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遂にデビュー!鬼滅の刃×ANAタイアップ「鬼滅の刃じぇっと -壱-」遊覧フライト開催!

航空会社のANAグループは2021年12月1日(水)より1年間(予定)に渡り、
テレビアニメ「鬼滅の刃」とのタイアップを行っています。国内線に特別デザイン機が就航する他、
限定の機内サービスならびに機内エンターテイメントなどの展開がなされます。

「想いをつなげ、絆のツバサ」をタイアップコンセプトに掲げ、今タイアップのシンボルとなる
特別デザイン機『「鬼滅の刃」じぇっと -壱‐』が2022年1月31日(月)の就航に先駆け、
1月30日(土)に千葉県成田市の新東京国際空港発着の遊覧フライトが行われました。

【遊覧フライトの様子】

東京都大田区の東京国際空港(羽田空港)では、この日の昼に行われる新東京国際空港での遊覧フライトに向かう為、
前日に羽田空港に隣接するANA格納庫を出た『「鬼滅の刃」じぇっと -壱-』(ボーイング767-300ER型機(JA616A))が
報道向けの撮影が行われた後、午前10時8分には羽田空港第2ターミナルの82番スポットをブロックアウト、
午前10時21分にD滑走路より離陸し、一路、成田空港までのフェリーフライト(回送飛行)を行い、
『「鬼滅の刃」じぇっと -壱-』としての初飛行が行われました。

陽炎揺らめく中、遥か彼方から着陸態勢に入る『「鬼滅の刃」じぇっと −壱−』

そして離陸から僅か17分後、成田空港のA滑走路の遥か先から、九十九里海岸方向より、薄雲をバックに
陽炎揺らめく中、姿を現わす『「鬼滅の刃」じぇっと -壱-』。滑走路脇で待ち構えていた報道陣のカメラの
シャッター音が周囲に響き渡る中、午前10時38分に着陸。ターミナルの屋上展望デッキで
その姿を見ようと訪れた航空ファン等の前をゆっくりと誘導路を進み、午前10時45分に
第1ターミナルの57Aスポットにブロックインし、初めての乗客を乗せてのフライトを待ちます。
この遊覧フライトで「鬼滅の刃じぇっと -壱-」に与えられた便名は「NH2020」となっていました。

そして午後0時過ぎ、この日を待ちわびた航空ファン・鬼滅の刃ファンが機体への搭乗を開始。(写真割愛)
今回の遊覧フライトはANAマイレージクラブ会員に参加が限定される形のツアーとなっていましたが、
それでも募集定員の3倍の応募数があり、鬼滅の刃劇中の鬼殺隊入隊への最終選別の如く、
狭き門を突破した186名の参加者が、法被を着たANA社員が出迎える中、次々とボーディングブリッジを進んで行きます。
竈門炭治郎や我妻善逸の羽織等、今回の遊覧フライトならではのファッションで参加する乗客の姿も見受けられました。

プレミアムクラスの遊覧フライト限定ヘッドレストカバー 画像提供:ANA

普通席の遊覧フライト限定ヘッドレストカバー 画像提供:ANA

参考:定期便就航時に使用される市松模様のヘッドレストカバー

機内においては、翌1月31日からの国内線就航で使用される炭治郎の羽織をイメージした座席ヘッドレストカバーに代わり、
この遊覧フライトに限り、竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助のデフォルメキャラクター4人が描かれた
特別なヘッドレストカバーが使用され、特別なフライト演出として盛り上げに一役かっています。

時刻は午後0時28分。チェックイン者全員の搭乗後にボーディングブリッジが後退し、
トーイングトラクターがエンジン回転を上げて「鬼滅の刃じぇっと -壱-」をパワフルにプッシュバックします。
コックピットからは遊覧フライトを担当する機長がこちらに向かって手を振るサービスも。
そしてプッシュバック完了後、トラクターとの接続を外された「鬼滅の刃じぇっと -壱-」はA滑走路へ向けて進んで行きます。

