吉田鋼太郎×柿澤勇人 舞台『スルース～探偵～』開幕！

英国の傑作ミステリー『スルース～探偵～』が、吉田鋼太郎の演出・出演、共演に
柿澤勇人という顔合わせで、2020年1月8日（金）に東京都渋谷区の新国立劇場小劇場にて
初日を迎えました。本作は1970年の初演以降、ブロードウェイでは最も権威ある
トニー賞を受賞し、映画化。日本でも数々の名優によって演じられてきた人気の戯曲です。

今回、演出家として、俳優としてこの作品に挑んでいるのは、ドラマや映画など
幅広く活躍する吉田鋼太郎。約一年ぶりの舞台出演となりますが、稽古中から
「パーフェクトに仕上げたい」と語っていた言葉の通り、綿密な演出プランと大胆な演技の双方向から作品をリード。

吉田に対峙するのは、舞台は勿論のこと、映像にも活躍の場を広げる注目の俳優、柿澤勇人。
吉田の演出で引き出される繊細な演技はもちろんのこと、コミカルな表現や
歌やダンスも取り入れた遊び心溢れるシーンも見どころです。

【あらすじ】

物語の舞台は、著名な推理小説家アンドリュー・ワイク（吉田鋼太郎）の邸宅。
そこに現れるのは、旅行業を営む青年で、アンドリューの妻マーガリートの
浮気相手であるマイロ・ティンドル（柿澤勇人）。不倫への追及を受けるものだと思っていたが、
意外にもアンドリューは、妻とマイロが結ばれることを望んでいるという。

更にアンドリューは自分にも愛人がいることを誇示し、自宅にある高価な宝石を
盗み出してほしいと提案する。そうすることでマイロは宝石と妻を手に入れ、
アンドリューは宝石にかかっている保険金を手に入れることができるという算段だ。
不審に思いながらもマイロは提案に乗るが、その先には目の離せないゲームのような展開が待ち構える。

【感染症対策】

本作品は、お客様に安心して観劇していただく為、稽古中から感染対策を徹底しています。
楽屋や大道具小道具にはすべて抗菌処理を施し、楽屋内に菌を持ち込まないよう
衣服・靴・マスクの取り替えなど厳密にルール化。主催者は劇場での対策も徹底し、
検温・消毒、劇場内のこまめな消毒、ロビーでの密を避ける動線確保や
換気の強化にも努めるなど、様々な対策を講じています。

【演出家・出演者コメント】

初日公演を終えた出演者よりコメントが出されています。

演出・アンドリュー・ワイク役：吉田鋼太郎
「いま、初日の舞台が終わりました。
カーテンコールで胸に迫るものがありました。
演っているときは無我夢中でしたけれど、考えてみれば約1年弱ぶりの舞台。
なんとなく初心に返ったというか、新人のような気持ちになって芝居をしていたような気がします。
緊急事態宣言が出たばかりという難しい状況ではありますが、今日は運よく
幕を開けることができました。とにかく毎日毎日、全身全霊をかけて
愛を込めて、お客様に素晴らしいものを届けられればという思いです。

初日開いた！やったー！」

マイロ・ティンドル役：柿澤勇人
「本日、スルース東京公演初日を迎えることができました。
このような状況下で演劇をできること、観に来て下さる方がいることに感謝を致します。
出来る限りのことを行い、演劇の灯を消さないように、一歩一歩前に進んでいきたいと思います。
みなさま、どうぞ応援を宜しくお願い致します。」

【特別映像配信決定】

【『スルース～探偵～』公演概要】

公式サイトはこちら

＜公演期間＞
東京公演：2021年1月8日(金)～1月24日(日)
大阪公演：2021年2月4日(木)～2月7日(日)
新潟公演：2021年2月10日(水)・11日(木)
仙台公演：2021年2月13日(土)・14日(日)
名古屋公演：2021年2月19日(金)～2月21日(日)

＜会場＞
東京：新国立劇場 小劇場
大阪：サンケイホールブリーゼ
新潟：りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館 劇場
仙台：電力ホール
名古屋：ウインクあいち大ホール

＜公演時間＞
約2時間20分（20分間の途中休憩を含む）

＜料金＞
東京：
S席11,000円 バルコニー席9,000円　Yシート2,000円（※20歳以下対象・当日引換券・要証明書）
※壁際、手摺近く、バルコニーの一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。

大阪：
全席指定11,000円 ブリーゼシート9,000円
※ブリーゼシートはブリーゼチケットセンター(電話・窓口) のみ販売

新潟：
全席指定7,500円 U25 3,000円
※公演時25歳以下の方対象です。（未就学児を除く）ご入場時に年齢がわかるものをご提示ください。

仙台・名古屋：
料金未定

(全席指定・税込）
※未就学児入場不可

＜出演者＞
アンドリュー・ワイク：吉田鋼太郎
マイロ・ティンドル：柿澤勇人
他

＜STAFF＞
作：アントニー・シェーファー
翻訳：常田景子
演出：吉田鋼太郎
美術・衣裳：大島広子
照明：原田保
音響：角張正雄
ヘアメイク：大和田一美
演出助手：井上尊晶
舞台監督：川除学、菅野將機
東京公演主催：ホリプロ
大阪公演主催：キョードーマネージメントシステムズ／サンケイホールブリーゼ
新潟公演主催：公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
仙台公演主催：仙台放送
名古屋公演主催：中京テレビ放送
企画制作：ホリプロ

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