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東京コミックコンベンション2019 来日ゲストステージを魅る。

今年で4年目の開催となるテクノロジーとポップカルチャーの祭典、東京コミックコンベンション2019(東京コミコン2019)が2019年11月22日(金)~11月24日(日)に幕張メッセ国際展示場にて開催されました。

今回はその中から魅力の一つである、主催者ステージでの来日セレブゲストの登壇の様子をお伝えします。

【主催者ステージの模様】

東京コミコンの開催会期中、コミコンステージにおいて行われる主催者によるステージ。
来日ゲストがサイン会や写真撮影の合間を縫って観覧者の前に現れるトーク等のステージですが、一体誰がステージに登壇するのかは直前まで未発表、場合によって発表されない事もありサプライズ性の高いステージとなっています。今回は登壇回順にステージの模様を紹介します。

『クリス・ヘムズワース』

11月23日(金)の10:00の主催者ステージに登壇したのは、クリス・ヘムズワース。
ステージ開始数分前にクリス登壇の放送が館内に流れるとステージに押し寄せる来場者。
司会の杉山すぴ豊さんが「あのハンマー」を片手に名前を呼ぶと舞台上手からクリスが登壇。
とても朝一番のステージと思えない程の観覧席からの歓声に迎えられます。

東京コミコンに初参加した感想はいかがですか。

クリス「今回初めて東京コミコンに来たんですが、本当に凄くて、素晴らしい方々に歓迎して頂いて沢山の写真を昨日は撮る事が出来ましたけども、皆さん大変熱心で本当にワクワクしました。」

沢山のファンを目の前にした気持ちをお願いします。

クリス「日本のファンは本当に素晴らしい。2013年の「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」以来、私は来日出来ていないんです。初めて日本に来た時は本当に嬉しかったんですけども、それ以来、忙しくて日本に来られないのが大変残念です。しかし、私は日本が好きだし、日本のファンの方々も大好きです。」

今、観覧席にいる来場者の皆さんは
クリスと一緒にアスガルドへ行くという方々ですがいかがですか。

クリス「歓迎しますよ。明日出発だから皆さん、荷造りを。」

2011年からソー役をやられているが、思い出はありますか。

クリス「ソーは自分のキャリアにとって、最も大きな役だったんです。夢にも思えないような素晴らしい体験を出来たんです。以来、最高の乗り物に乗った様な気持ちです。そしてソー役を何度も演じる事が出来て大変嬉しく思います。というのは、色々な解釈を繰り返しやって行く事が出来る訳です。そしてその役柄は進化する訳ですけども、色々な俳優、監督と一緒にこのシリーズに取組む事によって色々と違った演技が出来て大変嬉しいんです。」

MCUを含め、マイティ・ソーがこれだけの人気キャラクターになった理由を
自身はどう考えていますか。

クリス「全てのマーベル・ユニバースにおけるキャラクター達の人気は何と言ってもスタン・リー、そしてマーベルのスタッフの皆のおかげだと思いますしまた監督達、俳優達の御蔭で皆がコラボレーションを行っていて、そして先輩達や仲間の演技等によって、それぞれの参加者が恩恵を受ける事が出来るんです。そういう「チーム精神」が進化して来たのであり、それが成功に繋がったと思うんです。」

昨日共演した浅野忠信氏とは何か話をしましたか。

クリス「舞台裏でも何度か話をしました。浅野さんと映画で共演した時には、全く、我々全員にとって新しい体験だった訳ですが、二人で一緒に一つの旅に立った様な気持ちになった訳です。そして8年が経ち、ここで再開出来て大変素晴らしかったんです。」

コスプレイヤーに向けてかっこいいソーを演じるアドバイスはありますか。

クリス「こういう風に(ムジョルニアを)天に届くまで高く挙げてから力を籠めて振り下ろすんです。熱心さと力強さ、そして毅然とした態度でやることです。昨日も今日も沢山の素晴らしいコスプレを沢山見る事が出来ましたし大変”良い方向”で皆さんはやっていると思います。」

