世界のエンターテイメントの“今”をお届け!

「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~」いよいよ開幕!

ⓒ 1988 Studio Ghibli

愛知県美術館、中日新聞社は2021年7月17日(土)~9月23日(木・祝)に、愛知県名古屋市の
愛知県美術館にて展覧会「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~」を開催します。
2021年7月16日(金)翌日からの会期本番に先駆けて、プレス内覧と開会式が行われました。

【内覧会の様子】

会場となった愛知県美術館が入る愛知芸術文化センター

スタジオジブリの30年間の歩みを巡る展覧会として、2015年9月に愛知県長久手市の
愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)で幕を開け、5年間で全国11か所にて開催され、
注目を集め続けた大博覧会が“ふるさと”愛知の地で完結。
愛知初登場を含む全ての展示物が勢ぞろいし、2022年秋に開園を控えている「ジブリパーク」の
プレイベントとして過去最大規模で行われるのが「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~」。
会場となる愛知芸術文化センター内の愛知県美術館には、ペン記者から
「愛知県美術館でこんな大人数の内覧会見た事無い」との弁が漏れる程、多数の報道陣が詰めかけました。
館内にはこれまで全国で展示がなされて来た約3000点以上の展示品が一堂に会し、
その展示面積は2015年第一回開催時の約5倍。愛知県初登場の展示品が多数あり、
東海圏でも屈指の展示面積を誇る同美術館が手狭に感じる程の大ボリュームでの展示がなされます。

© Studio Ghibli

エントランスでは「となりのトトロ」で御馴染のネコバスがフォトスポットとしてお出迎え。
ただし、今回は新型コロナウイルス感染症対策の為、中に入ったり触ったりする事が出来ません。

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

館内に入ると、「トトロ・バー」で大きなトトロのぬいぐるみが来場者を出迎えます。
壁面にはスタジオジブリの宮﨑駿監督や鈴木敏夫プロデューサーの写真が多数飾られ、
その中には宮崎﨑監督の作品を“聖書”、とまで崇めた大ファンであるピクサー・アニメーションCCOの
ジョン・ラセター氏との写真も。

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

鈴木プロデューサー直筆のタイトルロールの先にあるのは「ジブリの幻燈楼」。
2018年富山会場で公開された、スタジオジブリ、富山ガラス工房、富山ガラス造形研究所が
共同制作した大型の燈楼。富山会場に比べ展示空間が格段に大きくなった事により、
投影面積が広がり、部屋の中に流れるBGMと共にジブリの世界観と映画の名場面が一気にフラッシュバックします。

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

続く展示は「ポスタールーム」。「風の谷のナウシカ」から最新作「劇場版 アーヤと魔女」まで、見上げる程の数の
各作品の劇場用ポスターが館内を埋め尽くします。一つの作品にこれ程の数のパターンのポスターが
有ったのかと驚く事でしょう。歩みを進めると鈴木プロデューサーの仕事を紹介した展示や、
映画公開時に新聞各紙に掲載されたスタジオジブリ作品の広告紙面のスクラップも。

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

さらに進むと、各スタジオジブリ作品のポスター、紙袋、CDをはじめとしたありとあらゆる
宣伝材料が圧巻の物量でディスプレイされている「ジブリの倉庫」の展示が。
「借りぐらしのアリエッティ」のドールハウスや、ライフサイズのバロンのスタチュー等、
この展示会でなければ、先ずお目にかかれない代物が凄い密度で来場者を驚かす事でしょう。

© Studio Ghibli

そしてその先は、「ジブリの30年」の展示エリアが。
創立35年を迎えるスタジオジブリのこれまでの歩みが非常に貴重な資料と共に明かされます。

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

愛知県初登場となるのが「スタジオジブリ 空とぶ機械達展」。スタジオジブリ作品において
重要なウエイトを占める飛行機や空を飛ぶ機械。その魅力と経緯に重点をおいた展示となっています。

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

各作品で強烈な印象を残した名機のデザインラフが居並び、中でも2016年の東京会場で公開された
「天空の城ラピュタ」のオープニングシーンに登場する空とぶ巨大な船の動体模型が
劇中冒頭のシーンパネルをバックに、プロペラを回すモーター音と共に上下動する様は必見です。

