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『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE -vs VARIA partⅠ-公演スタート!

集英社発行の少年漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』の2004年26号から2012年50号まで連載された、天野明による漫画『家庭教師ヒットマンREBORN!』。
TVアニメ、ゲーム、ノベライズなどのメディアミックスも多くされており、2006年10月から2010年9月までテレビ東京系列で放送されたテレビアニメは放送10周年を記念した2017年に数多くのイベントが企画され、その人気ぶりを実証。

その『家庭教師ヒットマンREBORN!』が2018年9月に舞台化第一弾公演を上演し大盛況のうちに幕を閉じました。
今公演では、原作でも人気の高い「ヴァリアー編」にフォーカス。演出・脚本には、初演に引き続き「劇団鹿殺し」代表の丸尾丸一郎氏を迎え、今回もリボーン役にはニーコ、ツナ役には竹中凌平が出演。そして、ヴァリアーメンバーら新キャストが多数登場します。
前・後編に分けて上演される「ヴァリアー編」の初日の公演に先立ち、2019年6月13日(木)東京都足立区のシアター1010にて囲み取材と公開ゲネプロが行われました。

【囲み取材の様子】

登壇したのはリボーン役のニーコさん、沢田綱吉役の竹中凌平さん、獄寺隼人役の原嶋元久さん、山本武役の山本涼介さん、笹川了平役の上杉輝さん、ランボ役のKIMERUさん、XANXUS役の林田航平さん、S・スクアーロ役の髙﨑俊吾さん、ルッス―リア役の高木勝也さん、ベルフェゴール役の大海将一郎さん、レヴィ・ア・タン役の八巻貴紀さんの11名。

初演続投組の意気込みと初参加組の感想をお願いします。

ニーコさん「ちゃおっス。私は初演もやらさせて頂いたんですが、初演もかなり熱く泥臭くしっかりと丁寧に皆で作品を作りまして皆様の応援の御蔭で大成功したんじゃないかなと思っているんですが、今回2作目いよいよヴァリアー登場、家庭教師チームが登場、修行を経てヴァリアーのリング争奪戦に入るという事で更に更に初演より暑苦しくとても重厚感の有る、見て分かる通り、とても個性豊かなメンバーが揃っていますのでその厚みと面白さ熱さを更に倍増して今回頑張って行きたいなと思っております。」

竹中さん「前作、初演が凄いマラソンみたいな感じだったので、ずっと出て喋って。それに比べたら今回はツナ的には落ち着いて。今回はニーコさんからも「今回は前より周りが見えている」と言って頂いたので、ツナらしく落ち着いて死ぬ気で頑張りたいと思います。」

原嶋さん「僕は今回から参加なんですけど、ボンゴレファミリーで新キャストは僕だけだったのでそういう意味では緊張したんですけど、でも凄く皆暖かくて本当にすんなりと受け入れてくれて、分からない事は凄く教えてくれてとても助かりました。獄寺隼人をやるという事で身の引き締まる思いと本当に幸せに感じていますし、色んな壁が有りましたけどそれをちゃんとぶっ壊して今、今日ここに立てているんじゃないかなと思います。」

山本さん「僕も前作に引き続きの続投として参加させて頂くんですけど、やっぱり前作以上の熱量だったりお芝居を含めて超えて行かなければいけないですし、山本武も今回修行して僕とスクアーロの戦いが今作の中では最後の戦いなので次に繋がる戦いをしたいですし、山本涼介としても前回より成長した姿を見せられる様に頑張りたいと思います。」

上杉さん「僕も前回に引き続き続投させて頂いているんですけども、前回は敵にボコボコにやられて前歯を折られるという、マウスピースをして喋り難い中喋ってこねくり回してやっていたんですけど今回はちゃんと戦わせて頂けるので。それも初戦です。晴の戦いが初戦なので、後に続けられるように熱さを頑張りたいと思います。」

KIMERUさん「今、”15歳”で立っていますけど、5歳・15歳・25歳をやらせて頂きますので、物凄く早替えも大変ですし、役作りも大変なんですけども、でも今回人気のヴァリアーが来るという事で負けずにボンゴレチームとして、(ホントは僕はボヴィーノファミリーなんですけど)5歳児を頑張りたいなと思います。今は15歳です。」

