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ムーミンバレーパーク「ウインターワンダーランド」2020年11月21日(土)~2021年3月7日(日)開催!

© Moomin Characters ™

埼玉県飯能市のムーミンバレーパークでは、2020年11月21日(土)~2021年3月7日(日)の期間、
冬のムーミンバレーパークを楽しめるイベント「ウインターワンダーランド」を開催します。
ムーミンバレーパークの冬季限定イベント「ウインターワンダーランド」は、小説『ムーミン谷の冬』の世界を舞台に
冬眠からひとりだけ目覚めてしまったムーミントロールがいろいろな生きものと出会い、孤独を乗り越え成長していく物語を
追体験できるイベントです。期間中は、昼と夜を通して、さまざまなコンテンツが用意されています。

11月21日(土)からの開催開始に先駆け、2020年11月19日(木)にプレスプレビューが行われました。

アドベンチャーウォーク】

© Moomin Characters ™

今年最大の注目は、夜間限定で登場する冬季期間限定アトラクション「アドベンチャーウォーク」。
今年1月~3月に開催した音響体験『サウンドウォーク ~ムーミン谷の冬~』は小規模プログラムながら、
後日行われた来場者アンケートにて満足度96%、次回参加意欲89%という成功を収めました。
今回はそのプログラムを大幅にパワーアップさせたもので、宮沢湖の外周部分を舞台とした大規模な光の演出と、
ソニーによる新感覚の音響技術Sound AR™を組み合わせ、自身の散策のペースに合わせて
耳元から流れるストーリーを聞きながらまるで、物語の世界である冬の森を
ムーミントロールと一緒に冒険をしているような新たな体験が楽しめます。

『Sound AR™』
現実世界に仮装世界の音が混ざり合うソニー株式会社が開発した新感覚の音響技術。
体験者の位置情報をGPSで捕捉し、エリア内の特定のスポットに入るとそのシーンに連動した音声を再生する「位置連動」、
立体的な音場で自分のそばでキャラクター達が会話し、まわりを動き回る様子を音声で感じ取れるソニーが得意とする「立体音響技術」、
そして体験者の持つスマートフォンの位置や動きに連動し、雪を踏む足音がする等、体験者の動きに音声体験を可能とする「身体連動」の
3つの技術を柱としています。

『Locatone™』
そのSound AR™を楽しむ為にエンタテイメントアプリ「Locatone™」を自身のスマートフォンにダウンロードし、
イヤフォンを装着することで『ムーミン谷の冬』の世界観を感じながら特別な体験を楽しめます。
App Store、google Playよりアプリーをダウンロードした後、「ムーミンバレーパーク」チャンネルの中から、
「アドベンチャーウォーク~ムーミン谷の冬~」を選択することでストーリーの体験が可能になります。

『アトラクションの様子』

「アドベンチャーウォーク」会場マップ© Moomin Characters ™

1957年にトーベ・ヤンソンが発表した『ムーミン谷の冬』。冬眠の途中、ムーミン族のなかで
ただ一人だけ目覚めてしまい、それっきり眠れなくなってしまった主人公のムーミントロールを軸に
冬のムーミン谷で起こる様々な出来事を描いた、「小さなノーベル文学賞」とも称される、
国際アンデルセン賞を受賞した全6章からなるこの児童小説を題材とし、夜の宮沢湖畔とムーミンバレーパークの
外周路を舞台に様々なライティングや特殊効果が施された全長約1.8㎞のルートが今回のアトラクションとなります。

アドベンチャーウォーク専用チケットブース

前述の「Locatone™」の当該チャンネルのデータをダウンロードした来場者は、メッツァレストラン棟の
奥に設けられたアドベンチャーウォーク専用チケットブースににてチケットを購入後、
最初のSound AR™体験ポイントである『冬眠前のプロローグ はじまりのゲート』で
ムーミンバレーパークにおいてスナフキンの声を担当する声優の櫻井孝宏さんによるナレーションと
自身が動く事によって雪を踏みしめる足音がスマートフォンから聞こえる事を確認出来たら、ゲートをくぐりいざ出発。

最初は無数のランタンが左右に設置された『冬からのおもてなしのランタンロード』と『初めての雪』
淡く揺らめくオレンジ色の明かりが旅のスタートを照らします。

次に森のエリアに入ると早速、見覚えのあるシルエットがスポットライトに照らされています。
そしてその奥の木々の間には、トゥーティッキが作った煌々と明かりを放つ雪玉のランプがある『雪玉の灯りの森』が。

