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ミュージカル『BARNUM』東京公演スタート!

19世紀半ばのアメリカで大きな成功を収めた興行師、P.T.バーナムの半生を描いたブロードウェイ・オリジナルミュージカル『BARNUM』。
本作は、ブロードウェイでの上演後、ロンドンでも上演された人気作。今回が日本初上演となります。
伝統的なミュージカル劇場の雰囲気にサーカスの光景が重なるゴージャスな作品となり、劇中では、感染症対策を考慮して
サーカスシーンを映像を駆使して展開、よりリアルな空間を演出します。また、華やかなダンス、歌唱シーンも見どころです。

主役のフィニアス・テイラー・バーナム役に音楽・ドラマ・映画・舞台で活躍する加藤和樹が、妻のチャイリー・バーナム役に
元宝塚歌劇団宙組トップスターでミュージカルを中心に活躍する朝夏まなとが扮します。そして、トム・サム、リングマスター、
ジェームス・A・ベイリーの一人三役を矢田悠祐が、ジェニー・リンド役をフランク莉奈・綿引さやか(Wキャスト)、
エイモス・スカダー役をジャニーズJr.の原嘉孝・内海啓貴(Wキャスト)、リジョイス・ヘス役とブルースシンガー役の二役を中尾ミエが演じます。

2021年3月7日(日)、東京都豊島区の東京芸術劇場プレイハウスにて公開ゲネプロが行われました。

【あらすじ】

©ミュージカル「BARNUM」製作委員会/岡 千里

バーナムの興行師としての人生は、「ジョイス・ヘス」という女性を”世界最高齢の160歳“として売り出すことから始まる。

©ミュージカル「BARNUM」製作委員会/岡 千里

©ミュージカル「BARNUM」製作委員会/岡 千里

彼の誇大な広告や作り話によって、見世物の興行は成功をおさめるが、妻のチャイリーは人々をだますような仕事ではなく、
社会的に尊敬されるような安定した職に就くことを望んでいた。しかし、見世物こそが自分の世界に彩りを与えてくれるのだと
考えているバーナムは、博物館を経営したり、世界で最も小さい男「トム・サム将軍」といった
話題性のある見世物を手掛けることによってますます有名になっていく。

©ミュージカル「BARNUM」製作委員会/岡 千里

©ミュージカル「BARNUM」製作委員会/岡 千里

©ミュージカル「BARNUM」製作委員会/岡 千里

©ミュージカル「BARNUM」製作委員会/岡 千里

その後スウェーデン人のオペラ歌手であるジェニー・リンドと契約した彼は、すっかり彼女に熱中し、チャイリーを置いて
彼女とともにツアーへと旅立つ。公演は大成功となり、ジェニーとの距離も縮まる中、バーナムはふと愛する妻が
共にいない生活への虚しさを感じ、ジェニーのそばを離れる。チャイリーの元に戻った彼は、時計工場で働いたり、
ついには市長に選ばれたりと、彼女が望む通りの安定した生活を送ることになるが、そんな生活にも突如終わりが訪れ…

©ミュージカル「BARNUM」製作委員会/岡 千里

©ミュージカル「BARNUM」製作委員会/岡 千里

バーナムは再び、自らの才能をショーの世界で生かそうと決意するのだった…。

1980年4月、ニューヨークはブロードウェイのセント・ジェームスシアターにて初演がなされた本作。
希代の興行師、P.Tバーナムの生涯を描いたその圧倒的な内容と初演キャストの魅力により、
その年のトニー賞3部門、ドラマデスク賞1部門、そしてシアターワールド賞1部門を獲得する大成功を納め、
2017年には、俳優のヒュー・ジャックマンが主演を務めたミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」の
大ヒットにより、バーナムの名が再び世に広まると本作の注目度は鰻上りとなり、初演から40年以上経つ今もなお、
人々の心を引き付けて止まないミュージカル作品です。

本作ならではの演出と言えるのが、劇中にて映像出演されているジャグリングパフォーマーの
石田純一さんの監修の下、アンサンブルキャスト達が、クラブジャグリングやディアボロ、
シガーボックスといった本格的なパフォーマンスを披露する部分。来場者はおよそ演劇を観に来ている事を
とうに忘れて、バーナムのペテンの魔術、そしてサーカスの雰囲気を肌身で感じ取る事が出来ます。

