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『CHESS THE MUSICAL』公演スタート!

国境や世代を超えて愛され続けているのミュージカル「CHESS」。
ミュージカル版はその幅広いメロディ構成からコンサートとして取り上げられる事も多く、これまでに世界20箇所以上で上演されています。

日本では2012年と2013年にコンサート版が、2015年にはミュージカル版が上演され大成功を収める本作が2020年、日英ドリームキャスト出演の下、再び日本に降り立ちます。

先日の公開稽古も記憶に新しい本作が遂に2020年1月25日(土)、大阪府大阪市の梅田芸術劇場 メインホールにて開幕しました。
オフィシャル舞台写真と出演キャストからの初日コメントが到着しましたのでお伝えします。

【あらすじ】

撮影:岸隆子(Studio Elenish)

舞台は米ソの冷戦時代。イタリアのメラーノでチェスの世界一を決める選手権が開催される。
時の世界チャンピオンはアメリカ合衆国のフレディ。

傍らには、彼のセコンドを務めるフローレンスがいる。対戦相手はソビエト連邦のアナトリー。
チェスの天才フレディは、フローレンスの忠告もむなしく、記者会見で対戦相手を罵り、記者たちから避難を浴びせられる。

天才チャンピオンの成功と孤独に苦しむフレディ。一方、アナトリーは共産主義のソビエト連邦という国家を背負ってチェスをプレイすることの重圧に苦しんでいた。

撮影:岸隆子(Studio Elenish)

競技場には、彼らの世界を冷徹に支配するアービターが待つ。精神的に追い詰められたフレディは、試合を放棄、それによりアナトリーが不戦勝で新たな世界チャンピオンとなる。葛藤の中で、敵味方であるはずなのに恋に落ちてしまう

撮影:岸隆子(Studio Elenish)

フローレンスとアナトリー。しかしアナトリーには故郷に残してきた妻と子供がいた。
フローレンスは1956年のハンガリー動乱で親を亡くした孤独な身の上だ。アナトリーは亡命を決意する。
1年後、再びチェスの世界選手権がタイのバンコクで開催される。世界チャンピオンであるアナトリーは出場者としてフローレンスと共にこの国に来ていた。そしてこの地に、テレビ業界に転身したフレディ、アナトリーの妻スヴェトラーナも現れる。
試合を前にKGB(旧ソ連国家安保委員会)、CIA(米国諜報機関)の思惑も交錯する。
彼らの人生はどのような軌跡を描いていくのか……。

撮影:岸隆子(Studio Elenish)

すべてを賭したゲームが始まる。

『キャスト初日コメント』

大阪公演の初日を無事に終えた出演キャストよりコメントが出されています。

アナトリー役:ラミン・カリムルー
「私がこのように何度も日本の公演に参加させていただくのは、日本の皆さまが本当に素晴らしいからです。日本で得る経験は、私にとってとても大きい。この素晴らしいCHESSという作品の一部に関わることができ、非常に光栄です。多くの方に観に来ていただけると嬉しいです。」

フローレンス役:サマンサ・バークス
「憧れていた日本に、仕事と言う形で来ることができ、本当に嬉しいです。日本のお客様からもたくさんの拍手をいただき、素敵な初日を迎えることができました。クリエイティブチーム、スタッフの方々、アンサンブルの素晴らしいパフォーマンス、みんなで作り上げたこの作品を是非劇場で観ていただきたいです。」

フレディ役:ルーク・ウォルシュ
「本日初日あけて、大阪のオーディエンスの皆様はノリがよく、素晴らしかったと感じました。素敵なスタンディングオベーションもしてくださって、ありがとうございました。キャストも、テクニカルチーム、ライティングチームをはじめとした裏方の皆さんの素晴らしい努力のおかげでこのワンダフルな舞台が出来あがりました。ここの舞台に立つことができてとても嬉しいです。素晴らしい舞台ですので、ぜひ観に来てください。」

アービター役:佐藤隆紀(LE VELVETS)
「今回、無事に初日を終え、この一ヶ月間頑張ってきた日英カンパニーの努力が大きな感動を生んでお客様に届いていくのをステージ上から感じました。ラミン、サマンサ、ルーク、この世界で活躍する役者のエネルギー、表現力を稽古場で生で体感し、それに触発されて日本人のキャスト全員が信じられないスピードで努力し、振付けや歌を自分のものにしていく姿に仲間ながら感動しました。この世界レベルの競演をぜひ皆様、見逃すことなく目撃者になっていただきたいです。」

 

【『CHESS THE MUSICAL』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
大阪公演:2020年1月25日(土)~1月28日(火)
東京公演:2020円2月1日(土)~2月9日(日)

<会場>
大阪:梅田芸術劇場メインホール
東京:東京国際フォーラム ホールC

<公演時間>
約2時間20分(25分間の途中休憩を含む)
(英語上演・日本語字幕有り)

<料金>
S席13,500円 A席10,000円
B席7,000円※大阪のみ
U-25チケット 5,000円(25歳以下対象)※チケットぴあ、e+、ローソンにて販売中
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

<セット・リスト>
The Story of Chess
Where I Want to be
The Arbiter
Nobody’s Side
Chess
Mountain Duet
Someone Else’s Story
Anthem
One Night in BangKok
Heaven Help My Heart
I Khow Him So Well
Pity the Child

(予定)

<出演者>
アナトリー:ラミン・カリムルー
フローレンス:サマンサ・バークス
フレディ:ルーク:ウォルシュ
アービター:佐藤隆起(LE VELVETS)
スヴェトラーナ:エリアンナ
モロコフ:増原英也

飯野めぐみ
伊藤広祥
大塚たかし
岡本華奈
柴原直樹
仙名立宗
染谷洸太
中井智彦
菜々香
二宮愛
則松亜海
原田真絢
武藤寛
森山大輔
綿引さやか
和田清香
(五十音順)

※河野陽介は一身上の都合により降板致します。これによる払い戻しは行いませんことご了承ください。
※都合によりキャストが変更になる場合があります

<STAFF>
作曲:ベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァース
原案・作詞:ティム・ライス
演出・振付:ニック・ウィンストン
音楽監督:島健
照明:ベン・クラックナル
音響:大野美由紀
映像:ダンカン・マクリーン
衣裳:DAISY石橋瑞枝
ヘアメイク:森哲也
演出助手:加藤由紀子
舞台監督:藤崎遊
大阪公演主催:梅田芸術劇場/ABCテレビ
東京公演主催:梅田芸術劇場
後援:WOWOW
企画・制作:梅田芸術劇場

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