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DDTプロレスリング×終末のワルキューレ『終末のワルキューレコラボマッチ~神vs人類~8人タッグマッチ』開催!

「終末のワルキューレ」~The STAGE of Ragnarok~ ブリュンヒルデティザービジュアル
©「終末のワルキューレ」~The STAGE of Ragnarok~製作委員会

2018年より「月刊コミックゼノン」(コアミックス)にて連載がスタートし、単行本の累計発行部数が
900万部を突破した人気漫画『終末のワルキューレ』。今年6月にはアニメ化を果たし全世界配信を開始すると、
国内外から大きな反響があり、早くも第二期の制作が決定。さらには、10月からTV放送が開始となり、
11月には遂に舞台化を果たします。そんな今話題の作品と、❝戦い❞という共通点を持つプロレスとのコラボが実現。
舞台版よりも一足先に、 ❝神VS人類❞の戦いを現実世界で繰り広げます。
2021年9月26日(土)、東京都文京区の後楽園ホールにて特別コラボマッチ
『終末のワルキューレコラボマッチ~神vs人類~8人タッグマッチ』が行われました。

【試合の様子】

2021年11月27日(土)より開幕する『「終末のワルキューレ」~The STAGE of Ragnarok~』。
約2ヵ月後に幕開けとなる舞台と大手プロレス団体のDDTプロレスリング(以下、DDT)が
特別コラボレーション。DDTが主催する『Who’s Gonna TOP? 2021』大会内で開催される
今コラボマッチをこの目で見ようと、プロレス好きをはじめとした多数のファンが来場し、
場内は700人を超える人手で満員札止。

大会開始に先駆け、リング上では2本のアンダーマッチが行われ、客席は十分に熱が入った状態に。
午前11時30分になると『Who’s Gonna TOP? 2021』がスタート。
第1試合となるオープニングマッチは飯野“セクシー”雄貴&今成“ファンタスティック”夢人
with 男色“ダンディ”ディーノと岡田佑介&岡谷英樹による5人マッチ。
その極めて形容し難いフェロモンを振り撒きまくるレスリングスタイルおよびリングコスチュームにより
日曜日のお昼に行われるプロレスの試合としては”かなりダイレクト”な表現がリング上でなされ、
株式会社CyberFight社長で自身もDDT所属のレスラーである高木三四郎氏から
「10万人目前なのに(DDTの)YoutubeアカウントがBANされたらどうすんだ!」と激怒され、
後楽園ホールを見事に笑いと驚きで揺らしています。

©DDTプロレスリング

オープニングマッチが喝采の内に終わると場内が暗転し、場内スクリーンには
全人類の運命をかけて戦う人類軍4名と人類に終末の審判を下す神軍4名の各選手が次々に紹介されます。

試合開始を前に今スペシャルマッチの特別ゲスト解説として、先日9月15日に
日本プロレス殿堂会の殿堂入りを果たした日本プロレス界のレジェンド、
長州力さんが解説席に登壇し、映像配信にてレジェンドならではの解説を披露。

そしていよいよ青コーナーより登場したのは、人類軍の4名。
勝俣瞬馬&上野勇希&MAO&中村圭吾のDDTが誇るスター選手達が次々とリングに上がる中、
最後に登場したのは舞台版にて主人公のブリュンヒルデを演じる、元モーニング娘。のメンバーで
女優の飯窪春菜さんが人類側のセコンドとして登場。人類軍を率いる戦乙女(ワルキューレ)としてこの一戦に臨みます。

続いて赤コーナーより登場したのは、「終末のワルキューレ」劇中にて進化の兆しの無い人類に
終末を与えるべく神vs人類の最終闘争(ラグナロク)に参加する神々より、
舞台にも出演が決定している関本“ゼウス”大介選手と、樋口“ベルゼブブ”和貞&
納谷“スサノヲノミコト ”幸男&“アポロン”彰人の4人の神軍陣営が堂々と登場。
劇中の戦う神々の姿を模した衣装と神々が宿ったかのような堂々とした佇まいに圧される後楽園ホール。

