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ブルーマングループ ワールドツアー IN JAPAN 2022 制作発表記者会見開催!

1991年、アメリカ・ニューヨークでフィル・スタントン、クリス・ウィンク、マット・ゴールドマンの
3人の親友により結成された「BLUE MAN GROUP」。アメリカのパフォーマンス・アーティストである彼らは、
私たちが「Blue Men」と呼ぶ謎めいたキャラクターを創り出しました。肌を青く塗った常に3人組の「Blue Men」は、
アート、音楽、コメディ、最新技術をミックスし、一言も言葉を発しないノンバーバル・スタイルの演技により
人と人とのつながりを崇高に祝福するパフォーマンスを行います。
現在までに、BLUE MAN GROUPは、年齢や文化を問わず、世界中で5,000万人以上の人々を魅了し、
日本でも2007年から4年間のロングラン、2019年にワールドツアーを行い約100万人を動員、
同年の国内の東京・名古屋・大阪ツアーでは59公演を開催、東京全42公演をソールドアウトさせる大成功を納めました。
そして、生誕から30年を迎えた2022年4月、ここ日本の仙台を皮切りにワールドツアーを開催します。

そのワールドツアー開始に先駆け、2022年2月16日(水)、東京都内某所にて制作発表記者会見が行われました。

制作発表記者会見の様子】

都内某所での制作記者会見に特別ゲストとして登壇したのは、歌舞伎俳優の十代目松本幸四郎さん。
髪の毛にブルーのメッシュを入れての拘りをみせる幸四郎さんは2011年にブルーマンを初以下のように話します。
幸四郎さん「あのは勿論興奮しましたし、素直に楽しい気持ちになれた瞬間でもありましたし。もう一つは懐かしいというか、
自分が子供の頃に遊んでいた事、要するにブルーマン達がやる事を家でやると必ず怒られそうだという事ですよね。
子供の時に思っていた「こんな事やあんな事をやっちゃいたいな~」と思っていた事を、大人になって思い出させてくれた、
そういうものを含めて楽しかったと興奮しました。」

(左上)バイロン・エステップ氏、(右上)パトリック・ニュートン氏、(下段)マッケンナ・トルファ氏

そして今回の制作発表の為にシルク・ドゥ・ソレイユ ブルーマングループを代表し、
ミュージックディレクターのバイロン・エステップ氏、ザ・ミュージシャン役のマッケンナ・トルファ氏、
ブルーマン役のパフォーマー、パトリック・ニュートン氏の3名と海外中継が繋がれます。

世界初公開ワールドツアー最新映像

世界初公開ワールドツアー最新映像

次にスクリーンに、この日が世界初公開となるワールドツアーのドレスリハーサル時の新規映像が公開されます。
その中には、何やらブルーマン以外の人物の姿も。映像を見た幸四郎さんも「(4月からじゃなくて)今やって!」と興奮。
そのまま、MCより、中継先の3人へ質問がなされます。

Q:ここ日本がワールドツアーの最初の開催地になった理由、そして今後のツアーの予定は?

バイロン氏「日本という国は、私達ブルーマンの歴史の中でも特別な場所です。私達が
日本での旅路を始めたのが2007年。六本木のインボイスシアターで6年の長期公演をさせていただいて
多くのファンを作る事が出来ました。そこでは歌舞伎や和太鼓集団「鼓童」の皆さんと
コラボレーションをする事が出来、特に鼓童はブルーマンに非常に大きな影響を与えて下さったグループです。
そして2019年にツアーという形でまた日本に戻ってくる事が出来、3都市のツアーで7万人の皆さんに
ショーをお届けする事が出来ました。ですので今年、また再びツアーで戻ってこれる事を楽しみにしております。
日本のツアーの後は韓国、インド、そして中東地域を周った後、ヨーロッパへと行きます。」

Q:今回のツアーは、新たに女性キャラクターの登場等、今までにない要素を取り入れているとの事だが?