「アベンジャーズ/エンド・ゲーム」で太ったソーを演じると聞いた時、驚かれましたか。

クリス「あのキャラクターは、全く別の角度で演技が出来るという意味でよかったと思います。物理的にも気持的にも変身する訳ですけども、非常に脆弱な状態に置かれる訳ですが、あれは凄かった。各キャラクターとも今までに無い変化を体験するという場合、俳優の責任として、観客に対して今までとは違ったもので、どうなるかという事を人々に考えさせる様なユニークなモノを与え、そして意外性を持たせワクワクさせるという事だと思いますが、役者としてはこういったような違った取組みをしてみるというのは大変楽しい事でした。」

「ゴーストバスターズ (2016)」のケヴィン役の様に
ソー以外の役を演じてみたいですか。

クリス「違う事を試してみるというのは良い事だと思うんですが、ゴーストバスターズがユニークなのは、今までとは大変に違っていて、また今までとは程遠い役だった訳ですけども自分としては色々な映画の脚本を読んできましたが、何か、自分に馴染みの無い物が素晴らしいと思うんです。勿論、不安も有るし、自分も不確実な気持ちになってしまうので、もっと役を深く掘り下げて何か新しいことをし、そこから学ぼうとする訳です。」

次回作「マイティ・ソー/ラブ&サンダー」ではどんなソーが見れるのでしょうか。

クリス「この質問は意外でしたが、脚本に関してはまだ私も読んでいなくて、今現在も脚本家達が一所懸命書いている最中かと思いますが、凄くワクワクしています。「エンドゲーム」はああいう結果になった訳ですが、色々とストーリーの展開に関しては様々な可能性があると考えられます。その為、今までとは大きく異なったモノが期待出来るのではないかと思うんですけども、いずれにしても撮影開始は来年の半ば頃になると思います。」

最後に来場者、ファンへのメッセージをお願いします。

クリス「今までサポートして頂いた皆様に大きな感謝を表明したいと思います。沢山の映画が公開されている中、我々の映画を選んで頂いた事を本当に嬉しく思っています。自分はマーベル・ユニバースの一員として本当に恵まれていると思いますのでこれからも皆がワクワクする様な体験を皆様に提供出来ればと思っています。それは是非、映画館の大画面で御覧になって楽しんで頂ければと思っております。もっともっと映画でそういう体験を提供していきたいという風に思っています。」

『イアン・サマーホルダー』

13:50からステージに登壇したのはイアン・サマーホルダー。
ステージ上手から現れた端からセルフィー動画を撮るイアン。左手に怪しく紅く輝くドリンクをもって登場。

イアン「自分で作ったドリンクです。コーヒーみたいな飲み物でエネルギーと活力を与え、まるでヴァンパイアの様な生活が出来る、不滅の飲み物なんです。」とテンションが高いイアン。

日本のファンはいかがでしょうか。

イアン「本当に皆さんの一人一人が素晴らしいです。私自身、そして我々全員に対してもです。本当に感謝しています。」

「ヴァンパイア・ダイアリーズ」で演じたデイモンの演じ分けは
どの様にしていたのでしょうか。

イアン「まず、何人かの人をちょっと殺してみたんです。…嘘です。法律違反になりますからね。ほぼ2世紀の間に渡って登場人物を演じるというのは凄い事でした。自分にとって特に面白かったのは、時間を遡る事、そして昔のデイモンとステファンがお互いに愛し合っていて、ハッピーであったというのをそこで描く事が出来るというのは本当に自分にとって凄い体験でした。」

ヴァンパイア・ダイアリーズは8年間に渡る長期シリーズだったが、
長期間同じ役を演じる気持ちはいかがでしたか。

イアン「長期間学校に行ったり、同じ職場に務めた場合、一種の家族の様な雰囲気が沸くんですけども、ヴァンパイアシリーズでは8年間も続けたんです。そんなに長く続いたのは皆のせいですよ(笑)。本当にありがとうございます。今現在、「VWARS」のシーズン2を迎えており、出来ればちょっとアトランタに戻って、ヴァンパイア・ダイアリーズのファミリーと最高のスタッフの人達に再会したいと思ってるんです。本当に彼らはテレビ界で最高のスタッフで大好きな家族の一員です。」

