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東京2020観戦チケットデザイン発表!

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、東京2020パラリンピック観戦チケット第2次抽選販売申込受付の開始を記念しイベントを開催。
イベント内にて東京2020オリンピック・パラリンピック観戦チケットのデザインを発表しました。

【イベントの様子】

ゲストとしてとしてお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太さんとパラリンピアンの カヌー(KL1クラス)/リオデジャネイロ2016大会出場の瀬立モニカ選手が登壇。

瀬立選手は初対面の山里さんに想像以上に赤縁眼鏡が小さいと、芸人顔負けのツッコミで会場を盛り上げます。

まずは東京2020オリンピック・パラリンピックの観戦チケットの券面デザインが初御披露目。
山里さんと瀬立選手がベールを持ち合図と共に一気に剥がすと、8枚のチケットが姿を現します。

初めて券面を見た山里さんは「デザインがおしゃれだよね。今回は色がカラフルですね。」との声が。

「紅」「藍」「藤」「松葉」の4色が各競技会場の色と合わせる形でプリントされ、
競技会場名と競技のスポーツピクトグラムが描かれた会場案内性に優れたデザインに。

そしてもう一人のゲストアスリートとして、アーチェリー(W1クラス)/ロンドン2012大会銀メダルのパラリンピアンでギネス世界記録保持者のマット・スタッツマン選手が登壇。

東京大会についてマット選手は「私は今、狂気の様に必死に練習に取組んでいます。リオ大会では私が目指す所には至らない残念な結果になったので、その残念な結果を是非東京大会でひっくり返して、自分の望む結果に導ける様に臨みたいと思います。」と金メダルを強く示唆するコメント。

ここで山里さんが気になっている、この独特なフォームになるまでどの様なトレーニングしてきたのか?という質問。
マット選手は「まず練習を始めた時は、両腕のある方達が弓を射る所をしっかりとビデオで見てきました。そして私もあたかも両腕がちゃんとある人かの様なイメージで、右足が右手であるかのようなイメージで、弓を討つという事をやっていました。それを繰り返す事により、私は足を使って腕がある人と同じ様な弓の討ち方が出来る様に自分を鍛えていったんです。ただ、私から弓を射る所は見かけはちょっと違うかもしれません。」と、苦労と練習の賜物であると話します。

そして、ステージ上にマット選手が通常使用する弓の張り強度から少し弱めを再現したアーチェリーが登場。
5kgあるその重さにも驚く山里さんですが、いざ引っ張ってみようとしますが、僅か数cm引っ張るのがやっとで、全力を出し切るこの表情が嘘では無い事を物語ります。

「出たよ芸人特有の…みたいになっていますが、目茶苦茶硬い!街中に張ってあるフェンスとかの針金部分を引っ張っている感じです。」と息も絶え絶えの山里さん。

アーチェリーの難しさやどんなトレーニングをされているのか?と問うと「先ず最初に、足を使う時にアーチェリーの弓を後ろに引き戻すという事です。トレーニングに関しては、毎日自分が成功する為に必要なトレーニングをしっかりとやり続けて行く事です。私自身は毎日3~8時間練習に明け暮れています。そこで難しいのは、毎日毎日、前向きな気持ちで強いメンタルを持って、自分を励ましながらそれに取組んで行くという事です。その際には、今の努力がいつか成功という形で報われる日が来るという思いを抱いて取組むという事です。」と語るマット選手。

同じく、トレーニングで何か特別な事はされているのか?という問いに瀬立選手は「マット選手のアーチェリーはどちらかというと、スポーツの中でも”静”のスポーツに分類されると思うんですね。カヌーは0か100かの”動”のスポーツなので、静の気持ちを大切にする為に私は書道を取り入れています。落ち着いて物事に取組める心だったり、競技開始前に力んでしまう所を、ちゃんと自分を自制するというか、コントロール出来る様な気持ちを手に入れたいと思ってやっています。」とコメントされました。

最後に各登壇者からのメッセージが。

瀬立選手「パラリンピックが自国開催、さらに私は地元開催という事もあって、皆さんの応援がきっと私のレーンに追い風を吹かせてくれると思っています。また、カヌーの競技日程が9月の3日(木)・4日(金)・5日(土)。これ、3は(SUN)、4は(SEA)、5は(GO)と、凄く良い語呂になっているので、皆さん、是非直接足を運んで生で観て頂きたいなと思います。」

マット選手「あと223日経ちますと、日本中に世界中から素晴らしい選手が圧倒的な数でやってまいります。是非、チケットを手に入れて頂いて、ご家族ご友人と是非、会場に足を運んで頂きたいと思います。絶対にガッカリさせません。素晴らしい経験になると思います。」

山里さん「私はこうやってお話を聞いて、競技の事を少しでも知る事によって自分が選手として参加した様な気持ちになれますから。瀬立選手が嬉しい事を言ってくれました。皆さんの応援が追い風になるって。素晴らしい選手がメダルを手にする為の手助けを応援に行くだけでする事が出来る。ぜひチケットを手にして応援に行きたいと思います。」
と3人が力強くコメントし、イベントは終了しました。

【東京2020オリンピック・パラリンピック観戦チケットデザイン一般展示アンベール】

そして同日の13:00より、日本橋三井タワー1階アトリウムにて東京2020オリンピック・パラリンピック観戦チケットのデザインが初めて一般展示されるのに伴い、アンベールが行われました。

白いベールが解かれ、オリ・パラ合わせて84種の競技観戦チケットが姿を現すと、来場者から館内に響き渡る程の大きな「お~っ!」という歓声が。
80枚以上のチケットが並ぶ壮観な眺めを楽しんでいました。

なお観戦チケットの一般展示は2020年1月29日(水)22:00まで同所にて行われています。

 

【パラリンピック観戦チケット第2次抽選申込開始および東京2020観戦チケットデザイン発表イベント開催概要】

<日時>
2020年1月15日(水)11:15開始

<会場>
コレド室町テラス3階室町三井ホール&カンファレンス内 ホール

<登壇者>
『ゲストパラリンピアン』
瀬立モニカ:パラリンピアン・カヌー(KL1クラス)/リオデジャネイロ2016 大会8位
マット・スタッツマン選手:パラリンピアン・アーチェリー(W1クラス)/ロンドン2012大会銀メダル

『ゲストタレント』
山里亮太(南海キャンディーズ)

ⒸTokyo2020

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