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ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』製作発表記者会見開催!

イギリスの劇作家、ジェームス・マシュー・バリーが1904年に発表した戯曲「ケンジントン公園のピーター・パン」と1911年に発表した小説「ピーター・パンとウェンディ」を基に制作され、ニューヨークはブロードウェイのウインター・ガーデン・シアターで1954年10月に初演された、ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」。
以降現在に至るまで4度の再演が行われ、ミュージカル界において不動の地位を築いています。

日本では1981年8月に新宿コマ劇場にて初演が行われ国内のミュージカル公演としては初となるフライング装置を用いた演出が当時大きな話題となり、夏の風物詩として日本ミュージカル界に燦然と輝く人気作品となっています。

そして2019年、39回目を迎える本作は17年に10代目ピーターパンとしてデビューし、新人ながら圧倒的な存在感を印象付けた吉柳咲良(第41回ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリ)が3年目のピーターパン役を担います。
22代目フック船長/ダーリング氏として、EXILEのヴォーカル&パフォーマーEXILE NESMITHが海賊船の舵を取り、ウェンディ役は昨年に続いて河西智美が務め、タイガー・リリー役は、17年にも演じ本作が芸能界復帰作となる宮澤佐江がネバーランドへ帰ってきます。
ピーターと共に3年目のダーリング夫人役・入絵加奈子とライザ役・久保田磨希が新しい仲間たちを温かく迎えます。
演出は、第24回読売演劇大賞優秀演出家賞(’16)や第42回菊田一夫演劇賞(’17)を受賞し、今年1月ロンドンで上演されたミュージカル『VIOLET』の演出を手がけるなど話題沸騰中の藤田俊太郎が、吉柳、入絵、久保田に同じく3年目を担当。

7月からの本公演に先駆け、2019年6月4日(火)東京都千代田区のTOKYO FM HALLにて製作発表記者会見が開催されました。

【製作発表記者会見の様子】

定刻になるとMCを務めるフジテレビアナウンサーの軽部真一さんの開式の挨拶の後、

ピーター・パン役の吉柳咲良さんが劇中曲「アイム・フライング」を歌唱。

3年目という事もあり、力みの無い、伸びやかな歌声を響かせます。

歌唱が終わると、株式会社ホリプロ代表取締役社長の堀義貴氏より挨拶が。

堀社長「39年目の『ピーターパン』を開催する事になります。今年はオリンピックの準備の影響もあり何時も使っている東京国際フォーラムが改修の為使用出来ないという事もありまして、関東での公演は埼玉、川崎の劇場で上演致します。また名古屋の御園座へ久々にお伺いする事になります。先程ありました通り39年目となりますけども、このバージョンのミュージカル『ピーターパン』がブロードウェイで初めて上演されてから今年で65年になります。その内の39年、日本でこの『ピーターパン』を夏にずっと続けてきている訳です。この作品は近年、色々と大型のミュージカルやバラエティに富んだ作品をやっていますけども、全てのスタートはこの『ピーターパン』から始まっております。ホリプロの社員も『ピーターパン』を観ていない者はホリプロの社員として認めないという位、この作品が全ての第一歩だと思っております。同じくミュージカルを好きになって頂ける方も、子供の時に観た『ピーターパン』が忘れられず、ずっとミュージカルが好きだという皆さんもいらっしゃいます。そういう意味でも、是非この作品を家族で御覧になって、良いお話を沢山知っていると絶対良い事があるんだ!情操教育の一つでもありますし、この作品はお子様だけの為の物では無くて、実は大人の為の話でもあるというこの作品の本質を是非、知って頂いて全国の皆さんに楽しんで頂ければと思います。今年の『ピーターパン』も新しいキャストを迎えまして、演出の藤田さんもロンドンのミュージカル演出も遂げられた正にこれから世界向かって出る演出家であります。そういう事も踏まえて御期待頂ければと思います。」