マッケンナ氏「実は次のワールドツアーだけに登場するキャラクタ「THE MUSICIAN」が誕生しました。
私が努めさせていただくこのキャラクターは、バンドを新たな形で表しておりまして、
マルチ奏者の役になっています。ショーの中において、殆どはブルーマンの上部に立っており、
ショーが進行するにつれて段々とブルーマンとのインタラクティブなやりとりや
観客の皆さんとのやりとりをさせていただきます。以前は、バンドはステージ上では
どちらかと言うと、後ろの方にいたんですけども、その分離がなくなりまして、「THE MUSICIAN」は
ショーの一部となって多くのアクションを取ると思います。」

Q:事前に歌舞伎の映像を見てもらったが、率直な感想は?

パトリック氏「本当に素晴らしい大事な芸術の形だと思いました。そしてブルーマンとしても
親しみを感じる芸術の形式だと思いました。勿論、私の知識は限られているので、日本へと行って、
沢山の歌舞伎と触れたいという所もとても楽しみにしています。」

パトリック氏の歌舞伎に親しみを感じるという点に対し、幸四郎さんは
「歌舞伎も最初は人をどれだけ驚かせ、喜ばせ、刺激を与えるかという物として誕生をして、
現在は歴史が出来て芸術として存在をしているような。でも観ている方々に
感動をしていただくという事を目標としてやっている、生きた演劇・パフォーマンスだと思います。
そういう意味では歌舞伎と共通する物があり、歌舞伎の精神には「傾く」というものがありますけど、
言ってみればパンクの様な、ただただ斜に構えていくという事では無く、何か「信念の有るワル」
という様なのが歌舞伎の根底にはあるかと思うので、そういう意味ではエンターテイメントであり、
またある時には刺激や楽しみを感じられる存在だと、僕はブルーマンも近い存在だと感じました。」
と、歌舞伎役者としてのコメントをパトリック氏に話します。

Q:(幸四郎さんからの質問)ツアーで世界を周る上で、その土地毎にブルーマンのパフォーマンスは変化するのか?

パトリック氏「勿論、場所・日・時間によって観客の皆さんの反応は違ったりします。
基本的なストーリーは最初(ショー開始時点)は一緒なんです。その後のお客様とのやりとりを踏まえて、
お客様の反応が違ったらこちらの反応も変えていく、そのやりとりが対話という形でショーが進んでいきます。
幸四郎さんからの質問の答えとしては、場所によっても変わりますし、日によっても変わっていくと思います。」

このパトリック氏の回答に対して幸四郎さんが「例えば、僕が見に行った時には僕だけのブルーマンがそこにいる?
また違う日にいけばまた違うブルーマンがいる?だから何度も見たいという気持ちになるのか?
」と問いかけるとパトリック氏は以下の様に話します。
パトリック氏「正にその通りです。全体的にスペシャルでプライベート感のある
パーソナルな毎回違う体験をしていただく事が出来ます。」

Q:(幸四郎さんからの質問)言葉を発しないブルーマンを自身は「演じる」という感覚なのか、どの様な気持ちで演じるのか?

パトリック氏「非常に良い質問を頂きありがとうございます。ブルーマンにはキチンとした歴史があって、
キャラクターの土台がしっかりとあり、そこに色々なパーツがあるんですね。それを基本として
ブルーマンというキャラクターを作り上げるのですが、実際に舞台上に上がるとそんな事は考えずに
ブルーマンのキャラクターそのままになっています。非言語的なコミュニケーションがショーのカギとなっていますが、
と言うのも、日本の様な国に行って言葉の壁があったとしても、私達の伝えたいストーリーが
明確に非常にクリアに伝わるんですね。ですので非言語的コミュニケーションがキーポイントになっていると思います。」

