世界のエンターテイメントの“今”をお届け!

News

Tokyo 2020 “Make The Beat!”ミライトワ・ソメイティの世界ツアー出発式開催!

東京2020組織委員会は、東京2020大会の会場にて世界各国から来場した観客全員が心を一つにして“2020beat”を奏でて出場選手を応援することを目指すプロジェクトTokyo 2020 “Make The Beat!” を2019年9月に発表。
2020年1月27日から、ソーシャルメディア上で動画の投稿募集を開始しています。
2020beatを大会までに世界中の人に知ってもらい、世界中の観客が同じビートで選手を応援することを目指し、このたび、東京2020マスコットが世界ツアーに行くことになりました。
2020年2月19日(水)、東京都大田区の東京国際空港(羽田空港)国際線ターミナル4F江戸舞台にて世界ツアーへの出発式が行われました。

【出発式の様子】

開会と共にオープニングアクトとして、一人目のゲストの津軽三味線福居流師範のTENBIさんが「2020Beat 津軽じょんがら節バージョン」「2020Beat 津軽三味線バージョン」の2曲を約1分40秒に渡り披露します。

演奏が終ると舞台上にフリーアナウンサーの田中大貴さんと、2019ミス・ジャパングランプリの土屋炎伽さんが登壇。田中さんがTENBIさんに改めて津軽三味線の魅力は?と問うと
TENBIさん「音が大きい所ですとか、パーカッションの様なリズムをお届け出来るという楽器なのでとても魅力的だと思います。オリンピックを通じて三味線の魅力を知って頂きたいです。」
と話します。

続いて”Make The Beat”プロジェクトのおさらいが。2019年9月6日に発表された本プロジェクト、大会史上初となる単一の応援ビートで選手を応援する試みにSNSを通じて多数の動画投稿が行われています。

続いて2人目のゲストとして元全日本バレーボール選手の栗原恵さんが登壇。
「プリンセス・メグ」の愛称で親しまれ、187cmという日本女子バレーボール代表でも歴代トップクラスの高身長に横に並んだ155cmの土屋さんとは凸凹の様相。
東京2020にはどんな関わり方をしたいかと問われた栗原さんは
「やはり現役時代からオリンピックが東京であるという事で、それだけで本当に嬉しいなと感じていたので、その中で何かしら携われたら本当に幸せだなと思います。一人のファンとしてオリンピックを楽しみたいなという気持ちもありますし、言葉を通して皆さんに何かを伝えられたら光栄です。」

さらに土屋さんからの、やはりオリンピックへの出場は特別な気持ちが有るのか?という問いに
栗原さん「4年に一度の祭典という事で、4年後に自分がその舞台に立てるか?という確信が無いので、まずそこに選手でいられるかというかどうかという所も分からない中で、その4年に一度にかける思いというのは、選手それぞれに特別な思いがあると思います。」
と2度の五輪出場者から重みのあるコメントが。

そして観客の応援の力はどう感じるか?との田中さんからの質問には
栗原さん「自分の力のプラスα、1.5~2倍の力を発揮出来る応援は本当に力になるので、皆さんもいっしょになって応援をして頂きたいなと思います。自分で限界を決めていても更にその上を出させてくれるような力が有りますよね。」と話します。

チアリーダーである土屋さんは
「チアリーダーは選手と応援したいという観客との架け橋になる役割なので、最大限に観客からの応援の力を引き出して、それを選手に届けるという事を一体感を意識してやっていたので、実際に選手だった方々に応援の力の
強さを聞けて嬉しいです。」
と自身の体験を話します。

続いて栗原さんに2020Beatを実演してもらう事に。
しかし、いざ栗原さんが実践しようとすると、三三七拍子が基本となる曲の冒頭のタイミングが取りづらいのか、少々出遅れてしまう場面も。
「さっき裏でいっぱい練習したんですけど、本番に弱い所が出てしまいました(笑)学生の時の応援のリズムに非常に近いものがあるので、懐かしいという雰囲気を感じます。」と感慨深い表情の栗原さん。

そして本日の本題へ。この2020Beatをもっと多くの方に知ってもらうべく、東京2020オリンピックマスコットのミライトワと、東京2020パラリンピックマスコットのソメイティがMake The Beatの海外ツアーへ旅立つ事に。

先日、東京都内某所にてツアー訪問地をダーツで決めるという斬新な決定方法がとられ行き先として決まったのは、夏季オリンピックが開催されたイギリスのロンドン、フランスのパリ、スペインのバルセロナ、ギリシャのアテネ、そして国際オリンピック委員会(IOC)のあるスイスのローザンヌ、国際パラリンピック委員会(IPC)のあるドイツのボンの6カ国をまわるヨーロッパツアーが行われます。

そしてこの海外ツアーを記念して2020Beatの動画を投稿している5人組ボーイズグループのバックストリート・ボーイズより応援と動画投稿を促すメッセージが会場モニターに流れます。

