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東京コミックコンベンション2019 展示・出展ブースを紹介

今年で4年目の開催となるテクノロジーとポップカルチャーの祭典、東京コミックコンベンション2019(東京コミコン2019)が2019年11月22日(金)~11月24日(日)に千葉県千葉市美浜区の幕張メッセ国際展示場9・10・11ホールにて開催されました。

今回はその中から魅力の一つである、オフィシャル展示と主だった主催者ブースを紹介します。

【オフィシャル展示】

会場内中央を南北に設置されたオフィシャル展示のエリアには各映画作品の劇中で実際に使用された小道具や車両が展示され、ファンにはたまらない物となっています。

『ジョーカー・コスチューム(バットマン 1989)』


鬼才ティム・バートンが監督を務めた1989年版の映画「バットマン」でジョーカーを演じるジャック・ニコルソンが着用したジョーカーの衣装。
そのジョーカーのコスチュームに対峙する様に設置されているのは、御馴染の展示となった「ダークナイト(2008)」「ダークナイト・ライジング(2012)」にて使用されたバットマンのバットスーツ。

『バットモービル(バットマン 1989)』


劇中にてマイケル・キートン演じるブルース・ウェイン/バットマンが駆るハイテク装備を満載したバットマンの装備を象徴するマシン。

『バットポット(ダークナイト 2008)』


クリスチャン・ベール演じるブルース・ウェイン/バットマンが破壊されたバットモービル(タンブラー)から飛び出すという驚きの登場で話題となったバイク。

『スターン・リー モニュメント』


東京コミコン永久名誉大使であり、東京コミコン2016、2017に来日ゲストとして登場したアメコミ界の巨匠、スタン・リー。
モニターには在りし日の彼の姿が映し出され、その傍らには、ホットトイズより発売の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」にカメオ出演した宇宙服姿の1/6のフィギュアが。

『ライトアップリモートコントロールR2-X2ドロイドM(ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 2018)(スター・ウォーズ/最後のジェダイ 2017)』

『ライトアップリモートコントロールR2-BHDドロイドM(ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 2016)』


ロン・ハワード主演のスター・ウォーズのスピンオフ映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」の劇中、ケッセルのスパイス鉱山の反乱シーンで登場したR2シリーズのドロイド。
写真右下のプロポ(送信機)により操作され、不整地・砂上での走行を可能とする数少ないドロイド。「最後のジェダイ」の劇中にも登場します。
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に登場のR2-BHDはトゥービーの愛称で親しまれており、そのアルミニウム剥き出しの外装が特徴。

『T-1000コスチューム(ターミネーター2:審判の日 1991)』

アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「ターミネーター2:審判の日」で、ロバート・パトリックが演じた液体金属のターミネーター、T-1000の警官のコスチューム。
特殊造形による液体金属の銃弾痕が目を引きます。

『T-800 エンドスケルトン(ターミネーター 1984)』


T-1000の隣に展示されているのは、御馴染の展示であるT-800のエンドスケルン。
現在、唯一残っている劇中で使用されたもの。T-1000のコスチュームとの揃い踏みは迫力満点です。

『ホンダ XR100R(ターミネーター2:審判の日 1991)』


「ターミネーター2:審判の日」の劇中、エドワード・ファーロング演じるジョン・コナーがT-1000からの追跡から逃れる為に使用したオフロードバイク。
隣に展示されているT-800が使用したハーレーダビッドソン「ファットボーイ」と共に用水路でのT-1000が操るトレーラーヘッドとのチェイスシーンは覚えている方も多いのでは。

『ヒーローGMバス「2525」(スピード 1994)』


キアヌ・リーブス主演の「スピード」にて劇中使用されたオリジナルのバス。
デニス・ホッパー演じる元爆弾処理班のハリー・ペインが時速50マイル(約80km/h)を下回ると爆発する爆弾を仕掛けたこのバスは、キアヌとヒロイン役のサンドラ・ブロックを瞬く間にスターの座に押し上げた映画内におけるもう一つの主役。
2525の車番、ダウンタウン行きの方向幕表示が映画のシーンを思い起こさせます。

