ブロードウェイミュージカル『シカゴ』来日公演スタート!
1996年のブロードウェイの初演から22年を迎え、アメリカ作品として歴代1位のロングラン、世界36か国・500都市以上・12言語で上演されているメガヒット・ミュージカル『シカゴ』。
1997年には米演劇界で最高の権威を誇るトニー賞で最優秀リバイバル・ミュージカル作品賞を含む6部門獲得。その他にもオリヴィエ賞、グラミー賞を受賞し、ロングラン記録を持つブロードウェイを代表する作品の一つです。
この作品で2012年にBWデビューを飾り、2017年の『シカゴ』20周年アニバーサリーイヤーにもBW公演でロキシー・ハート役を務めた米倉涼子が自身の女優人生20周年を記念する2019年、日本人女優史上初となる3度目のブロードウェイの舞台で主演を務め、約2週間のNY公演を大成功で終えいよいよ2019年8月日本に凱旋。ブロードウェイミュージカル『シカゴ』来日公演20周年である今年、5度目のロキシー・ハートを演じます。
初回の公演に先駆け、2019年8月1日(木)大阪府大阪市のオリックス劇場にてプレスコールと囲み取材が行われました。
【プレスコールの様子】
プレスコールで披露されたのは第2幕の抜粋演技。
撮影が許されたのは「NOW A DAYS」と「HOT HONEY RAG]の2曲。
「相方」と呼ぶに相応しいアムラさんとの阿吽の呼吸で繰り広げられるパフォーマンスは圧巻です。
あっという間にプレスコールは幕を閉じました。
【囲み取材の様子】
プレスコール終了後、劇場ロビーにおいて囲み取材が行われました。
登壇したのは、ロキシー・ハート役の米倉涼子さん、 ヴェルマ・ケリー役のアムラ=フェイ・ライトさん、ビリー・フリン役のピーター・ロッキアーさんの3名。
ブロードウェイ公演を終え、来日公演をスタートする意気込みをお願いします。
米倉さん「兎に角、嬉しいですし、皆さんに喜んで頂ける様、精一杯頑張ります。」
アムラさんとピーターさんは米倉さんと日本に来ていかがでしょうか。
ピーターさん「本当にエキサイトしています。そして光栄に思っています。舞台上で何時もとても楽しく共演させて頂いていますし、2人と仕事をするというのは大きな喜びです。」
アムラさん「私の場合、毎度毎度という事で日本の常連ではありますけども、毎回、より良くなっています。私と涼子は仲の良い親友同士ですので、「化学反応」もありますし、毎回楽しみに上演をさせて頂いてます。」
日本公演のチケット、45952席が既に完売との事だがこの盛況についてお願いします。
米倉さん「頑張ります!」
ピーターさん「良い上演をお約束します。」
東京公演も控えているが、大阪での公演の印象はいかがですか。
米倉さん「(私が)一番最初にやった2008年の日本人キャスト版の時に大阪に来て以来、久しぶりの大阪になりますので、沢山の人に見て頂けるようなので頑張りますし、嬉しいですね。」
アムラさんとピーターさんは大阪という街の印象をお願いします。
ピーターさん「実は2度目の大阪なんですけども、お芝居で舞台上でやるのは初めてですので、大阪のお客様の反応を楽しみに涼子とアムラと共演するのを楽しみにしています。」
アムラさん「私は数回、大阪に来ていますが、大阪は本当に美しい街ですので、必ず大阪城を
訪れる事を自分に課しています。」
7月31日にミュージカル『シカゴ』の日本盤CDが発売され
米倉さんが歌う「ロキシー」が収録されていますが歌手デビューした心境をお願いします。
米倉さん「あ~~っ、止めて下さい!もう、ホント~にやめてください!嬉しいですけど、恥かしいです。最初で最後だと思います。私、このCD収録の話を頂いてビックリしたんです。本当にロキシーって沢山の方がやっているし、沢山の歌手の方も歌われているので、ハッキリ言って何で私に来たんだろう…っていう、今でも”疑い”っていうか、何でなのか真相が分からないです。」
米倉さん「歌手ではないのでレコーディングという事をした事が無かったんですね。しかもNYの地下の小さなレコーディングスタジオで録音したんですけれど、凄く楽しい時間を過ごせて、皆フレンドリーで、皆で意見を言い合いながらレコーディングをしたのが凄く思い出深いですね。後、ブロードウェイのアンサンブルのBOYSの二人に手伝って貰い、歌を入れて貰って完成したんですけれど、出来ればもう一回やり直したいというのが本心です。」
日本公演の初日が「8月1日」ということでサプライズが…。
ピーターさん「8月1日についてお分かりになります?」
アムラさん&ピーターさん「涼子のバースデー!!」