続いて今日の主役であるミライトワとソメイティが登壇。
栗原さんは初対面となる東京2020マスコットにしきりに可愛いを連呼。海外ツアーへの意気込みは2人とも十分な様子。

海外ツアーへの出発前に登壇者一同で2020Beatをダンス。栗原さんもバッチリダンス成功のようです。

そして飛行機への搭乗時間になると東京2020オフィシャルエアラインパートナーの日本航空株式会社と全日本空輸株式会社のキャビンアテンダントがミライトワとソメイティを迎えに。
登壇者がマスコット2人を見送り、出発式は終了しました。

【囲み取材の様子】

出発式終了後、ステージ上にて田中さん、土屋さん、栗原さん登壇しての囲み取材が行われました。

改めて2020Beatをパフォーマンスした感想をお願いします。

土屋さん「私はもう何度かやらせて頂いていて、今日は栗原さんのBeatを見れましたし、会場のお客様もやって下さったので凄く楽しかったです。」

栗原さん「いっぱい練習をしてきたんですけど、中々上手く出来なかったんですけど、楽しむ気持ちが一番大切なんだと改めて感じました。ちょっと言い訳をして良いのであれば、事前に頂いた映像で練習をしていて、それが本番では音源がちょっと短かったんですね。そこに対応仕切れなかった自分のミスです。」

田中さん「栗原さんがアスリートだなと思ったのは、2回目はリベンジしますと言ってちゃんとリベンジしたのは現役時代を思い出しました。去年の夏頃から組織委員会が下準備をしてきて、これから世界へ出て行くというのは感慨深いものがありますし、元アスリートであった栗原さんのような人も踊ってくれるんだなと、感無量です。」

アスリートとして参加していると声援や応援はどういった形で選手に伝わるのでしょうか。

栗原さん「自分一人で戦うのでは無く、皆の声援が背中を押してくれて、パフォーマンスが上がるという感覚を自分自身も経験しているので、今度は応援する側に回って選手達の背中を押せる様にしっかりとエールを送っていきたいなと思います。自分は一人ではないと改めて感じられるのが声援だと思いますので、非常に力になります。」

チアリーダーとして、応援する立場としてどの様な点に気持ちを入れたいですか。

土屋さん「応援をするという力はいっぱい選手に届いているんだなと改めてお話を聞いて実感できましたし、だからこそ一人一人の応援の力は大きいんだなと思うので、日本中の皆さん、そして世界中の皆さんで誰かを応援するというこの気持ちを大切に楽しんでこのプロジェクトが出来たらなと思いました。」

東京2020大会が近づいているが、日本選手へのエールをお願いします。

栗原さん「オリンピックは4年に一度ですので、それだけに賭けていた思いが皆、人一倍強いと思うので、それだけでもプレッシャーがかかるんですけど、自国開催となると頑張りたい、メダルを獲りたいという気持ちが更に高まって、プレッシャーがかかって。そこを上手く声援の力で肩の荷を取ってあげて選手達が気持ち良く、楽しく、スポーツって良いなと改めて感じられる様な大会になってもらいたいなと思っています。オリンピックは巨大な大会だと捉えがちですが、どんな小さな大会でもルーティーンは一緒なので、自分の中で大きいものと捉えるのでは無く、一つの試合とかと一緒なんだという気持ちで臨んでいくのも、過去2回経験して感じております。」

注目している競技はありますか。

田中さん「僕は野球日本代表チームが世界の頂点に立つというのを楽しみにしていますし、それによって、野球が今後の大会に繋がっていけばよいなと強く思っています。」

栗原さん「バレーボールをやっていたので、やはり男女共にバレーボール日本代表には頑張って欲しいんですけど、中々日本で目の前で世界のトッププレーヤー達を見る事は出来ないと思うので、どの競技と決めずにスポーツ全体を楽しんでもらいたいと思います。」

土屋さん「新しく新種目として登録された物もありますし、まだまだ知らない見た事のないスポーツとか沢山あるので、そこをオリンピックまでに調べて色んなスポーツを応援したいと思っています。」

世界は2020Beatをどの様に受け取るのか?東京2020マスコット2人の頑張りに注目です。

【公式応援ビートを世界に広めるプロジェクト “Make The Beat!”ミライトワ・ソメイティの世界ツアー出発式概要】

東京2020 “Make The Beat!”の公式サイトはこちら

<日時>
2020年2月19日10:30開始

<会場>
東京国際空港 国際線ターミナル 4F江戸広場

<出席者>
栗原恵:オリンピアン/女子バレーボールアテネ2004大会5位、北京2008大会7位
TENBI:津軽三味線奏者 福居流師範
田中大貴:フリーアナウンサー
土屋炎伽:「2019ミス・ジャパン」グランプリ
ミライトワ:東京2020オリンピックマスコット
ソメイティ:東京2020パラリンピックマスコット

©Tokyo 2020

 - Stage