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舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇FINAL~POWER OF BIKE~いよいよ開幕!

2008年より『週刊少年チャンピオン』(秋田書店刊)にて大好評連載中の渡辺航が描く漫画作品、『弱虫ペダル』。
ロードレースという自転車競技を題材にし男女問わず漫画ファン、自転車愛好家など多くの人から支持されコミックス累計2,500万部を突破した今最も熱いスポーツ少年漫画です。

その人気作品を舞台化したのが舞台『弱虫ペダル』、通称『ぺダステ』。
2020年2月、2012年の初舞台化から第14作目、そして新インターハイ編の完結作となる「舞台『 弱虫ペダル 』 新インターハイ篇FINAL~POWER OF BIKE~」が開幕します。
2020年2月20日(木)初日の公演に先駆け、オフィシャル会見と公開ゲネプロが行われました。

【オフィシャル会見の様子】

登壇したのは小野田坂道役の糠信泰州さん、今泉俊輔役の山﨑晶吾さん、鳴子章吉役の百瀬朔さん、泉田塔一郎役の河原田巧也さん、御堂筋翔役の林野健志さん、浦久保優策役の栗原大河さんの6名。

自身の役の見所をお願いします。

糠信さん「僕のシーンの見所は、やっぱり一番最後、真波山岳くんと一緒にゴールを争うシーンです。ここは皆の沢山の気持ちを受継いで走っているので凄くアツいシーンになっていると思います。」

山﨑さん「最後まで今泉は小野田の背中を押すチームの一人なんですけど、皆から受継いだ思いとかを最後に小野田の背中を押して、小野田を送り出すという所が僕自身の役の見所ではないかなと思っています。」

百瀬さん「見所は今回がラストという事で、各キャラクターそれぞれに見所が沢山有ると思うんですけど、個人的に僕、鳴子は派手なキャラクターで、音楽や照明も凄くアツく作って下さっているので、そういう所が僕は魅力だと思います。」

河原田さん「僕の見所は、今回のインターハイ3日目の決着が終ってから、結構、いっぱい喋らせて頂くんですけど、凄く熱いレースが沢山展開されていて、皆さん、出演者達の熱量をそのまま感じたまま、そこに気持ちを乗っけていけたら良いなと思っています。」

林野さん「見所としては、三日目で一番過酷なレースになっていると思います。本当に役者も身を削りながら走って、観客の皆さんの思考が多分追いついていかない位、展開も速く、そして本当に過酷で脱落していく面々が沢山居て、その中で、唯一ゴールを獲れる人間が一人だけしかいないというのが見所です。最後まで原作を知っている方でも、劇場に来たら「誰がレースを獲るんだろう?」というハラハラドキドキ出来る作品になっていると思います。」

栗原さん「浦久保は今回初登場のキャラクターという事で、インターハイ3日目を掻き乱していく様を楽しんで頂ければなと思います。」

新インターハイ篇がFINALですがいかがでしょうか。

糠信さん「今作は14作品目にして、初演から始まり、沢山の方に支えられ、携わって頂いて、本当に多くの方に応援されて今まで続いて来ました。沢山の熱い気持ちだったりとか、「ぺダステ」を愛する気持ちだったりとか、色々なものを詰め込んだジャージという物を本当に一人一人皆で紡いでいって、最後にこの新インターハイ篇FINALを僕等、座組の皆でゴールに届けられる事を本当に幸せに思います。今から公演が凄く楽しみで仕方なくてですね、早く皆様にこの熱い舞台をお見せしたいです。」

山崎さん「今回、インターハイ3日目という事で、仲間の皆が一人づつリタイアしていく瞬間が色々とありまして、そのリタイアしていくチームの為にも、最後にこの一枚のジャージを届けるために走るんですけども、この舞台は僕、初参加なんですけど、舞台上は勿論、舞台袖でもチームワークが凄くあって、皆がケアしているんですけども、その様に誰一人怪我無く、千秋楽を迎えられる様、頑張っていきたいと思います。」

