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「新・熱海殺人事件」ラストスプリング』2022年3月~4月公演決定!

2021年「熱海殺人事件ラストレジェンド」舞台写真 (左)新内眞衣(右)味方良介

2010年7月10日つかこうへいがこの世を旅立ち十二年の時が流れた。
しかし、演劇界の巨星が消えても熱海殺人事件の伝説は続いている。
紀伊國屋ホール58年の歴史の中で、最も上演回数の多い作品であるつかこうへいの「熱海殺人事件」は、
1973年の発表以降、翌年1974年に岸田戯曲賞を授賞、後に映画化される等、日本の演劇史上
プロアマ問わず最も愛され上演され続けている作品(推定累計8,500ステージ)です。
つかこうへい十三回忌を迎えるにあたり、『「新・熱海殺人事件」ラストスプリング』の上演が決定。

“東京警視庁にその人あり”と言われた木村伝兵衛部長刑事は、2017年~2021年の4シーズン同役を演じ、
つかこうへい作品のニューリーダー。今、最も注目される俳優の味方良介。
捨て身の潜入捜査を行うヒロイン水野朋子婦人警官には、新内眞衣 。今年2月乃木坂46を卒業。
卒業記念2nd写真集『夜が明けたら』はブックランキング 1位を記録するなど快進撃が続く中、今後の活躍に注目が集まります。
東京警視庁に転任して来る熊田留吉刑事には、『いつも心に太陽を』『広島に原爆を落とす日』
『新・幕末純情伝』といったつか作品はもちろん、『あずみ』『フラガール』など
岡村演出作品にはかかせない存在の高橋龍輝 が「熱海殺人事件」に初挑戦。
犯人大山金太郎は、小劇場から2.5次元作品まで活躍の幅を広げる一色洋平 。
演出は、つかこうへい没後2011年から12年に渡り紀伊國屋ホールでの
『熱海殺人事件』をプロデュースし続けている岡村俊一があたります。

【出演者コメント】

2021年「熱海殺人事件ラストレジェンド」舞台写真 木村伝兵衛部長刑事役:味方良介

木村伝兵衛部長刑事役:味方良介
「伝統ある紀伊國屋ホールで、5度目の木村伝兵衛とは自分自身も驚きです。
この機会にもう一度この作品に真正面から向き合って僕らの熱海殺人事件を作り上げます。」

水野朋子婦人警官役:新内眞衣

水野朋子婦人警官役:新内眞衣
「昨年経験した「熱海殺人事件」をもう一度演じられるなんて、夢のようです。
しっかり水野朋子を生きたいと思います!」

【「熱海殺人事件」とは】

1973年に文学座に書き下ろされ発表された「熱海殺人事件」は、つかこうへいの代表作であり、
最年少で岸田戯曲賞を受賞し、紀伊國屋ホールを拠点に、つかこうへい事務所の春の名物として、
何度も再演を重ね、東京の春の風物詩とも呼ばれる程になった。
東京に出て来たら、紀伊國屋でつかこうへいの熱海を見る!!
当時の学生達のあこがれの演劇だった。
つかこうへい事務所解散後も、1986年に映画化、1989年の演劇活動再開時も、
紀伊國屋ホールでの「熱海殺人事件」だけは、本人の手で上演され続けてきた作品である。
タイトルを「売春捜査官」「モンテカルロイリュージョン」などと、変化しながら
「熱海殺人事件」は紀伊國屋ホールで上演され続けた。
主演も、三浦洋一、風間杜夫をはじめ、阿部寛、池田成志、山崎銀之丞、馬場徹
など名だたる俳優陣が、歴史を作って来た。
2010年、つかこうへいは永遠の眠りについた。
演劇界の巨匠が宇宙へと旅立った。
しかし、紀伊國屋の「熱海殺人事件」は終わらない。
この作品だけは、つかこうへいの遺志として、これからもキャスト・スタッフも
変貌を遂げながら上演し続ける予定である。
「熱海殺人事件」は生き続ける。

【つかこうへい十三回忌特別公演「新・熱海殺人事件」ラストスプリング公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2022年3月31日(木)~4月3日(日)

<会場>
紀伊國屋ホール

<公演時間>
未定

<料金>
8,500円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

「チケット一般発売」
2022年3月12日(土)

お問い合わせ:Mitt 03-6265-3201(平日 12:00~17:00)

<出演者>
木村伝兵衛部長刑事:味方良介
婦人警官水野朋子:新内眞衣
熊田留吉刑事:高橋龍輝
犯人大山金太郎:一色洋平

<STAFF>
作:つかこうへい
演出:岡村俊一
音響:山本能久
照明:熊岡右恭
映像:ムーチョ村松
衣裳:大野雅代
舞台監督:中島武
提携:紀伊國屋書店
協力:ゴーチ・ブラザーズ
制作:つかこうへい事務所
企画・製作・主催:アール・ユー・ピー

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