次はどの様な役を演じてみたいですか。

イアン「デイモンの役を演じてるのは本当に楽しかったんです。しかもデイモンという人物は可笑しな人で、コソコソした所もあって、スッキリとした印象もある奴です。セクシーな部分もあり、大馬鹿野郎でもあります。しかし、彼の可笑しさという部分で皆さんに気に入って貰えたんじゃないかと思います。しかし、あまりにも長い事デイモンというキャラクターを演じていたので、親切な善人であるキャラクターを演じる事が出来てとてもワクワクしたんです。その後、Dr.ルーサー・スワンの役をVWARSで演じる事になった訳ですが、何故そのキャラクターをとっても気に入ったかというと、自分としてはスーパーヒーローのような役を演じたかったんです。しかしDr.スワンは何故、スーパーヒーローになったかというと、ただ単に彼は良い父親だという事です。優秀な科学者であり、素晴らしい父親で良き夫、というのはスーパーヒーローであり、あらゆる所において非常にポジティブなインパクトを及ぼすからなのです。自分はDr.スワンを演じる事が出来た訳ですが大変良い人として描かれているんですが、しかしある時に非常に状況が可笑しくなってしまうんです。そしてその男は獣の様な存在になってしまって、すっかり変わってしまうんです。その変化というのが10回のエピソードを通じて配信される訳ですけども、そんな世界のキャラクターを演じる事が出来て本当にワクワクしているんです。」

演じてみたいスーパーヒーローはいますか。

イアン「私としては人間の役をしたいんです。出来れば極普通の人間なんですけども、物凄い体験に遭遇してしまう訳ですから、その為にそれを乗り越えて行かなければならない。すなわち、超能力的なスーパーパワーという訳では無く、ただ単に物凄い力を発揮して乗り越えて行くような、そんな役を演じてみたいんです。」

デイモンは最初は嫌な奴だったが、
物語が進む内にデイモン派が増えていったと思いますがいかがですか。

イアン「それは大変面白い現象ですね。」

最後に来場者、ファンに向けてメッセージをお願いします。

イアン「どんなに頑張っても皆さんに感謝を言い尽くせない位です。そして出来るだけ多くの皆様とお会い出来るのを楽しみにしているんです。美しい国、日本、そして素晴らしい日本の文化というものを是非、色々探索したいと思っています。今、皆さんと同じ時を過ごすというのは私にとって夢みたいなものです。本当に皆さん、愛しています。そして是非、VWARSを御覧になって頂ければと思います。本当に心を籠めて演じています。シーズン1からスタートしてどんどんと凄いシリーズに発展していくと考えていて、その中で日本人のキャラクターの登場も考えています。二人のキャラクターで一人は女性、もう一人は男性です。恐らく皆さんに気に入って頂けると思いますので、是非、VWARSでの日本人キャラクターの登場を楽しみにして頂いて、シーズンが続く限り視聴して頂きたいと思っています。私としてはこれからも日本の文化についてもっともっと知りたいと思っています。ありがとうTOKYO!」

『マーク・ラファロ』

23日(土)の最後のステージとなる18:40開始の枠に登壇したのはマーク・ラファロ。

このステージの前日、11月22日(金)に52歳の誕生日を向かえたマーク。
全員で「Happy Birthday Mark!」と合唱すると深々とお辞儀をしながら「ドウモアリガトウ」と嬉しそうなマーク。

東京コミコン、また日本のファンの印象はいかがですか。

マーク「本当に素晴らしい時を過ごす事が出来ましたし、だいすきな場所の一つです。ファンは本当に情熱的で映画が大好きです。皆様方と知り合う事が出来て本当に嬉しかったです。かつて、東京に来たいと言っていたんですが、「緑のキャラクターなんて東京では嫌われてるよ」って言われたんです。それは本当ですか?」

