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朗読 蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』初日公演ライブ配信決定!

つかこうへい没後10年追悼イベント朗読 蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』の初日公演のライブ配信が決定したと主催者より発表がありました。

つかこうへい氏の命日にあたる2020年7月10日(金)から紀伊國屋ホールで追悼イベントとして3日間の「朗読劇」として本作の上演が予定されていますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の為、客席のソーシャルディスタンスを
保持するために、チケットは約1000枚しか用意が出来なかったとの事。
つかこうへい追悼行事としてはメモリアルな公演でもあり、味方良介、井上小百合、植田圭輔らを布陣した期待度の高い公演のため、必然的にチケットは一瞬にして完売となり、遠方の熱狂的なファンやネット上では配信を希望する声が殺到したとしています。

そこでファンの強い要望を受け、チケットの申込みが特に多かったという2020年7月10日(金)の初日公演の有料ライブ配信が決定。半数の客席と有料配信、劇場で観るか、配信で観るか、ウィズ・コロナ時代の演劇は新たなスタンダードの形を模索する公演となりそうです。

『「蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』」あらすじ』

「新撰組」の撮影が進む東映京都撮影所。
初の主演映画に意気込むスター俳優銀ちゃんが、子分の大部屋俳優ヤスに 自分の恋人小夏を
押しつけることから物語は始まる。小夏は妊娠しているのだ……。
ヤスは銀ちゃんに見せ場を作り、小夏のお産の費用を稼ぐために、危険な「階段落ち」に挑戦する。
しかし、ヤスが命をかけて生まれた娘のルリ子は、不治の病に冒されていた。そして小夏も、
心の底からヤスを愛することはできなかった。
銀ちゃんは、自分の貧しく卑しい生まれの血のせいでルリ子が病気になってしまったのではないかと苦悩する……。
そして、新たな「新撰組」の撮影が始まる。
銀ちゃんは「俺の命と引き換えに娘の命を助けてくれないか」と祈る様な気持ちで一世一代の「函館五稜郭の石階段落ち」に挑む。
果たして銀ちゃんの祈りは、娘の病に打ち勝てるのだろうか?

『蒲田行進曲とは』
つかこうへいの代表作『蒲田行進曲』は1980年紀伊國屋ホールで発表された。
同年第15回紀伊國屋演劇賞を受賞。その後、小説として第86 回直木賞を受賞、
1982年映画化され、第6回日本アカデミー賞を独占した傑作中の傑作である。
そして1987年蒲田行進曲の完結編として発表された『銀ちゃんが、ゆく』は
1994年舞台化され、1997年新国立劇場小劇場の柿落とし公演として上演された。

【ライブ配信概要】

<配信日>
7月10日(金)17:00開演

<ライブ配信視聴券>
発売日:2020年7月7日(火)10:00

ライブ配信視聴券:3500円(税込)
※イープラスにて販売

視聴券販売専用URL:eplus.jp/ginchan-streaming/

【つかこうへい没後10年追悼イベント 朗読 蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』開催概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2020年7月10日(金)~7月12日(日)

<会場>
紀伊国屋ホール

<公演時間>
未定

<料金>
7,500円(全席指定・税込)
※未就学児入場不可

<出演者>
倉岡銀四郎:味方良介
小夏:井上小百合
ヤス:植田圭輔
中村屋喜三郎:細貝圭
ケン:綱啓永
監督:久保田創

<STAFF>
作:つかこうへい
演出:岡村俊一
提携:紀伊國屋書店
制作:つかこうへい事務所
企画・製作:アール・ユー・ピー

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