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舞台「球詠」野球指導公開取材開催!

マウンテンプクイチによる日本のコミック『球詠』。『まんがタイムきららフォワード』にて、
2016年6月号より連載中で女子野球が女性らしいメジャーなスポーツとして認知されているという
設定の現代日本を舞台に、埼玉県越谷市から全国高校野球大会への出場を目指す美少女たちの青春を描きます。
『球詠』は2020年4月~6月に AT-X、ABCテレビ、メ~テレ、TOKYOMX、KBC九州朝日放送、
NCC長崎文化放送にてアニメが放送され、さらに現在も各種ストリーミングサイトで配信されている人気作。
今回そのアニメ版を舞台化することが決定し、さらに全役を“ラストアイドル”が演じることが発表されました。
“ラストアイドル”は、2017年12月20日にCDデビュー。バトルと称されるオーディションシステム、
高難度企画への挑戦を特徴とするアイドルグループ。様々な挑戦を経験して来たラスアイメンバーがこの度、
初のグループでの舞台出演となります。
約3週間後の開幕に先駆け、都内某所にて公演の稽古の一環として行われる野球指導が報道陣に公開されました。

【野球指導の様子】

都内のとあるグランドには、大変に珍しい舞台の為の野球指導公開という取材ということもあり、
多数の報道陣が来場。注目高さが伺えます。

【囲み取材の様子】

野球指導公開に先立ち、今作に出演するラストアイドルのメンバーが登壇しての囲み取材が行われました。

登壇したのは、大森莉緒さん、長月翠さん、小澤愛実さん、松本ももなさん、白石真菜さん、
篠原望さん、畑美紗起さん、高橋みのりさん、大場結女さん、籾山ひめりさん、間島和奏さん、
栗田麻央さん、岡村茉奈さん、奥村優希さん、鈴木遥夏さん、町田穂花さん、髙橋美海さん、
宇田川桜夢さんの総勢18名。

Q:先ず、野球を練習した感想は?

大森さん「私は今まで野球をやった事が無かったので、今回のこの「球詠」の舞台で初めて
野球を経験したんですけど、ピッチングだったり、バッティングだったり凄く難しいんですけど、
初めてだから凄くワクワクしていて、しかもメンバーと一緒に野球をするという事で凄く今は楽しいです。」

Q:今回の野球指導は、24日からの舞台に活かせそうなのか?

長月さん「今回の舞台はボールを使わずに私達はお芝居をするんですが、ボールの軌道とかが
今一はっきりと分かっていないので、今日は台本にある試合を練習させてもらって
自分達の動きを確認していくという作業になるんですけど、皆、一つのボールをイメージして、
今後練習が出来るので、凄く今日は楽しみです。」

Q:今回、舞台出演が初めてのメンバーもいるが、初舞台は緊張するか?

小澤さん「私は舞台が初めてで本格的な舞台に挑戦させて頂くので、初めての事だらけで
初めは凄く緊張があったんですけど、最初の舞台が出演者全員がラストアイドルメンバーで
させていただけるという事で、本当に貴重な経験を頂けたので、本当に沢山の事を吸収させて頂いて
自分自身が一番楽しむという気持ちで臨ませて頂けたらなと思っています。」

Q:稽古の進捗状況は?

大森さん「稽古を始めて一週間位しか経っていないんですけど、今回は野球という事で、
台詞以外にも野球の事を覚えなければならないので、先ずは台詞を頭に入れようという事で、
ここ数日間は兎に角、皆頑張って台詞を覚えよう、台本を手放していけるように、
一所懸命に暗記をしていて、昨日からは野球の所作であったりという部分を新しくつけていったので、
どんどんと野球っぽさが出来てきているんじゃないかなと思います。」

Q:ユニフォームに袖を通した感想は?

小澤さん「やっぱり胸元に「新越谷」というチームの刺繍が入っているので、「ああ、新越谷なんだ」と
気が引き締まります。一気にチーム感が出ますね。」

Q:野球に対してアピールが出来るメンバーは?

岡村さん「私は以前、プロ野球球団のオリックス・バファローズのダンス&ヴォーカルユニット「BsGirls」
というグループで活動していて、一年間ずっと球場で踊っていたんですけど、今も凄くオリックスが好きで、
今、丁度関西ダービーをしていると思うんですけど、昨日もオリックスが勝ったので今日も勝ち越せるように
応援していきたいと思います。個人的には始球式を目標にしていて、いつか出来る様に頑張ります。
注目の選手としてはルーキーの紅林弘太郎選手が活躍されているので楽しみだなと思うのと、
2年前の交流戦でMVPを獲得された中川圭太選手も凄く応援しています。」

Q:舞台ではどういう選手の様にプレーをしたいか?

