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東京2020イヤー記念セレモニー開催!

東京都は、オリンピックシンボルとパラリンピックシンボルを東京2020大会の象徴的な場所となる臨海部の都立お台場海浜公園水域に設置します。
都は開催都市の役割として、世界からの観戦客等を東京2020大会のシティドレッシング等により歓迎し大会の祝祭の雰囲気を盛り上げることが求められており、競技会場や東京2020ライブサイト等会場の周辺を中心に選手や大会関係者、観戦客が通行する道路、空港、駅等を統一的なデザインのフラッグやバナー等で装飾し、大会を盛り上げるとともに大会を世界に印象付ける機運です。

大会の開催まで半年前の節目となる2020年1月24日(金)東京2020イヤー記念セレモニーが東京都港区のヒルトン東京お台場3階レインボーテラスにて行われました。

【オリンピックシンボル(ファイブリングス)到着の様子】

記念セレモニーが行われる1週間前の2020年1月17日(金)、東京都港区台場のお台場海浜公園自由の女神像横にはおよそ70人を超える報道陣が集まります。

そして時刻は午前8時5分。
神奈川県横浜市の某所を午前5時10分に出航し、2隻の小型タグボートに曳航された巨大なオリンピックシンボル(ファイブリングス)が大井ふ頭方向より姿を現します。

横幅約32m、高さ約15mという巨大な建造物の登場に報道陣からは声が上がります。しかし、こちらから見えているのは鼠色の背面部分。

鮮やかな5色の輪の表部分が姿を現すと記者から歓声が上がります。

そして午前8時30分、お台場海浜公園水域にオリンピックシンボルが到着。
通勤途中の人達や、朝方のお台場観光を楽しむ人達が足を止めていました。

【記念セレモニーの様子】

そして1月24日(金)の18:15より東京2020イヤー記念セレモニーが開始。

最初に主催者の小池百合子東京都知事の挨拶が。

小池都知事「後6ヶ月に迫りました、東京大会の成功へ向けてまた更に結束をしていく、そんな場になろうかと思います。そして何より3月になりますと、聖火リレーが始まるという事で御座いまして、これから益々大会への機運を盛り上げていく、そのご協力を賜ればと思うところでございます。これからの6ヶ月はあっという間に時間は過ぎるかと思いますが、東京2020大会が成功しますように皆様のご協力をよろしくお願いします。」

続いて来賓の山下泰裕公益財団法人日本オリンピック委員会会長の挨拶。

山下会長「いよいよ東京オリンピックの開会式まで6ヶ月となりました。来る東京2020大会には世界中から沢山の方々が来られます。その世界の方々に東京の魅力、日本の魅力、これを存分に感じて頂きたいと思います。そして大会の成功には主催国の選手達の活躍が不可欠です。今年の2020東京大会はオリパラ一体で協力してやってきました。アスリート達がこれまで培ってきたものを、存分に発揮して彼等、彼女達が素晴らしい笑顔で活き活きと輝きながらそれぞれの夢にチャレンジする、そういう環境を作って行きたいと思っています。今年の夏は日本国民の胸が熱くなる、そういう大会に必ずしますので是非とも応援を宜しくお願い致します。」

次に来賓の鳥原光憲公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会会長の挨拶。

鳥原会長「オリパラ一体の東京2020大会まで後、半年となり、オリンピックの後は待ってました!とばかりにパラリンピックの開幕です。私はスリーアギトスを思い浮かべながら3つの事を祈念したいと思います。一つはすべての競技会場を満員の観客でも盛り上げるという事、2つはアスリート達が本番で自己ベストを出すという事、3つ目は大会成功のレガシーを将来に継承し、発展させる事。この目標達成の為にオリパラ連携協力の下で精一杯力を尽くしたいと思っています。」

そして女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」2011FIFA女子W杯ドイツ優勝チームの元メンバーで、女子サッカーのオリンピアンの丸山桂里奈さんの挨拶が。

