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名古屋発のアクションエンターテインメント!30-DELUX NAGOYA アクションクラブ MIX 「ナナシ 2021」東京公演開幕!

2002年に清水順二を中心に旗揚げし、2021年に結成19周年となる演劇ユニット「30-DELUX」。
『笑って、泣けて、考えさせられて、カッコいい』というテーマのもと、現在までに
30本以上の作品を発表している彼らが今回、愛知県のエンタメ演劇業界をリードし、盛り上げるために、
名古屋に拠点を構え「東海地方出身の俳優及びスタッフを中心」に地元密着型で進行し稽古をしていく
「名古屋製作」という手法に拘りました。地元テレビ局の協力のもと、演劇を観ていない方にも
親しんでいただけるよう、お客様に近い立場からエンターテインメントを届けるべく
「30-DELUX NAGOYA アクションクラブMIX『ナナシ 2021』」が12月9日(木)より名古屋の中川文化小劇場にて開幕。
続く12月17日からの大阪公演も無事に閉幕し、いよいよと3都市ツアーの最後となる、
東京公演が東京都渋谷区の新国立劇場 小劇場にて開幕しました。

2021年12月25日(土)、初回の公演に先立ち、マスコミ向けフォトコール及び囲み取材が行われました。

【あらすじ】

時は、戦国時代。隠れ里に潜む徳川家康の前に、一人の男が歩み出る。
その者の名は、ナナシ。

ナナシは、徳川家康に語り始める。
自らが倒した暗殺者集団「四神無双」の物語を。

時はさかのぼり、天下分け目の関ケ原。
徳川家康は、今まさに天下をその手に収めんとしていた。
だが、そこに現れた四神無双―――謎の男・玄武の秘術によって
人を越える力を与えられた青龍・朱雀・白虎が、家康への怨みを胸に鬼神の如く襲い掛かる。
九死に一生を得た家康は、当代一の忍者、服部半蔵に四神無双討伐の命を与えた。

しかし半蔵をもってしても、圧倒的な強さに絶体絶命に陥る。
その窮地を救ったのは、かつて死んだはずの男だった……。

それぞれの「正義」が交錯する、激動の物語。

2009年6月、今公演と同じく、30-DELUXによって東京・名古屋・大阪の3都市にて公演された「ナナシ」。
戦国時代を舞台に繰り広げられる、全編に渡って覆うハードな世界観と
各登場キャラクターが背負った悲しい背景やその描写は今日に至るまでファンの心を掴み続けている大作。
その名作が実に約12年半の時を経て、東海地方随一の大都市、名古屋の地から愛知を拠点とする
キャスト、スタッフ等によって「ナナシ2021」として再演の日をみました。
フォトコールでは、約2時間の劇中より、選りすぐりのシーンばかりが集められた約45分間のショート版が披露されました。

後述の囲み取材で語られる通り、約2時間の劇中において約1,500手という半端なアクション舞台作品など
尻尾を巻いて逃げ出しそうな程の猛烈な連続する殺陣も、いぶし銀の腕と経験を持つキャスト陣は
何ら事も無げにこなし、殺陣未経験の朱雀役の高柳明音さんや、鷹丸役の古畑奈和さんも、
先輩キャスト陣の丁寧な指導と、名古屋・大阪公演での経験が活きているのか、
とても殺陣経験が浅い様には見ない、流れる様な太刀裁きをみせます。

そして劇中の要所にて、青龍役の清水順二さんや、高柳さんと古畑さんの歌唱による楽曲がBGMとして流れ、
各キャラクターの思いを綴った内容の歌詞にハッとさせられる事でしょう。

【囲み取材の様子】

フォトコール終了後、舞台上にてナナシ役の川原正嗣さん、徳川家康役の田尻茂一さん、服部半蔵役の名古屋山三郎さん、
朱雀役の高柳明音さん、白虎役の村瀬文宣さん、赤雷役の松岡拳紀介さん・モモチ役の三隅一輝さん、オロチ役の田中精さん、
鷹丸役の古畑奈和さん、青龍役の清水順二さんの10名が登壇しての囲み取材が行われました。

Q:今作の見所、推しポイントは?