なお、車内にも乗車可能(有料)で、張り替えられたシートが鮮やかな車内、様々なプレートやパネルを見る事が出来ます。

『フリーウッド・RV・ビークル(ロストワールド:ジュラシック・パーク 1997)』


今回のオフィシャル展示で唯一館内での展示が出来ず、屋外展示となったのが、「ジュラシック・パーク」シリーズ第2作に登場するトレーラーバスのフリーウッド・RV・ビークル。

こちらも車内に入ることが可能(有料)、劇中の車内で起こるシーンに思いを馳せられそう。
大部分の車内装備は取り外されていますが、一部のそれも相当な年代モノの機器が搭載され、トレーラー部分には「ジュラシック・パーク:ダイナソー・ハンドラーズ」で使用されたヘルメットにパークのパンフレットがディスプレイされています。

そして勿論恒例の展示となったナイトライダーとデロリアンや東京コミコン2017、2018のサインバナーと映画劇中衣装の数々も多数展示されていました。

【アーティスト・アレイ】

個人で活動している漫画家やアニメーター、アーティストが作品展示等で出展されるブースである「アーティスト・アレイ」。
作品展示・販売の他にも各アーティストごとによって、ファンの要望に応じてイラスト制作を行う「コミッション」も行われています。

勿論、イラスト、絵画のみならず、自作のコスチュームやタトゥーペイントを行うブースも。

【出展社ブース】

『マーベル/スター・ウォーズ』


今年で3年目となるスター・ウォーズ(以下SW)とマーベルの出展。

SWブースの目玉は、ファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション・シカゴ2019」にてプレミアされた42年間に渡るスターウォーズの歴史が描かれた超特大の絵巻。
日本初展示となるこの絵巻は壮大なSWサーガを存分に感じ取れます。

他にも球体ディスプレイにSWの特別映像や画像を360度投影される「STAR WARS:Dive Into The Galaxy」や、初登場となる真紅のシス・トルーパーを含む、ストーム・トルーパーの展示が。

マーベルブースには、マーベル・コミックスの80周年を記念してその歩みを紹介する映像展示や、マーベル・スタジオの映画作品群「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)のこれまでのメインビジュアルの展示、そして、マーベル・キャラクターをテーマに少年漫画雑誌「少年ジャンプ」の作家陣が読み切り漫画を描く「少年ジャンプ+」で配信中のスペシャル企画作品の展示と盛り沢山となっています。

<STAR WARS POP UP STORE・MARVEL POP UP STORE at TOKYO COMIC CON>

東京コミコン史上、過去最大面積そして合計販売商品数は2000品目を超えるという品揃えで主催者運営物販コーナーのポップアップストアを展開。

注目の商品は、マレーシアに本社を置く、世界最大の錫合金メーカーのロイヤル・セランゴール製の「フィギュアリン・アイアンマン “SAKURA”リミテッドエディション」「スター・ウォーズ クラシックチェスセット」。

さらには”SAKURA”エディションのラベルピン、アクリルアートやスターク・インダストリーズの先行商品群も。

『ホットトイズ』


毎年、大規模なブースを構えているホットトイズ。
今年もブース正面にはホットトイズが製作したMCUキャラクターの実物大フィギュアが飾られ、その列に沿って写真を撮る事が出来ます。

勿論、ホットトイズが誇るフィギュアの数々が勢揃い。東京コミコン2019限定商品である「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス (ムービー・マスターピース)1/6スケールフィギュア スタン・リー(コスベイビー付)」は人気商品に。

『株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテイメント』


ソニー・ピクチャーズ エンタテイメント(SPE)のブースでは、今年創立95年を迎えたコロンビア映画を始めとするSPEの数々のエンタテイメントを展示するヒストリーコーナーが登場。

アイコニックな象徴であるコロンビアレディを挟んで4つの時代が展示されています。
ブース裏手には映画での数々の名言が記された「名言の壁」があり、絶好のフォトスポットとなっていました。

ブース正面には、「スパイダーマン」「ヴェノム」の特設フォトブースを設置。
合成写真により、映画に入り込んだ様な写真がデータでプレゼントされます。

『ワーナーブラザーズジャパン合同会社』


映画「ジョーカー」が興行収入40億円を突破するヒットを記録し話題となっている中、ワーナーブラザーズジャパンが今年展開するブースのテーマは「カーニバル」。
2020年3月20日(金)日本公開のDC最新作『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」にインスピレーションを受けてたデザインのブース内では、コスプレをしたスタッフがお出迎え。