森エリア内でルートが上り坂になる辺りまでやってくると周りのライティングが黄色やピンクといった暖色系に変化。
そしてそこに現れるのが何事も永く覚えておく事が出来ない「すばらしいしっぽをもったリス」。
『わすれんぼうとの出会いの森』では声優の水瀬いのりさんがリスをコミカルに演じています。

先へと進むと上り坂の中腹に青白く輝く『大きな白い馬との出会い』のエリアが。
大きく生い茂る樹木のくぼ地にたたずむのは、トゥーティッキが雪でこしらえた大きな白いうま。
トゥーティッキがうまに水をかけると、うまの全身が凍り、背に「氷姫」を乗せ走っていくといいますが…。

そして坂を上がりきった今アトラクションの山頂部分に大きく広がるのは、初めて冬を体験し
寒さを感じたムーミンが思い起こす楽しかった夏の情景を現した『夏へのあこがれの野原』。
この場所では足音が雪を踏みしめる音から変わり、七色の鮮やかなライティングと合いまってここだけ夏の装いに。
そして広大なエリアであることから、その分Sound AR™のお話も長くなる為、場内には写真の様に
立ち止まってお話の進行を、お話が進むのを楽しんだり、もし周りに見るものが無ければ澄んだ宮沢湖の夜空を見上げると良いかも。

そしてその先には・・・・・・。

闇夜に光る黄色いオオカミ達の眼

ミラーボールによって光が降り注ぐスナフキンのテント

銀のぼんに乗り坂を滑り降りるリトルミイ(※実際には4つのスポットライトが一つずつ点灯)

初めて冬というものを体験し、様々な人物や物事に触れて成長していくムーミンを描く
『ムーミン谷の冬』を描写した全16か所のストーリーポイントをめぐる今アトラクション。
プレスプレビュースタート前に行われた説明会にて本アトラクションの脚本・演出を担当した演出家の小栗了さんは、
「今回のアドベンチャーウォークは僕がクリエイティブディレクターに就いて初めての企画で、
今回のコロナという物はエンターテイメント業界に及ぼす影響というのは非常に大きく、
またいつ外出自粛がかかるのか、という時期が4~5月と続き、6月になっても今後どうなっていくか
分からない中、まだまだ出来て日にちの浅いムーミンバレーパークが何かをやらないというのは、
やっぱりいけないんじゃないかと考え、6月に僕が企画を立案し、時間が無い中で
皆で一丸となって作り上げたものとなります。」と自身が手掛けるパークでの初企画と話します。

『氷姫の気配』により青く色づく灯台

原作小説でもその姿が描かれていない「氷姫」を高く噴き上がる噴水とライティングで表現

トゥーティッキからの忠告を守れなかった「すばらしいしっぽをもったリス」は・・・・・・

長かった冬が終わり、春の近づきを感じる『春へと向かう道』

次に今アトラクションの拘りの点を話す小栗さん。
「今回、僕は”アナログ感”に拘りました。何故かというと、やっぱりムーミンというお話自体が
”デジタル”であるとは僕は思っていません。ムーミンのお話の中にある、独特の「間」であったり、
キャラクター達が考えている要素だったりというものを僕は逆に体験者に”投げている”つもりです。
目の前にあるモノを見るのではなく、そこに有る物に自分なりの想像力を追加して頂けたら、
体験者の見えるものが変わって来るんじゃないかと思っていますので、想像力を膨らまして欲しい。」

春が訪れたムーミン谷。

屋敷の3階にはムーミンパパの姿が

小栗了さんが自身のワガママでいれたというエピローグが聞ける『エピローグ 春の光が灯る道(ランタンストリート)』

そして最後に小栗さんからこんな話が。
「ムーミン屋敷に到着した所で一旦、お話は終了します。ですがルートの最後にある
ランタンストリートに『エピローグ 春の光が灯る道』としてお話しを入れさせて頂きました。
このエピローグに関して言うと、始めは「来場者の気持ちがムーミン屋敷の所で
途切れてしまうので要らないんじゃないか?」と周りからの声を頂いたんですが、
正直な所、僕のワガママで付けています。僕としてはムーミン屋敷の所で話が終わっても
最後までイヤホンを外さずに聞いて頂きたいです。」と原作小説に無い描写を含んだエピローグの存在が話されます。

<物語を盛り上げるボイスキャスト>
ムーミンバレーパークの「エンマの劇場(Emma teatteri)」にて上演されているライブエンターテイメントショーで
キャラクターの声を担当した今をときめく有名声優達がアドベンチャーウォークの為に再集結。
また、新たな声優も加わり、その圧倒的な演技力で体験者のアトラクション没入度を飛躍的に高めます。