百瀬さん「今回、皆が皆、見せ場があって、そこで一人づつ脱落していくというお話なんですけど、それぞれの見せ場も勿論なんですが、そのあとに走る自分のチームの選手の為に、「モブ」といういろんな役割をする役柄があるんですけど、それもちょっと関わりがある役をやったり、その役の中でなんですけど、背中を押したりという所もあるので、自分の見せ場も勿論、それ以外の所で皆で作っていっている作品なので、そこを観て頂きたいと思います。」

河原田さん「僕はこの作品に12回目の出演で、2012年に本作が始まって、もう8年になります。凄く歴史のある作品と新しいキャストさんから言われるんですが、僕はそういう風にはずっと思っていなかったんですけども、その中で「新世代編」が始まって、実はもう7作目になるんですね。その新世代の最初から入って来たメンバーは物凄い成長をしていて、ここまで凄くなっているんだと、今回改めて感動しましたし、今までレースが無かった新しいメンバー達も物凄く気合が入っていて、そのアホみたいに気合が入った人が全員、自分のエネルギーをぶつけまくっている作品が今作なので、お客さん目線で稽古を見させてもらったんですけど、何度も何度も泣きそうになり、これが本番、お客さんが入ってどういう風に完成していくのか非常に楽しみです。」

林野さん「意気込みは言葉にすると時間が足らない位、いっぱい有るんですけど、一番最初にこの舞台に立った時に「舞台『弱虫ペダル』って凄いんだよ」と外から聞いていた話が、マンパワーというか、走っている人間の限界を超えていく力が本当にこの舞台の魅力だと思っていて、観ている人も過呼吸になる位、舞台上でそれだけ役者が丸裸になって、走っている姿は、こんなに演劇にまみれた作品に関われなくなるのは凄く寂しいですけど、僕等も「スタートライン」が始まって3年、僕等が作って来たぺダステを、最後に残して行きたいなと思っています。」

栗原さん「今回は沢山のレースが有り、全力の熱い戦いが沢山繰り広げられるんですけど、その中で最初のレースが浦久保のレースという事で、必死に全力で走って走って、この作品に勢いがつく様に僕も全力で頑張っていきたいと思います。どんどん皆でバトンを繋いで最後まで全力で頑張ります。」

最後に来場者へのメッセージをお願いします。

栗原さん「僕も一ファンであったこの熱い作品に関われる事を本当に嬉しく思いますし、本当に誇りを持って弱虫ペダルという作品を皆で全力で走って繋げて来た思いを全部受継いで頑張っていきたいと思いますので、応援の程をよろしくお願いします。」

林野さん「舞台が始まってから、弱虫ペダルが大好きな皆さんの気持ちを背負って、制作に関わるスタッフさんや、この作品を愛している方々の思いを舞台の上で最後まで伝えますので、一緒にゴールを目指しましょう。」

河原田さん「僕は前年度と今年度のインターハイの両方に出させて頂いているんですけど、「新インターハイ篇」に入ってからはテイストが変わって、大会1日間を2回の公演に分けて上演をして来ました。今回、大会一日を1回の公演に纏めて、前年度のインターハイを髣髴とさせるような、そんな仕上がりになっていると思います。僕自身やっていて、新しいメンバーでやっている「新インターハイ」なんだけど、前年度のインターハイを凄く思い出す様な作品となっております。昔から「ぺダステ」が大好きだった方々にも納得して頂ける形になったと思います。楽しみにしていて下さい。」

百瀬さん「僕個人の思いとしては、「スタートライン」から鳴子役を演じさせて頂いてるんですけども、3日目のファイナルまで4年かかりました。僕もちょっと歳をとってきたんですけど、本編は3日間なのでそこに思いを乗せていきたいなと思いますし、皆さんも見にきて頂ける方も、僕等、1チーム6人で走るんですけど、7人目の選手として楽しんで頂く事も勿論、一緒に走っているような気持ちで観て頂けたら嬉しい限りです。」