会場からの「NO~!」の声に笑顔を見せるマーク

マーベル作品の撮影中の印象に残っている思い出はありますか。

マーク「マーベル関係の映画を撮る時にはまるで皆が家族の様な感じです。笑いも沢山有り、アベンジャーズ第1作の最後にファーストフードを皆で食べているシーンが大好きだったんです。」

ハルクがひと段落した今、どの様な役を演じてみたいですか。

マーク「色々な異なった映画に出るのが好きです。例えばトッド・ヘインズ監督の「ダーク・ウォーターズ」という映画が年末に公開されます。ただ、次に何をやりたいかというと、ちょっと自分でも分からないんです。」

これらもマーベル・ユニバースにおいてハルクの活躍を期待して良いでしょうか。

マーク「丁度先週、ケヴィン・ファイギから連絡がありまして、「ハルクに関して何かアイディアは無いか?」と聞かれたんですけども、色々とストーリーのアイディアがあるよ、という事で、今度それを語る事になっています。そしてマーベル・ユニバースの中でハルクの出番は何かないかという事をこれから模索してみたいと思っているんです。」

マーベル作品での共演者とのエピソードは何かありますか。

マーク「ロキをブッ飛ばした時は自分の一番好きな瞬間の一つです。また、クリス・ヘムズワースとは「ソー:ラグナロク」で彼と楽しくやりました。そして基本的にはほぼ即興で演じたんです。オーストラリアでの撮影でも良く遊んだし、色んなジョークを言い合ったし、ブラック・ウィドウを演じていたスカーレット・ヨハンソンも大好きでした。」

最後に来場者、ファンへのメッセージをお願いします。

マーク「本当に皆さんありがとうございます。やっと日本に来られて良かったです。余りにも時間が掛かりすぎましたけども、来てがっかりする事は決して有りませんでした。今回は家族と一緒に来ておりますので、京都も回る予定です。そして東京中を回って楽しんでいますが、東京コミコンで最高のファンにお会いすることが出来て本当に楽しい思いを出来ましたし、また明日も皆様にお会い出来ます。」

『ジュード・ロウ』

24日(日)10:30からのステージはジュード・ロウ。
昨年11月の「ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生」プロモーションツアー以来、約一年ぶりの来日、そして東京コミコン初参加となるジュード。周辺道路混雑でステージ開始が30分遅れるものの、ファンからの暖かい歓声に出迎えられます。

初参加した東京コミコンの感想をお願いします。

ジュード「本当に異例の体験をする事が出来ました。この数日間に日本のファンの皆さんとお会いする事が出来たんですが、本当に親切で熱心に誠意を持って接してくれて、本当にここに居るのが嬉しいです。私の出ていた映画をサポートして頂いて、長きに渡り様々な私の出演映画を御覧になって頂いているファンが多いんです。また、皆さんとお会いするのを楽しみにしています。」

「ハリー・ポッター」シリーズで晩年のダンブルドア校長を皆が知っている中
若き日のダンブルドアを演じる事に対しての役作りとは、いかがでしたか。

ジュード「役作りに関しては、先ず脚本を読む事です。そして何かを求められている事があれば、それを学ぶようにします。例えばそれが楽器を弾くという事であれば、自分が楽器を弾ける様に学んだり出来るだけの事をします。それから演じるキャラクターの背景を勉強しています。皆さんに対する自分としてのアドバイスとしては、もしそういう立場に立てば、監督の指示に従うことです。場合によっては、脚本通りにやってくれと監督が言うかもしれないし、あるいは自分の想像力に任せてくれる監督もいます。そのギャップを自分で埋めたりする事もある訳です。勿論、やれる事には限界があります。練習や学習をしても身につける事が出来ないものもある訳です。例えば「ヤング・ポープ」という若い法王の物語は、精一杯自分が想像力を尽くして法王を学ぼうとした訳ですが、それには限界がありますし、「キャプテン・マーベル」のヨン・ロッグの役をする際には、自分がどういうものかというのを出来るだけ想像してみて役作りをしようとしたんです。」

