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『ミュージカル「忍たま 乱太郎」第11弾再演 忍たま、恐怖のきもだめし』公演スタート!

1986年より2019年12月まで朝日小学生新聞に掲載され、累計発行部数940万部を突破している尼子騒兵衛著作の漫画「落第忍者乱太郎」
(朝日新聞出版刊)を原作として1993年からNHK総合テレビ及び、Eテレにて放送されているアニメ「忍たま乱太郎」。
アニメ放送開始から25年目を迎え、多くの女性にも人気が広がっていった同作。その現象を受けて、六年生ら上級生を中心に
ギャグや殺陣、アクションなど、原作の世界観を活かしたオリジナルストーリーで展開される“2.5次元ミュージカル”として誕生しました。
2010年1月の初演以来、公演を重ねる中で着実に前進を続け、大人気ミュージカルシリーズへと成長。「忍ミュ」の愛称で親しまれています。
また2015年からは、これまでのミュージカル楽曲から選りすぐりの曲をまとめたコンサート形式のステージ
「忍術学園学園祭」を開催。毎回、完売公演が続出する等、絶大な人気を誇っています。

2020年10月に上演された「第11弾 忍たま、恐怖のきもだめし」初演は、PCR検査において
公演関係者に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出た為、初日公演を延期、
また公演期間前半の上演中止等、困難な状況下での公演となりました。
そして2021年4月8日(木)、東京都文京区の東京ドームシティ・シアターGロッソにて
初日の公演に先駆け公開ゲネプロ、および囲み取材が行われました。

【あらすじ】

泣く子も笑う!これぞ忍たま 恐怖のきもだめし!!

学園長先生のお使いで、金楽寺の和尚さんから本を借りてきた乱太郎、きり丸、しんべヱと図書委員の中在家長次は
その帰り道、通りかかった荒れ屋敷で恐ろしい幽霊を見てしまったからさぁ大変!

六年生は屋敷の調査。四年生は五年生の尾浜勘右衛門を巻き込んで、きもだめしを企画。
一年生はお宝探し。それぞれ目的は違うけど、みんな揃って荒れ屋敷へGo!

いざ出掛けてみたのはいいけれど、火の玉飛ぶわ!ガイコツ出るわ!しんべヱちびるわ!そりゃもう大騒ぎ!
そんな忍たまたちを荒れ屋敷に閉じ込め、学園乗っ取りを企むドクタケ忍者隊と、荒れ屋敷の住人たちは大暴れ!

屋敷の調査は!? きもだめしは!? お宝探しは!? みんなどうなっちゃうの!?
わちゃわちゃして、ドタバタして、ギャグ大盛り第11弾再演「見逃しは許しまへんで~!」

【囲み取材の様子】

公開ゲネプロ終了後、舞台上にて、立花仙蔵役の湯本健一さん、潮江文次郎役の渡辺和貴さん、
中在家長次役の新井雄也さん、七松小平太役の木村優良さん、食満留三郎役の鈴木祐大さん、
善法寺伊作役の反橋宗一郎さんの忍術学園六年生キャスト6名が登壇しての囲み取材が行われました。

Q:再演への意気込みは?

湯本さん「今回の公演は、前回の初演公演が公演数が減ってしまった事もあって、全公演が無事に
完走出来る様に、何事も無く皆と一緒に突っ走れたらなと思っております。明日からの本番、宜しくお願いします!」

渡辺さん「兎に角、全勢力を籠めて全員で乗り切りたいと思います。」

新井さん「初演では尼崎公演が無くなってしまい、東京でも半分程、公演が中止となってしまったという事で、
今度こそは全員で完走してきたいという気持ちでいっぱいです。再演の芝居に関しては、
本当に皆で(稽古の)最終日まで詰めて来たので、明日、全てを出していけたらなと思います。」

木村さん「先ず初日を迎えられるという事が本当に何よりも嬉しいことですので、
明日になってみなければ分からない事ではありますけども、初日を出来る事を僕は信じていますし、
最後までやり切れると思っています。忍たまファミリー全員で出来るという事に改めて感謝しながら、
最後まで作品をお客様に届けられて、皆で最後は笑顔で終われる様に出来たら良いなと思っております。」

鈴木さん「悔しい思いをして約1年経ちまして、あれから全ての面においてグレードアップ、
パワーアップしたものを皆さんにお届け出来たらとなと思っています。」

反橋さん「こんなに長い間、同じ段をやっていた事は多分、今までに無いと思うので、
その締め括りの公演になりますので、全員で気合を入れてやっていきたいと思います。
また、再演ですけども、初演を見られた方も楽しめる様な変更点も沢山ありますので、
その方も楽しませる様な勢いで頑張っていきたいと思います。」

Q:第10弾再演以降、コロナ禍で苦しんだり悔しい思いをされたと思うが、その間も
忍ミュファンからは暖かいメッセージが送られていた。そんなファンへの思いは?

