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舞台「魔法使いの嫁」公演スタート!

2014年、漫画雑誌「月刊コミックブレイド」にて連載スタートと同時に話題となり、2017年10月にTOKYO MX他にて放送されたヤマザキコレによる異類婚姻幻想譚『魔法使いの嫁』が、待望の演劇化。

アニメ『魔法使いの嫁』で脚本を手掛けた高羽彩が本作でも脚本・舞台演出を担当。
主人公・羽鳥チセを工藤遥、異形の魔法使い・エリアス・エインズワースを神農直隆が演じます。また、カルタフィルス/ヨセフ役に西井幸人、ルツ役に小松準弥、シルキー役に広川碧、アリス・スウェーン役に佐倉花怜、ステラ・バークレム役に清水らら、オベロン役結城洋平、リンデル役にウィリアム良太ザッキー(旧名:田村良太)の出演も決定。『魔法使いの嫁』が持つ儚くも力強い世界を本格舞台劇としてお届けします。

初回の公演に先立ち2019年10月5日(土)、東京都豊島区のあうるすぽっとにて公開ゲネプロと記者発表が行われました。

【公開ゲネプロの様子】

羽鳥チセ、15歳。
彼女は、帰る場所も、生きる理由も、その術も何も持ち合わせていない。
ただ一つ、生まれ持った特別な力を除いて。

孤独であったチセを、「弟子」として、そして将来の「花嫁」として迎え入れたのは、
ヒトならざる異形の魔法使いエリアス・エインズワースだった。

彼と共に様々な人や妖精、人ならざる者に触れ、
日々を過ごすなかでチセは少しずつ成長していく。

ある夜、チセはエリアスの旧き友であるリンデルに請われ、エリアスの出会いから
これまでのことについて、中でも彷徨える魔術師の少年――カルタフィルスをめぐる
事件の巻末について語りはじめる。

【記者発表の様子】

ゲネプロ終了後、ロビーにて記者発表が行われました。
登壇したのは、羽鳥チセ役の工藤遥さん、エリアス・エインズワース役の神農直隆さん、ヨセフ役の西井幸人さん、ルツ役の小松準弥さん、シルキー役の広川碧さん、アリス・スウェーン役の佐倉花怜さん、ステラ・バークレム役の清水ららさん、オベロン役の結城洋平さん、リンデル役のウィリアム良太ザッキーさんの9名。

本作にかける意気込みをお願いします。

工藤さん「今日から舞台「魔法使いの嫁」が始まるんですけども、短い期間ではありますが「まほよめ」ファンの皆様、そしてこれをキッカケにまほよめという作品に触れる方、そしてまほよめは幅広い年齢の方に愛されている作品だと思うので、これをキッカケに舞台という物に触れる方、様々な方にこの作品を楽しんで頂いて、各々の世界に引き込まれて素敵な魔法にかかって頂けたら嬉しいなと思います。」

神農さん「意気込みは、毎日皆でエンジョイ!という感じで、皆が楽しめる事が一番だと思うので、楽しめる様に毎日、一生懸命頑張っていきたいと思います。」

西井さん「皆で全員野球で今回、やっていますし、役以外にも色んな事をやっている方もいますし、そんな所も注目して観て頂けたら嬉しいなと思いますし、皆で素敵なこのカンパニーで皆さん、温かいので、その温かさも伝えられる舞台になれば良いと思います。」

ウィリアムさん「今回のテーマが「全員野球」という事なので、スタッフの方や、小道具・衣裳さん、メイクさん、ここに居ない3人のアンサンブルの役者を含めて、全員野球でやっています。個人的には、満塁ホームランを何本も打てるチームに仕上がったと思っておりますので、楽しみにして欲しいです。」

小松さん「とてもインパクトのある舞台上の姿だったと思うんですけど、僕は本来の姿である犬の姿と、人型のルツが同居しているという表現でやらせて頂いているので、その中で「あっ、ルツだ。ルツがいたな。」と、どれだけ思って貰えるかという所が勝負だと思っていますので、イイ兄ちゃんとしてチセを最後まで愛して寄り添っていきたいと思います。」