林田さん「役が決まった時は、中学の時に見ていた作品だったのでとても感慨深く、後うぉっしゃああっ!という気持ちとボスなので、「ん”ん”ん”!!」と責任感のある役だと思いますので、全力を出し切れる様に兎に角頑張って行きたいと思っております。」

髙崎さん「僕は今回から参加させて頂くんですけども、僕もリアルタイムで見ていた作品だったのでそれがまさか永い時を経ての舞台化、またそれに自分が携わる事が出来るというのは凄く夢の様でしたのでスクアーロという役を兎に角愛して、そして山本を殺す気で頑張って行きたいなと思います。」

高木さん「ルッスに決まった時にまぁ色の濃いキャラクターなので見てくれも凄いですし、フラメンコみたいにふさふさを作って下さって着られるのは凄くありがたいし、この役を言われた時は最初ちゃんと出来るのか不安ででも不安になりながらも稽古に入り前作に登場された皆さんに相談しながら造ってこれたかなと思いますので、頑張りたいと思います。」

大海さん「僕も今作から携わらせて頂くんですけども、初演が発表された時に何で僕はこの作品に携われないんだ!と凄く悲しい気持ちでいっぱいだったんですけども、今回こうしてヴァリアーとして当時一番怖くて大変な子だなと思っていたヴェルフェゴール役としてこの作品に出演する事が出来て凄く嬉しい気持ちでいっぱいでした。ただ不安と期待と色んな思いで今作の稽古に臨んでいたんですけども、今は幕が開くのが本当に楽しみです。」

八巻さん「本当に「REBORN!」は学生時代から愛読していて、特に人気のヴァリアー編という事で最初この役を頂いた時は果たして僕はレヴィ・ア・タンのビジュアルに似るのかとても心配だったんですけれども、本当にあらゆる人達が命を賭けて僕をレヴィ・ア・タンにしてくれるというありがたさと、同時にそれを見た時の安心感がとても有った事を覚えています。このビジュアルに負けない様に演じて行けたらなと思っております。」

ボンゴレとヴァリアー、それぞれのチームの印象はいかがでしょうか。

ニーコさん「稽古場にヴァリアーチームがザザッと揃った時から強そう!……負ける。と、思いました。凄く強くてカッコ良くて皆、稽古着で普通の状態なのに何か黒いオーラが有りこれで衣裳ついて芝居がついてメイクがついたら物凄い凄まじくカッコイイヴァリアーになるんだなという印象があります。それに対して面白いのがヴァリアーチーム、見た目は凄く迫力が有るんですけど素になった瞬間は凄くギャップのある方が多かったり天然だったりおとぼけだったりギャグを凄い言う人が居たりそういうギャップが面白くて。なので一緒に稽古してきた一員としては、とても面白いメンバーが揃ったなという感想です。」

竹中さん「ニーコさんの通り、皆さん素の状態だととても個性が強くて、なのに個性が強い癖に団結力が凄くあるというかそいう風に見えていて、一緒に衣裳付けする時に皆一同に並んだのを初めて見た時、勝てない……と思っちゃって強そうでした。」
(原嶋さんから、いやいやいや10代目!とコメントが薄いとツッコミが入りました)

原嶋さん「稽古をやっていく最中に、例えば間違えた瞬間の個人個人の素の部分が結構役に近いなと。ボンゴレもヴァリアーもそうですし、そういうのを見ると自分で言うのも何なんですけど全員が選ばれるべき人が選ばれたんだなと凄く感じましたし、そういう瞬間を見て凄くテンションも上がりましたし一人一人役にあっていて本当にそのまんまだなという感想を僕は各ファミリーに対して抱いています。「REBORN!」という一つの作品を作る上では、本当に大きなチームとなれる所がこの座組の素晴らしい所なのかなと思いました。」

山本さん「初日は本読みから始まったんですけどヴァリアーチームはもう稽古いらないんじゃないかという位最初から凄い完成度で来て、いい意味で凄くプレッシャーを貰っていたんですけど、ニーコさんの言った通り凄く威圧感があって「あっ、もう勝てねぇわ…」って思ったんですけど、こっちは普通の中学生なのでプロの殺し屋には中々勝てないんじゃないかなと思ったんですけど、其処に如何、立ち向かって行くのかというのは凄い見所だと思いますし。ヴァリアーチームにはグループLINEがあるらしいんですね。ボンゴレは一年以上の付き合いなので未だに全体LINEしかないです。」