丸山さん「私は現役の時にオリンピックに三回出場させて頂いて、その時に母国でオリンピックが出来たら最高だな、と思っていたそのオリンピックが本当に後6ヶ月で来るという事に対して「・・・6ヶ月ってどの位だろう?」と自分で考えながら来たんですけど、本日はシンボリックマークの点灯式なので、その点灯を目だけで見るんじゃなくて、全身の毛穴や筋肉とか、体の全てで、その光のパワーを貰って、私もそのパワーでオリンピックとパラリンピックを自分なりに盛り上げていきたいと思います。」

最後に卓球男子リオ2016大会出場のパラリンピアンで、東京アスリート認定選手の岩渕幸洋選手の挨拶。

岩渕選手「自分の東京2020大会の目標は、「金メダル以上」にさせて頂いております。勿論、金メダルを獲るという事は簡単な事では無いと思うんですけども、金メダルを獲ってパラ卓球の面白さだったり、パラスポーツの魅力を伝えられる様な選手を目指して頑張ってまいりたいと思います。」

各登壇者の挨拶が終了すると、いよいよオリンピックシンボル点灯式へ。
司会の合図と共に小池都知事、山本隆東京2020組織委員会副事務総長、山下会長、鳥原会長が一斉にボタンを押すと、お台場海浜公園沖に浮ぶオリンピックシンボルが鮮やかな白色に点灯。

直後に、東京2020オリンピック開会まで後半年を祝う約620発の打ち上げ花火がレインボーブリッジをバックに約5分間打ち上げられます。

中にはスリーアギトスカラーを配したスターマインやファイブリングスの5色を使った型物も。

海浜公園に接するショッピングセンターからは多数の観覧者がオリンピックシンボルと花火の競演に見入っていました。

遠い先の事だと思っていた東京2020大会が後182日後には開幕を迎えます。

 

【東京2020イヤー記念セレモニー概要】

<日時>
2020年1月24日(金)18:15開始

<会場>
ヒルトンお台場3階レインボーテラス

<登壇者>
『主催者』
小池百合子:東京都知事
『共催者』
山本隆:東京2020組織委員会副事務総長
『来賓』
山下泰裕:公益財団法人日本オリンピック委員会会長
鳥原光憲:公益財団法人日本障がい者スポーツ協会 日本パラリンピック委員会会長
武井雅昭:港区長
山崎孝明:江東区長
和気正則:品川区副区長
石川良一:東京都議会議長
橘正剛:東京都議会副議長
小山くにひこ:東京都議会オリンピック・パラリンピック及び
ラグビーワールドカップ推進対策特別委員会委員長
東村邦浩:東京都議会2020年オリンピック・パラリンピックを成功させる議員連盟会長
『アスリート』
丸山桂里奈:タレント・オリンピアン/女子サッカー アテネ2004大会、北京2008大会、ロンドン2012大会
岩渕幸洋:パラリンピアン/卓球 リオ2016大会/東京アスリート認定選手

【オリンピックシンボル(ファイブリングス)・パラリンピックシンボル(スリーアギトス)】

<設置期間>
オリ:2020年1月17日(金)~2020年8月9日(日)
パラ:2020年8月中旬~2020年年9月6日(日)
※オリンピック終了後、パラリンピックシンボルに台船ごと転換予定

<設置場所>
都立お台場海浜公園水域

<形状>
オリ:横32.6m×縦15.3m×幅1.7m
パラ:横23.4m×縦17.5m×幅2m

<素材>
鋼製

<重さ>
オリ:約69t(シンボル部分・支柱を含む)
パラ:未定

<照明>
白色LEDによる内照式照明

<点灯時間>
オリ:
1月24日(金)18:40頃~24:00
1月25日(土)~4月30日(木)18:15~24:00
5月1日(金)~7月16日(木)19:00~24:00
7月17日(金)~8月9日(日)※予定19:00~翌5:00

パラ:全期間19:00~翌5:00

<製作期間>
オリ:2019年8月中旬~2020年1月
パラ:未定

<荒天時>
設置場所付近において強風(22m/s以上)が予想される場合、
お台場海浜公園水域から横浜の工作所に一時避難予定。

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