続いて製作発表へ。
ステージに登壇したのは、吉柳さん、フック船長/ダーリング氏役のEXILE NESMITHさん、
ウェンディ役の河西智美さん、タイガー・リリー役の宮澤佐江さん、ダーリング夫人役の入絵加奈子さん、ライザ役の久保田磨希さん、そして本作の演出を務める藤田俊太郎さんの7名。

先ず登壇者より挨拶が。

藤田さん「連続して上演して来まして今年、39年目になりますこの作品に演出家としてカンパニーの一員に成れる事をとても誇りに思います。今日は沢山の方がいらっしゃっているので、折角なので僕の方から3つほどこの作品についてお話したい事があります。一つはイギリスはロンドンにあるグレート・オーモンドストリート病院という小児病院を御存知でしょうか?この病院にピーター・パンの原作者であるジェームス・バリーはピーター・パンに関する著作の全権を寄贈しています。という事は、これから『ピーターパン』を御覧になる皆様はこの病院でかなり重度の病気に瀕している子供達の助けになる、チケット代が子供達の力になる事を意味しています。二つ目はゲネプロの事です。この作品のゲネプロには重度の障害を持った方をホリプロは招待をしています。普段、芝居を見る事が出来ない、ミュージカルを聴く事が中々難しいお客様を迎えてゲネプロを行っている。三つ目、今年の公演は全国5箇所で公演をしますけども、埼玉と川崎のA席の子供料金が2,000円です。この料金の実現の為には様々な方の尽力がありました。沢山の子供達に作品を観て欲しいという思いでこの料金が実現しています。この3つを今日、僕はどうしても伝えたくて。39年間、ホリプロの皆さんが愛を込めて作品が続いて来た一つの大きな理由だと思っています。また、0歳児から観る事の出来るこの作品は(※会場により最低鑑賞可能年齢が異なります)、初めてミュージカルを観る、芝居を観るという御客様が御観劇なさります。これは責任が大きいと思うんです。お客様が作品を観た事でこれから一生、ミュージカルを観ていきたいと思うのか、観劇したいと思うのか、そう思って頂けるような作品を作り続けたいと思っております。」

そしてキャストの皆さんに一言ずつコメントをされました。

「ピーターパン役の吉柳さんは、一昨年の一年目は初舞台の一年目でした。一年目・二年目は沢山の人に引っ張っていって貰ったかもしれないんですけども、今年三年目は座長としてカンパニーを引っ張り、そして支えて欲しいと思います。」

「ウェンディ役の河西さん、とても真面目で勉強熱心な方です。河西さんが台本の言葉を通してこの作品の役を作って行くという事がとても魅力的な女優さんです。」

「タイガー・リリー役の宮澤さん、この作品で復帰なさる宮澤さんに大きな拍手を!二年ぶりの『ピーターパン』、大いに暴れて欲しいと思います。」

「ダーリング夫人役の入絵さん。入絵さんは以前、2004年にウェンディ役を演じています。ウェンディを演じて、ダーリング夫人を演じる。正に『ピーターパン』の生き字引です。入絵さんがこのカンパニーに居るという事は、沢山見て来た『ピーターパン』の歴史を語ってくれる事はとても大事な事です。」

「ライザ役の久保田さん。ライザという役が僕が演出する『ピーターパン』のキーパーソンです。ブロードウェイ版には元々あった役なんですけども、暫く役そのものはカットされていました。ですけれども僕が熱望して久保田さんに出会えた事で復帰を熱望させて頂いた事で今年三年目を迎えます。お客様と一緒に本の世界を開いてジェームス・バリーの原作、そしてお芝居の世界、その両方を体験出来るストーリーテラーの様な存在です。」

「最後にEXILE NESMITHさん。こんにちは。お仕事御一緒出来る事をとても光栄に思っています。「ミックス」であるNESMITHさんがこのミュージカルでフック船長とダーリング氏役で御一緒出来るという事、この事はとても重要な意味を持っていて、何か役を演じる時に制約される事が有るんじゃなくて、演じる上で重要な事はその方の人間力とか、表現力とかそういうモノの豊かさが大事なんだという事をこの公演でNESMITHさんと一緒に実証していきたいと思います。この場には居ませんが、総勢24名のキャストと優秀なカンパニーのスタッフ、プランナーと一緒にミュージカル『ピーターパン』”2019”を作って行きたいと思います。よろしくお願いします。」

