世界のエンターテイメントの“今”をお届け!

舞台「『ハイスクール!奇面組3』危機一髪!〜修学旅行編〜」開幕!

1980年から「3年奇面組」として、 1982年からは「ハイスクール!奇面組」として週刊少年ジャンプに連載された学園ギャグマンガの金字塔であり、
1985年にはTVアニメ化され、テーマ曲を歌った「おニャン子クラブ」から派生したアイドルユニット「うしろゆびさされ組」のブレイクもあって一世を風靡した。
そんな誰もが知る懐かしの大ヒットコンテンツを2017年と2018年に二度舞台化。 鬼才・なるせゆうせいの手腕で往年のドタバタコメディーとして復活!
舞台化第三弾となる本作でも、 平野良、 寺山武志をはじめとする奇面組メンバーや熱血教師・事代作吾役のなだぎ武が続投!
ヒロイン・河川唯役に乃木坂46一期生、 愛されキャラの和田まあやが初のキャラクター作品に挑戦。 伝説の舞台がさらにパワーアップして帰ってきます。
初回の公演に先駆け、2020年11月18日(水)、東京都港区の草月ホールにて公開ゲネプロと囲み取材が行われました。

【あらすじ】

「一応高校」に通う、一堂零・冷越豪・出瀬潔・大間仁・物星大の5人で構成される名物集団「奇面組」と、
河川唯・宇留千絵などの個性的なキャラクターたちが活躍する学園ドタバタギャグ・コメディ。
高校生活最大のクライマックス、修学旅行当日。奇面組メンバー一堂零(平野良)、冷越豪(寺山武志)、出瀬潔(もう中学生)、大間仁(高木晋哉(ジョイマン))、
物星大(井深克彦)は新幹線の時間に遅刻寸前。出くわした零の永遠のライバル・春曲鈍(宮下雄也)と駅までの道を競い合う。
そんな二人を心配して駅で待つ河川唯(和田まあや(乃木坂46))宇留千絵(西田薫子)。
奇面組の担任教師・事代作吾(なだぎ武)はまた大問題を起こさないか気が気でない。かたや、一応高校の、
その他の名物集団、腕組、色男組、番組、御女組の各リーダーたちも、高校生活の最大のイベント、
修学旅行を彼らの流儀で満喫するつもりだ。 担任教師たちの心配をよそに、新幹線は出発の時刻を迎えるのだった。
そんな彼らが目指す京都・奈良では、アフリカの奥地で動物に育てられた少女・エルザと彼女を探す科学者・本間屋博士の姿が。
謎に包まれた凄腕スナイパーを巻き込み、一応高校の修学旅行に危機が訪れる?!

【囲み取材の様子】

公開ゲネプロ終了後、舞台上にて囲み取材が行われました。
登壇したのは、一堂零役の平野良さん、冷越豪役の寺山武志さん、出瀬潔役のもう中学生さん、
大間仁役のジョイマンの高木晋哉さん、物星大役の井深克彦さん、河川唯役の和田まあやさん(乃木坂46)、
事代作吾役のなだぎ武さん、そして演出を務めたなるせゆうせいさんの8名。

Q:ゲネプロを終えての感想は?

平野さん「こんな作品が3回も出来るなんて夢の様でございまして、今回キャストも新メンバーが入りまして、
原石というか、(和田さんという)最高の逸材が入って来たので、楽しい第3弾を迎えられております。」

和田さん「ゲネプロをやっている最中はあっという間だったんですけど、終わったら「疲労・・・」みたいな感じで
何なら(乃木坂46の)ライブより疲れたと思う位、”全集中”して、凄く楽しかったです。」

なだぎさん「初演と前回は真夏にやっていたんですね。今回初めて冬に公演するので、
この舞台は運動量が凄いので暑いんですけど、(これまでの夏公演に比べたら)まだマシかなと。
ただ、このゲネプロから千秋楽へ向けて熱量が上がっていくと思うので、最後の方は真夏も冬も
関係無くなってくる位に皆、汗をかいていると思うんですけど、それだけ今、舞台に対して熱量を出せる時期
でもないというのもあるんですけど、この時期の中で舞台が出来るというのは本当に嬉しいなという感じです。」

井深さん「僕は今回からの初参加となるんですけど、勿論、第一弾、第二弾が上演されている事は知っていたんですけど、
まさか本当に自分が参加をする事になるなんてという。今まで鳥越裕貴君がやっていた役で、不安だったんですけど、
今回、千秋楽までには物星役を受けて間違いじゃなかったな、やって良かったなと思える様に。
皆さんのカンパニーの暖かさというか、一人一人のキャラと人の良さに本当に救われながら稽古をして来たので、
千秋楽まで無事に駆け抜けられる様に祈っています。」

