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DAZZLEがおくる日本初の常設型イマーシブシアター「Venus of TOKYO(ヴィーナスオブトーキョー)」オープン!

比類なき独創的な世界観と斬新な表現手法から国内外で数々のタイトルを受賞してきたダンスカンパニー
「DAZZLE(ダズル)」は、イマーシブシアター「Venus of TOKYO(ヴィーナスオブトーキョー)」(以下、VoT)を、
2021年6月5日(土)、東京都江東区のお台場ヴィーナスフォートにオープンしました。
前日の6月4日(金)に報道機関、及び関係者向けのゲネプロが行われましたのでお伝えします。

【ゲネプロの様子】

Venus of TOKYO ロゴ

お台場ヴィーナスフォート2階の教会広場に位置するVoT。「イマーシブシアター」とは、2000年代に
ロンドンから始まり、近年、ニューヨークを中心に世界的人気を博している没入体験型の演劇。
従来の「観客が客席に座り、舞台上の演者を鑑賞する」という形から「観客が自らの意思で歩き、
演者と同じ作品空間に同居しながら物語の一部として作品に参加する」形式へと変化した、舞台の新しい形です。
独創性に富んだ作品を生み出し続けるダンスカンパニー「DAZZLE」は、日本での先駆的な存在として
近年多数のイマーシブシアターを上演してており、その最新作にして日本国内では初となる
約1年間の常設型のイマーシブシアターがVoTとなります。当初、2021年4月29日(木)にオープンを予定していたVoTですが、
新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う東京都の緊急事態宣言の発令、および延長により、
6月5日まで約5週間の開業延期を強いられる事に。万全の感染症対策を敷いてオープン迎える事となりました。

「Venus of TOKYO」PV:【Immersive】日本初の常設イマーシブシアター「Venus of TOKYO」PV【DAZZLE】 – YouTube

【「Venus of TOKYO」ストーリー】​

画像提供:Venus of TOKYO

東京の奥深く、美を求める者たちが蠢く秘密クラブ「VOID」。
特別に招待された者しか、立ち入ることは出来ず、
浮き世を生きる人間のほとんどが存在すら知ることなく人生を終える魅惑の空間。

画像提供:Venus of TOKYO

アーティストが感性を競い合い、富豪たちが欲望を剥き出しに買い漁る。
連日行われるパーティに渦巻く熱狂からは、毎夜新しい芸術が生み出されていた。
真実と虚構の混沌。

ある時、加速する日々の絶頂を予感させる知らせが届く。

画像提供:Venus of TOKYO

「ヴィーナスの腕が出品されるらしい」

ミロのヴィーナス像が失っていた左腕。
その手には黄金の林檎が握られていたという伝説がある。

全ての源と言われる黄金の林檎。

画像提供:Venus of TOKYO

様々な思惑が交錯する中、オークションが始まる。

入場時に配布されるプログラムとVOIDマネー

上記のストーリーにある様に特別にVOIDで行われるオークションへの参加が許された
上級顧客である公演参加者は、ゲネプロ開始前に検温、及び黒色のマスクが配布され、
10人の劇中登場人物の概要や、VOIDにおけるルールが記されたプログラムと、VOID内で
使用される通貨「VOIDマネー」の10,000VOID札1枚が配布され、さらにプレミアチケット購入者には
劇中で大きな意味を持つ体験ができるアイテム「プレミアムパス」が貸し出されます。
そして、VOID入館のドレスコードとして設定されているのが「黒色の服装」。
上下共に黒色の服で来場する事が演出都合上と参加者の気分高揚の面でも推奨されています。

画像提供:Venus of TOKYO

VOIDスタッフの案内により館内を通り、3階のオークション会場へ。ばお、館内に入った時点から
公演終了し館外に出るまでは緊急時以外、原則私語禁止。役者の台詞は音源となり、
基本的に演者・参加者共に一言も喋らないという、これ以上ない感染症対策が採られた形です。
会場内はミロのヴィーナス像前に並べられた中央の10人掛けの長テーブルをコの字型に囲む形で
4人掛けの椅子とテーブルがA~Eのグループ毎に全部で15卓並べられ、最大で一公演60人が参加可能。
プレミアムチケット購入者は長テーブルに近い座席が指定されます。