この日、8月1日は米倉涼子さんの44歳の誕生日当日という事で、劇場からサプライズが仕掛けられ、先ずは、アムラさんとピーターさん、そして劇場関係者から「ハッピーバースデー」の歌のプレゼント。
続いて劇中宜しく、赤い薔薇の花束がピーターさんから送られます。
そして囲み取材場左手からカートに乗せられ、その登場に思わず一同が驚いたのが何と120人前という横幅35cm、奥行き25cmのドライフルーツの内包されたチョコレートバースデーケーキ。
米倉さんが蝋燭の火を消そうと目一杯吹きますが、一筋縄では行かず、アムラさんとピーターさんも加わり3人で見事消火。
ケーキが置かれている台座の額縁を見て、ブロードウェイのアンバサダーシアターにあるポスターフレームと同じと驚く米倉さん。
最後に改めて日本公演の意気込みをお願いします。
米倉さん「ハッキリ言って、今日本当に自分の誕生日だという感覚が全然無くて。。実は今日、初めて会う方が半分以上で、さっきのリハーサルも全部やりきれなかったんですけど皆、前を向いて、一つになる気持ちはもう整えていますので精一杯、皆と一緒に楽しもうと思っています。どうぞよろしくお願いします。」
アムラさん「とてもエキサイトしています。日本に戻って来れまして今日、とても良い舞台稽古が出来ましたのでお客様の前でこの作品をお見せする事を楽しみにしています。」
ピーターさん「私も楽しみにしておりまして、お客様が劇場に入って、そして皆で楽しみたいと思います。3度目の日本で私は、人も大好き、文化も大好き、そして何よりも食が大好きなので、美味しい物を沢山食べたいと思います。」
と3名は話され、囲み取材は終了しました。
【ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』公演概要】
公式サイトはこちら
<公演期間>
ニューヨーク・ブロードウェイ公演:2019年7月1日(月)~7月14日(日)
大阪公演:2019年8月1日(木)~8月4日(日)
東京公演:2019年8月7日(水)~8月18日(日)
<会場>
ブロードウェイ:アンバサダー・シアター
大阪:オリックス劇場
東京:東急シアターオーブ
<公演時間>
約2時間35分(20分間の途中休憩を含む)
<料金>
大阪:S席14,000円 A席10,000円 B席8,000円
東京:S席14000円 A席11000円 B席9000円 前方サイド注釈付きS席 14000円(※)
※前方サイド注釈付きS席はシカゴ事務局のみで、4/13(土)より販売いたします。
一部見づらいシーンがあるお席となります。予めご了承ください。
(全席指定・税込)
※未就学児児童入場不可
<出演者>
ロキシー・ハート:米倉涼子
ヴェルマ・ケリー:アムラ=フェイ・ライト
ビリー・フリン:ピーター・ロッキアー
エイモス・ハート:トッド・ブオノパーネ
女看守ママ・モートン:ジェニファー・フーシェ
メアリー・サンシャイン:C・ニューカマー
スイング/ダンスキャプテン/メアリー・サンシャイン代役:クリストフ・キャバレロ
フレッド・ケイスリー:アンドリュー・エッカート
ドクター/判事:テイラー・コリンズ
ジューン:テイラー・P・コナント
ハリー/マーティン・ハリソン/ビリー・フリン代役:セス・ダナー
リズ/ヴェルマ・ケリー代役:ローレン・ジェメリ
アニー/女看守ママ・モートン代役:アリアン・ケデル
ハニャック/女看守ママ・モートン:アレクサ・ジェーン・ルイス
スウィング:グラント・ペイラー
廷吏/書記官/ビリー・フリン代役:ディオン・リドリー
ゴー・トゥ・ヘル・キティー/ロキシー・ハート代役:エヴリン・クリスティーナ・ドン
スウィング/ロキシー・ハート代役:チャリティ・ヴァン・タッセル
フォガティ巡査長/コルト・アダム・ワイス
陪審員/エイモス・ハート代役:マシュー・ウィネッジ
リズ:モニカ・ウッズ
アーロン:コーリー・ライト
<STAFF>
『クリエイティブチーム』
音楽/脚本・作詞:ジョン・カンダー&フレッド・エッブ
脚本/初演版演出・振付:ボブ・フォッシー
演出:ウォルター・ボビー
振付:アン・ラインキング
美術デザイン:ジョン・リー・ビーティ
衣裳デザイン:ウィリアム・アイヴィ・ロング
照明デザイン:ケン・ビリングトン
音響デザイン:スコット・レーラー
編曲:ラルフ・バーンズ
再振付:デヴィッド・プッシュマン
脚色:デイヴィッド・トンプソン
音楽スーパーバイザー:ロブ・フィッシャー
音楽コーディネーター:ジョン・モナコ
音楽監督・指揮:ロブ・ボウマン
ウィッグ/ヘア・デザイン:デイヴィッド・ブライアン・ブラウン
キャスティング:スチュワート/ウィートリー
技術スーパーバイザー:アーサー・シカルディ、シアトリカル・サービス INC.