吉柳さん「私は一年目の時には何も分からないまま、初舞台で我武者羅に突進んで行っただけだったんですけど、今年で三年目になって、ダンスや歌、フライングの細かい所まで目を向けられる様になってきたなと思っていますし、『ピーターパン』に対する想いも深まってきたなと思います。私は今年で15歳になったんですけど、一年目よりも段々と大人になっている部分があったりもするんですけど、子供心を忘れずにピーターパンとしての存在感を舞台で出せる様に頑張りたいなと思っています。今年も素敵なキャストの皆様とスタッフの皆さんと一緒に素敵な作品を作り上げて行けたら良いなと思います。」

EXILE NESMITHさん「僕自身にとっても、本格的なミュージカルは今回が初挑戦で、以前からずっとこういう事にはチャレンジしたいなと思っていた事が今回、こういった形で素晴らしいキャストの皆さんとスタッフの皆さんに囲まれて出来るという事、本当に嬉しく思いますし、昨年、フック船長をやられていたISSAさんにも「22代目フック船長をネス、宜しくな!頼んだぞ!」と言って頂けた事も本当に嬉しく思いますし、「ミックス」でこういった役をやらせて頂くというのも、何か自分の中で意味があったりだとか、これからのLDHだったり、後輩達にもこういった場所が有るんだというのを自分がやらせて頂く事で何かを示せるのかなと思っているので、このミュージカルを自分なりにフック船長をやらせて頂いて、自分の未来にも繋げて行きたいと思います。頑張ります。」

河西さん「去年に引き続き、ウェンディをやらせて頂けるという事で、先ず、シンプルに凄く嬉しいなという気持ちが一番でした。去年も観に来てくれた子供達が本当に凄くキラキラした眼差しでステージを見てくれて、ピーターパンが近くに来たら、近寄って駆け寄って、凄くパワーを逆にこちらが貰ったミュージカルだなと思って凄い楽しい夏を過ごしたので、今年もそれを出来ると思うと本当にワクワクして、今日楽屋に着いた瞬間からメチャクチャテンションが上がっているんですけど、同期である宮澤佐江とこうやって同じステージに立って、AKB48を卒業してからも同じ舞台で自分達がやりたかった事をお客様に観て貰えるというのは、中々無い機会なので、本当に嬉しく思います。今年の夏も皆でハッピーにハッピーに過ごせたら良いなと思います。」

宮澤さん「私は二年前にタイガー・リリー役をやらせて頂いて、今回また戻ってくる事が出来ました。咲良が本当に先程の歌唱を裏で聴いていただけで、全然二年前と違う歌声を皆様に披露していたので、ピーターパンは子供のまま生きている役ですけども、きっと、どんどんピーターパンの役に今の吉柳咲良でしか出来ないピーターパンを今年も演じてくれると思うので、私も二年前とは違って今の咲良演じるピーターに見合ったタイガー・リリーを隣で演じられたら良いなと思っております。ちょっとドキドキしておりますが、今年の夏、素敵なキャストの皆様と素敵な思い出が出来る様に頑張りますので皆さん楽しみにしていて下さい。」

入絵さん「2017年の時はダーリング氏が鶴見辰吾さん、2018年はISSAさん、そして2019年はNESMITHさんと、大変ありがたい事に年々、旦那様が若返っております。ありがとうございます。しかしながら、私は順調に年を重ねております。私事ですが、この世に生を受けてから今年で半世紀が経ってしまいました。恐らく、歴代のダーリング夫人の中では最年長なのではないかなと思います。2004年にウェンディを演じさせて頂いたんですけども、その時も35歳で御座いまして、ウェンディでも最年長かと思われます。本当に毎年毎年、日本中の子供達に愛と夢と希望を与えるこの素晴らしいミュージカルに四度も出演させて頂きまして、本当に感謝の気持ちでいっぱいで御座います。ダーリング夫人は子供達が居なくなってしまってからも、子供達の帰りを信じて待ち続ける芯の強さを持った、本当に愛の人です。今年も心を込めて愛を込めて演じたいと思います。」

