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舞台「夜明けのうた」開幕!

©日活 ©舞台「夜明けのうた」製作委員会

2022年1月13日、舞台「夜明けのうた」が渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで開幕しました。

(前列左から)中原役:森脇和成、加納慎一役:小沼将太、野上大輔役:日向野祥、丸山利夫役:武子直輝、
小林千加子役:中村麗乃、緑川典子役:麻央侑希、真木耕作役:川﨑麻世、岸洋子:YU-KI、明子役:市川美織、藤木明役:富永勇也

本作は、創業から109年を迎える日本最古の映画会社・日活の歴史の中で、絶大な人気を誇り、数多くの観客を動員し、
黄金期を代表する「日活歌謡映画」を舞台化。石原裕次郎、小林旭、赤木圭一郎、吉永小百合、浅丘ルリ子といった
銀幕の大スターが演じ、スターが歌ってきた日活歌謡映画を、麻央侑希中村麗乃(乃木坂46)、武子直輝市川美織 、
日向野祥富永勇也森脇和成小沼将太らで令和の時代に蘇らせました。
さらに岸洋子役としてYU-KI (TRF)が、そして川崎麻世が物語に深みを与えます。
初日を前に報道陣に向けゲネプロが公開され、さらにメインキャストから一言ずつ意気込みが語られました。

緑川典子役:麻央侑希
「この役は私にとって初挑戦のことがたくさんありまして、とても緊張しておりますが、(コロナ禍で延期となった)1年を経て、
皆さまにこの作品をお届けできることを嬉しく思っております。まだまだ厳しい状況ではございますが、
気を引き締めて、そして心を込めて緑川典子という役をお見せしたいなと思います。」

真木耕作役:川崎麻世
「1年経ってやっとこの日がきたという想いが強いです。この「夜明けのうた」という映画は僕が生まれた頃の作品です。
この時代のことは非常に覚えておりますし、その後俳優生活で「日活歌謡映画」に出演されていた俳優さん達とも何度もご一緒しております。
ちょうど「夜明けのうた」の映画で主人公を演じた浅岡ルリ子さんにも作品の話をしましたら、観にきてくださるそうです。
昭和のスターの迫力に負けないよう、一層気を引き締めて頑張りたいと思います。 」

岸洋子役:YU-KI( TRF )
「音楽業界からやってきました。舞台は久しぶりなのですが、このような状況下の中、こうやってステージに立てること、
お客様にご覧いただける喜びを噛み締めております。岸洋子さんは実在した大先輩であり、憧れの方です。
岸洋子さんにリスペクトを込めてステージに上がりたいと思います
そして、お客様には観終わったあと、キラキラとした希望の光が降ってくるような作品にしたいと思います。 」

小林千加子役:中村麗乃(乃木坂46)
「一年越しの上演ですが、新しいキャストの皆さんとも一緒にこうして公演できることをとても嬉しく思います。
お客様にもこの作品のパワーをしっかり届けられるように、千秋楽まで頑張っていきたいです。」

丸山利夫役:武子直輝
「1965年に誕生した「夜明けのうた」という作品ですが、2022年までさまざまな歴史が続いており、
その度に必ず「夜明け」はあったはずなのですが、昨今の世の中は非常に厳しい状況が続き、
エンターテインメントもかなり苦しい中で頑張っております。その中でもきっと新しい明日への希望や
夜明けは必ずくると信じてますので、今、僕らがこの作品を上演する意味がお客様に届き、
皆様にとって明日が素晴らしい日になるように祈りながら演じたいと思います。」

明子役:市川美織
「明子は舞台版のオリジナルキャラクターなのですが、他の方と時代設定が違い、唯一現代の人の役です。
明るい役ですので、私が登場した時には、パッと明るくなったり、ホッとできるような役として演じていきたいです。
お客様と一緒に舞台上のアルバムをめくって、作品を盛り上げていきたいです。
劇中のセリフに、色んなことがあって今があるというようなものがあるのですが、本当にそうだなと共感しています。
お客様もきっと共感できるところがあると思います。ぜひご覧ください。」