ヨン・ロッグのキャラクターの表裏の演じ分けはどうされましたか。

ジュード「新しいキャラクターに対しては、期待はいつも大きいんですけど、マーベルのチームの方からアプローチをされ、そしてストーリーとキャラクターがどういうものであるかという説明を受けました。しかし、非常に古いコミックの登場人物であった訳ですから、余りに元となる「ネタ」が少なかったんです。その為、何とか自分のウデを信頼して脚本を待ち、役を受け入れる事になった訳です。その過程の中でヨンというキャラクターはどういう存在なのかを構築してみたんです。そして、演じ方としてはヨンは一見、善人のかのように見える人ですけども、実は悪い人なんだというのを出来るだけストレートに演じて、そして良い人間であるという風に信頼してもらえるようにして、そのギャップでビックリさせているんです。」

「シャーロック・ホームズ」でのセクシーなワトソンの役柄は
どの様に作り上げたのでしょうか。

ジュード「ワトソンについては沢山書かれている文章が存在する訳です。我々は映画シリーズを2本作っている訳ですが、シャーロック・ホームズは多くの本が出版され、アーサー・コナンドイルの本の中でワトソンについて数多くの記述を残している訳です。そしてアイディアとしては、出来るだけホームズとワトソンの冒険を再現出来る様にと考えた訳ですけども、一つのビジョンに従って、私の仕事としては出来るだけそのビジョンにあった形での仕事をする事だったんです。」

次はどの様な役をしてみたいですか。

ジュード「まず、ファンタスティックビーストの3本目が控えています。新作の撮影は来年3月から開始し、夏までには終了する筈です。そして自分の好きな役柄ですが、色々なんです。異なった役柄を色々な映画の中で演じるのが大好きなんです。マーベル、シャーロック・ホームズ、ファンタスティックビーストの様な大作に出るのも好きだし、小規模な作品も好きで、例えば来年、ショーン・バーキン監督の「ザ・ネスト」という家族に訪れる危機を題材とした作品に私は出演するんですが、そういった作品に出るのも好きです。」

SF映画の出演イメージがありますが、SFはお好きですか。

ジュード「好きですね。自分は前々からSFのファンですし、グラフィックノベルやコミックは少年時代から大好きだったんです。私にとってSFは、将来、どの様な姿がありうるかという事を見ているようなものであるし、また、”将来のレンズ”を通して今の姿をみているようなモノでもある訳です。」

最後に来場者、ファンへのメッセージをお願いします。

ジュード「私は日本を訪れるようになってから15年近く経っている訳で、毎回素晴らしい思いをしています。日本を色々と回るのが好きで、皆さんに非常に親切にして頂いておりますし、日本料理も日本の文化も大好きです。歓迎に感謝していますので、また再び日本に来るのを楽しみにしています。アリガトウ。」

『オーランド・ブルーム』

11:15からの登壇者はオーランド・ブルーム。第一弾来日ゲスト発表時に一度は名を連ねていたオーランド。
しかし、10月に一度、今回の東京コミコンへの参加のキャンセルの報が流れ、ファンは意気消沈していましたが、突如開催の約2週間前に撮影スケジュールの変更により参加が可能となった彼。
オーランド「TOKYO、調子はどう?ここに来れて嬉しいです。ミンナダイスキ!」と、セルフィー動画を撮りながらの登場となりました。

初参加の東京コミコンの感想はいかがですか。

オーランド「本当に素晴らしい思いをしています。日本のファンは本当に愛情に溢れており、そして誠意を持って接してくれています。」

レゴラスの役作りはどの様に、また弓の練習もされたのでしょうか。

オーランド「(弓は)8週間の練習だったんです。その結果、もし誰かが「お皿」を空中に投げたらちゃんと弓で射る事が出来る位になりました。勿論、撮影期間の中でも練習をする事が出来ましたし、色々な特殊効果も使われています。」