川原さん「観て頂くと分かると思うんですけども、ここに居る皆が必ず主役の瞬間があって、
各々に感情移入をして、各キャラクター皆のドラマがちゃんと描かれている脚本なので、
皆、それを一所懸命に演じさせてもらって。殺陣も初めての人も凄い急成長で、
日に日に成長をしていっているので、東京公演を観る方はラッキーだと思います。
いわゆる、普通のチャンバラアクションというただ、「カッコいい~」というエンターテイメントに
なりがちな所に凄く感情が乗っかっているのが分かりやすい作りになっていると思うので、
殺陣の技術云々だけではない部分、ベテランと呼ばれるメンバーも本当の殺陣の意味を
もう一度考えさせられる作品であり、それを再確認出来た所が見所です。」

松岡さん「観ていると本当に自分が戦国時代にタイムスリップしたんじゃないか?
という風な感覚に陥りますので、それは中々無い経験になるのではないかというのが見所の一つです。」

三隅さん「僕、BMK以外の外部の舞台への出演が初めてで、初めてましての方とお芝居をしたり、
殺陣をするという機会も勿論初めてなんですけど、普段は緊張しいで、どんなライブや振付でも
緊張をする僕なんですが、この「ナナシ」は座組の皆さんが凄く優しくて温かくて。
ただ、凄くちゃんと指導をして下さるので、この温かい座組に恵まれて凄く楽しく伸び伸びと
モモチ役をやらせて頂いてる所が見所かなと思っております。」

名古屋さん「この「ナナシ2021」は、アクションエンターテイメントとして素晴らしい作品となっておりますが、
何よりも、本作が名古屋発のエンターテイメントであるという事。名古屋から発信をしているというのを
声を大にして言いたいと思います。名古屋のアクションエンターテイメントここにあり!という気持ちでやっております。」

田尻さん「見所はみどころばっかりで絞りようがないんですけども、個人的には徳川家康のアクションを
是非、観て頂きたい。物凄く逃げ足が速いので瞬間的にいなくなりますからね。その辺りを見て頂けると喜んで頂けるかと。」

高柳さん「私も名古屋出身なので、名古屋から始まった舞台が無事に東京まで来れて。本当に年末ギリギリまで闘うんだ、
年末まで油断できないという気持ちで。私の役は中華をイメージした舞う様な殺陣が凄く魅力だと思うので、
大寒波が来てホワイトクリスマスになるんじゃないかと言われていますが、ここだけは熱く血の雨が降る
”レッドクリスマス”に出来たら良いなと思います。」

古畑さん「今回この舞台を経験して、公演一回一回のお芝居が皆違って、台本と見比べると
全然違うアドリブで言っているキャストさんが居て、真面目に遊んでいる方達が多くて、
自分も舞台に立っているだけで凄く楽しいので、一回一回が違う所が皆さんに伝わって
楽しい気持ちになって貰えたら嬉しいし、その様に頑張りたいと思います。」

村瀬さん「見所としては、1,500手という本当に沢山の殺陣があって、スピード感やアクションクラブの
ベテランの方やBMKのフレッシュな方とか、色んな世代の人達が一つになって良い作品に向かって
稽古やこれまでの本番やってきたという感覚が凄くありまして、後は東京公演を全力で最後まで
走るだけだと思っています。」

清水さん「今作を見て頂いて光栄です。見所は東海地方に所縁のあるキャストを集めて、
全員の一人一人のストーリーを観て頂きたいというのがあるんですけども、やっぱり劇団の代表としては、
東京で20年やってきたスタッフさんと一緒に作って来た物のシステムを今回、名古屋のスタッフさんと
東京のやり方と名古屋のやり方を散々議論して。僕等は2015年にロンドン公演をした事があるんですけど、
それこそ、海外公演をやっている様な感覚で名古屋の現場で制作をしてきたんですけど、
やっぱり、作り方とか考え方が全然違うので、衣裳・音響・照明・ヘアメイクとか色んなものに
名古屋と東京のやり方がミックスされている、東京の演劇の形態とは違ったものが提案出来ていると思っています。」

田中さん「座組の仲の良さというか、チームワークがお客様に伝わって、お客様と一緒にこの舞台を
ドンドンとさらに積みあがっていくというのをお客様に体感して頂きたいのが魅力だと思います。」

Q:東京と名古屋の違いという話も出たが、座組のメンバーとして感じた違いは?