久保田さん「世界中で『ピーターパン』が上演されていると思うんですけども、私達の藤田俊太郎演出の『ピーターパン』の様に絵本から飛び出す、ライザがお客様を物語に誘うという『ピーターパン』は、多分、世界唯一なんじゃないかなと思って自負しております。2017年・2018年と『ピーターパン』をやらせて頂きまして、始めは子供達に楽しんでもらいたいなという思いで稽古をしていました。そしたら、幕が開くと子供達に楽しんで貰うには、大人達にも楽しんでもらわなければならないんだなという事を皆で気がつきました。大人達が楽しんでくれれば、子供達の世界はもっともっと広がるんだなとという事に気がつきました。それで去年の2018年版でお客様と紡いだ言葉の一つ一つが、何と2019年の台本に全て載っていました。これは私、とてもとてもプレッシャーで、「これは去年を超えなければならない…」、同じ役をやるというのは、去年と同じその前と同じではちょっと意味が無いと私は思っているので、壁は高いなと思うんですけども、高い程、超える価値があると思っているので、2019年版を新しいキャストで、そして今まで先輩達が紡いで来て下さった『ピーターパン』を大切に演じて行きたいと思います。」

続いて質疑応答へ。

久保田さんの話に有ったお客様と紡いだ言葉とは?

藤田さん「2018年版は、幕が上がって本編が始まる前にライザが客席から登場して、演じる久保田さんが毎回あの手この手でお客様と掛け合いを作って来て、それが大千秋楽の頃にはこれがベストじゃないかという形が久保田さんとお客様が作った物です。元々、アイデアはお互いに出し合っていたんですが、久保田さんが特に子供達と一緒にコール&レスポンスを作ってきたものを台本に僕はそのまま載せました。」

今回、座長という事で意気込みをお願いします。

吉柳さん「一年目、二年目の時は本当に色んな事が一編に押し寄せて来て、「ああっどうしよう・・・」となっていた事が多かったので、何時も回りのキャストの皆さんに助けて頂いていたんですけど、今年はもう三年目になって、やっぱり一、二年目で沢山色んな事に挑戦して来て、出来る事が広がったりだとか歌の練習とかも沢山して来たので、そういう部分でもやっぱり、一年目とは全然違うのかなと思うし、物語のピーターパンはキャストに皆さんだけでなく、来てくれた子供達の事も『ピーターパン』の世界に引き連れて行ってしまう位の影響力の有る人なので、私もその位、影響力のある人になれるように座長として頑張って行けたら良いなと思っています。」

軽部アナ「吉柳さんは二年前、「13歳にしか出来ない『ピーターパン』にしたいと思います」という答えを記者発表でしていたのを鮮烈に覚えてるんですけども、そういう意味では去年は14歳のピーター、今回は15歳にしか出来ないピーターパンにしますか?」

吉柳さん「はい。技術面は絶対にそうなんですけど、やっぱりピーターパンって、一年目の時は物凄く元気で素直で活発な子だなって、思っていたんですけど、三年目になると見方が変わってきて、こんなに奥深い話だったんだなって毎回気付かされる所が多くてそういう奥深さだとか、いろんな人との掛け合いの部分、言葉の一つ一つの意味の深さをもっと表現出来たら良いなと思っています。」

フック船長の衣裳に袖を通してみての心境は?