『Breath/Bless Project「Dandelion」』
ムーミン谷エリアのムーミン屋敷前の広場においてアーティストの村松亮太郎氏が率いるクリエイティブカンパニー、
NAKEDによる新作アート、Breath/Bless Project「Dandelion」を展示。Breath/Bless Projectは村松氏とNAKEDが手掛ける
コミュニケーションアート作品で、タンポポに息を吹きかけると綿毛が舞うインスタレーション「Dandelion」を
通してネットワークで繋がり、国境を越えて成長していく世界中の人が参加出来るプロジェクト型の大規模アート。
平和や平穏への祈りといった優しい感情を通して世界と繋がりあう事が出来るというコンセプトに
ムーミンバレーパークも共感し、平和な世界になる事を願っていたトーベの思いを引き継ぎ、プロジェクトに参画。
今回の『Dandelion』はスペシャルバージョンとして、ムーミンの物語を通して一貫したテーマである
愛や寛容性などを象徴するムーミン谷のキャラクター達が登場します。

※『Dandelion』は本来、綿毛に息を吹きかけ種が舞うアート作品ですが、新型コロナウイルス感染症対策として
今回は体験者が自分のスマートフォンをかざす事で種が舞う体験へとデザイン変更されています。

【作品概要】
<作品名>
Breath/Bless Project『Dandelion』(ブレスブレスプロジェクト ダンデライオン)

<アーティスト>
村瀬亮太郎/NAKED

<展示場所>
ムーミンバレーパーク内ムーミン谷エリア

<開催期間>
2020年11月21日~2021年3月7日(日)

<時間>
17:00~20:00(アドベンチャーウォーク営業時間内)

※本作品は、COVID-19対策として、実際に吹くという行為を用いずにスマートフォンを使用した
インタラクティブに反応する体験設計を導入しています。

『メッツァビレッジでアドベンチャーウォークを体験』

メッツァティエ「雪の道」

ノルディックスクエア「トランポリンの広場」

ウインターワンダーランド・イン・ムーミンバレーパークの開催に合わせ、メッツァビレッジ内でも、
アドベンチャーウォークの一部を昼でも体験できます。メッツァビレッジへの道である、
メッツァティエは動きに合わせて、雪を踏みしめる音を楽しむことができる「雪の道」に。
ノルディックスクエアでは地面がゴムになったような音の出る「トランポリンの広場」を楽しむことができます。

※※体験には、Locatone™アプリをダウンロードし、ムーミンバレーパークチャンネル
「アドベンチャーウォーク ムーミン谷の冬」ツアーの「ツアー開始」ボタンをタップして、ツアーを開始する必要があります 。

【アドベンチャーウォーク概要】

<開催期間>
2020年11月21日(土)~2021年3月7日(日)

<会場>
宮沢湖外周路及び、ムーミンバレーパーク(全長約1.8㎞)

<運営時間>
17:00~20:00
※開催期間中、平日、土日祝ともにムーミンバレーパークは17:00閉園となります。
※「アドベンチャーウォーク」はムーミンバレーパーク通常営業時間終了後のアトラクションとなるため
入場には下記チケットのご購入が必要となります。
※長時間自然環境の中を歩くアトラクションのため、歩きやすい靴でお越しください。
※体験時間が60~90分と長時間になるため、スマートフォンの充電量のご確認をお願いいたします
※本イベントはお手持ちのスマートフォンにアプリをダウンロードし、イヤホンを装着していただくことで
Sound AR™体験をお楽しみいただけます。スマートフォンをお持ちでない場合は装飾エリアの散策や光の演出の写真撮影などをお楽しみください。

<所要時間>
約60分~90分(体験者自身の進行ペースにより異なる)

<料金>

<出演者>
『ボイスキャスト』
ナレーション/スナフキン:櫻井孝宏
ムーミントロール:戸松遥
トゥーティッキ:折笠富美子
リトルミイ:豊崎愛生
スノークのおじょうさん:花澤香菜
すばらしいしっぽをもったリス:水瀬いのり
ヘムレンさん:大川透

<STAFF>
脚本・演出:小栗了

【冬メニュー】

ムーミンの物語をモチーフにした様々な冬のオリジナルメニューが登場。

「ウインターワンダーランドプレート」
昨冬登場し、大好評を博した人気メニューが復活。雪玉のランタンのミートボールに
トゥーティッキの防止のマッシュポテトがモチーフの人気プレート。
価格:1,650円(税込)
提供店舗:ムーミン谷の食堂(Muumilaakso ruokala)
販売時間:10:00~17:00(ラストオーダー16:15)