川原さん「名古屋で稽古をしていたんですよ。在中の出演者も居て。コロナの関係で我々は
稽古とホテル暮らしだったんですが、地元が愛知県犬山市出身なので、こういうご時世で
愛知の中でも中々里帰りが出来ないので、なので名古屋に久々に帰ってこれた感じは、
その土地で育って、その土地を知っているので安心感があったというか。」

田尻さん「名古屋飯おいしかった。」

田中さん「名古屋でずっとやってこられた方達なので、地元名古屋への愛着が凄く強いという印象が
僕は受けました。ここでしか出会えないじゃないですか。中々東京にお呼びするのも難しいという所に
僕等が行けたというのは、今回ならではのご縁がこの舞台に詰まっているんだなという感じがしました。」

川原さん「元々、皆愛知県出身でどうせなら名古屋でやりたい。「名古屋飛ばし」という言葉があるんですけど、
名古屋出身者以外からしたら、どうせ1時間位で東京・大阪から来れるし。というのを耳にすると
「何?!」と思いながら、何時も悔しい思いをしているメンバーが今回、名古屋から出来たというのが。
昔は「芸処名古屋」と言われていた位、演劇が盛んだったんですけど、名古屋ってこんだけ出来る連中が育っていて、
名古屋からもっと盛り上がっていく為の起爆剤になりたかったというのもあったので、
その意気込みは名古屋で一旗揚げたいというのが稽古にも出ていました。」

清水さん「今回、スタッフさんは名古屋のレジェンドと言われる様な方にお声掛けをさせて頂きまして、
名古屋で一番活躍されている音響・照明・舞台スタッフの皆さんが集まって下さったんですが、
この新国立劇場でやるのが初めての方が多いので、新国立劇場という得体の知れない凄い劇場でやる事が
凄い緊張感を持って、「名古屋はダメだね」と言われない様に頑張らなきゃと、
凄く気合を入れてやって下さっています。」

Q:名古屋から始まった本作の反響は?

清水さん「僕の想像以上にありまして。初日が開けたら名古屋の各テレビ局の方が二日目から山ほどやってきて。」

川原さん「ぶっちゃけ話ですけど、名古屋公演では空席があったんです。というのは、恐らく演劇に
足を運ぶという習慣があまりない印象があって、盛り上がり方としては、空席があっても「ガッ!!」とくるんですよ。
来てくれたお客さんは皆喜んで、公演期間の後半になっていくにつれて観て下さったお客さん達が
友達を連れて来てくれているというのが凄く分かるんですね。その観劇習慣を名古屋に植え付けたいというか、
名古屋出身だと分かるんですけど、お芝居を見に行くのは「誰が出てるの?」という、有名な人が出ているのを見に行って
友達に自慢したりという感覚が愛知出身者にはあって。芝居は「これが面白いから観に行こう」という習慣が
まだあまり根付いてないので、根付かせたいというか、観に来たら絶対に面白いんだよという自信はあります。」

清水さん「高柳さん、古畑さん、BMKの二人や名古屋座さんのファンの方が観に来て頂いて、
こんな面白いモノ見た事無いと言って頂いて、演劇って凄いですね!という反応があって。」

名古屋座さん「ウチの名古屋座のお客さんはお芝居を観るという事に対して、普段から接しているお客さんというか、
観劇の趣味があるお客さんが集まってくれているので、今作のような大規模舞台は
東京や大阪に観に行くものという感覚があるんですね。それを名古屋でやってくれているというのは
とても嬉しく、我々名古屋座が名古屋で小屋を持ってずっとやっているのと同様に、名古屋でも
発信をしていく団体がどんどんと増えたら良いなというのは、きっとお客さんの望みでもあると思います。」

Q:女性陣の殺陣が美しかったが、これまでの経験を活かそうと思ったのか?

高柳さん「私は今年の春にグループを卒業して、私が卒業しても何時か何処かで
一緒に舞台に立てたら良いねと言っていたら、今年中に叶って、古畑さんと共演だねってすごく喜んで。
…と思ったらステージ上で全く会わないんですよ。共演シーンが殆ど無くて。
ただ、最後の”あのシーン”が名古屋でいう「ミソ」なのかもしれません。
お互いの出演シーンを見て結構良かったねと言い合う部分はありました。」

Q:古畑さんの歌唱曲をバックに殺陣をするシーンがあるが、舞台上の自身の感想は?