結城さん「ヤマザキコレさんの作った世界の中で高羽さんがそれを具現化して頂いて、その中で僕等が生きているキャラクターの一つとしてこの作品を出来る事を本当に幸せに思っております。さっきザッキーさんもおっしゃって頂いたんですけど、タフな稽古になってきた中で
高羽さんが「辛いのは自分だけじゃない、思いやりを持って接しよう」みたいな、ダメ出しとも人生訓ともとれる言葉を頂いてでもそれって「魔法使いの嫁・ヨセフ編」に凄く通ずる物があるなと思いながらやっていました。どういう風に何を思って行動するのかという所の人の気持ちだったり、妖精の気持ちだったりという所を見て頂ければ幸いかなと思います。」

広川さん「私の中でシルキーは凄く麗しくて慎ましい女性だと思っていて、その中でもルツとエリアスとチセを家族だと思って凄く大切にしていて、その家族が住む家を大切にしているというシーンがあると思うので、そこをしっかり私も根本に置いて表情だけでしっかり表現出来る様に頑張りますので、最後までよろしくお願い致します。」

佐倉さん「私が演じさせて頂く、アリスという役も様々な過去を持っていて、決して明るい物だけではないんですけども、その中でチセが沢山の人に出会って成長していく様にアリスも沢山の人に出会って成長していっているので、アリスだからこそ、向けられる優しさがあると思っています。高羽さんが全員野球という言葉を私達に下さってその言葉の下、稽古からずっと駆け抜けて来たなという感覚です。これから皆さんにお届けするのが本当に楽しみにしております。」

清水さん「私の演じるステラ・バークレムは、家族思いで凄く元気な女の子です。なので、ステラのパワフルな部分を舞台で表現出来れば良いなと思っております。皆の足を引っ張らない様に一所懸命頑張ります。」

演劇版「魔法使いの嫁」に出演が決まった感想はいかがでしょうか。

工藤さん「私は「魔法使いの嫁」という作品のタイトルは知っていまして、私の弟がこの作品のファンでして、その旨を伝えた所、「くれぐれも原作の質を落とす様な真似はしない様に!」という厳しめの一言を貰ったんですけど、でもそうやって「まほよめ」という作品は熱烈なファンの皆様が沢山いらっしゃるんだなという事を感じたので、責任を持ってプレッシャーを感じながらも一所懸命、チセちゃんを演じていければ良いなと思っております。」

本作の特徴である、エリアスの頭部を着用した感想は。

神農さん「最初に作られたプロトタイプとか、結構ゴツめで頭も張っていたんですけど、段々と体とのバランスを考えて、本当に何回もスタッフさんが作り変えて下さって僕の顔に当たらない様なカーブを描いて頂いて、凄く付け心地は良いです。何か精神的に引き篭もっている感じ。中がまるでコックピットみたいなんです。エリアスの感情が表に出ないのも、付け心地で助けて貰っている感覚です。メッシュで透けて見えるから、暗転でも危なくない様になっているし、僕の表情も透ける様に作られていますので、凄くありがたいなと思っております。」

ヨセフと自身との共通点、工藤さんとの共演の感想はありますか。

西井さん「カルタフィルスとヨセフ、中々難しいんですけど、ヨセフも自分自身で今どういう状況なのか、今どうなっているのかが分からなくなっているというのがそうなんですけど、稽古しながらも、自分自身が何なのか、時々分からなくなる事があって凄くキツかったんですけども、それもまた役をやっていく上での責任なのかなと思って、千秋楽まで突き詰めて迷いながら、悩みながらやっていきたいと思います。」
「工藤さんは、ビジュアル撮影で初めましてだったんですけども、「何回か会った事あったっけな?」という位のフランクな感じでして、稽古初日からすごくやりやすかったですね。」