山崎さん「誰かの為に走る、誰かの為に何かをする、人の為に頑張るというのが凄く素敵な事だなという風にこの舞台の稽古が始まってからずっと思っていました。観に来てくれたお客様に何か気持ちを持って帰ってもらって、背中を押せる様、意味のある舞台に出来たらなと思っております。」

糠信さん「劇場入りをして、「POWER OF BIKE」が始まってから初めて衣裳に袖を通して舞台の上に立ったんですが、
凄くドキドキして、舞台上に立っただけで心臓が高鳴って、この「ぺダステ」って、僕等にとってはロードレースそのモノなんだなと本当に改めて強く思いました。ロードレースの面白さ、自転車の楽しさだったり、「ぺダステ」の感動という物を皆さんに熱くちゃんと届けて楽しんでもらえたらなと思います。僕等の座組は29日の大阪大千秋楽まで、全力で怪我無く、ケアレンスも高めて皆で走りぬけて行きたいと思いますので応援の程、よろしくお願いします。」

【ゲネプロの様子】

2017年2月の「スタートライン」より始まった、新インターハイ篇。
2017年10月の「ヒートアップ」、2018年3月の「箱根学園王者復格(ザ・キングダム)」、2019年5月の「制・限・解・除(リミットブレイカー)」と過去4作品に及んだインターハイ栃木県大会も遂に本作で完結をみます。

前述の御堂筋翔役の林野健志さんのオフィシャル会見の通り、劇中では4チームが絡み合う激戦がそこかしこに散りばめられ、また泉田塔一郎役の河原田巧也さんの通り過去四作でインターハイ1日分の出来事を2回の公演に分けていたものを久しぶりに一回の公演で一日分を描く本作の熱量は必見です。

群馬県榛名山の榛名湖畔をスタートし、標高2172mの国道最高地点である渋峠の山頂のゴールを目指すインターハイ三日目の各選手の死闘は是非、劇場で目に焼付けて下さい。

カーテンコールにて小野田坂道役の糠信泰州さんは「僕達カンパニー一同、まだまだケアレンスを高めて、力いっぱい全力で走っていきたいと思います。本公演11公演を最高にカンパニー一同で楽しんでいきたいと思います。」と意気込みを話しました。

「ぺダステ」の大きなターニングポイントとなる第14作、必見です。

【Blu-ray&DVD発売決定】

舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇FINAL~POWER OF BIKE~のBlu-ray&DVDが2020年6月17日(水)に発売決定。
詳しくはこちら

 

【舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇FINAL~POWER OF BIKE~公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2020年2月21日(金)〜2月23日(日)
大阪公演:2020年2月27日(木)〜2月29日(土)

<会場>
東京:天王洲銀河劇場
大阪:大阪メルパルクホール

<公演時間>
約2時間50分(15分間の途中休憩を含む)

<料金>
8,000円
※未就学児童入場不可

<出演者>
【総北高校】
小野田坂道:糠信泰州
今泉俊輔:山﨑晶吾
鳴子章吉:百瀬朔
手嶋純太:鯨井康介
青八木一:八島諒
鏑木一差:原嶋元久
古賀公貴:本川翔太

【箱根学園】
泉田塔一郎:河原田巧也
葦木場拓斗:富永勇也
黒田雪成:伊藤澄也
真波山岳:杉山真宏
銅橋正清:岸本卓也
新開悠人:飯山裕太

【京都伏見高校】
御堂筋翔:林野健志
水田信行:阿部大地
岸神小鞠:天羽尚吾
山口紀之:一瀬悠

【呉南】
浦久保優策:栗原大河

【卒業生】
東堂尽八:秋葉友佑

【パズルライダー】
監督:一瀬悠
河野智平
伊藤玄紀
村上渉

<STAFF>
原作:渡辺航「弱虫ペダル」(秋田書店『週刊少年チャンピオン』連載)
演出・脚本:西田シャトナー
音楽:manzo
主催:マーベラス/東宝

© 渡辺航(秋田書店)2008

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