世界のエンターテイメントの“今”をお届け!

News

ミュージカル『アルスラーン戦記』東京公演開幕!

1986年8月、角川文庫より発刊された小説家・田中芳樹の「アルスラーン戦記」が2019年9月、いよいよ舞台化。
2019年9月5日(木)からの大阪公演を絶賛の嵐の内に終え、東京公演の初日を向かえるに先立ち2019年9月11日(水)東京都足立区のシアター1010にて囲み取材とゲネプロが行われました。

【囲み取材の様子】

登壇したのは、アルスラーン役の木津つばささん、ダリューン役の加藤将さん、ナルサス役の斉藤秀翼さん、エラム役の熊谷魁人さん、ギーヴ役の山田ジェームス武さん、ファランギース役の立道梨緒奈さん、アルフリード役の岩戸千晴さん、キシュワード役の村田洋二郎さん、カーラーン役の内堀克利さん、ザンデ役の滝川広大さん、バフマン役の佐久間祐人さん、ヒルメス役の伊万里有さんの12名。

大阪公演を終えての感想と東京公演への意気込みをお願いします。

木津さん「大阪公演が無事に終わり、大阪で培って来た熱量だったり、皆で作ってきたこの作品を東京公演でよりパワーアップさせて皆さんにお届け出来る様、精進して参ります。」

加藤さん「私はこのアルスラーン殿下に忠誠を誓うのみなので、私如きが言う事は有りません。でも、大阪公演で培ったものを東京公演でさらに良いパフォーマンスを出来たら良いなと思っております。」

斉藤さん「大阪公演で一個一個が確実に良いものになってきたんじゃないかなと思いますので東京公演でさらに爆発的に良くなって行く様に、このチームで頑張れたらなと思っています。」

熊谷さん「大阪公演ではお客様にパワーを頂いて、この良い流れを東京公演も引き継ぎつつ、頑張っていけたら良いなと思っております。」

山田さん「大阪公演をやって、自分達の中でも良くなっていっていると感じているので東京公演も千秋楽まで熱量を上げまくって、今日の公演よりも明日の公演と繋げられるような作品にしていきたいと思います。」

立道さん「まだまだパワーアップする事を目指して、熱く丁寧にこの作品にぶつかって行ければと思います。」

岩戸さん「大阪公演も沢山の方に支えられて駆け抜けてこれたので、東京でも駆け抜けていけたらなと思います。」

伊万里さん「大阪公演の勢いそのままに東京公演も頑張りたいと思います。そして、台風被害にあった皆様の為にも皆で力を合わせて頑張りたいと思います。」

村田さん「僕達、俳優は瞬間を生きる職業だと思っていまして、1ステージ毎に生まれてくる瞬間は違う物だと思うので、ぜひ輝いていく様を観て頂けたらと思います。」

内堀さん「大阪で沢山美味しい物を食べまして、美味しい物だけでは無く大阪と東京では違う、ナマモノの醍醐味を是非楽しんで頂けたらと思います。」

滝川さん「大阪公演では何度倒しに行っても、アルスラーンチームを倒す事が出来なかったので、東京公演では倒せる様に頑張りたいと思います。」

佐久間さん「本作は壮大かつ、悠久の歴史が描かれている作品です。その悠久の歴史の部分をつばさ君と共に詰めていければと思います。最年長頑張ります。」

役作りで難しかった点、またアニメ漫画等で参考にした部分はありますか。

木津さん「アルスラーンの元々の年齢設定が14歳という事で、僕は今21なんですけど、14歳の頃の僕は”こんな人間じゃ無かった”と思う所から始まり、それをこの舞台でどういう風に活かすかと意識した所もありますし、小説・コミック・アニメでそれぞれ違ったアルスラーンが居て、舞台でもまた違ったアルスラーンを届ける事を念頭に置きながら意識しました。」

伊万里さん「ヒルメスは傍から見たら敵役みたいなイメージがあるんですけど、僕はそう思っていなくて。ヒルメスにはヒルメスの正義があるし、ヒルメスは何処と無く弱い部分を沢山持っているんですけど、そういう所を表現するのが難しかったというのと、昔、兄に熱湯をかけられた事がありまして、ヒルメスの火が怖いという気持ちは何となく分かります。」