© Studio Ghibli

そしてこちらも愛知県初登場となるのが、「風の谷のナウシカ 王蟲の世界」。
2019年の福岡会場から公開されたものが今博覧会の為にリニューアル。

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

人間の住めなくなった腐海に生きる蟲(むし)達が映画のセットかと見違う程の
精巧な造形で作り上げられ、薄暗い照明と相まってこのエリアだけ異質な空気を醸し出しています。

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

その中心に鎮座するのが腐海最大の蟲である王蟲。その大きさと暗がりの中で発行する眼が
見るものに緊張感を与えて来ます。

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

その暗がりから先へ進むと、新展示企画「ネコバスアトリエ」が。
となりのトトロ に登場する「ネコバス」をモチーフにしたもので、NHK Eテレ「デザインあ」の総合指導、
21_21 DESIGN SIGHT館長も務める、グラフィックデザイナー・佐藤卓氏が企画監修。

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

動物の「ネコ」と乗り物の「バス」が合体した「ネコバス」。
全く関係がない2つのものを合体させてしまうという「アイデア」があります。
色々な物を繋いで想像し、面白いアイディアを考えてみては?

© Studio Ghibli

 © Studio Ghibli

そして愛知県美術館の収蔵コレクションの先に展開されるのが、最後の展示エリア「ジブリパークコーナー」。
2022年秋、愛知県長久手市の愛・地球博公園に総事業費約340億円をかけ建設中の、スタジオジブリの世界観を表現したジブリパーク。

© Studio Ghibli

その中より、2023年内にオープンを目指している第二期開業エリアの一つ「魔女の谷エリア」から
「ハウルの動く城」に登場したハウルの城の1/20サイズの着色建築模型が一般初展示。

© Studio Ghibli

さらにハウルの城の脚部の原寸大モックアップもあり、壁面のパースと合わせ、高さ約16mに達する
完成後の実物を想像するのも良いかも。

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

その向かいには、貴重な1/50サイズ建築確認用の模型と、ハウルの城の外壁銅板のモックアップも展示。

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

© Studio Ghibli

最後は勿論、特設ショップ。
ミニトートバッグ(1,320円)、てぬぐい(1,100円)など本展限定商品を多数ラインナップ。

© Studio Ghibli

さらにトトロのクッキーBOX(1,250円)は今博覧会初登場の商品となります。

© Studio Ghibli

来場者のみ利用できる便利なオンラインショップも開設(トトロのクッキーBOXは会場内特設ショップのみの販売)。
本展を鑑賞後、スマートフォンやPC等で買い物を楽しめます。

【開会式の様子】

プレス内覧会終了後、愛知芸術文化センター12階のアートスペースにて開会式が行われました。
主催者を代表し3名が挨拶。最初に大村秀章愛知県知事から。
大村知事「東京2020大会と同じ時期になり、本来であれば世界中から来たお客様に
東京へ行ったついでに名古屋に来て頂いて、ジブリの真髄を見て頂きたいなと、
去年2020年に企画しましたが、コロナ禍で1年の延期となりました。
今回は愛知県美術館の1フロア全部を使った本当に見ごたえの有るものになっています。
感染防止対策はしっかりやっていきますので、2015年から始まり全国11か所を巡った
集大成として多くの方に楽しんで頂けるんじゃないかと思います。
そして来年秋にはジブリパークの第一期オープン、翌23年には第二期オープンになります。
第一期エリアの工事進捗状況は21年度中には8割になり、22年9月には内外装共に出来上がります。
各社と共に日本を代表するコンテンツであるジブリを大いに盛り上げて行きたいとおもいます。」

続いて大島宇一郎中日新聞社代表取締役社長の挨拶。
大島社長「知事からの通り、コロナのせいで一年間お待ち申し上げておりましたので、
ジブリパークに大倉庫エリアが建設中なのですが、1年間待たされた展示物や倉庫も結構大変だったという
おまけつきでございまして、楽しみに待たれていた皆さんもじっくりとジブリの世界に浸って頂きたい。
後個人的にドラゴンズの成績が気になってしょうがない。控室でもそんな話ばっかりしていて(笑)
「大じゃない博覧会」の話はあまりしたくないんですが、私、「大じゃない博覧会」内でおみくじを引いたら
大凶だったんですよ。それ以来あまり良い事が無くて。いよいよ明日オープンです。宜しくお願いします。」