昨年に引き続いて東京コミコンに登場の「ゲーム・オブ・スローンズ」の”鉄の玉座”や、様々なフォトスポット、そしてワーナーブース恒例の金太郎飴も販売。

隣接する物販コーナー「WBストア」ではDC作品、ハリーポッター魔法ワールドを中心にワーナー作品のグッズが多数ラインナップされ、中でも東京コミコンとハーレイ・クインのコラボTシャツが目玉との事。

『株式会社ダイハツビジネスサポートセンター』


今年、東京コミコンに初出展となる、自動車メーカー「ダイハツ工業株式会社」の子会社、ダイハツビジネスサポートセンター。
「コンパクトカーをもっと楽しく」のテーマの元、MARVELの世界をクルマで表現できるカーアクセサリー・グッズシリーズを展開。

スパイダーマンのスタチューと共にブースに展示されているのは、コミックのフルラッピングがなされた「タントカスタムRS」。
前後シートまで内装カスタムされた参考出展車両との事ですが、これからの商品展開が楽しみな一社です。(※本商品群はダイハツ純正アクセサリーではありません)

『株式会社千趣会』

「ベルメゾン」を運営する千趣会ブースでは大人気の「スターク・インダストリーズ」シリーズの新商品を展開。中でもIDカードホルダーとアークリアクターデザインのピンズは会場限定品。

『株式会社セガ・インタラクティブ』

アミューズメントゲーム機器の開発・製造・販売を手掛けるセガ・インタラクティブからは全国のゲームセンター向けのプライズを展示。

様々なフィギュアが整然と並んでいますが、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」に登場のシス・トルーパーを始めとしたスターウォーズ関連のフィギュアはとてもプライズ商品とは想えないクオリティです。

『株式会社 壽屋』

プラモデル・フィギュア界の巨人、壽屋は自社商品を展示。

日本初公開となるポケットモンスターのフィギュアや、マイリトルポニーの美少女シリーズ
等、注目のフィギュアが並びます。

『バンダイ・BANDAI SPIRITS』

フィギュアブランド「魂ネイションズ」を展開するバンダイ・BANDAI SPIRITSブースではS.H.Figuartsのスター・ウォーズ、マーベルのフィギュアを展示。

パルパーティン皇帝を始め、新作のフィギュアや参考出展品、更にはネットドラマシリーズの「ザ・マンダロリアン」も早くも展示されています。

マーベルの目玉展示はMCUのヒーロー達が勢揃いしたジオラマ。
キャプテン・アメリカの「アベンジャーズ、アッセンブル!」の一声が聞こえてきそうな迫力です。

『株式会社 東京マルイ』

エアガンメーカーの東京マルイは昨年の2倍の面積の展示ブースを構え、総計約90種のモデルガンを展示。
残念ながら今年はシューティングレンジのブース設置は無いものの、実際に手に取れるエアガンの展示も。

『株式会社エンスカイ』

玩具メーカーのエンスカイのブースでは、例年通り多数のスター・ウォーズ、マーベルのキャラクター商品を販売。
昨年、話題となった「おまんじゅうにぎにぎマスコット」も。

その他、多数の出展社ブースが立ち並び、来場者を楽しませていました。

【東京コミックコンベンション2019開催概要】

公式サイトはこちら

<名称>
東京コミックコンベンション2019(略称:東京コミコン2019)

<会期>
2019年11月22日(金)~ 11月24日(日)
11月22日(金)12:00~20:00
11月23日(土)10:00~20:00
11月24日(日)10:00~18:00

<会場>
幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホール

<主催>
株式会社東京コミックコンベンション/東京コミックコンベンション実行委員会

<イベント内容>
最新技術を使った様々なゲームや体験、コミックや映画の最新情報、アメリカや世界の製品やレア物グッズ展示、ハリウッドスターとの撮影会・サイン会、ポップカルチャーやテクノロジー分野のリーダー・インフルエンサーによるパネルディスカッション、コスプレコンテスト、ライブパフォーマンス、企業出展(今後発売予定の製品や試作品の出展等) 、個人で活動している漫画家やアニメーターの作品展示「アーティスト・アレイ」など

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