プロダクション・ステージ・マネジャー:ラルフ・スタン・リー
ステージ・マネジャー:ブライアン・ウエストモアランド
アシスタント・ステージ・マネジャー:ゲイ・マーウィン
製作:バリー&フラン・ワイズラー
製作:ブロードウェイ・アクロス・アメリカ
エグゼクティブ・プロデューサー:アリシア・パーカー
ゼネラル・マネジャー:BJ・ホルト
シティセンター「アンコール!」シリーズ
『日本スタッフ』
エグゼクティブ・プロデューサー:横井仁(TBSテレビ)、山崎芳人(キョードー東京)
ゼネラルプロデューサー:石飛由美子(TBSテレビ)、川池聡子(キョードー東京)
プロデューサー:白石久美(TBSテレビ)、池田登希子(TBSテレビ)、渡邊陽子(TBSテレビ)、井出奈緒美(キョードー東京)、丸山壮太郎(キョードー東京)、古瀬由紀(キョードー東京)
宣伝:雲林院康行(キョードーメディアス)、佐藤知子(キョードーメディアス)、川島弓奈(キョードーメディアス)
広報:小澤理絵(キョードー東京)、高木美穂(キョードー東京)
票券管理:蒲原沙季(キョードー東京)
券売:大場さと子(TBSテレビ)
法人営業:雨宮麻衣(キョードー東京)、堀川博行(キョードー東京)、倉田紘菜(キョードー東京)、溝上絵実子(キョードー東京)、渡部冬樹(キョードー東京)
販売管理:村井容子(キョードー東京)、山内千明(キョードー東京)
経理:浅沼良文(キョードー東京)、直木あゆみ(キョードー東京)、谷口由夏(キョードー東京)
法務:澤邊清(キョードー東京)
リーガル・アドバイザー:福井健策(骨董通り法律事務所)
国際税務アドバイザー:桜井健一郎(櫻井公認会計士事務所)、園田香子(櫻井公認会計事務所)
舞台監督:榎太郎(N.E.TON)
演出部:木内力、高原聡、湯島千景、石戸郁希、下柳田龍太郎
照明:橋本義之(共立)、向後克則(共立)、鸙野優(共立)、森山智加(共立)、前野智美(共立)、大川由美(共立)
音響:宮脇奈津子(エス・シー・アライアンス)、安川えみ(エス・シー・アライアンス)、
野口利明(エス・シー・アライアンス)
大道具:延島泰彦(東宝舞台)、千坂斉(東宝舞台)、田山広海(日本ステージ)、白石敦久(アトリエ・カオス)、穴見公一(テルミック)
衣裳:山本有子、今村あずさ、馬場晶子、田淵英奈、角南由佳
映像機材:新倉和幸(マグナックス)
音楽制作:清水恵介(清水音楽事務所)、浅野直子(清水音楽事務所)、宮城幸奈(清水音楽事務所)
通訳:伊藤美代子、鈴木なお、森永明日夏(NY公演)
字幕制作・オペレーター:横尾優美子(G・マーク)
楽器:岸拓央(三響社)、橋本ピアノ
海外運送・通関:奥井義則(カーゴライブジャパン)
国内輸送:マイド
移動・宿泊:上原博(Kintetsu International)、松井英彦(東日観光)、鈴木綾子(スペースデザイン)
制作進行:三瓶雅史(new phase)、山川美奈子(new phase)、杉上紀子、武富佳奈
歌唱指導協力:楊淑美
英語指導:伊藤美代子
振付協力:青山航士
ヘアメイク協力:田中エミ
稽古ピアノ:浅野直子、飯田緑子、金子浩介
会場運営:漆原亜耶(キョードーファクトリー)
NY映像:藤谷毅
オフィシャルホームページ:室岡隆一(TWISTER)、長谷川圭一(Mental Position Productions)
マーチャンダイジング:松林卓(ピーエー)
東京公演主催:TBS/キョードー東京
大阪公演主催:ABCテレビ/キョードー大阪
後援:BS-TBS/アメリカ大使館
大阪公演協力:FM802/FM COCOLO
企画・制作:TBS/キョードー東京
招聘・運営:キョードー東京