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朗読 蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』追加キャスト発表

2020年7月10日(金)~7月12日(日)に東京都新宿区の紀伊国屋ホールにて行われる、つかこうへい没後10年追悼イベント「朗読 蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』」に出演する追加キャストが発表されました。

『追加キャスト』

細貝圭

銀ちゃんの最大のライバルであり共に映画を支える歌舞伎界のプリンス・中村屋喜三郎役に、細貝圭。

綱啓永

銀四郎の出生の秘密のカギを握る義理の弟、ケンを『騎士竜戦隊リュウソウジャー』で注目を集める綱啓永。

久保田創

この映画を完成に導くため奔走する映画監督役に久保田創という実力派の面々がキャスティングされました。

つかこうへいの命日にあたる7月10日から3日間、【朗読という名の演劇】を公演する本作。
「リモートによる稽古で、向き合わず、俳優のエネルギーを伝えあう演劇」という「新しい様式」の公演に期待が高まります。

『「蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』」あらすじ』

「新撰組」の撮影が進む東映京都撮影所。
初の主演映画に意気込むスター俳優銀ちゃんが、子分の大部屋俳優ヤスに 自分の恋人小夏を
押しつけることから物語は始まる。小夏は妊娠しているのだ……。
ヤスは銀ちゃんに見せ場を作り、小夏のお産の費用を稼ぐために、危険な「階段落ち」に挑戦する。
しかし、ヤスが命をかけて生まれた娘のルリ子は、不治の病に冒されていた。そして小夏も、
心の底からヤスを愛することはできなかった。
銀ちゃんは、自分の貧しく卑しい生まれの血のせいでルリ子が病気になってしまったのではないかと苦悩する……。
そして、新たな「新撰組」の撮影が始まる。
銀ちゃんは「俺の命と引き換えに娘の命を助けてくれないか」と祈る様な気持ちで一世一代の「函館五稜郭の石階段落ち」に挑む。
果たして銀ちゃんの祈りは、娘の病に打ち勝てるのだろうか?

『蒲田行進曲とは』
つかこうへいの代表作『蒲田行進曲』は1980年紀伊國屋ホールで発表された。
同年第15回紀伊國屋演劇賞を受賞。その後、小説として第86 回直木賞を受賞、
1982年映画化され、第6回日本アカデミー賞を独占した傑作中の傑作である。
そして1987年蒲田行進曲の完結編として発表された『銀ちゃんが、ゆく』は
1994年舞台化され、1997年新国立劇場小劇場の柿落とし公演として上演された。

 

【つかこうへい没後10年追悼イベント 朗読 蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』開催概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2020年7月10日(金)~7月12日(日)

<会場>
紀伊国屋ホール

<公演時間>
未定

<料金>
7,500円(全席指定・税込)
※未就学児入場不可

◆チケット一般発売:2020年6月27日(土)
◆オフィシャル先行:2020年6月14日(日)受付開始予定
◆お問い合わせ:Mitt 03-6265-3201(平日12:00~17:00)

<出演者>
倉岡銀四郎:味方良介
小夏:井上小百合
ヤス:植田圭輔
中村屋喜三郎:細貝圭
ケン:綱啓永
監督:久保田創

<STAFF>
作:つかこうへい
演出:岡村俊一
提携:紀伊國屋書店
制作:つかこうへい事務所
企画・製作:アール・ユー・ピー

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