上杉さん「僕のヴァリアーの印象は兎に角デカい。衣裳を着てもデカいし、元々身長が高い方が多いです。今ここに無いメンバーも凄くデカくて。でも本読みから凄くヴァリアーの事を意識して本を読んでいるなというのが凄くあって、その人も昨日の場当たりや今日の場当たりまでに物凄くオーラがデカくなって来て、凄くヴァリアーに近づいて来たなってほぼ完成だなって。後はゲネプロで如何戦うかみたいな感じでヴァリアーをみるのが楽しみな状態です。」

KIMERUさん「僕は稽古に遅れて参加だったんですけど、皆言っていますが稽古に来た段階からヴァリアーが出来上がっていて、原嶋ちゃんも遅れ組で最初”ボンゴレの仲間感”というのを作れるのかと思って見ていたんですけども、最終的には良い感じに。「ド素人なヒットマンチームとプロのチームの怖さ」と良い意味で分かれられているんじゃないかなと思っています。でも舞台袖に入ったら皆、めっちゃ良い人でヴァリアーと全然違うんですけど本当に良い座組だなという感じです。」

林田さん「ボンゴレの人達は皆マイペースだなという印象があります。どっちかというと、ヴァリアーの方がワイワイやっている気がする。一匹狼は意外とボンゴレの方が多かったりする印象がありました。あとはやはり、ツナとリボーンの会話から見えてくる物語だと思うので、そこに俺等がどういう風に巻き込んでぶち壊してかき消せるかという事だと思ってます。その責任を果たしたいと思います。」

髙崎さん「ボンゴレチームは前作があったという事もあって、凄くファミリー感が強いなというのが第一印象で本当に”家族感”というのかヴァリアーの中に決して生まれる事の無いようなモノがもう既にあるというのが最初から凄く印象的で、逆にヴァリアーは皆夫々個人で殺しをやって結構職人気質というかそういう所があったのでそういう意味では既に対比が出来ているというのが第一印象ではありました。今はもう楽屋でもおしゃべり出来ますけど、皆変わらず良い人達が多いなという印象ですね。本当にカンパニーとして凄く楽しいので、ボンゴレ・ヴァリアー関係無く一丸となって今頑張れている印象です。」

高木さん「作品中は対峙しますけど、一歩座組の中に入ってしまうと何処もかしこも居心地が良くて皆大好きです。結果、まとめるとヴァリアーにはグループLINEがあるという事です。」

大海さん「ボンゴレファミリーは本当にファミリー感があって。僕達は今作から参加させて頂くので、受け入れて貰えるのかな?とか、なんかイジワルされないかなとか思ったんですけども、でも一切そういう事も無くて。一度稽古や場当たりが始まると、スイッチがパッと入って皆一瞬で「REBORN!」の世界を描き出してくれる、凄く緊張と緩和のとれた素敵な座組だと思っています。」

八巻さん「本当にボンゴレチームのファミリー感、家族感、その絆で舞台を作っているなというのを感じていて、逆にヴァリアーはXANXUSを中心とした超個性派で一人一人職人気質でという。家族と組織と住み分けというかとても対比が凄く出ているので、皆さんそこを表現出来るのは凄いなと思っています。そして本当に皆さん大好きです。」

最後に来場者へのメッセージをお願いします

竹中さん「初演を見て「リボステ」を好きになってくれた方々も、原作ファンの皆様も全員楽しんで頂けるような作品になったと僕自身、凄く感じています。最後まで死ぬ気で頑張ります。」

ニーコさん「私はアニメの「REBORN!」の方でも声優をさせて頂いていたんですけども、やっぱりこのヴァリアー編というのはアニメをやっていた時も凄い熱を当時感じていました。そこから時が経ち、今2019年令和の時代になって2019年の最新の技術だったり皆さんが積み上げてきた最新の芝居だったりあの名作を今のこの時代に舞台化する意味というのはまたエンターテイメントとして、更に更に大きい物を見せられるんじゃないかなと思っております。なので昔からのファンのお客様も、新しく舞台からファンになって下さった方も皆が全員楽しめる様なモノを目指して一丸となって作っておりますので、楽しみにして下さい。」

【公開ゲネプロの様子】

ヴァリアー来る!