「パンバスケット・ロヒケゥット(パンの器のサーモンスープ)」
器まで食べられるパンの中に北欧の定番料理、サーモンスープ味が
じんわりとしみこんでいます。
価格:1,650円(税込)
提供店舗:ムーミン谷の食堂(Muumilaakso ruokala)
販売時間:10:00~17:00(ラストオーダー16:15)

「雪玉のグラタン」
外で冷え切った身体には熱々のグラタンを。上のミニタマネギは雪玉のランタンを
モチーフにしています。
価格:1,100円(税込)
提供店舗:パンケーキレストラン(Lettula)
販売時間:昼 10:00~17:00(ラストオーダー16:30)夜 17:00~20:00(ラストオーダー19:15)

「冬のレアチーズスノードーム」
雪のかまくらをイメージしたレアチーズクリームに北欧の名物・ベリーをあしらったデザート。
価格:990円(税込)
提供店舗:ショップ&カフェ(Kauppa&Kahvila)
販売時間:10:00~17:00(ラストオーダー16:15)

「冬のかがり火のローストビーフ(数量限定)」
冬の雪化粧をイメージしたマッシュポテトの上には、かがり火のローストビーフと、
小さなポテトの焚火の中にはトマトの光が灯ります。
価格:1,650円(税込)
提供店舗:ムーミン谷の食堂(Muumilaakso ruokala)
販売時間:10:00~17:00(ラストオーダー16:15)

【グッズ】

(手前左)ウインターワンダーランドポストカード:220円(税込)(手前右)ウインターワンダーランドピンバッジ:660円(税込)
(奥)ウインターワンダーランドトートバッグ:935円(税込)

イベント限定のアートを使ったオリジナルグッズを販売。
販売店舗:ムーミン谷の売店(Muumilaakso kauppa)、はじまりの店(Alku Kauppa)

【ワークショップ】

(左・中央)ムーミン谷のキャンドル(右)ペーパークラフトでつくるムーミン屋敷ランタン

体験型展示施設コケムスの2階にあるワークショップ、パヤ(Paja)で冬限定のメニューを開始。

「ペーパークラフトで作るムーミン屋敷ランタン」
ムーミン屋敷をイメージしたランタンづくり。
ペーパークラフトでムーミン屋敷の外観や煙突をつくり、ムーミンのキャラクターを窓辺にあしらいます。
灯りをともすとキャラクターのシルエットが浮かびあがり、お部屋が幻想的な雰囲気に。
参加費:2,800円(税込)

「ムーミン谷のキャンドル」
人気のキャンドルワークショップが、ムーミン谷の冬をイメージしたデザインで登場。
トゥーティッキとリトルミイデザインには雪玉と切り株を、ムーミンとムーミン屋敷デザインには
針葉樹とろうそくをあしらい、冬のムーミン谷をイメージしたキャンドルをつくります。
自分で作ったキャンドルを灯してのんびりとおうち時間をお楽しみいただける、この冬おすすめのワークショップです。
監修:candle studio pieni takka
参加費:3,500円(税込)

【ウインターワンダーロード】

© Moomin Characters ™

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ウインターワンダーランド開催中、ムーミン谷エリアの入り口から続く並木道に冬限定の
「ウインターロード」が登場。雪の世界をイメージしたバルーンスカイに「ムーミン谷の冬」に登場する
様々なキャラクターが装飾されているのも見所です。

【冬のクイズラリー「冬にやってきたお客さま」】

冬のムーミンバレーパーク探索を楽しめるスクラッチラリーが登場。
冬の間にムーミン谷にやってきたお客さまたちにまつわるクイズ問題をパーク内をめぐって探し、
答えをスクラッチで削って出すという新感覚のラリー。削りごみが出ないタイプのスクラッチで環境にも配慮。
わからないときはヒントを削って、見ることができます。最後には記念品も。

販売店舗:はじまりの店(Alku kauppa)
価格:300円 (税込)
難易度:正解率 99%
記念品:ウインターワンダーランドオリジナルバッジ
開催時間:10:00-17:00(最終受付16:00)

今年も盛り沢山なウインターワンダーランドへ是非、出かけてみては?

ウインターワンダーランドの特設サイトはこちら
メッツァの公式サイトはこちら

© Moomin Characters ™
Sound AR™はソニー株式会社の商標です。
Locatone™はソニー株式会社の商標です。
※メッツァ及びmetsäは登録商標です。
※メッツァビレッジ及びmetsä villageは登録商標です。
※ムーミンバレーパーク及びMOOMINVALLEY PARKは登録商標です。

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