高柳さん「今作のグッズにサウンドトラックがあるんですけど、そのシーンにあった楽曲が流れるんですよ。
なので、奈和が歌っている曲は、私と白虎の二人の関係をうたっていたりするので、
一回見ただけでは、殺陣でいっぱいで歌詞まで入ってこないと思うので、是非サントラを買って
歌詞もチェックした上で観ると泣けます。私も赤雷への思いを歌う「星」という曲を歌っているので、
泣けるので歌詞もチェックして欲しいと思います。今作の為に演出の刈馬カオスさんが
作って下さったオリジナル曲もあるので、楽しんで貰えたらと思います。」

最後にメッセージを。

清水さん「東海地方に所縁の有るキャスト、スタッフさん達、今まで交わらなかった地域や人達が交じり合って、
それが名古屋発で大阪や東京に持って来ている。これがいずれ日本全国に、そして世界に発信をしていける様な
そういうエンターテイメント集団という物を元々作っていきたいと思っていたので、兎に角、
年の瀬で皆さんお忙しいと思いますが、兎に角劇場に来ていただいて、名古屋発のエンターテイメントは
「なるほど、こういう物なんだな」と、是非、ご覧を頂いて楽しんで頂ければと思っております。」

川原さん「これ一回で終わらせたくないよな。」

【30-DELUX NAGOYA アクションクラブ MIX『ナナシ 2021』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
名古屋公演:2021年12月9日(日)~12月12日(水)
大阪公演:2021年12月17日(月)~12月19日(水)
東京公演:2021年12月25日(火)~12月28日(金)

<会場>
名古屋:中川文化小劇場
大阪:近鉄アート館
東京:新国立劇場小劇場

<公演時間>
約2時間(途中休憩無し)

<料金>
前売:7,800円/当日:7,900円
(全席指定・税込)
※未就学児童の観劇不可
※車椅子でご来場されるお客さまは、チケット購入後にお名前・ご観劇回・座席番号を
ご観劇日の前々日までにstage.contact55@gmail.com までお知らせください。

<出演者>
ナナシ:川原正嗣(アクションクラブ)

朱雀:高柳明音

服部半蔵:名古屋山三郎(ナゴヤ座)
白虎:村瀬文宣

鷹丸:古畑奈和(SKE48)

赤雷:松岡拳紀介(BMK)
モモチ:三隅一輝(BMK)

丹玄:武田浩二(アクションクラブ)
オロチ:田中精
酒井家次:泉紫太朗

髙木俊輔
林宏樹
津山直紀
伊藤天馬(RE-act)
木下竜真
眞野颯

青龍:清水順二

徳川家康:田尻茂一(アクションクラブ)

<STAFF>
作:毛利亘宏
演出/脚色:刈馬カオス
音楽:YUKIYOSHI
舞台監督:金子康雄
美術:松本浩
照明:青山航大
音響:椎名カンス
衣裳:小泉美都
ヘアメイク:黒田はるな
演出助手:斎藤美七海
殺陣指導:泉紫太朗
殺陣監修:アクションクラブ
武器制作:手嶋政夫
宣伝写真:小島マサヒロ
宣伝美術:ブラフマン
撮影小道具:田沼ジョージ
WEBデザイン:BG-BASE
制作進行:佐和ぐりこ
制作協力(大阪公演):秋津ねを
パンフレット進行・グッズ制作:森紀代香
票券:style office
プロモーション:キョードーメディアス
アシスタントプロデューサー:竹中順平、津山直紀
スーパーバイザー:角田典子
製作総指揮:清水順二
協力:エイベックス・マネジメント/オレンヂスタ/刈馬演劇設計社/Garage Inc./劇団☆龍(Dragon)童子/
少年社中/ステージクラフト三舞/ゼスト/ねをぱぁく/蜂號/フォーチュンエンターテイメント/RE-act
名古屋公演後援:中京テレビ事業
名古屋公演共催:公益財団法人名古屋市文化振興事業財団[中川文化小劇場]
主催・企画・製作:ジェイズプロデュース/30-DELUX

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