もう中さん「僕はお笑いを目指さささせていただいているんですが、このお芝居に出ささささせて頂いて、
本当に日々お勉強をさせて頂きまして、そしてなだぎさんが仰る通り”カズン”の季節に汗をかく、
その熱量が皆さんに伝えられるお舞台に出させて頂けるというのは凄く、僕の芸人人生にとっても
沢山勉強をさせて頂き、そして23日の千秋楽が終わる事には全員が2cmづつ身長が伸びている位、
お笑い力、お歌力、お芝居力、全てが伸びれると思うので是非皆さん御期待下さい。」

寺山さん「1・2・3とずっとやって来て、この3が一番、ネタの数やボケる数が多いんじゃないかなと思っています。
日替わりで皆が舞台上でやるたびにニヤニヤしちゃうんですけど、僕自身、出演しながらも楽しみでしょうがないですね。
あと、3作品やってきてキャストの年齢も上がり、舞台袖での息遣いが激しくなり、そこを乗り越えないとな・・・と思います。」

高木さん「僕も3回目ということなんですけども、明らかに回を追うにつれて台詞がどんどん減って来ていて、
1作目からちょこちょことラップはさせて頂いているのですが、そのラップの数もだんだん減って来ているので、
3回目にして(仁役を)外されるんじゃないかと怖くて、今日初日ですけど、出れて良かったというホッとした気分で
迎えられたかなと思っています。感謝です。アリガトウ!脳震盪!」

なるせさん「まず3回目となるこの舞台をやれたという事に感謝感激というか、色んな意味で舞台を迎えられるというのが
凄く難しい状況ですけども、やれたというのが先ず嬉しいのと、この作品はキャストにも凄く愛されていて、
2年近く前に飲み会で「続編やらないの?」という話になって、そこまで言ってくれるなら動こうじゃないかという事で
第3弾をやらせて頂く事になり実現出来ました。僕は演出をしつつも、一番のお客さんそとして稽古場で楽しませてもらって、
懐かしいな~というのもありながら。奇面組って何だか凄く皆で一緒に作っている感が凄くあって、台本と演出が書けたら
皆が勝手に色んな事をやってくれるので、今日のゲネプロも観ていて面白いなって色んな意味で感動している状況でございます。」

Q:奇面組5名のメイクが原作に大変近いが、自身の姿を見てどう思うか?

平野さん「第一作からではあるんですけど、自分でやっていまして、ただ、1の時は作画を見ながらメイクしていましたけど、
もう慣れたもんで、(高木さんを向いて)・・・メイクしてます?」

高木さん「僕に関しては本人が誰だか分からないでしょう?髪の毛があるかどうかで・・・」

もう中さん「若い頃の坂田利夫師匠。」

Q:和田さんと井深さんは今回が初参加だが?

井深さん「和田さんに関してはいつも通り可愛らしいし、ショートカットで顔が小さく見えるんです。」

和田さん「平野さんが私の顔を見て、「コシヒカリみたい」って。私は普段、乃木坂で活動をしているんですけど、
髪の毛をピンクになんて出来ないし、濃いメイクも赤いリップとかも禁止なので。昨日も「メイクちょっと薄いね」って
言われて、舞台ではもっと濃くして良いんだと思って、アイラインを何時もより濃くしました。」

井深さん「僕に関しては、眉毛を繋げるのが自分でやる勇気が無いので、毎回メイクさんに入れて貰っているんですけど、
僕の楽しみ所としては、前作で鳥越君が演じていた時に、毎回リップをオレンジやピンク、赤等、日替わりにして
ハイブランドのを使って楽しんでいたらしいので、今回僕がそれを引き継いで毎日リップを変える楽しみを
物星大ちゃんとしてもやりたいとおもいます。」

Q:奇面組は奇人変人な演出の作品だが、普段の乃木坂のグループ活動との差や演じての感想は?

和田さん「稽古から皆、”変”で、毎日毎日アドリブが凄くてずっと笑っていて、私、小学校の頃に
給食のコッペパンをぶっ潰して一口で食べる人が好きだったんですよ。そういうのを久しぶりに思いだして、
なんて楽しい現場なんだろうと。皆に助けて貰いながら、支えられながらやりました。」

Q:本作の出演にあたり、舞台出演経験のある乃木坂メンバーにアドバイスを受けたのか?

和田さん「私は全然舞台の経験が無かったので不安でした。でも、メンバーに「もう覚えた?」とか、
気にかけてもらって、本番も皆観に来てくれたりするみたいで、頑張っている所を見せたいです。
よく舞台に出演している伊藤純奈ちゃん、樋口日奈ちゃん、能條愛未ちゃんとか乃木坂の中で
舞台経験が多い方には声をかけてもらって、今日もゲネプロ前に連絡を頂いたりとかして支えられています。」

Q:原作を知る世代のキャストというと、なだぎさん位になるが?