そしてMCから、歌舞伎ファンにはブルーマンのここを観て欲しいというメッセージを、と幸四郎さんに話が振られます。
幸四郎さん「歌舞伎は日本が400年以上前に作った文化の中から生まれたエンターテイメントだと思っています。
それが歴史が出来、エンターテイメントとして存在しつつ、伝統芸能として存在しています。
ただ、昔の日本人が「こういう物を作ったよ」という事を紹介をする役目では、無いと言ったら
言い過ぎかもしれませんけども、それよりも自分は歌舞伎役者という風に名乗っていますし、
劇場に来られた方にはお芝居を観て感動をして頂くのを目指してやっています。
ですので、歴史ある伝統芸能ではありますけども、様々な方に感動をしていただく、驚いていただく、
喜んでいただく為の演出であったり、演技であったり、踊りであったりしています。
これはブルーマンに完全に置き換えられるものもあると思うんです。ブルーマンも「Blue man」という
ブランドになっています。あのパフォーマンス、あれを観たい、という事はまたそこに
新しいパフォーマンスが生まれて、ずっと存在をし続けている。先程、対話とありましたが、
毎日毎日、新たに進化をしていくエンターテイメントだと思っています。
国境を越えて、というのも今は言葉として合うのかなという位、世界でひとつという時代に
入っているんじゃないかなと思うので、そこで同じ精神を持ったブルーマンを是非、
歌舞伎ファンの方にとっても観て頂いて興奮していただきたいと思います。」

そして最後にブルーマングループから幸四郎さんへのサプライズとして
「ブルーマン公認、歌舞伎界のブルーマン認定書」が幸四郎さんへと送られました。

新たな演出を引っ提げ、3年ぶりにここ日本の地へと上陸する3人の❝青男❞達。
公演開始は2022年4月2日、仙台サンプラザホールより始まります。

【ブルーマングループ  ワールドツアー IN JAPAN 2022公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
仙台公演:2022年4月2日(土)・3日(日)
東京公演:2022年4月6日(水)~5月8日(日)
名古屋公演:2022年5月11日(水)~5月15日(日)
大阪公演:2022年5月18日(水)~5月22日(日)
福岡公演:2022年5月27日(金)~5月29日(日)

<会場>
仙台:仙台サンプラザホール
東京:EXシアター六本木
名古屋:愛知県芸術劇場大ホール
大阪:オリックス劇場
福岡:福岡サンパレス

<公演時間>
約1時間40分(途中休憩無し)※予定

<料金>
仙台・名古屋:
VIP席15,000円 ポンチョシート11,000円 S席9,800円(こども料金:7,800円) A席8,800円(こども料金:6,800円)

東京:
VIP席15,000円 ポンチョシート11,000円 S席9,800円 A席8,800円

大阪:
VIP席15,000円 ポンチョシート11,000円 S席9,800円(こども料金:7,800円) A席8,800円(こども料金:6,800円) B席7,800円(こども料金:5,800円)

福岡:
VIP席15,000円 ポンチョシート11,000円 S席9,800円(こども料金:7,800円) A席8,800円(こども料金:6,800円) B席6,000円

『VIP席』
(1) ポンチョシートでの前列保証
(2) 終演後、ブルーマンとミート&グリートのお約束
(3) オフィシャルグッズ付き
※特典の内容は変更になる可能性がございます。

『ポンチョシート』
舞台上で使用する水性塗料などが飛散することがありますので、お席に備え付けの
“ポンチョ”(無料)を着用の上お楽しみください。また、万が一の為、汚れても良い服装でお越しください。

(全席指定・税込)
※未就学児入場不可
※こども料金は2022年度に小中学生の方が対象
※こども料金はS席、A席のみとなります

<出演者>
ブルーマングループ

<STAFF>
仙台公演主催:仙台放送
東京公演主催:ブルーマングループワールドツアー 東京公演 製作委員会(アミューズ/読売新聞社/トリックスターエンターテインメント/ぴあ/イープラス/クリエイティブマンプロダクション/ライブエグザム/ローソンチケット)
名古屋公演主催:中京テレビ放送
大阪公演主催:BMGWT IN JAPAN 大阪公演 製作委員会(読売テレビ/FM802/FMCOCOLO/キョードーグループ/ぴあ/トリックスターエンターテインメント)
福岡公演主催:主催:BMGWT IN JAPAN 福岡公演 製作委員会(RKB毎日放送/キョードー西日本/ぴあ/トリックスターエンターテインメント)

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