反橋さん「僕自身、流行り病にも罹って、ご迷惑をお掛けしたこともあるんですけども、
何があってもこのカンパニーは潰れないと思いますし、そして忍たまファミリーというのは
お客様も含めて忍たまファミリーであると僕は口をすっぱくして言っているんですけども、
そういった事態を僕等が解決しながらなんとかやる公演をちゃんと観に来てくれて、
ちゃんと応援してくれてというこのお客様と一体となっている忍たまファミリーというのを
僕は素敵だと思いますし、だからこそ、このご時勢でも続けたいですし、やる意義かあるのかなと
僕自身は思いますので、僕達は全力でステージに立って観に来たお客様を全力で元気にさせたいなと。
そしてその元気の輪が日本中に広がって、この演劇で日本がちょっとでも元気になってくれればと思います。

大きく書いといて下さいね(笑)」

鈴木さん「反橋さんのお話にあったんですけども、情勢は厳しい所が続いてはいるんですが、
僕達も衣裳さん達やスタッフさんの御蔭で口当て等の衣裳の所でも、忍たまじゃないと
出来ないんじゃないかと言われる程、工夫を沢山して頂いて、僕達はステージに立たせて頂いているので、
そのスタッフさんの思いもしっかりとお客様に届けば嬉しいなと思っております。」

木村さん「本当に今、舞台に立つという事が中々難しい状況ではありますけども、その中で今こうやって
舞台に立ててゲネプロを終えられたというのは、これを支えて下さっている方が居るから出来ている事なので、
その一人一人の皆さんの思いを僕達、出る側のキャストは全力で皆さんに届けられる様にしていけたらという
思いが一番強いので。「忍たまファミリー」という言葉があるんですけども、それはスタッフの皆さんも
全員で忍たまファミリーという事で、家族全員で一つの強い思いをお客様全員に届けると、
反さんの通り、日本中が元気に出来る様な公演を最後まで届けていきたいと思いますので、
先ずは、東京21公演を宜しくお願い致します。」

新井さん「お客様には感謝を凄くしたいですね。本当にお客様の優しさを感じる日々でした。
お客様がいないとこのステージは出来ないじゃないですか。待ちわびて下さる皆様がいるからこそ、
私達はステージに立ってこうして忍たま乱太郎を見せられるという事で、
本当に改めて感謝をしたいと伝えたいです。」

渡辺さん「11弾再演の稽古もそうなんですけども、本当にスタッフさんが凄く気を使って下さって、
僕等のお芝居の事もそうですし、コロナに関しても全力で対策をしてまいりました。
そしてやっと今、ゲネプロに立てている事が凄く嬉しいですし、11弾で本当に色んな事があって、
公演が中止になったんですけども、今回の再演は初日から配信が決まっていますので、
会場に来る事が中々難しい方も多いと思いますので、是非、配信を観て頂いて、
必ず僕達が元気に出来る公演になっていると思っておりますので、観て頂けたらなと思っております。」

湯本さん「初演で公演数が減ってしまったというのもあるんですけども、その日にしか来れなかった方も
前回の初演の時にはいらっしゃったかと思うんですけども、今回は何とかして東京公演を完走出来る事を
目標にしていますので、和さんの通り、今回は配信も有りますので、
何らかの形で観て頂いて元気になってもらえたら嬉しいです。がんばっていきます。」

Q:今作では”言葉の力”というものに強い印象を受けるが、自身が思うお客様に届けたい強い言葉は?

反橋さん「細かいことは気にするな!ですね。」

木村さん「僕は、笑え!というのを大声で言いたいですね。なんかどちらかというと暗くマイナス思考になりがちな
空気というのが有ると思うんですけど、そういう時こそ笑顔でいてほしいし、笑顔にしたいという思いが
この11弾再演を通して届けるからには僕自身にそういう思いが凄くあるので、皆様には笑顔でいて頂きたいので
笑っていてほしいですね。」

鈴木さん「僕は劇中の台詞では無いんですけども、歌の中にある歌詞で「今も変わらない」というのがありまして、
曲のタイトルにもなっているんですけども、昔から変わらない思いだったり、その強い思いが作品に出ている
言葉なのかなと思っています。」

渡辺さん「言葉というより、仲間との命のやり取り。今、こういう状況ですし本当に命の大切さというか、
仲間同士でもこうやって命のやり取りがあったりという(劇中の)時代的な事もありますし、
そういったものを観て頂いて命の尊さと言いますか、いろんな意味を含め、今の状況でこそ観て頂いて
凄く感じるものがある作品なんじゃないかなと思いながら演じさせて頂いております。」