大阪公演での楽屋でのエピソードは何かありますか。

加藤さん「大阪の楽屋の事は忘れちゃったので、東京の楽屋でリアルタイムでおきた事があって、熊谷君が朝、置いてあったペットボトルに青汁を入れていたんですが、その光景がツボってしまって、僕と村田さんと山田君とでイジリまくりました。」

村田さん「山田君からたこ焼きの差し入れがありました。UberEatsといえば、山田君です。」

ハードな殺陣が魅力の舞台だが、稽古を含めてのエピソードはありますか。

熊谷さん「今回、殺陣は六本木康弘さんに付けて頂いたんですけど、『アルスラーン戦記』の世界観に合った殺陣をつけて頂けたかなと思っています。稽古中もこのキャラだったらこういうアクションが良いね、というのを織り込んだ殺陣になっていますので、キャラの殺陣がとても「引き立っている」と思っています。お勧めは1幕の最初の殺陣なんですけど『アルスラーン戦記』の世界に引き込まれる殺陣になっていますので、そこに注目して頂ければ。」

斉藤さん「キャラクター毎の特徴が現れる様な殺陣もそうですし曲中の殺陣、曲と曲の間の殺陣等、本作の中で殺陣の時間というのはとても意味のある大事な時間です。最初の稽古場の天井が低かったので剣や槍が毎日天井に刺さってました。加藤君が初めての槍で凄く大変そうで。今回、アクションを得意としているキャスト、歌を得意としているキャスト、得意分野が皆、分かれていたので、それぞれ”持っていない物”を人から貰って教えあって、殺陣も歌も作っていったんじゃないかなと思います。」

【ゲネプロの様子】

 

なお、ゲネプロを観劇された原作者の田中芳樹先生から以下のコメントが出されています。

来場者特典:荒川弘先生応援色紙

田中先生「キャストの皆さまの熱気も伝わってきて、とても贅沢な時間を過ごさせていただきました。荒川弘先生の絵がそのまま舞台で躍動しているようで、幸せな気持ちになれました。キャスト、スタッフの皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。」

【Blu-ray&DVD発売決定】

ミュージカル「アルスラーン戦記」Blu-ray&DVDの発売が2020年2月28日(金)に発売決定。

詳しくはこちら

 

【ミュージカル「アルスラーン戦記」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
大阪公演:2019年9月5日(木)~9月8日(日)
東京公演:2019年9月11日(水)~9月16日(月・祝)

<会場>
大阪:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
東京:シアター1010

<公演時間>
約2時間20分(途中休憩無し)

<料金>
8,800円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

<出演者>
アルスラーン:木津つばさ
ダリューン:加藤将
ナルサス:斉藤秀翼
エラム:熊谷魁人
ギーヴ:山田ジェームス武
ファランギース:立道梨緒奈
アルフリード:岩戸千晴
キシュワード:村田洋二郎
カーラーン:内堀克利
ザンデ:滝川広大
バフマン:佐久間祐人
ヒルメス:伊万里有

『アンサンブル』
平山トオル
菅原健志
甲斐祐次
白崎誠也
杉浦勇一
松村凌太郎
SOH
佐織迅
門田奈菜
山﨑紫生

※出演者は変更になる可能性がございます。

<STAFF>
漫画:荒川弘(講談社「別冊少年マガジン」連載中)
原作:田中芳樹(光文社カッパ・ノベルス刊)
演出/脚本:伊勢直弘
作詞:うえのけいこ
音楽:石塚玲依
美術:乘峯雅寛
舞台監督:清水スミカ
照明:田中徹
音響効果:天野高志(RESON)
衣裳:瓢子ちあき
ヘアメイク:新妻佑子
特殊造形:林屋陽二
アクション指導:六本木康弘
振付:當間里美
歌唱指導:うえのけいこ
宣伝美術:五島英一
演出補佐:菊地創
演出助手:三国由佳(SPM)
制作:Office ENDLESS
主催:エイベックス・ピクチャーズ株式会社

© 荒川弘・田中芳樹・講談社 エイベックスピクチャーズ

 - Stage