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【新国立劇場】オペラの代名詞『椿姫』。スタイリッシュで洗練された美しい舞台に、珠玉の出演者を揃え上演!

新国立劇場『椿姫』2019年公演より 撮影:寺司正彦

世界中で不動の人気を誇る傑作オペラ『椿姫』は、華やかなパリ社交界を舞台に高級娼婦ヴィオレッタの
純愛と哀しい運命を描き、「乾杯の歌」など名曲揃いの人気作品です。フランスの演出家・デザイナー、
ヴァンサン・ブサールによる美しく洗練されたプロダクションは、誇り高く生き抜いた女性の姿を
鮮やかに描き出し、圧倒的感動を誘います。世界の著名劇場で活躍する中村恵理、
イタリアを中心に躍進中のM.デソーレ、G.ミシュケタら旬の歌手が揃い、瑞々しい愛の悲劇を繰り広げます。

新国立劇場『椿姫』2019年公演より 撮影:寺司正彦

世界中で不動の人気を誇る、オペラの代名詞的作品『椿姫』。ガラ・コンサートの定番曲「乾杯の歌」
ヴィオレッタの超絶技巧のアリア「ああ、 そは彼の人か~花から花へ」、「プロヴァンスの海と陸」など、
誰しも耳にしたことのある名曲の数々が、高級娼婦ヴィオレッタの愛と哀しい運命を物語ります。
演出のヴァンサン・ブサールは色彩にこだわる洗練されたビジュアルの舞台に定評があり、
この『椿姫』でもその美的センスを発揮。巨大な鏡を用いた効果的な舞台で心象風景を描出し、
男性社会に誇り高く生きる女性の姿を印象付けます。

新国立劇場『椿姫』2019年公演より 撮影:寺司正彦

舞台は巨大な鏡で囲まれ、高さ12mもの巨大なシャンデリアが飾られ、幻想的な雰囲気に包まれています。
ヴィオレッタの生きた19世紀を象徴するパリ・オペラ座ガルニエの風景や、ヴィオレッタ=芸術の象徴として
常に存在するアンティークのピアノ、貴婦人の差す傘や渡り鳥と、人物の心象を表す象徴的なアイテムが
次々登場し、観る者をヴィオレッタの生きた世界へ引き込んでいきます。
パリで製作された、一点一点に趣向の凝らされたドレスの数々も大きな見どころです。

新国立劇場『椿姫』2019年公演より 撮影:寺司正彦

新国立劇場『椿姫』2019年公演より 撮影:寺司正彦

新国立劇場『椿姫』2019年公演より 撮影:寺司正彦

悲劇のヒロイン、ヴィオレッタに出演するのは、英国ロイヤルオペラ、バイエルン州立歌劇場などの著名劇場で
世界のプリマドンナとして活躍する中村恵理。ヴィオレッタは近年レパートリーの中核に据えている役で、
ドラマティックな感情表現が持ち味の中村恵理のヴィオレッタには、心揺さぶられること間違いありません。
アルフレードにはイタリアで躍進中の新進テノール、マッテオ・デソーレ、ジェルモンには
イタリアの主要劇場で活躍する実力派ゲジム・ミシュケタが出演します。
指揮は元ポーランド国立歌劇場音楽監督で、精緻な音楽創りが高評価を得ているアンドリー・ユルケヴィチです。

【新国立劇場『椿姫』ダイジェスト映像】
新国立劇場オペラ『椿姫』より(2019年)La Traviata- New National Theatre Tokyo, 2019 – YouTube

【『椿姫』ものがたり】

新国立劇場『椿姫』2019年公演より 撮影:寺司正彦

パリの高級娼婦ヴィオレッタは、富豪の息子アルフレードからの求愛にためらいながらも、真摯な愛に心を開く。
二人は郊外で一緒に暮らすが、アルフレードの父ジェルモンがヴィオレッタを訪れ、アルフレードの妹の縁談のためにも
二人の関係を終わらせるよう頼む。ヴィオレッタは涙を飲んで身を引く。これを裏切りと捉えたアルフレードは
夜会で彼女を罵倒するが、やがて誤解と分かった時には既に遅く、ヴィオレッタはや病床で愛するアルフレードの腕に抱かれ息絶える

【新国立劇場2021/2022シーズンオペラ『椿姫』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演日程>
2022年3月10日(木)19:00/13日(日)14:00/16日(水)14:00/19日(土)14:00/21日(月・祝)14:00

<会場>
新国立劇場オペラパレス

<公演時間>
約2時間40分(休憩を含む)※予定
全3幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉

<料金>
S:27,500円 A:22,000円 B:15,400円 C:8,800円 D:5,500円 Z(当日のみ):1,650円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可
※Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
※壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください

『チケットのお求め』
新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999 WEBボックスオフィス http://nntt.pia.jp/
※WEBボックスオフィスでは、 ご自身で座席を選びながらチケットをご購入いただけます。 各種割引チケットもお取り扱い中。

<出演者>
ヴィオレッタ:中村恵理
アルフレード:マッテオ・デソーレ
ジェルモン:ゲジム・ミシュケタ
フローラ:加賀ひとみ
ガストン子爵:金山京介
ドゥフォール男爵:成田博之
ドビニー侯爵:与那城敬
医師グランヴィル:久保田真澄
アンニーナ:森山京子
ジュゼッペ:中川誠宏
使者:千葉裕一
フローラの召使い:上野裕之

合唱指揮:三澤洋史
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京交響楽団

※2021/2022シーズンオペラ『椿姫』ヴィオレッタ役に出演を予定しておりましたアニタ・ハルティヒは、
直前のスケジュール及び入国制限(入国後の待機義務)により十分なリハーサル期間を確保できないことから、
降板することとなりました。代わりまして、中村恵理が出演いたします。

<STAFF>
指揮:アンドリー・ユルケヴィチ
演出・衣裳:ヴァンサン・ブサール
美術:ヴァンサン・ルメール
照明:グイド・レヴィ
ムーブメント・ディレクター:ヘルゲ・レトーニャ
再演演出:澤田康子
舞台監督:斉藤美穂
新国立劇場2021/2022シーズン・特別支援企業グループ:株式会社オンワードホールディングス/花王株式会社/
株式会社 木下グループ/住友化学株式会社/株式会社 TBSテレビ/トヨタ自動車株式会社/ぴあ株式会社

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