湯本さん「色んな意味の籠っている言葉なんですけど、今のこの状況だと、舞台をちゃんと遂行出来る様に「信じる」という言葉です。」

新井さん「色々考えたんですけど、このステージを一言で表すなら「絆」。やっぱりそうですね。
なんか作品だけではなくて、もうスタッフ・キャスト陣であったりとか、お客様との絆でもあり、
それがより深いこの作品になっているんじゃないかなと思います。」

Q:「初演→再演→学園祭」と、ある種のルーティーンが出来上がっていたが、第11弾でそれが崩れた。
モチベーションを含め変わった点は?そして第11弾の初演と再演の演出で明確に何が変わったのか?

反橋さん「先ずそのルーティーンが崩れた事は、この第11弾からのメンバーも沢山居るので、そこまで気になっていない
メンバーもいますし、それこそずっと続けてきたキャストからすると、やっぱり「これ終わったら学園祭があるのか・・・」って。
学園祭が締め括りという感覚も僕も思っていたんですけど、先程の通り、同じ段をこんなに長く続けた事も無かったですし、
初演と再演はちょっと変えてあげたいという責任感だったりとかも凄く深く持つようになりましたね。
で、学園祭で歌って「この曲はもう歌わなくなるんだな・・・」という思いはあったんですけども、
今回は本公演作品で終われるという。なんか僕個人としてはこっちのほうが良いかなと思いますけどね。
新しい形なので、この第11弾再演の千秋楽がどうなるのかちょっと楽しみです。僕も体験をした事がないので。

初演と再演で変わった所としましては、初演ではあまりピックアップされていなかったキャストが掘り下げられています。
さらに長次と小平太のストーリー性が強くなって、僕個人としてはちゃんと保健委員だったんだぞという所を見せられる
ポイントが増えており、新しく相方となった”祐大留三郎”のちょっと挑戦的なシーンが出来ましたので、
ちょっとでもこの鈴木祐大という人間が知れ渡れば良いなと。結構、カーテンコールで格好をつけるタイプなので、
何を守っているのか分からないんですけど、そこをぶち壊すシーンになるんじゃないかなと思います。」

Q:今作の座長となった新井雄也さんの座長ぶりは周りから見るとどうか?

「背中タイプ」という言葉に反応する六年生キャスト一同

湯本さん「僕は第10弾からで、10弾の時は反さんだったと思うんですけども、反さんも雄也もどちらかというと、
あまり皆にバンバン言うタイプではなくて、背中でやって示すみたいなイメージが強いなと。
反さんは思っている事をアドバイスをくれたり、雄也に関しては、やって示す。余り人に言わず、
彼を見たら(役への)スイッチが入っていたり、その空気感で俺たちも頑張ろう!ってなったり感じが有るので、
「背中タイプ」なんじゃないかなと思います。そういう意味で凄く座長が似合っています。」

渡辺さん「座長として言うタイプではないと健一も言っていましたが、ほんとうにそういった感じなんです。
リアルに長次が忍ミュの座長をやったらこういう感じなんだろうなというのを、稽古場の時から凄く感じていて、
お芝居となったら凄く心に打たれるというか、本当に毎回、全勢力を籠めてやっている彼の姿を見て
僕達も彼に追いつけ追い越せではないですけど、彼に引っ張ってもらってお互い良い意味で相乗効果と言いますか、
見ていて本当に気持ちが良い優しさの溢れた座長ですね。」

木村さん「なんか座長だからじゃないな、と僕は凄く思っていて、でも長次を演じる雄也さんが座長をやるのだったら、
僕は全力で支えないといけないなというのが心の中ではどこかにあって。でも、彼が座長をするにあたって
僕は何をする必要も無いと思うんです。何か出来る事があれば何時でも助けてあげたいなという思いではずっと
いたんですけど、そんな事は無かったですね。大丈夫だった。それ位信頼がおける人が今回の座長であり、
僕の相棒であり、相方である。長次が雄也君で良かったと思っています。」

鈴木さん「僕の方が雄也よりも年上なんですけども、凄くしっかりしているなというのを置いといて、
凄く熱い一役者だなと思っていて、皆の話にあった通り、誰かがやろうよ、という事も無く、
黙々と自分からやっている姿で座長なんだなという所を僕等はしっかりと感じております。」

反橋さん「忍ミュの座長というのは大変なんですよ。キャストも沢山居ますし、色々なプレッシャーも掛かる中、
この歳でしっかりと誰からの不満も無く座長を出来ているという事は本当に凄い事だと思いまして、
僕自身も雄也が座長になるとなった時に何の不安も無かったですし、本当にしっかりしている事を
知っていましたし、この歳でこの落ち着き様、正に長次かなと思います。
また芝居に関しては物凄く熱い物を持っていて、「ここは何でこういう芝居になったの?」って、
全力で応えてくるし、「ここはこうしたほうが良いんじゃない」という会話が全然に成立する位、
本当に誰よりも作品や役の事とかを考えている役者なので、それを見ている僕達も
全力で付いて行こうと思える、素敵な座長かなと思います。」

Q:座長として東京再演を行う意気込みは?