EXILE NESMITHさん「今日、キャストの皆さんに初めてお会いする方も沢山居て、夫々の役の衣裳を身に纏っている姿というのも初めて見させて頂いたので、いよいよ始まるな・・・という心境と、稽古も少しずつ始めさせて頂いているので。でも、一日一日が自分にとって目指していたというか、チャレンジしたいと思っていた場所でもあったので、凄く新鮮ですし、「あっ、俺本当にフックやるんだ・・・」というのを毎日毎日考えています。過去公演の映像を見させて頂いたり、歌稽古であったりとかやらせて頂いている中で、どんどんドンドン自分の中にフックというのが入って来て、「もっとこういう事が出来るかもな」とか、「フックって、子供心も在りながら其処とも抗って戦っている葛藤のある人なんだろうな」というのを色々考えながら自分らしいフックというモノを造っていければと思っています。」

軽部アナ「やっぱりEXILEで歌うのと、ミュージカルの舞台で演技しながら歌うのとでは大分違ってきそうですか?」

EXILE NESMITHさん「大分違いますね。何時もパフォーマンスをさせて頂いている場所というのは、自分達の思いだったりとか、願いだったりという物を音楽やパフォーマンスという形で発信させて貰っているんですが、こういったミュージカル舞台となると、そこに自分を投影して入り込んで其処からまた何かを発信するというので、やり方だったり形とかは違うのかなと思っています。ここで得られた物をEXILEだったり、、自分のパフォーマンスや歌に還していけたらと思っています。」

軽部アナ「HIROさんから言葉は?」

EXILE NESMITHさん「HIROさんからは「めっちゃ面白そうじゃん!ネスやればいいじゃん」と言われたんですけど、唯一凄く言われたのはTAKAHIRO君に「ティンカーベルじゃないんだ・・・ネッさんのティンカーベルが凄く見たかった」と言われました。」

フライングシーンで飛んでいる時の気持ちはどうでしょうか。

吉柳さん「すっっっごい楽しいし、やっぱり空を飛ぶって普通の人間じゃ出来ない事なので、楽しい事を考えただけで空を飛べるようになったピーターパンって、本当に尊敬の的で凄いなという感じなんですけど、指先の表現まで気をつけなきゃとか、そういう事を忘れる位、飛んでいる時の快感が凄くて、本当にその瞬間だけは何もかもを忘れてピーターパンに成れていると思うので、今年はフライング以外の所でも一瞬も気を抜かず、ピーターパンになれる様に頑張ろうと去年フライングをして改めて思いました。」

最後に登壇者を代表して吉柳咲良さんから来場者へのメッセージが。

吉柳さん「『ピーターパン』は小さいお子さんから大人の方まで楽しめるミュージカルとなっております。観る世代によって私達が演じている『ピーターパン』の捉え方とか感じ方は違ってくると思うんですけど、本当に色んな事を感じられる素敵な舞台なので、キャストの皆様、スタッフの皆さんと一緒に素敵な作品を作り上げられる様に頑張ります。是非、劇場にて『ピーターパン』の凄さを体感して下さい。よろしくお願いします。」

とコメントし、製作発表記者会見は終了しました。

【囲み取材の様子】

フォトセッション後に行われた囲み取材では、吉柳さん、EXILE NESMITHさん、河西さん、宮澤さんの4名が登壇。

歌唱を終えて改めてどうだったでしょうか。

吉柳さん「本当に毎年凄く緊張しているんですけど、本番ではもっと上手くなっているので、是非劇場に来て下さい。」

プロのシンガーであるEXILE NESMITHさんからみて吉柳さんは。

EXILE NESMITHさん「裏で聴かせて頂いたんですけど、本当に素晴らしくて感動しました。あの歌があって、お芝居があって、劇中では一番敵対してやり取りが凄く多いと思うので、何か色々と想像したというか、あの歌が有って、自分もそれに負けないフックを作らないといけないなという風には思いました。」