来場者へのメッセージをお願いします。

神農さん「本当に昨日の場当たりから怒涛の様に今やっておりますけども、皆怪我無くスタッフさんも全員野球で一丸となって作り上げていますので、楽日まで本当に良い作品が出来る様に突き詰めて行きたいなと思っております。」

工藤さん「今、ここに居るメンバーだけでなく、沢山のキャスト・スタッフでこの作品を作り上げていますので、是非是非、そんな思いが観に来て下さる皆様に届けば良いなと思っております。宜しくお願いします。」

【舞台「魔法使いの嫁」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2019年10月5日(土)~10月14日(月・祝)

<会場>
あうるすぽっと

<公演時間>
約2時間30分(10分間の休憩を含む)

<料金>
特典付きチケット:10,000円
通常:7,000円
特典:テイクアウトライブカード
※特典はチケット1枚予約につき、1枚プレゼント(チケットと同封で9月上旬までに発送いたします)
※内容:稽古映像やインタビュー動画などここでしか見られないコンテンツをお楽しみ頂けます。
※お手持ちのスマートフォン・タブレットでお楽しみ頂けます。
※対応機種・環境等を予めご確認下さい
(全席指定・税込)

<出演者>
羽鳥チセ:工藤遥
エリアス・エインズワース:神農直隆

カルタフィルス/ヨセフ:西井幸人
ルツ:小松準弥
シルキー:広川碧
アリス・スウェーン:佐倉花怜
ステラ・バークレム:清水らら

オベロン:結城洋平
リンデル:ウィリアム良太ザッキー

『アンサンブル』
五十嵐愛
大上のの
七瀬彰斗

『声の出演』
有馬自由

<STAFF>
原作:ヤマザキコレ「魔法使いの嫁」(ブレイドコミックス刊)
脚本・演出:高羽彩
音楽:松本淳一/アニメ「魔法使いの嫁」サウンドトラックより
音楽制作:フライングドッグ
舞台監督:藤田有紀彦、森山香緒梨
美術・造形デザイン:加賀谷静(TASKO Inc.)
美術:轡あずみ(TASKO Inc.)
照明:南香織(LICHT-ER)
音響:田中亮大(Paddy Field)
映像:浦島啓
映像制作:神林裕介
映像操作:御調晃司
音響操作:角田里枝(Paddy Field)
衣裳:小泉美都
ヘア・メイク:sleep 
振付:増田ゆーこ
アクション指導:多田聡
演出助手:川名幸宏
ワイヤー造形:浅田啓
小道具製作:加藤小雪(TASKO Inc.)、岩田結花、鈴木沙歩
衣裳製作:中川明香、神原秀佳
演出部:河野千鶴
照明部:佐々木薫、嶌田香恵
衣裳進行:江原彩乃、峠田悠
ヘアメイク進行:林美由紀、川井友美
宣伝美術:羽尾万里子
宣伝写真:金山フヒト
宣伝協力:樽見亜紀子(マックガーデン)
Webサイト制作:友光徳明(ダダデリック)
チケット特典映像制作:宮寺加奈(MMJ)
グッズデザイン:圓岡淳
パンフレットライター:瀬尾水穂
票券:北野ちづる(サンライズプロモーション東京)
収録:中島良
AP・制作:半田桃子
制作助手:村田紫音
原作監修:新福恭平(マックガーデン)
プロデューサー:郡司幹雄(Production I.G)、上田陽子(Production I.G)、吉田恵美(MMJ)
企画:和田丈嗣(WIT STUDIO)、東圭介(MMJ)
協力:クリオネ/Krei inc./ジェイピィールーム/gina creative management/GVjp/ブエルタ・デル・ソル/BLUE LABEL/ワタナベエンターテイメント(50音順)
ヘアメイク・ウィッグ協力:CLASSE/RICE FORCE/TV&MOVIE、AKI、成谷充未
制作:WIT STUDIO、MMJ
主催:舞台「魔法使いの嫁」製作委員会

© 2019 ヤマザキコレ/マッグガーデン・舞台「魔法使いの嫁」製作委員会

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