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舞台劇「からくりサーカス」~デウス・エクス・マキナ(機械仕掛けの神)編~開幕!

『からくりサーカス』は、『週刊少年サンデー』(小学館)にて1997年から2006年の
長期間にわたり連載された漫画家・藤田和日郎による人気作品。累計発行部数1500万部を超え連載終了から13年を経た現在でも根強いファンに支持されており、2018年10月から2019年6月までアニメも放送されました。

2019年1月に行われた前作、舞台劇「からくりサーカス」~真夜中のサーカス編~は、さながらサーカスのような空間で繰り広げられる展開に加え、藤田和日郎先生も認めた役者の熱量溢れる演技で大好評を博したのも記憶に新しい所。また新たな物語が、2019年10月に舞台劇「からくりサーカス」~デウス・エクス・マキナ(機械仕掛けの神)編~として上演されます。

初回の公演に先駆け2019年10月10日(木)、東京都新宿区の新宿FACEにおいて囲み取材と公開ゲネプロが行われました。

【囲み取材の様子】

登壇したのは、才賀勝役の深澤大河さん、加藤鳴海役の滝川広大さん、エレオノール/アンジェリーナ/フランシーヌ/フランシーヌ人形役の大西桃香さん、飯田里穂さん、白金役の小坂涼太郎さん、才賀正二役の横尾瑠尉さん、才賀貞義役の大崎捺希さん、フェイスレス役の村田洋二郎さんの8名。

舞台開幕に向けての意気込みと見所をお願いします。

深澤さん「今回で2作目にして完結編となるので、素敵な簡潔になる事を願っています。見所といいますか僕は前回守られる側だったのが今から僕は戦う方にまわるので、やっとちゃんとした衣裳を頂いたので頑張って戦いたいと思います。是非ともそこを見て下さい。」

滝川さん「前作で感じた思い、本当に辛かったっすね~。本当に色んな人達が自分の為に命を譲って死んでいったりとか本当に子供達が苦しそうとか色々あって苦しかったんですけど、その思いを乗せて今回2時間弱の時間、表現出来なかったシーンとかも沢山あるんですけどその気持ちも乗せてしっかりと体現していきたいと思っています。原作のからくりサーカスは9年間位かかって作品として出来たんですけど、その藤田和日郎先生の想いをのせてしっかりと僕達がこの新宿FACEの舞台上から皆様に届けられる様、がんばりたいと思います。」

大西さん「今回は4役をさせて頂くという事で、凄く緊張しているし、日によって役が違ったりするので、そこも凄く見所だなと思うんですけど、前作では御一緒出来なかった飯田里穂さんとステージに一緒に立てる事も凄くうれしいし、この作品は私は凄く愛のある作品だと思っています。どんな形であれ、凄く大きな愛で出来ている作品だと思っているので、今作品から凄く学ぶ事も自分自身、沢山あったのでそれを自分なりに皆さんと表現していけたら良いなと思います。」

飯田さん「一時閉幕したからくりサーカスが再び、同じ新宿FACEという場所で開幕するという事で後半は登場人物も新たに凄く豪華になっております。さらに色んな人が愛に向き合っていたり、登場人物同士の熱い思いなんかも最後までしっかりと描かれている舞台になっておりますので、是非楽しんで観て貰いたいなと思います。4役やるのでとてもプレッシャーもあるんですけども、頑張りたいと思います。さっき、桃ちゃんも言ってくれたんですけど、前回は一緒にステージに立つ事は無かったんですけど、今回は一緒に対話するシーンだったりもあったりするので、是非そこも観て欲しいなと思います。」

小坂さん「前回に引き続き変わらないメンバーだったので、凄く落ち着いています。稽古場も楽しく充実した1ヶ月を過ごす事が出来たのでとても楽しかったです。その楽しさで作った物を全力でぶつけたいと思います。めっちゃ面白いと思います。是非、お越し下さい。」

横尾さん「からくりサーカスは今回、ダイジェスト版の様な形で凄い沢山の巻数を2時間ちょっとに纏めているんですけども、登場人物が凄く凄く魅力的な方ばかりで、その人物達の魅力を皆様に伝えようとキャスト・スタッフ一同頑張ってやってきましたので、是非それが伝わると良いなと思っております。一所懸命やりますので、千秋楽まで宜しくお願いします。」

大崎さん「からくりサーカスの初演を僕は北側の席で見ていたんですけど、まさか自分が今回、こうやって板の上に立たせて貰えると思っていなくて、本当に心から嬉しく思っております。この作品は凄くジェットコースターの様な作品だと思っています。一瞬も気の抜けない内容となっていますので、是非是非、楽しみにして頂きたいと思います。お待ちしております。」

村田さん「見所は桃ちゃんも言っていたんですけども、「愛」だと思っておりまして、藤田先生の愛からこの作品が生まれて、それを愛する読者の皆さんが居て、そして舞台をやるようになった時に、これを作ろうと思った制作陣がいて、演出家・スタッフの皆さんがいて、僕達、役者が漸く、こうやって衣裳を着て舞台に上る事が出来ております。作品自体も愛を謳っている所がとても多いので、歪な愛だったりもするんですけども、色んな愛の形があるなと思いながら皆、演じていると思っております。この舞台に恋してやっていきたいと思っております。」