なだぎさん「僕は奇面組は本当にリアルタイムです。初演をやる時に、今の時代に80年の漫画・アニメの
2.5(次元舞台)をやるんだ・・・と思いましたね。だけど、奇面組の世代の人等も楽しんでもらえて、
若い世代の作品を知らない子等も舞台を見て楽しかったと当時いってくれたので、この時代にこういう
ドタバタコメディのギャグ漫画を2.5次元でやるのも良いもんだと自分の中で改めて思いましたね。
幅広い層に楽しんで貰えて、中々今こういうネッチョリしたギャグマンガというのが少ないので良いと思いますね。」

Q:稽古中に面白かったエピソードは?

(稽古のワンシーンを実演する形で)
なだぎさん「演出のなるせゆうせいが、もう中に演出をつける時には「あっ、もうちょっと・・・もうちょっと立ち位置右ね。出来た出来た♪」
みたいな感じなんだけど、高ちゃん(高木さん)にはかなり強めにギュっとこう・・・。2回目の立ち位置違いには高ちゃんを蹴飛ばして修正してました。」

最後にファンへのメッセージを。

平野さん「2020年も暮れて参りました。この時期に新メンバーを迎えてのこの第三弾。今回がきっと最後でしょう。
なのでこの時期にドタバタコメディをやるという意義を持ってチーム一丸となって最後まで駆け抜けられたら
良いなと思っております。応援宜しくお願いします。」

 

【DVD発売決定】

舞台「『ハイスクール!奇面組3』危機一髪!〜修学旅行編〜」のDVDが2021年3月10日(水)に発売決定。

詳しくはこちら

【ライブビューイング決定】

舞台「『ハイスクール!奇面組3』危機一髪!〜修学旅行編〜」の2020年11月23日(月・祝)
の楽日公演・12:00公演/16:00公演がライブ配信プラットフォーム「ミクチャ」にてライブビューイングが決定。

詳しくはこちら

 

【舞台「『ハイスクール!奇面組3』危機一髪!〜修学旅行編〜」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2020年11月18日(水)~11月23日(月・祝)

<会場>
草月ホール

<公演時間>
約1時間55分(途中休憩無し)

<料金>
特典付きS席:13,750円
※予定数量に達し次第、販売を終了させていただきます。
※特典内容:デカ缶バッジスタンド(奇面組+唯ちゃん、千絵ちゃんビジュアル入り)、
2Lブロマイドセット(キービジュアル&全キャラクタービジュアル各1枚)、ロゴ入りトートバッグ
S席:9,900円
A席:7,700円(税込、多少見づらいお席です)
(全席指定・税込)
※未就学児入場不可
※開場時間は開演時間の1時間前
※車椅子ご利用のお客様はチケットをご購入後、チケットに関するお問い合わせ先にお電話下さい。

<出演者>
一堂零:平野良
冷越豪:寺山武志
出瀬潔:もう中学生
大間仁:高木晋哉(ジョイマン)
物星大:井深克彦
河川唯:和田まあや(乃木坂46)

宇留千絵:西田薫子
春曲鈍:宮下雄也
似蛭田妖:横井翔二郎
雲童塊:梶原颯
切出翔:荒一陽
天野邪子:田中美麗
若人蘭:倉田瑠夏
日条左半次:桜庭大翔
痩猪エルザ:宮澤雪

事代作吾:なだぎ武

『よろず組』
いーま
南米仁
アライヒロヤス
金子清春
山本夏夢
吉田瑞貴

<STAFF>
原作:新沢基栄(集英社文庫コミック版)
脚本:田中大祐
演出:なるせゆうせい(オフィスインベーダー)
美術:照井旅詩
音響:田中亮大(Paddy Field)
照明:新里翼
ヘアメイク:西村裕司、杉田智子(earch)
衣裳:明神杏奈
演出助手:美波利奈
アクション監督:奥住英明(T.P.O.office)
舞台監督:清水浩志、鈴木ひろし
宣伝美術:大沢寿恵(cltrolemon)
宣伝写真:鈴木崇志
宣伝:雲林院康行・佐藤知子(キョードーメディアス)
制作:片田ひろみ
協力:集英社/NAS
主催:2020舞台「ハイスクール!奇面組3」製作委員会(東映ビデオ/キョードーファクトリー/ぴあ/オフィスインベーダー/東映アニメーション)
企画・製作:2020舞台「ハイスクール!奇面組3」製作委員会

©新沢基栄/集英社・2020舞台「ハイスクール!奇面組3」製作委員会

 - News, Stage