画像提供:Venus of TOKYO

そして鐘の音が鳴るといよいよオープニングがスタート。コンテンポラリーダンスとストリートダンスを
融合した独創的かつ有機的なダンスを凄まじく高いレベルでパフォーマンスする演者たち。
多数の映像作品や舞台出演・客演を行う「DAZZLE」の本領がいかんなく発揮されます。
このシーンで分かる通り、VOID内の人間の服装は黒か白のみ。来場者ドレスコードが示す意味がここで出てきます。

画像提供:Venus of TOKYO

画像提供:Venus of TOKYO

登場人物が踊り終わると、VOIDスタッフにより、座っていたテーブルのグループ毎に、
キッチン・アトリエ・医務室・VIPルーム等、館内の夫々の部屋に案内され、各登場人物の物語を鑑賞する事に。
その中では、オークションに出品される品物の詳細を知る事が出来たり、場合によっては登場人物から
指名されて”物語の手伝い”をさせられるかも。

画像提供:Venus of TOKYO

そしてまた鐘の音が鳴り、参加者がオークション会場へと戻ると、いよいよオークションが開始。
品物の出品経緯を目の当たりにしていると、この段階で十分に物語へと引き込まれている事でしょう。
ここで入場時に配られた10,000VOID札の出番ですが、どの品物もかなりの高額。
複数回VOIDを訪れるとその分VOID札を手に入れる事が出来る為、もしかしたら商品を落札できるのかも。

画像提供:Venus of TOKYO

そして、その別名を”不死の果実”と呼ばれる、目玉商品である彫刻「Venusの左腕と黄金の林檎」が
落札されようとする正にその時、場内で思わぬ出来事が発生。

画像提供:Venus of TOKYO

出品物に手違いがあったと、オークショニアから休憩時間と称してVOID内を自由に周って良いとのアナウンスが。

画像提供:Venus of TOKYO

画像提供:Venus of TOKYO

画像提供:Venus of TOKYO

館内は撮影・録音は禁止ですが、1箇所設けられたフォトスポットと受付に関しては撮影OK

それ以降は館内を参加者自身が思うが儘に行動可能に。館内各所で同時多発する登場人物の物語を
どの様に追うのかも参加者にゆだねられます。ただし後述の通り、奴隷の少女・盗賊・贋作家・護衛・富豪・
医師・鑑定士・シェフ・未来から来た女・写真家の10人の登場人物は1つの役につき、トリプルキャスト、
クアッドキャストが当たり前という出演者数であり、そこに参加者がどの登場人物を追うかという要素を含めると、
その組み合わせは最早凄まじい数に上る様で、全パターン鑑賞は事実上不可能な様子です。

画像提供:Venus of TOKYO

オークションを機に10人の登場人物が織りなす複雑なストーリーはフィナーレに向かって加速を始めます。
その結末は?これは是非、VOIDに足を運んで確かめて下さい。

【コラボフード】

VOIDの下のフロアに位置する「Dexee diner」では、「Venus of TOKYO」劇中で登場する
ステーキとパンケーキをスペシャルコラボ。ライナップに無い裏メニューとなり、
店員に「Venus of TOKYO」というワードを伝えると注文可能となります。

サーロインステーキ225g和風レフォールバター添え

サーロインステーキ225g和風レフォールバター添え:1980円

ローストアップルとカスタードクリームパンケーキ

ローストアップルとカスタードクリームパンケーキ:1100円
(いずれも税込)

株式会社DAZZLE 代表取締役 飯塚浩一郎氏コメント】

DAZZLE代表取締役飯塚浩一郎

「「世界に誇れる作品」そして、「この体験のために旅をする価値のある作品」。
それが今回、我々が作ろうとしているものです。その想いを込めてタイトルに「TOKYO」を入れました。
そのためにはクオリティはもちろん、「いつもそこにある」常設公演でなければなりませんでした。
「鑑賞」から「体験」へ、アートやエンターテインメントの潮流が大きく動く中、究極の作品体験装置が
イマーシブシアターだと思います。緻密に計算され尽くした構成の中に、最新テクノロジーによる演出と
激情のダンスを詰め込んだかつてない幻想の世界。皆様に作品の一部としてご参加いただくのをお待ちしています。」