人類軍の中村選手がマイクを握りしめ、「人類と神々の闘い、開戦だ!人類、行くぞ!」の雄たけびと共に
時刻は午前11時58分過ぎ、ホール内に試合開始のゴングが鳴り響き、コラボマッチが開始。
人類軍の4名が一斉に神々達に飛びかかっていきますが、壁の様な体躯を誇る神軍4名は
リング上でヨロリともせず、次々に技や撃を繰り出す人類軍をものともしていません。
ゼウス、ベルゼブブ、スサノヲミコト、アポロンは神々の異次元の力をこれでもかと
人類軍と客席に見せつけます。勿論、少しながらに善戦をみせる人類軍の面々ですが、
リング上から聞こえてくるのは、神々の圧倒的パワーでマットに叩きつけられる
人類軍の体が跳ねる打音と神軍に対して空回りの様相が隠せない人類軍の叫び。

©「終末のワルキューレ」~The STAGE of Ragnarok~製作委員会
Ⓒアジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス, 終末のワルキューレ製作委員会

場内にテンションアップの為に手拍子を求めるなど、ファイトの気概は感じられるものの、
段々と劣勢の色が濃くなる中、試合開始から5分が経過した所でゼウスに上野選手が、
ベルゼブブに勝俣選手が、スサノヲミコトにMAO選手ががっちりと捉えられ、
絶体絶命に陥る人類軍。そしてアポロン「おい人類よ、これで終わりだな。
最後に何か言い残した事はあるか」と問い、上野選手の左頬にマイクを押し当てると、
上野選手が「人類は負けない。ブリュンヒルデ様~!」と悲痛な声を上げると、
マイクを握った飯窪さん扮するブリュンヒルデが、アニメで同役を担当する
声優の沢城みゆきさんも真っ青な迫力のトーンで「であれば、この男を選びましょう。
人類の中で神に最も憎悪を抱くこの男を!」と新たな人類を召喚します。
その言葉で青コーナーより現れたのは試合の序盤でリングから姿が消えた、
中村選手扮する“アダム”圭吾。サプライズで登場したアダムはそのレスラーらしからぬ体躯から
神軍4名が繰り出す技を一瞬で模倣する「神嘘視(かみうつし)」を駆使し、「神殺し」の名にふさわしいファイトを
今までの人類軍の苦戦が嘘のように破竹の勢いで繰り広げます。そしてアダムはゼウスとのタイマン勝負に。
原作においても13番勝負の第2回戦で一戦を交えるゼウスとアダム。壮絶なエルボーや
チョップ合戦となり、ホール内に響き渡る、双方の肌を激しく叩く打撃音の連続や
ゼウスがアダムから奪った林檎を片手で握りつぶすパフォーマンスに会場全体から大きな拍手が送られます。
しかし、激しい試合内容にアダムの金髪のウイッグが耐え切れず、頭部より脱落。
勝俣選手、MAO選手、上野選手の人類軍が総出でアダムの援護射撃をしますが、弱ったアダムをゼウスが抱えると
大きく弧を描くジャーマン・スープレックス・ホールドを咆哮と共に炸裂させ、
試合開始7分56秒、3カウントにより神軍が勝利を納めました。

コラボマッチ終了後、リング上に両軍とブリュンヒルデ役の飯窪さん、そして長州さんが登壇し、
各人よりコメントがなされます。

飯窪さん「今日は初めてプロレスを生で見ることができたんですけども、大迫力で、
ちょっとブリュンヒルデとしては人類側が勝ってほしかったんですけど、この続きは
舞台やアニメで是非楽しんでいただけたらと思います。あの、『終末のワルキューレ』
という作品を皆さんご存知ですかね?月刊コミックゼノンで連載中の漫画なんですけど、
10月にはアニメのテレビ放送が決まっていまして、11月には舞台化も決定している
大人気作品になっています。今、このリング上で繰り広げられたような神対人類の
熱いタイマンが繰り広げられている漫画ですので、ぜひぜひチェックしていただけたら嬉しいです。」

長州さん「僕もこの時代に、皆とこういうプロレスをしたかったです。
特にこのこいつ(関本ゼウスを指さして)の反対側に立って。今日はほんとにみんな楽しく、
僕もこうやって久しぶりにリングに上って、なんかちょっと少し動揺してますけど…。
えー、何か言わなきゃいけないんですけど。(ロープ下のカンペを見ながら)
もし本当に神様が人類を滅ぼすって言うなら、僕が戦ってやります!僕が言いたいのは、
この作品の舞台は、見たら”飛ぶぞ!”どうも皆さんありがとうございました。」

関本選手「自分も舞台に出演させて頂きます。宜しくお願いします。
「いいか人類?お前等必ず観に来いよ!」」

関本選手の迫力の締めで大きな拍手に送られながら一同はリングを後にしました。

【囲み取材の様子】

第2試合終了後、場所を移し、飯窪さん、長州さん、関本選手が登壇しての囲み取材が行われました。

Q:初めてプロレスのセコンドをやった感想は?