大西さんと飯田さんは、2作目にして同じ舞台に同時に立ちますが
お互いの長所はどこでしょうか。

大西さん「私とりっぴーさんは正確が真逆で、リッピーさんが稽古場で演じている姿を見させて頂いている時に自分には持っていない物を持っていて流石だなと思うし、表現も見ていて凄く刺激を受けたりするので、私はりっぴーさんの、その思い切った感じの演技が凄く大好きなので、そこを見習いたいなと思っています。」

飯田さん「本当に言う通りで、性格とか考えている事も結構、真逆だったりするので、それって凄く役柄に、自分に無い表現の仕方を持っているなと、前作から桃ちゃんに対しては思っていたので、そういった所を話し合いながら、前作、今作とやらせて頂きました。なので、4役やったりするのは、大変だなと思いますけど、Wキャストで桃ちゃんと出来て良かったなと凄く思っています。」

最後に来場者メッセージをお願いします。

深澤さん「このからくりサーカスという作品は藤田先生の魂が篭っている作品だと思うので、作中に出てくる台詞だったりとかが、本当に人と人とが会話している言葉の中で凄く熱い物があるんですよ。それをこの舞台劇として生の人間が演じる、だからこそ、よりその熱さを皆様にご提供出来るのではないかと思っております。そして今回、前作から引き続きやらせて頂いたり、新しく入った方達と一緒にからくりサーカスというサーカスを見事にフィナーレさせたいと思いますので、お越しになるお客様はサーカスを観に来たんだなという思いで、楽しみに待って頂けたらとても嬉しいです。是非ともよろしくお願いします。」

【公開ゲネプロの様子】

己に課された運命と戦うことを決意した少年、才賀勝、
しろがねとなりながらも自身の生き方を貫き自動人形と戦う青年、加藤鳴海、
数奇な運命に翻弄されながら、勝と鳴海により人間的な感情を取り戻したしろがね、エレオノール。

3人を取り巻く運命は200年前から始まる長い長い物語と複雑に絡み合い、加速度をあげてゆく。

ゾナハ病とは?しろがねとは?自動人形とは?全ての謎、全ての想い、全ての記憶が収束する。

舞台劇「からくりサーカス」ここに完結。

ラジオでお馴染みの花奈澪も、コロンビーヌ役で出演していますのでお見逃しなく!

 

【舞台劇「からくりサーカス」~デウス・エクス・マキナ(機械仕掛けの神)編~公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2019年10月10日(木)~10月19日(土)

<会場>
新宿FACE

<公演時間>
約2時間25分(途中休憩無し)

<料金>
最前列限定リングサイド席:12,500円(非売品グッズ付き)
一般席:9,000円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可
※会場にてドリンク代別途500円かかります。

<出演者>
才賀勝:深澤大河
加藤鳴海:滝川広大
エレオノール,アンジェリーナ/フランシーヌ,フランシーヌ人形:大西桃香<AKB48>、飯田里穂(Wキャスト)
阿柴花英良:健人
ジョージラローシュ:横井翔二郎・山﨑晶吾・松田周(トリプルキャスト)
ギイ・クリストフ・レッシュ:越智友己
あるるかん:三枝奈都紀
白金:小坂涼太郎
才賀正二:横尾瑠尉
才賀貞義:大崎捺希
パンタローネ:塚本拓弥
アルレッキーノ:松本寛也
コロンビーヌ:花奈澪
ハーレクイン:田中彪
カピタン・グラツィアーノ:稲垣成弥
ブリゲッラ・カヴィッキオ・ダ・ヴァル・ブレンバーナ:田中尚輝
ディアマンティーナ:鈴木桃子
フェイスレス:村田洋二郎

『声の出演』
グリュポン:三浦海里

『アンサンブル』
うっちー
井上象策
渡邊太喜
柏木佑太
本多翼
金谷春来

<STAFF>
原作:藤田和日郎「からくりサーカス」(小学館 少年サンデーコミックス刊)
脚本・演出:村井雄(KPR / 開幕ペナントレース)
舞台美術:角田知穂
技術監督:寅川英司
舞台監督:小野寺栞
演出部:高澤裕子、加藤唯
照明:斉藤喜和(Dort)、大波多秀起(デイライト)
音響:前田規寛(ロア)/SING_O_WORLD
演出助手:高崎拓郎(KPR/開幕ペナントレース)
小道具:平野雅史、小山内ひかり、枦山兼
衣装:雲出三緒
ヘアメイク:木村美和子(raftel)、小川万理子(raftel)、工藤有莉
アクション指導:下川真矢(B.O.S Action Unity)
歌唱指導:Yu(vague)、都乃
挿入歌編曲:Yu(vague)
制作:OfficeENDLESS
制作協力:上野志津華、來生藍
宣伝写真:渡邉和弘
宣伝美術:Flyer-ya
宣伝協力:TVアニメ「からくりサーカス」
Webデザイン:EAST END CREATIVE
主催:舞台劇「からくりサーカス」製作委員会(Office ENDLESS/ツインエンジン/ローソンチケット)

©藤田和日郎・小学館/舞台劇「からくりサーカス」製作委員会

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