また、てシルク・ドゥ・ソレイユに出演経験のあるフランス人パフォーマーのフィリップ・エマールさんが
映像出演にてコミカルかつ情緒的に本作のクラウンを演じ、ステージ上での大きなアクセントとなっており、
そして今回、本作への特別協力として今年創立118年を迎え、累計観客動員数1億人以上を誇る
世界三大サーカスの一つである日本最大のサーカス団、木下サーカスが名を連ねています。

カーテンコールにてフィニアス・テイラー・バーナム役の加藤和樹さんから出演者を代表し、挨拶がなされます。

©ミュージカル「BARNUM」製作委員会/岡 千里

加藤さん「緊急事態宣言が一都三県に延長される中で幕を開けたこのミュージカル『BARNUM』でございますが、
昨日初日を迎えまして、本当にこの舞台に立てるという事が当たり前の事では無いんだなと感じております。
そして今日、(Wキャストの2組目の)初日を迎えますが、本当にこの初日を迎えるまで正直、大変な事がありました。
藤岡正明さんが降板されて、それでも何とか皆で力を合わせてこの作品を上演したいというキャスト・スタッフが
一つの思いを持ってこの場に立たせて頂いております。正直、明日明後日がどうなるか、という事が
分からない状況の中での公演ですが、自分達のやってきた事を信じて、そしてこのP.Tバーナムの様に
人に幸せと喜びを与えられる様な作品を千秋楽まで作り続けていきたいと思います。」

【出演者コメント】

東京公演の開幕に際し、出演キャストよりコメントが発表されています。

チャイリー・バーナム役:朝夏まなと
「いよいよ開幕です。サーカスというエンタメを実現させるための、くじけない心、それを支える立場。
私にも通じるところがあって、みんなのエネルギーも爆発しています!劇場でお待ちしています。」

トム・サム/リングマスター/ジェームス・A・ベイリー役 他:矢田悠祐
「本作はバーナムの人生のアルバムをパラパラとめくり、その中の写真一枚一枚がショーになっているような
ミュージカルだと思います。それぞれの曲に、その時代のバーナムのストーリーが込められていて、
なおかつ、ハッピーで明るい曲ばかりですので、是非劇場まで足をはこんで頂いて、
このハッピーなオーラをどんどん持ち帰って頂ければと思います。劇場でお待ちしております。」

ジェリー・リンド役:フランク莉奈
「コロナ禍になってから沢山のものが世界から奪われてしまいました。私自身、
気力の全てがなくなった日もありました。ですが生涯をかけて夢を追うバーナムの姿をみていると、
どんな時でも希望は捨ててはいけないという勇気をもらえます。みなさまに笑顔になっていただける
作品になっているので、是非お届けできたら嬉しいです。一緒に夢の世界に行きましょう!」

ジェリー・リンド役:綿引さやか
「早くお客様とこの舞台を開けたくてワクワクしています!
心躍るエネルギーに満ち溢れた音楽、パフォーマンス、そして物語。お客様に笑顔になっていただけること
間違いなしの作品です。新しい春の訪れとともに、この作品が皆様の心に沢山の幸せをお届けできるよう、
私たちも心を込めて舞台に立たせていただきます!」

エイモス・スカダー役:原嘉孝
「個人的には、本格的なミュージカルに挑戦するのは初めてです。稽古中から皆さんの熱量に圧倒され、
プレッシャーを感じてますが、同時にワクワクを隠しきれません。ずっと夢見ていたミュージカルの舞台。
自分も作品の一部となって、キャストの皆さんと歌のパワー、エンタメのすばらしさを客席に届けられるよう頑張ります!」

エイモス・スカダー:内海啓貴
「コロナ禍でこのミュージカル『バーナム』をお届けできる事が奇跡だと思っています。
夢を追うP.Tバーナムの姿に僕自身何度も勇気づけられて救われました。
「どのように人を惹きつけて、楽しませるか。」バーナムが作中ずっと思い続けている事を胸に、
千秋楽まで問い続けて、観に来て下さるお客様に夢のようなグレイテストショーをお届けしたいです!」

ジョイス・ヘス/ブルースンガー役:中尾ミエ
「このコロナ禍を吹き飛ばす元気の出るミュージカルです。
若さは素晴らしい!皆さまも元気を吸い取ってお帰りくださいませ!」