新井さん「何ていうんですかね。「座長だよっ!」みたいなのは全く無いです。正直、本当にここに居る
5人を中心に僕は支えられているとしか考えられないカンパニーですので、支えられつつ、
真ん中に立たせて貰っています、という気持ちしかないですね。でも、やる事をしっかりやり、
そして皆と言葉だけでは無い会話を沢山したと僕は思ってここまで来ているので、
明日は全力でこの素敵な皆様達と最高の作品をお客様に届けられたらと思います。

幾多の困難を乗り越えて幕が開く第11弾再演。忍たまファミリーの復活です。

【大阪公演決定】

『ミュージカル「忍たま 乱太郎」第11弾再演 忍たま、恐怖のきもだめし』の大阪公演が
2021年5月14日(金)~5月16日(日)に大阪府大阪市北区の梅田芸術劇場メインホールにて上演決定。
チケットは2021年4月10日(土)より発売。詳しくは公式サイトまで。

アナザーストーリー上演決定】

第11弾再演「忍たま 恐怖のきもだめし」では、
下記公演の本編終了後にアナザーストーリーの上演が決定。

:4月13日(火)18:00公演 四年生
:4月14日(水)18:00公演 六年生
:4月15日(木)18:00公演 四年生
:4月16日(金)18:00公演 六年生
:4月20日(火)18:00公演 四年生
:4月21日(水)18:00公演 六年生
:4月22日(木)18:00公演 四年生
:4月23日(金)18:00公演 六年生

【『ミュージカル「忍たま 乱太郎」第11弾再演 忍たま、恐怖のきもだめし』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2021年4月9日(金)~4月25日(日)
大阪公演:2021年5月14日(金)~5月16日(日)

<会場>
東京:東京ドームシティシアターGロッソ
大阪:梅田芸術劇場メインホール

<公演時間>
約2時間15分(途中休憩無し)

<料金>
東京:
11,000円(オンライン無料視聴券・特典グッズ付き)

大阪:
10,000円(特典グッズ付き)

(全席指定・税込)
※3歳以上のお子様はチケットが必要になります。

<出演者>
『忍術学園六年生』
立花仙蔵:湯本健一
潮江文次郎:渡辺和貴
中在家長次:新井雄也
七松小平太:木村優良
食満留三郎:鈴木祐大
善法寺伊作:反橋宗一郎

『忍術学園五年生』
尾浜勘右衛門:佐藤智広

『忍術学園四年生』
平滝夜叉丸:龍人
綾部喜八郎:渡邉嘉寿人
田村三木ヱ門:三井淳平
浜守一郎:髙畑岬
斉藤タカ丸:坂下陽春

『忍術学園一年生(A)』
猪名寺乱太郎[A]:生出真太郎
摂津のきり丸[A]:矢部有理
福富しんべヱ[A]:相澤子龍

『忍術学園一年生(B)』
猪名寺乱太郎[B]:入内島悠平
摂津のきり丸[B]:堀田羅粋
福富しんべヱ[B]:末次寿樹

『忍術学園関係者』
大川平次渦正:迫英雄
土井半助:一洸
山田伝蔵:今井靖彦

『ドクタケ忍者隊』
稗田八方斎:幹山恭市
キャプテン達魔鬼:高橋光
ドクタケ忍者隊 弐:小笠原竜哉
ドクタケ忍者隊 参:伊藤俊
ドクタケ忍者隊 肆:石黒鉄二
ドクタケ忍者隊 伍:白崎誠也
ドクタケ忍者隊 陸:開沼豊

『荒れ屋敷の住人』
飽食の三郎太:松下軽美
千兵衛:逢沢優
小梅:福島桂子
竹虎:福井博章
時宗:翁長卓
道山:森大

<STAFF>
原作:尼子騒兵衛著「落第忍者乱太郎」よりアニメーション「忍たま乱太郎」
脚本・作詞・演出:竹本敏彰
音楽監督・作曲・編曲・スーパーバイザー:玉麻尚一
振付:RYOJI/富田彩
殺陣:高橋光
殺陣監修:今井靖彦
キャラクタービジュアルアドバイザー:馮啓孝
主催:ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

©尼子騒兵衛/NHK・NEP
©ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

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