野上大輔役:日向野祥
「この作品は、さまざまな生き様や葛藤や希望が描かれています。きっと観てくださった方が自分の人生と
重ねたりできるのではないかと思っております。観終わった時に、少しほっこりするような、そして温かい気持ちになってもらえれば嬉しいです。 」

藤木明役:富永勇也
「ようやく初日を迎えられることを本当に嬉しく思います。この作品のテーマがすごく共感できると思います。
劇場の扉の向こう側に、ぜひ感じた何かを持ち帰っていただければ嬉しいです。 」

中原(演出家)役:森脇和成
「話そうと思っていたことが、全て他のキャストの皆さんが代弁してくださいました(笑)
キャストの皆さんと同じ気持ちです!!とにかく皆さんの足を引っ張らないように頑張ります!」

加納慎一役:小沼将太
「1945年に日本は終戦を迎え、映画「夜明けのうた」は1965年公開。歴史はおおよそ20年で大きく変わるのではないかと思っております。
その20年、日本は「生きる」というパワーに溢れ、そのパワーが作品にも込められているように思います。
そのパワーを観にきてくださるお客様にも伝えていきたいです!」

【あらすじ】

©日活 ©舞台「夜明けのうた」製作委員会

1965年(昭和40年)東京オリンピックを成功させ、高度経済成長期真っ只中の日本。
人気女優の典子(麻央侑希)は、ミュージカルの主演やTV出演と華やかで多忙な日々を送る一方、
妻子ある作曲家の愛人・野上(日向野祥)との密会に空しさとを覚えるようになっていた。

©日活 ©舞台「夜明けのうた」製作委員会

©日活 ©舞台「夜明けのうた」製作委員会

そんな典子に新作舞台「夜明けのうた」の台本が届く。それは典子自身の私生活を
赤裸々に綴った物語だった。典子は激怒し出演を断る。気晴らしにドライブに出かけた典子は、
パーキングエリアでヒッチハイクをしている少年・利夫(武子直輝)と少女・千加子(中村麗乃)に出会う。

【映画「夜明けのうた」とは】

●映画「夜明けのうた」
大ヒット歌謡曲「夜明けのうた」を元に1965年に制作された歌謡映画。
芸能界につかれた人気女優が、純真で強い心を持つ若者に出会い、自分を見つめ直す。
■製作:日活
■出演:浅丘ルリ子、浜田光夫、松原智恵子、岡田真澄、小松方正、岸洋子
■脚本:山田信夫、監督 : 蔵原惟繕、音楽:いずみたく
●「夜明けのうた」とは
いずみたく作曲、岩谷時子作詞というゴールデンコンビが生み出し、岸洋子が歌唱して大ヒットした。
石原裕次郎、小林旭、和田アキ子、本田美奈子ら多くの歌手にカバーされ、近年では東京事変によって歌唱されている。
<受賞>
・岸洋子(第6回日本レコード大賞歌唱賞)
・岩谷時子(第6回日本レコード大賞作詩賞)
「第15回NHK紅白歌合戦(1964年)」「第20回NHK紅白歌合戦(1969年)」出場

【舞台「夜明けのうた」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2022年1月13日(木)~1月16日(日)

<会場>
渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール

<公演時間>
約1時間50分(途中休憩無し)

<料金>
一般:10,000円
パンフレット付チケット:12,000円
(税込・全席指定)
※未就学児童入場不可

<出演者>
緑川典子:麻央侑希
小林千加子:中村麗乃(乃木坂46)
丸山利夫:武子直輝
明子:市川美織
野上大輔:日向野祥
藤木明:富永勇也
中原(演出家):森脇和成
加納慎一:小沼将太

岸洋子:YU-KI(TRF)

真木耕作:川﨑麻世

合田賢治
沖本宙恭
森川大輝
藤井雅文
森田陽大
白井美貴

<STAFF>
原作:映画「夜明けのうた」©日活株式会社
脚本:鈴木哲也
演出:大関真(スーパーエキセントリックシアター)
主題歌:「夜明けのうた」(作曲:いずみたく、作詞:岩谷時子)
企画・制作:舞台「夜明けのうた」製作委員会(SET/ABC フロンティア)
制作協力:ボルテージ

©日活
©舞台「夜明けのうた」製作委員会

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