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愛知県・2022年度ジブリパークの整備内容発表

©Studio Ghibli

愛知県は2022年2月1(火)同県長久手市の愛・地球博記念公園内に2022年11月1日(火)に
第一期開業を予定しているスタジオジブリの世界観を体験出来るジブリパークの2022年度の整備内容を発表しました。
なお、2月1日に愛知県庁で行われた臨時記者会見にて大村秀章知事はジブリパークの開園時間について、
愛・地球博記念公園の開園時間の範囲内で調整を予定していると話し、来園者に安全快適に楽しんで貰う為、
インターネットによる入場希望の各エリアを指定しての日時指定入場予約制を基本とした入場方法を取ると発表がなされました。
そして入場料金は、各エリア毎に発生、ジブリパークが公園施設である事からリーズナブルな額とし、
今後、チケットの発売日と合わせて発表をしていきたい、としました。

【2022年11月1日開園の3エリア】

2020年7月から整備工事に着手済。本年4月末までに完了し、引き続き展示・演示工事を行います。

地球屋 ©Studio Ghibli

鳥瞰図 ©Studio Ghibli

『青春の丘(約0.8ha)~来園者を迎え、導くジブリパークの象徴~』
映画『耳をすませば』に登場する「地球屋」、「ロータリー広場」、映画『猫の恩返し』に登場する
「猫の事務所」を整備します。また、既存のエレベーター施設を改修し、映画『天空の城ラピュタ』や
映画『ハウルの動く城』などの世界観を想起させる19世紀末の空想科学的要素を取り入れた内外装とします。
「地球屋」や「ロータリー広場」は、1995年に公開された映画『耳をすませば』の舞台をイメージしています。

<主な演示の内容>
:映画『耳をすませば』に登場するアンティーク家具や時計の修理・販売を行う店「地球屋」を表現
:映画『耳をすませば』に登場するロータリーをイメージした「ロータリー広場」の電話ボックスや
掲示板に電話機や貼り紙等を設置し、作品の雰囲気を演出
:映画『猫の恩返し』に登場する建物「猫の事務所」の家具や小物等を、ミニチュアサイズで制作

<主な施設の内容>
:地球屋(延約300㎡)[木造一部鉄筋コンクリート造、2階建・地下1階]
:猫の事務所(約3㎡) [木造、平屋建]・
:エレベーター塔(改修)(約20㎡)
:ロータリー広場等

床下の家と小人の庭 ©Studio Ghibli

天空の庭 ©Studio Ghibli

鳥瞰図 ©Studio Ghibli

『ジブリの大倉庫(約0.8ha)~ジブリ作品等の保管・保存、展示と遊びと憩の空間~』
「倉庫」らしさと懐かしさを感じる和洋折衷の建築空間をイメージし、展示室、子どもの遊び場、売店と喫茶、収蔵施設等を整備します。

<主な施設の内容>
:ジブリの大倉庫(延約9,600㎡)[鉄筋鉄骨コンクリート造一部鉄骨造、2階建]
:常設展示室(5室) :約1,690㎡・企画展示室 :約596㎡・映像展示室(約170席):約260㎡
:カフェ棟 :約299㎡

<主な演示の内容>
床下の家と小人の庭:映画『借りぐらしのアリエッティ』に登場するアリエッティやその家族が暮らす家と
彼女たちの目線で見た植物の茂る庭を大きなセットで表現
天空の庭:映画『天空の城ラピュタ』に登場する廃墟となったラピュタの庭園を制作
空飛ぶ巨大な船:映画『天空の城ラピュタ』の空飛ぶ巨大な船を全長およそ6mのスケールで設置
その他、子どもたちが映画『となりのトトロ』の世界で遊べる部屋 など

どんどこ堂 ©Studio Ghibli

サツキとメイの家 ©Studio Ghibli

『どんどこ森(約1.8ha)~サツキとメイの家と自然空間~』
映画『となりのトトロ』の「サツキとメイの家」を中心とした昭和の田園景観をイメージし、
映画の世界観がより身近に、より深く感じられ、子どもも楽しめるような遊具や散策路等を整備します。

<主な施設の内容>
:サツキとメイの家(既設)(延約100㎡)
:どんどこ堂(高さ5.2m)[木製遊具(想定利用人数:小学校低学年の児童5~6人)]
:管理棟(延約30㎡) [木造、平屋建]
:サブゲート棟(改修・増築)(延約60㎡)[鉄筋コンクリート造、平屋建]
:散策路等
:スロープカー(全長約80m)[定員8名]

【第一期開業から概ね1年後に開園予定の2エリア】

2021年7月から整備工事に着手済。引き続き整備工事を行うとともに、展示・演示工事に着手します。

タタラ場※今回初めて公表 ©Studio Ghibli

鳥瞰図 ©Studio Ghibli

『もののけの里(約0.8ha)~あいちサトラボと一体となった体験の場~』
映画『もののけ姫』のエミシの村とタタラ場をもとにした和風の里山的風景をイメージし、
「タタラ場(体験学習施設)」、「炭焼き小屋」、休憩処等を整備します。
※2023年6月末の工事完了予定。

<主な施設の内容>
:タタラ場(延約293㎡) [鉄筋コンクリート造一部木造,2階建]
:炭焼き小屋(延約10㎡) [木造,平屋建]
:休憩処(延約50㎡) [木造,平屋建]
:遊具等

ハウルの城※今回初めて公表 ©Studio Ghibli

鳥瞰図 ©Studio Ghibli

『魔女の谷(約2.9ha) ~ジブリ作品の体験を通した展示と遊び、休憩等の複合的空間~』
映画『魔女の宅急便』、『ハウルの動く城』などの北ヨーロッパ風の空間をイメージし、
「オキノ邸」と庭園、「ハウルの城」と荒地、レストラン棟等を整備します。

<主な施設の内容>
:ハウルの城(延約289㎡) [鉄筋コンクリート造一部鉄骨造,2階建]
:ハッター帽子店(延約299㎡) [木造,2階建]
:オキノ邸(延約256㎡) [木造,2階建]
:グーチョキパン店(延約210㎡) [木造,2階建]
:魔女の家(延約137㎡) [鉄筋コンクリート造一部木造,平屋建]
:レストラン棟(延約956㎡) [鉄筋コンクリート造一部鉄骨造,2階建]
:遊具等

ジブリパークのティザーサイトはこちら

©Studio Ghibli

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