岡村さん「私はマネージャーの役なんですけど、登場するキャラクターの役名、苗字も、
野球選手の名を基にしているキャラクターが凄く多くて、野球ファンの方にも是非見て頂けたら
面白いって思ってもらえるんじゃないかと凄く思っていて、野球のプレーでも
「ゲッツ―(get two)」とか出てくるんですけど、「あっ、分かる分かる。試合見てるみたい」
という気分になるので、そういう所を凄く注目して観て頂きたいなと思います。」

最後に公演を楽しみにしているファンへのメッセージを。

(2列目中央左より)岩谷美里内野手、投柳理菜投手、西山小春外野手を囲んでのフォトセッション

大森さん「今回、ラストアイドルメンバーだけという舞台を初めてやらせて頂くんですけども、
舞台経験のあるメンバーだったり、初めて舞台を経験するメンバーだったりと、
凄くバラバラなんですけども、夫々の良さが凄く出ていると思います。今回、野球も初めてだし、
初めての事だらけなんですけども、きっとこのメンバーなら成功すると思っています。
楽しみにしていて下さい。」

長月さん「今回、ラストアイドルで舞台をやらせて頂くという事で、稽古場に30分以上、皆早く来たりとか
本当に気合十分で頑張っています。ボールを使わずにどれだけ”ボールを見せれるか”が私達の勝負だと思うので、
野球経験、演技経験が無い私達でもここまでやり切れましたと皆さんに胸を張って言える様に頑張ります。
是非観に来て下さい。よろしくお願いします。」

【野球指導公開】

囲み取材終了後、メンバーが稽古着に着替え、野球指導が公開されました。
今回、ラストアイドルメンバーを野球を教える指導者として日本女子プロ野球機構(JWBL)所属の
プロ野球チームより3名の現役選手が参加。
埼玉アストライアより岩谷美里内野手、投柳理菜投手、そして愛知ディオーネより西山小春外野手が
18名のラストアイドルメンバーに野球の基本を指導します。

この日のメニューは、自信が演じる各ポジションに実際に立ってみての距離感の確認や、
バッターボックスに実際に立ってバッティング、3人のプロ選手のプレーを見る、
アニメ内で行われた試合に併せてプレーする等、10以上の項目が並びますが、
その中で、キャッチボールと2塁~ホーム間のベースランニング等が報道陣に公開されました。
今回の野球指導では安全の為、軟式球を使用、また少年野球用の機材が使用。
前述の囲み取材で大森さんが話された通り、ラストアイドルメンバーは、
この野球指導を試合に勝つ為やプレーの技術レベルUPではなく、舞台上での所作の精度向上を
目的としているという所が通常の野球指導と大きく違う所。

実際に指導が始まると、メンバー全員が3選手のレクチャーを全力で吸収しようと食いついていきます。
20分間に満たない短い野球指導公開の中でも、目に見えて動きが変わったメンバーが居るなど、
3週間後の公演を期待させるような場面も見受けられました。

指導公開の最後には少女野球らしく全員が一列に並んで大きく一礼をし、報道陣を見送っていました。
出演者全員がラストアイドルメンバーという異色の舞台「球詠」。開幕は6月24日(木)です。

【舞台『球詠』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2021年6月24日(木)~6月30日(水)

<会場>
草月ホール

<公演時間>
未定

<料金>
(1階席)特典付き:9,900円 特典無し:8,800円
(2階席)特典付き:8,800円 特典無し:7,700円
(全席指定・税込)
※特典は非売品集合写真になります
※昨今の状況により、客席数を削減して行います。

<出演者>
『新越谷高校』
武田詠深:大森莉緒
山崎珠姫:長月翠

中村希:小澤愛実
藤田菫:松本ももな、白石真菜(Wキャスト)
藤原理沙:篠原望
川﨑稜:畑美紗起、高橋みのり(Wキャスト)
川口息吹:大場結女、籾山ひめり(Wキャスト)
岡田怜:間島和奏
大村白菊:栗田麻央
川口芳乃:岡村茉奈
藤井杏夏:奥村優希

『柳川大付属川越高校』
朝倉智景:鈴木遥夏
大野彩優美:町田穂花
浅井花代子:髙橋美海
大島留々:宇田川桜夢

<STAFF>
原作:マウンテンプクイチ「まんがタイムきららフォワード」連載(芳文社刊)
作・演出:伊勢直弘

©マウンテンプクイチ・芳文社 / 新越谷高校女子野球部

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