最後に鈴木敏夫プロデューサーからの挨拶が。
鈴木プロデューサー「先程会場を全部改めて見させて頂いて、6年前に長久手でやらせて頂いて
再び名古屋へと帰って来たという事で、一方で懐かしさを覚えつつ見ていたんですけども、
僕が印象に残った事が2つありました。一つは去年の「大じゃない博覧会」と違って、
今年は本物の博覧会だなと。去年も大じゃないと言いながら、かなりの大博覧会だったんですよ。
今回一番驚いたのが今の所、見ても見ても終わらないんですよね。何時まで見なきゃいけないの!?という
気分にさせられたんですよね。それが僕の中で妙なある種の快感で、「これだけお見せすれば、
色んなお客さんに楽しんで頂けるんじゃないかな」と思った次第です。
2つ目は、宣材物の中に僕の関わったものがかなり多く展示をされていたんですけども、
僕が手書きで書いたものやその他がいっぱい置いてあったんですよ。
皆さんも経験があるかと思いますが、ちょっと調べたくて財布の中とかを探したりしますよね?
「あっ、ここにおいてあったんだ」って見つかる事もありますけど、今日改めてそれを見て
僕が驚いたのが、「なんだ此処に置いてあったんだ。」。それの連続だったんですよ。
僕ビックリしちゃって、担当者にブツブツ文句を言ったら「この展示が終わったら返します」って。
僕自身、昔の事を色々思い出させてくれる展示になっていると思いました。
なおかつ、いくら見ても終わらないという正に今年こそ本物の大博覧会だと思います。」

【囲み取材の様子】

開会式終了後、場所を移動し鈴木敏夫プロデューサーの囲み取材が行われました。

Q:2015年から6年間かけて行われた集大成の開催となる本展示会の開会式に自身はどの様な思いで臨まれたのか?

鈴木プロデューサー「全く忘れてた。「ジブリの大博覧会」というタイトルは凄く覚えていたんですけど、
内容が如何だったかについては、先に見ておいて良かった。事前に見ていなければ僕は間違った事を言ってましたね。
変な話だけど、5年6年経つとある種の懐かしさというか、さっき言ったけど、「なんだこんなとこにあったのか」
というものの連続だったんですよ。僕としては早く返して、という感じですね。」

Q:自身が感じる今回の大博覧会の見所は?

鈴木プロデューサー「長久手でやってきたものが一通り見る事が出来るじゃないですか。僕は当然、
そこで終わりだと思っていたんですよね。そしたらその続きがあったという事で、
それでいうと6年前やった大博覧会+αの部分が、ちょっと多いどころか、前回の量に匹敵する
展示量を見る事が出来る。それが見所じゃないですか?」

Q:来年秋のオープンに向け整備が進むジブリパークの近況は?

鈴木プロデューサー「知事の言葉を受け継ぐと8割がた出来ている。それが来年の秋には皆さんにお披露目出来るものになると。
第一期と第二期にわかれてオープンしますが、コロナの問題もあって、遅れるか遅れないかという
その戦いだと思うので、そういう意味で言えば思ったより順調に来ているなというのが僕の感想です。」

Q:ジブリパークで自身が気になっているエリア等は?

鈴木プロデューサー「ディズニーの場合で言うとテーマパーク、そういう事でいえばこのジブリパークは
いわゆるテーマパークというのか。僕は外国に行って多少なりとも良いなと思ったのが、
ロンドンのハイドパークとNYのセントラルパークが凄く羨ましかったんですよ。
だからジブリパークをやるにあたっては、そういう物が出来たら良いなと。
宮崎吾朗を中心に話を推し進めているんですが、僕の観る限り、それに近い物になりつつあるので、
それは僕自身にとっても嬉しいですね。僕は名古屋生まれで名古屋で育ちまして、
というのは、僕自身が子供の頃育った名古屋市東区の日本庭園である徳川園は僕等の時代は子供の天下だったんですよ。
子供達が公園の中で色んな事をして遊んだんですよ。その思い出が僕の中で強いので、
それの拡大版としてのジブリパーク。そういうのが出来たら良いなと、今ふと思いました。」

Q:先程出た「ここにあったんだ」という物の中で一番びっくりしたものは?