飯窪さん「プロレス自体を生で見るのが初めてだったので、こんなに迫力を体感出来て
すごく感動しましたね。とても面白くって、笑っていいのかどうか分からなくて。
ブリュンヒルデとして「どうしよう。面白いけど笑うの我慢だ」ってちょっと絶妙な表情で見ていました。」

Q:元々プロレスにはどんなイメージを持っていたのか?

飯窪さん「父がプロレスがすごく好きで、今回このプロレスのセコンドとして立つ
というのを知ってから、毎日のようにLINEが止まらなくて。
「この選手はこうこう凄いんだ」みたいな連絡が来ていたのですごく羨ましがっていて、
父のイメージとしては、プロレスがテレビでやるときだけ勝ち気というか強気になる父だったので、
なんか男の人を強くさせるというか、そういうイメージを持っていました」

Q:今回の試合では人類が負けてしまったが?

飯窪さん「悔しかったです!アダムまで出てきてくれたんですけど負けてしまったので、
この悔しさは漫画とかアニメとか舞台の方で続きを是非是非、同じく人類側の
悔しい人達と共に分かち合いたいなと思います。」

Q:今回、神側として人類を打ち負かした感想は?またどの様な気持ちで臨んだのか?

関本選手「まあ、人類が神に勝てる訳はありません!神は強いですから。
何でしょうね、神らしく堂々とやりました。」

Q:今回、解説を務められて久しぶりのリングの感想は?

長州さん「やっぱり、リングの上に久し振りに立つと良かったですね。」

Q:リング上では関本さんと戦ってみたいと話されていたが、自身の現役時と全然違う感じだったのか?

長州さん「なんか、ああいうプロレスは今でもお客様も喜んでいたし、こういう時代に
このプロレスをやってみたかった、体験したかったんですね。
(全然違うというのは)いやいや、そんな事は無いですよ。色んなスタイルが有るし。
あの~何だっけ?カツラが取れたの。(飯窪さんが「アダムです」)
俺、一瞬あれ小峠君(バイきんぐの小峠英二さん)かなと。あれっ?!と思って。」

関本選手「(ああいうカツラは結構つける事があるのか?という問いに)ハハッ、僕は無いです。」
長州さん「(大先輩の視線で)何笑ってんだお前。」
関本選手「ハイッ!すいません!」

Q:自身がプロレスをやってみたいと思ったか?また、技をやるとしたらどんな技を出してみたいか?

飯窪さん「考えたこともないですね~。私ホントに身体がひょろひょろなので、
まずは筋トレから始めなきゃいけないなっていうのはあるんですけど、
ただ、今日見ていて、お客さんも一緒になって凄く一体感のあるリングだったので、
それはすごく楽しそうだなって思って。あの空間を見たらちょっと立ってみたいなっていう風に思いましたね。
私、『キン肉マン』を読んでいたので、キン肉バスターとかしか浮かばないんですよ。
『火事場のクソ力』っていうのは言ってみたいですね。…これ、終末のワルキューレの取材なのに
キン肉マンのこと言っちゃったけど(笑)」

Q:役を頂いた時の心境は?

飯窪さん「終末のワルキューレという作品は元々漫画とアニメとを見ていて
知っていたので、まさか自分にブリュンヒルデの役が来るなんてと思っていたんですけど、
アニメの方の声優が沢城みゆきさんで、「セクシー」っていうイメージなんですよ。
なので、そんなプレッシャーも感じつつ、自分も舞台上で堂々とブリュンヒルデとして
立てたらなっていうのを今すごく思ってます。」

関本選手「自分は全く知らなかったんですけど、甥っ子に伝えたら甥っ子がメチャクチャ興奮して、
甥っ子に『漫画をまず読みなさい』って言われて、舞台の監督さんに漫画を5巻までいただいて、
それを今一生懸命読んでます。今2巡目です。(笑)」

Q:もう舞台の稽古は始まっているのか?関本選手は舞台に向けた準備等は?