【「DAZZLE」について】

「DAZZLE」

「すべてのカテゴリーに属し、属さない曖昧な眩さ」をスローガンに掲げ、独創性に富んだ作品を
生み出し続けるダンスカンパニー。「開かれたダンス」の実現のために、あらゆる手法を再構築する。
ストリートダンスとコンテンポラリーダンスを融合させた、世界で唯一つのオリジナルダンススタイルを生み出す。
舞台作品においては映像によるテキストやナレーションで物語性の強い作品を上演。
映画・コミック・ゲームなどのジャパニーズカルチャーの要素を積極的に取り込む。
ダンスコンテストでも受賞多数。ダンスエンターテイメントの日本一を決める「Legend Tokyo」優勝。
他、若手演出家コンクール優秀賞を受賞するなど、演劇界からの評価も高い。海外公演も積極的に行い、
SAMJOKOアジア演劇祭(2010 韓国)をはじめ、観客総立ちの熱狂を巻き起こしたファジル国際演劇祭では
審査員特別賞・舞台美術賞の二冠を獲得した。2017年にはカザフスタンで行われた
アスタナ万博ジャパンデーでのパフォーマンスも。2017年〜日本で本格的な
大型イマーシブシアターの制作に挑戦し、新しいライブエンターテインメントの旗手として注目されている。

【「Venus of TOKYO」概要】

公式サイトはこちら

<開催期間>
2021年6月5日(土)〜2022年3月末頃予定
※2021年6月5日〜6月30日までは平日・土日祝日に関わらず毎日12:30/15:30/18:30開演
※開場は開演の30分前

<場所>
お台場ヴィーナスフォート2F VenusGRAND 教会広場前(〒135-0064 東京都江東区青海1丁目3−15)

<公演時間>
約90分
※休演日:基本無休、ヴィーナスフォートの規定に準ずる

<料金>
一般チケット:平日6,500円、土日祝7,500円
プレミアムチケット:平日9,500円、土日祝10,500円
(税込)

『チケット情報』
発売開始:2021年5月21日(金)〜発売中
販売URL:
DAZZLEユーザーズサイト(アカウント登録無料)https://www.elzzad.jp/
※プレミアムチケットはDAZZLEユーザーズサイトでのみ購入可能
※ユーザーズサイト有料会員はチケット500円OFF
ローソンチケット Lコード:38232 https://l-tike.com/vot/

<出演者>
『DAZZLE』
長谷川達也(贋作家)
宮川一彦(写真家)
金田健宏(贋作家)
荒井信治(富豪)
飯塚浩一郎(医師)
南雲篤史(護衛)
渡邉勇樹(護衛)
高田秀文(鑑定士)
三宅一輝(写真家)

青木仁美(シェフ)
akarin(VOIDスタッフ/看護師)
ASUKA Yazawa(奴隷の少女)
荒木双葉(奴隷の少女)
粟野明日香(VOIDスタッフ/看護師)
安藤紗由莉(VOIDスタッフ/看護師)
伊東芽衣(VOIDスタッフ/看護師)
稲垣香澄(盗賊)
今井光希(写真家)
岩崎大輔(鑑定士)
岩下朱里(奴隷の少女)
上野築(贋作家)
EYAMAX(富豪)
大坂絵莉(VOIDスタッフ/看護師)
加瀬有希(VOIDスタッフ/看護師)
加藤花奈(写真家/シェフ)
菅野勇城(鑑定士)
熊祥子(シェフ)
栗林光(VOIDスタッフ/看護師)
黒川航哉(護衛)
桑名帆乃美(シェフ)
佐々木悠乃(VOIDスタッフ/看護師)
澤村佳子(VOIDスタッフ/看護師)
山藤恵里(未来から来た女)
鈴木麻衣子(VOIDスタッフ/看護師)
髙橋由衣(VOIDスタッフ/看護師)
滝結衣音(VOIDスタッフ/看護師)
汰椿(写真家/護衛)
田中真夏(盗賊)
中込萌(盗賊)
中野みほ(VOIDスタッフ/看護師)
永森祐人(富豪)
野村采可(盗賊)
橋本有一郎(鑑定士)
原天音(VOIDスタッフ/看護師)
平山さゆり(未来から来た女)
廣藤梨奈(VOIDスタッフ/看護師)
福島由羅(医師)
藤井美月(VOIDスタッフ/看護師)
前田怜奈(VOIDスタッフ/看護師)
牧迫海香(VOIDスタッフ/看護師)
松木詩奈(未来から来た女)
松本ユキ子(奴隷の少女)
水島渓(医師)
御舩康太(贋作家)
村尾太陽(VOIDスタッフ)
本橋侑季(VOIDスタッフ/看護師)
山本幸輝(医師)
渡邉南(VOIDスタッフ/看護師

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