の拡大を受けてやむなく、 開催を見合わせておりました…。
そんな落語会がこのたび、4月12日夜に2年ぶりに復活となります!これを祝して、
お昼は演劇人の出演者による落語大会を開催いたします。昼も夜もこの日は王子で落語をお楽しみくださいっ!!
どうぞご贔屓に!
<日時>
2022年4月12日(火)14:00~/19:00~
<会場>
王子小劇場
<出演者>
「昼の部『王子落語会チャレンジ』」
安楽亭おすし
泉川遥香
奥山樹生
公社流体力学a.k.a太田日曜
清水建志
武長慧介(コメディアス)
表情豊(HYP39Div.)
藤田恭輔(かるがも団地)
前田隆成(ハコボレ)
池崎浩士(立体映画館)
吉田覚(劇団肋骨蜜柑同好会)
依田玲奈
『審査員』
三遊亭ぽん太
立川がじら
☆審査により大賞を決定 客席投票により観客賞も決定
大賞者には王子のロゴのはいったオリジナル羽織プレゼント
「夜の部『第三十三回王子落語会』」
瀧川鯉昇
桂米紫
立川佐平次
神田京子
【佐藤佐吉演劇祭 2022 イベント情報】
特設サイトはこちら
<開催期間>
2022年3月16日(水)~4月24日(日)
<会場>
王子小劇場・王子スタジオ1・北とぴあ ペガサスホール・北とぴあ カナリアホール
<公演時間・料金>
各参加団体要確認
<参加団体>※URLは各上演団体サイト
3/16(水)~3/21(月)劇団スポーツ『怖え劇』脚本・演出:内田倭史(王子小劇場)https://gekidansport.com/
3/17(木)~3/21(月)やみ・あがりシアター『マリーバードランド』脚本・演出:笠浦静花(北とぴあ ペガサスホール)http://yamiagaritheater.jp/
3/24(木)~3/28(月)第27班『下品なジョン・ドー 笑顔のベティ・ドー』脚本・演出:深谷晃成(王子小劇場)https://teamthe27.wixsite.com/
3/24(木)~3/27(日)複合創作ユニットwakka『phantasma alley』脚本・演出:齊藤航希(王子スタジオ1)https://wakkakamuy.wixsite.
3/31(木)~4/3(日)劇団 短距離男道ミサイル『Ultimate Fancy Ojisan』脚本・演出:本田椋(王子小劇場)https://srmissile.com/
3/31(木)~4/3(日)かるがも団地『なんとなく幸せだった2022』 脚本・演出:藤田恭輔(北とぴあ カナリアホール)https://www.karugamodanchi.
4/5(火)~4/10(日)コンプソンズ『イン・ザ・ナイトプール』脚本・演出:細井じゅん、大宮二郎、宝保里実、鈴木啓佑(王子小劇場)https://www.compsons.net/
4/14(木)~4/17(日)route.(C)️『放課後、ミドルノート』脚本・演出:平安咲貴(王子スタジオ1)https://routemaruc8.wixsite.
4/15(金)~4/18(月)南京豆NAMENAME『リディキュラブ』 脚本・演出:河村慎也(王子小劇場)https://nanjingname2.wixsite.
4/17(日)~4/24(日)中野坂上デーモンズ『安心して狂いなさい』脚本・演出:松森モヘー(北とぴあ ペガサスホール)https://maad-demons.com/
4/20(水)~4/24(日)劇団普通『秘密』脚本・演出:石黒麻衣(王子小劇場)http://gekidan-futsu.com/
<STAFF>
主催:佐藤佐吉演劇祭実行委員会
共催:佐藤商事株式会社/公益財団法人北区文化振興財団(舞台芸術創造支援事業)
協力:王子銀座商店街振興組合/王子法人会第一地区/株式会社えんぶ/舞台芸術ギフト化計画ワーキンググループ/玉山悟
実行委員長:池亀三太
副実行委員長:大石晟雄
実行委員:伊坂共史、モラル、笠浦静花、烏丸棗、平井寛人、井上瑠菜、前田隆成、内田倭史、黒太剛亮
フライヤーデザイン:内田倭史
WEB:大石晟雄