【ミュージカル『BARNUM』Music by CY COLEMAN / Lyrics by MICHAEL STEWART / Book by MARK BRAMBLE 公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2021年3月6日(土)~3月23日(火)
兵庫公演:2021年3月26日(金)~3月28日(日)
神奈川公演:2021年4月2日(金)

<会場>
東京:東京芸術劇場プレイハウス
兵庫:兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
神奈川:相模女子大学グリーンホール

<公演時間>
約2時間15分(15分間の途中休憩を含む)

<曲目リスト>
『一幕』
M1:夢追い人が生まれてくる(There Is a Sucker Born Ev’ry Minute)
M2:年寄りで良かった(Thank God I’m Old)
M3:我が人生の色(The Color of My Life)
M4:レンガをひとつずつ(One Brick at a Time)
M5:博物館ソング(Museum Song)
M6:生き方が好き(I Like  Your Style)
M7:大きいことがいいわけじゃない(Bigger Isn’t Better)
M8:ジェニー・リンドのオブリガード(Jenny Lind Obbligato)
M9:愚かなる愛(Love Makes Such Fools of Us All)
M10:まだ見ぬ世界へ(Out There)

『二幕』
M11:バンドに続け(Come Follow the Band)
M12:愚かなる愛-リプライズ(Love Makes Such Fools of Us All-Reprise)
M13:ブラック・アンド・ホワイト(Black And  White)
M14:我が人生の色ーリプライズ(The Color of My life-Reprise)
M15:イカサマのプリンス(The Prince of Humbug)
M16:サーカスこそ人生だ(Join the Circus)
M17:フィナーレ(Finale)

<料金>
東京・神奈川:
S席10,500円 A席7,000円

兵庫:
10,500円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

<出演者>
フィニアス・テイラー・バーナム/加藤和樹
チャイリー・バーナム/朝夏まなと
トム・サム/リングマスター/ジェームス・A・ベイリー 他:矢田悠祐
ジェニー・リンド:フランク莉奈、綿引さやか(Wキャスト)
エイモス・スカダー:原嘉孝、内海啓貴(Wキャスト)
ジョイス・ヘス/ブルースシンガー:中尾ミエ

『アンサンブルキャスト』
章平
工藤広夢
斎藤准一郎
泰智
福田えり
咲良
米島史子
廣瀬水美

『映像出演』
フィリップ・エマール
石田純一(Performer Ai)

※藤岡正明さん降板のお知らせ
リングマスター役で出演予定でした藤岡正明さんですが、喉の不調により、稽古が十分に出来ておらず、
100%のパフォーマンスをお届けすることが出来ないと判断をし、誠に残念ですが降板することになりました。
キャスト、スタッフ一同一日も早いご回復を願っております。 リングマスター役ですが
矢田悠祐さんがトム・サム役と兼ねて出演することになりました。 改めて、キャスト、スタッフの
健康・管理に努めてまいります。 引き続きご声援の程、よろしくお願いいたします。

ミュージカル『BARNUM』主催一同

<STAFF>
Music byCYCOLEMAN
Lyrics by MICHAEL STEWART
Book by MARK BRAMBLE
翻訳・訳詞:高橋亜子
演出:荻田浩一
音楽監督:荻野清子
振付:木下菜津子、松田尚子
美術:乘峯雅寛
衣裳:木鋪ミヤコ(doldoldomain)
衣裳製作:大屋博美(doldoldomain)
ヘアメイク:田中エミ
照明:奥野友康
音響:原田耕児
映像:新倉和幸
映像協力:ウォーリー木下
歌唱指導:満田恵子
稽古ピアノ:中原裕章
ジャグリング指導:石田純一(Performer Ai)
演出助手:坂本聖子
舞台監督:弘中勲
音楽制作:フェイスミュージック
舞台製作:加賀谷吉之輔
宣伝:エイベックス・エンタテインメント
票券:インタースペース
版権コーディネート:東宝ミュージック
特別協力:木下サーカス株式会社
東京・神奈川公演主催:シーエイティプロデュース/エイベックス・エンタテインメント
兵庫公演主催:兵庫県/兵庫県立芸術文化センター/シーエイティプロデュース
企画:シーエイティプロデュース
主催・製作:シーエイティプロデュース/エイベックス・エンタテインメント

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