飯窪さん「いや、まだまだですね。まだ共演者の皆さんと顔合わせもしていないので、
関本さんにも今日初めてお会いしました」

関本選手「この前1回、衣装合わせでメイクとかやっていただいたんですけど、
すごく時間のかかる非常に精細なメイクをされたので、すごいこれは楽しみだなと自分は思いました」

Q:飯窪さんと関本選手に舞台公演へ向けての応援メッセージを。

長州さん「(飯窪さんを指さして)応援メッセージというか、この子凄いね。今日、(関本は)随分と助けられてる。
リングで無言のまんまでもこの子凄いよ。本当にそう思った。今日のリングの中でこんなに小さな体なんだけど、
存在感あって、解説やっている人達も冷やかしじゃなくて、(まるで)可愛い人形を見るみたいに。
本当に凄いなと思った。僕も何か、リングの上に人形っぽく上がってどうなるのかなと思ったら、
存在感があるね。だから選ばれたんだろうね。そういう所ですよね。」

Q:最後に舞台へ向けたメッセージを。

飯窪さん「舞台『「終末のワルキューレ」~The STAGE of Ragnarok~』が11月より
東京にて舞台公演されます。アニメ化もされて、コミックも700万部突破という
大人気作品となっております。神vs人類のタイマンを是非是非、
劇場で生で見ていただけたらと思います。よろしくお願いします。」

後楽園ホールで繰り広げられた人類vs神の死闘。この続きと全貌は約2か月後の11月、
東京都渋谷区のこくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて是非、自身の目で確かめてみては?

【『終末のワルキューレコラボマッチ~神vs人類~8人タッグマッチ』開催概要】

DDTプロレスリングの公式サイトはこちら

<日時>
2021年9月26日(日)11:30大会開始

<開場>
後楽園ホール

<大会名>
『Who’s Gonna TOP? 2021』

<コラボマッチ名>
「終末のワルキューレコラボマッチ~神vs人類~」

<観客数>
713人(札止め)

<対戦選手>
『神』関本“ゼウス”大介&樋口“ベルゼブブ”和貞&納谷“スサノヲノミコト ”幸男&“アポロン”彰人
『人類』勝俣瞬馬&上野勇希&MAO&中村圭吾 with ブリュンヒルデ

<勝敗>
勝者:関本“ゼウス”大介/7分56秒/ジャーマン・スープレックス・ホールド(関本→中村)

<特別解説ゲスト>
長州力

【「終末のワルキューレ」~The STAGE of Ragnarok~ 公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2021年11月27日(土)~12月5日(日)

<会場>
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ

<公演時間>
未定

<料金>
人類側指定席:9,500円/人類側非売品応援グッズ付指定席:11,500円
神側指定席:9,500円/神側非売品応援グッズ付指定席:11,500円
(全席指定・税込)
※人類側と神側の非売品応援グッズはそれぞれ異なります。
※非売品応援グッズは先行のみの販売となります。
※非売品応援グッズは公演当日、会場にてお引き換え下さい。 公演期間以降のお引渡しはできませんのでご了承ください。

『チケット発売』
オフィシャルHP抽選先行
受付期間:9/25(土)18:00~9/29(水)23:59

<出演者>
ブリュンヒルデ:飯窪春菜

ゲル:田上真里奈

呂布奉先:郷本直也
アダム:大平峻也
佐々木小次郎:中河内雅貴
トール:山口智也
ゼウス:加藤啓、関本大介(大日本プロレス)、鯨井謙太郒
ポセイドン:相馬圭祐

<STAFF>
原作「終末のワルキューレ」 ≪作画≫アジチカ ≪原作≫梅村真也 ≪構成≫フクイタクミ(「月刊コミックゼノン」連載/コアミックス)
脚本Spacenoid Writers’ Room (月森葵/野ノ栖千晶/会沢青/伊藤栄之進)
演出加古臨王
ドラマターグ伊藤栄之
主催「終末のワルキューレ」~The STAGE of Ragnarok~製作委員会(Office ENDLESS/エイベックス・エンタテインメント)

©DDTプロレスリング
©「終末のワルキューレ」~The STAGE of Ragnarok~製作委員会
Ⓒアジチカ・梅村真也・フクイタクミ/コアミックス終末のワルキューレ製作委員会

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