何もかもがダメダメな中学生・沢田綱吉(ツナ)の前に現れた謎の赤ん坊家庭教師・リボーン。

その正体は、ツナをマフィアの10代目ボスとして教育するためイタリアから来たヒットマンだった!
その日を境にツナの平凡な日常は一転、リボーンによって毎日が「死ぬ気」の修業が始まった。

街中で突如、長髪の男スクアーロと少年バジルの戦闘に巻き込まれたツナと仲間たち。バジルは、”親方様”に頼まれ、ツナにリングを届けに来たと言う。リボーンは、ツナにスクアーロの正体を教える。

彼はボンゴレファミリー最強の独立暗殺部隊・ヴァリアーのメンバーであり、託されたリングは、ツナとツナを守る6人の”守護者”たちに与えられる、ボンゴレ次期ボスの証であると。

ツナたちは9代目ボスの息子XANXUS率いるヴァリアーを迎え撃つため、それぞれの”家庭教師”のもと修業を開始する。

前編、後編の大ボリュームでお届けする「vsヴァリアー編」始動!

【ライブビューイング決定】

2019年6月30日18:00開演の大阪公演大千秋楽のライブビューイングが決定。
詳しくはこちら

【Blu-ray&DVD発売決定】

「『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE -vs VARIA partⅠ-」のBlu-ray&DVDが2019年10月16日(水)に発売決定。
◆Blu-ray
品番:未定
価格:9,800円+税
◆DVD
品番:未定
価格:8,800円+税
仕様:ディスク2枚組(Disc1本編/Disc2特典映像)
封入特典:ブックレット
特典映像:メイキング映像(稽古場、バックステージなど)
発売元:株式会社マーベラス 販売元:株式会社ポニーキャニオン

 

【『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE -vs VARIA partⅠ-公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2019年6月14日(金)~6月23日(日)
大阪公演:2019年6月27日(木)~6月30日(日)

<会場>
東京:シアター1010
大阪:柏原市民文化会館 リビエールホール

<公演時間>
約2時間15分(途中休憩無し)

<料金>
プレミアムチケット:10,800円
※劇場にて公演パンフレット(販売品)とプレミアムチケット限定グッズ(非売品)をセットにしてプレゼント致します。
一般:7,800円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

<出演者>
リボーン:ニーコ
沢田綱吉:竹中凌平
獄寺隼人:原嶋元久
山本武:山本涼介
笹川了平:上杉輝
ランボ:KIMERU
雲雀恭弥:岸本勇太

XANXUS:林田航平
S・スクアーロ:髙﨑俊吾
ルッスーリア:高木勝也
ベルフェゴール:大海将一郎
レヴィ・ア・タン:八巻貴紀
マーモン:甲斐千尋
ゴーラ・モスカ:横田 遼

ディーノ:山田ジェームス武
コロネロ:深澤大河
Dr.シャマル:山内圭輔
沢田家光:河合龍之介
バジル:前田大翔
山本剛:石田佳央
笹川京子:伊藤優衣
三浦ハル:本西彩希帆

『アンサンブルキャスト』
長瀬絹也
藤綾近
鈴木かぐや
富山バラハス
中西智也
下瑞穂

<STAFF>
原作:天野明『家庭教師ヒットマンREBORN!』(集英社 ジャンプ コミックス刊)
演出・脚本:丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)
音楽:オレノグラフィティ
技術監督:寅川英司
舞台監督:佐光望
美術:青木拓也
照明:鶴田美鈴
音響:鏑木知宏
映像:石田肇、横山翼
殺陣:森貞文則
振付:梅棒
衣裳:渡邊礼子
ヘアメイク:糸川智文
小道具:羽鳥健一
制作進行:杉田智彦
宣伝・グッズデザイナー:山代政一、浦口智徳
宣伝・グッズカメラマン:TOBI

© 天野明/集英社
©『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE製作委員会

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