鈴木プロデューサー「それは糸井(重里)さんとのキャッチコピーを巡るやりとりの資料ですね。
後はポスターの原案、ハウルのソフィーのおばあちゃんの元の絵が置いてあるんですが、
実は半年前位に凄く探したんですよ。で、見つからなかったものなんです。
だからビックリしました。それだけじゃないですね。「ナウシカマガジン」。」

Q:愛知県とスタジオジブリのパートナーシップは強固だが、そのプロポーズはどちら側から?

鈴木プロデューサー「ジブリパーク誕生のきっかけって、やっぱり大村知事と白井文吾社長なんですよ。
一つは大村知事が本当に熱心に誘って頂いた事、実を言うと東京へ知事が来る度に
僕の事務所に足を運んで頂いたんですよ。短期間に10回も。これは大きかったですね。
もう一つは当時の白井文吾中日新聞社長が万博跡地にジブリ施設を作ろうとした言い出しっぺなんです。
このお二方の事が今日も色々と話をしていて懐かしかったです。それを受け継ぐ形で大村知事が
本当に頑張っていると僕は思います。」

© Studio Ghibli

6年間、11箇所を巡った集大成となる「ジブリの大博覧会」。是非現地で目に焼き付けてみては。

【「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~」開催概要】

公式サイトはこちら

<会期>
2021年7月17日(土)~9月23日(木・祝)
※休館日:7月19日(月)、8月2日(月)、8月16日(月)、9月6日(月)、9月21日(火)

<開催時間>
10:00~18:00 金曜は20:00(入館は閉館30分前まで)

<会場>
愛知県美術館 (名古屋市東区東桜1-13-2、愛知芸術文化センター10階)

<入場券>
本展のチケットは「日時指定予約制」です。事前にチケットを購入の上、ご来場ください。
※美術館内での販売は行いません。

[観覧料(税込)]
日付指定券:一般:1,900円 高大生:1,500円 小中生:1,000円
障がい者:各券種の半額

[入場時間枠] ※24時間制で表記
①10:00~10:50 ②11:00~11:50 ③12:00~12:50 ④13:00~13:50 ⑤14:00~14:50 ⑥15:00~15:50 ⑦16:00~16:50
以下の時間枠は金曜日のみ
⑧17:00~17:50 ⑨18:00~18:50

[販売場所]
オンライン予約購入:Boo-Wooチケット(https://l-tike.com/bw-ticket/event/ghibliexpo-aichi/)
店頭購入:ローソン、ミニストップ(Lコード:48222)
※ オンライン予約の場合、Boo-Wooチケットへの会員登録(無料)が必要です。予約申し込み後、
期限内に料金をお支払いの上、ローソン、ミニストップ店頭で発券してください。電子チケットも利用可能です。

※ 未就学児無料。日時指定券をお持ちの付添者と同じ入場時間枠で一緒にご入場ください。
※ 「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」のいずれかをお持ちの方、また、
その手帳に「1級」または「第1種」と記載のある方に付き添われる方は1名まで観覧料が各券種の半額になります。
当日受付で各種手帳をご提示ください。Boo-Wooチケットまたはローソン、ミニストップ店頭で事前購入可能です。
※ 指定の入場時間枠内であれば、いつでもご入場いただけます。入替制ではありませんが、鑑賞環境保持のため、
館内での滞在時間は1時間~1時間半を目安にご鑑賞いただくようお願いします。閉館時間にご注意ください。
※ 各入場時間枠の開始直後は混雑が予想されます。開始時刻から多少遅れてのご来場をおすすめします。
※ 指定時間の入場券をお持ちでも、混雑状況によってはご入場までお待ちいただくことがございます。
※ 各入場時間枠の予定数に達し次第、販売を終了します。

<実施体制>
主催:愛知県美術館/中日新聞社
協賛:アイシン/NTPグループ/JTB/トヨタ自動車/名古屋鉄道
展示協賛:ア・ファクトリー
後援:愛知県教育委員会/名古屋市教育委員会/愛知県私立幼稚園連盟
企画制作協力:スタジオジブリ/三鷹の森ジブリ美術館

© Studio Ghibli

 - News, life