「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズに対する思い入れをお願いします。

オーランド「本当に宝物の様な経験でした。ジョニーやキーラ達と共演して冒険に溢れたロマンチックな登場人物を演じられる事が凄く楽しかったです。」

ウィル・ターナー役の剣の練習時間も短かったのでしょうか。

オーランド「剣を学ぶのは大変で、弓を学ぶよりももっと難しかったんです。剣は動きという物が伴ってくる訳ですから、あたかもダンスをしている様なものであって、どこへいくかというのをちゃんとわかっていなければならないし、しかも相手の事を考えなければなりません。確かに大変だったけれども楽しかったです。」

一度、東京コミコンへの参加が駄目になって、そしてまた戻って来てくれた事
ファンは大変嬉しく思っています。

オーランド「本当に日本が大好きで20年前、「ロード・オブ・ザ・リング」のPRで初来日して以来、日本の文化、料理、そして人々も大好きです。とても日本は綺麗で色んな所が整備されているのが大好きなんです。私が来られないと分かった際にはとってもがっかりしたんですけど、撮影の途中で日本に行く事が出来ると分かった時に、東京コミコンにまだ参加可能か?と聞いたら、どうぞと言われたので、こちらに参加させて頂きました。必ず、私は約束を守ります。」

今撮影している作品はどの様なストーリーでしょうか。
また次はどんな役に挑戦したいですか。

オーランド「私が演じているのはロイクロフトという、ある探偵なんです。そこで連続殺人事件が発生するというストーリーなんですが、「カーニバルワールド」という一つのファンタジーの世界の中で起こり、ロイクロフトはその連続殺人事件を捜査するんですが、そのファンタジーの世界では妖精も居るし、トロールも居るし、色々な神秘的な登場人物が現れ、より大きなストーリーに発展していく訳です。今はシーズン1がアマゾンプライムでOA中ですが、撮影はシーズン2に入っています。」

色々な役を演じる上で大切にしている事はありますか。

オーランド「自分は何時も、演じるキャラクターの中に存在している「光」という物を探そうとしています。例えば何か影と踊っている様なキャラクターであったとしても、その中にどんな光があるのかという事を私自身、発見しようと努力しています。」

アメコミヒーローでやってみたい役はありますか。

オーランド「マーベルの世界が自分は大好きです。DCの世界も好きですが、魅力を感じているのはキャプテン・アメリカです。特にマーベルは映画の為に凄い事をやってくれたと思います。アイアンマンといい、今回来ているマーク・ラファロが演じたハルクというキャラクターが居るわけですから。」

最後に来場者、ファンへのメッセージをお願いします。

オーランド「ありがとう、ミンナダイスキ。ヨロシク!!本当に皆さん大好きです。ファンの皆さんは本当に親切で、しかも私に対して忠誠心があって、素晴らしくサポートをして頂いていますので、本当に皆さんとハグしたい位です。」

最後に会場をバックにセルフィー動画を撮り、満足げにオーランドはステージを去りました。

『番外編 ダニエル・ローガン』

23日(土)に行われた『STAR WARS FAN AWARDS 2019 Presented by TOKYO COMIC CON』では審査員を務めたダニエル・ローガン。そんな彼はTSUTAYAブースにおいてサイン会を実施。

ブース到着と同時に一目散にファンの元へと駆け寄るダニエル。

参加者の名前を聞き、丁寧なサインを書き込む姿に愛情が感じられます。
ファンからの要望にも実にノリ良く、そして誠実に対応する姿が印象的でした。

 

【東京コミックコンベンション2019開催概要】

公式サイトはこちら

<名称>
東京コミックコンベンション2019(略称:東京コミコン2019)

<会期>
2019年11月22日(金)~ 11月24日(日)
11月22日(金)12:00~20:00
11月23日(土)10:00~20:00
11月24日(日)10:00~18:00

<会場>
幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホール

<主催>
株式会社東京コミックコンベンション/東京コミックコンベンション実行委員会

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© TOKYO COMIC CON

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