国内最長4000mの長さを誇るA滑走路の端までほぼ停止すること無く進んだ機体は、展望デッキのみならず、
成田空港周辺の多くの航空ファンの熱視線を浴びながら午後0時43分に離陸し、
遂に乗客を乗せての初飛行「”始まりの飛行”」がスタート。離着陸時の機内では、定期便で流れる
炭治郎等4人の掛け合いによるスペシャル機内アナウンスの他、運航乗務員・客室乗務員が
「鬼滅の刃」を絡めた機内アナウンスを行い、フライト参加者を楽しませる事に腐心がなされていた様子。

なお、今回の遊覧フライトにおける最大の謎である「鬼滅の刃じぇっと -壱-」の飛行ルートは、
航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によりますと、成田空港を離陸後は一路北上し、
秋田県湯沢市付近から北東方向へと進路を変えた後、岩手県下閉伊郡付近にて大きく右旋回しUターン。
同県宮古市付近より一直線に東北の海岸線を南下、千葉県旭市付近にて右旋回し成田空港へ着陸するという行程。
この飛行ルートを線で繋ぐと、日本刀の切先部分を模した形となり、文字通り「刃」を体現しています。
そして午後2時26分に成田空港へと無事着陸した「鬼滅の刃じぇっと -壱-」は、約1時間43分の遊覧フライトを終え、
フライト参加者が降機後、グラウンドレベルでの写真撮影を楽しんでいました。
いよいよ1月31日より定期便として国内線に就航する「鬼滅の刃じぇっと -壱-」。

遊覧フライト参加者に配布された記念品(エコバック、コラボメンコ、フェイスタオル、登場証明書&ストラップ)

そして2021年度内には次なる「鬼滅の刃じぇっと」の登場が予定されている今タイアップ。
明日遂に令和の空へと鬼殺隊士の4人が大きく羽ばたきます。

【「鬼滅の刃じぇっと -壱-」遊覧フライト概要】

「ANA×鬼滅の刃」の特設サイトはこちら

<日時>
2022年1月30日(金)12:28~14:26

<会場>
新東京国際空港発着

<使用機材>
ボーイング767-300ER(JA616A)「鬼滅の刃」じぇっと -壱-

<参加者数>
ANAマイレージクラブ会員の当選者:186人

<料金>
「プレミアムクラス」
窓側・通路側:70,000円(大人・小人同額)

「普通席」
窓側:大人60,000円、小人50,000

窓側(翼の上):大人58,000円、小人48,000

通路側:大人49,800円、小人39,800

【「鬼滅の刃じぇっと-壱‐」概要】

「ANA×鬼滅の刃」の特設サイトはこちら
「鬼滅の刃」公式サイトはこちら

<機材>
ボーイング767-300ER型機(機体番号:JA616A)

<使用デカール>
枚数:上下2分割・前後30分割の片側60枚、両面120枚構成
デカールサイズ:
一枚あたり/(上段)縦約1.8m×横約1m(下段)縦約1.1m×横約1m
全体のサイズ/縦約3m×横約32m

<デカール貼り付け日数>
2022年1月21日(金)~1月28日(金)8日間

<機体に描かれているキャラクター>
機体左側面:竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助
機体右側面:竈門炭治郎

※禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正しい表記

<就航開始日>(予定)
2022年1月31日(月)国内線就航開始

<運航スケジュール>
(2022年1月31日(月)~2月15日(火))
NH241:東京(羽田)7:25~福岡9:30
NH246:福岡10:20~東京(羽田)11:55
NH25:東京(羽田)13:00~大阪(伊丹)14:10
NH30:大阪(伊丹)15:00~東京(羽田)16:10
NH73:東京(羽田)17:00~札幌(新千歳)18:35
NH78:札幌(新千歳)19:30~東京(羽田)21:10
※運航スケジュールは、お断りなしに変更する場合がございます。
※使用機が変更になった場合、「鬼滅の刃」じぇっとにおけるサービス(特別な機内アナウンス、
特製のヘッドレストカバー、CAエプロン)は、代替機では実施いたしませんのでご了承ください。

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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