キャストとして感じている夫々の見所をお願いします。

吉柳さん「勿論、フライングもそうだし、全部目が離せない作品なんですけど、私は毎年ティンカーベルのシーンが、一番、自分が難しくて、一番悩んでティンクとのやりとりを作っていって、死にかけているティンクを助ける為に「助けて!」とお客さんに声を掛ける瞬間って、物凄くお客さんと一つになれた感じがするので、其処が一番の見所かなと私は思っています。」

EXILE NESMITHさん「本格的ミュージカルは僕自身初めてなので、その中でも一番はフック率いる海賊クルーとのチーム感というか、やり取りが、観に来て頂いてる皆さんにどういう風に伝わるかというのが、自分の中でのテーマというか考えている所なので、其処とのやり取りというのを自然な感じに作れて、そこで皆と敵対したりとか関わりだったりというのが出来てくると思うので、海賊のクルーのチーム感というのを観て頂くのも一つ見所かなと思います。」

河西さん「ウェンディはこの作品の中で唯一成長する女の子でありながら、ピーターと迷子たちと海賊とインディアンと出会って色んな事を経て、ネバーランドから出てお家に帰ってそして女性として成長するという姿を描いているので、女性としてピーターに恋をしたりとか、色んな感情が生まれる中でお母さんごっこをしたら本当にお母さんになりたくなっちゃったりとか、何かちょっとそういう”おませさん”なウェンディが本当の女性としてピーターに出会った瞬間に如何感じるかというのを去年も課題で凄く一所懸命考えたんですけど、ラストのシーンは大人のウェンディとそのままのピーターが出会うんですけど、其処は親御さんや大人の方が感動するシーンだったりもするので、そこが唯一子供向けのミュージカルでありながらも大人の人も心から暖かい気持ちになったり切ない気持ちを思い出したり楽しんで貰える所かなと思うので、其処は大事にして行きたいと思っています。」

宮澤さん「私は演出が本当に素敵だなと毎年『ピーターパン』を観に行って感じていまして、一昨年は自分が出ていて去年はお客として藤田さんが演出した『ピーターパン』を観たんですけども、プロジェクションマッピングの凄さとか会場全部をネバーランドの世界に藤田さんが作り上げてくださるので、その空間に負けない様に一人ずつキャラをしっかり持ってお芝居が出来たらなと思っております。」

最後に埼玉公演に向けてメッセージをお願いします。

吉柳さん「『ピーターパン』は物凄く色んな方に勇気を与えたり、子供の頃を思い出したという大人の方が凄く多いので、沢山の方に愛されるピーターパンという作品を埼玉県でも、勇気やこの作品の素晴らしさを伝えていける様に稽古を毎日頑張ります。埼玉公演をよろしくお願いします。」

 

【青山メインランドファンタジースペシャル ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』製作発表記者会見概要】

<日時>
2019年6月4日(木)13:00開始

<会場>
TOKYO FM HALL

<来場者数>
抽選当選者約120名

<披露楽曲>
「アイム・フライング」:吉柳咲良(ピーターパン)

<登壇者>
ピーターパン:吉柳咲良
フック船長/ダーリング氏:EXILE NESMITH
ウェンディ:河西智美
タイガー・リリー:宮澤佐江
ダーリング夫人:入絵加奈子
ライザ:久保田磨希
演出:藤田俊太郎

MC:フジテレビアナウンサー 軽部真一

【青山メインランドファンタジースペシャル ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
埼玉公演:2019年7月21日(日)~7月28日(日)
神奈川公演:2019年8月2日(金)~8月5日(月)
名古屋公演:2019年8月13日(火)~8月15日(木)
大阪公演:2019年8月18日(日)
富山公演:2019年8月24日(土)・25日(日)

<会場>
埼玉:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
神奈川:カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)ホール
名古屋:御園座
大阪:梅田芸術劇場 メインホール
富山:オーバード・ホール

<公演時間>
約2時間30分(2回の途中休憩を含む)

<料金>
埼玉:
<昼公演>おとな 8,500円/こども 4,500円
<夜公演>おとな 7,500円/こども 4,500円

神奈川:
<昼公演>S席おとな 8,500円/こども 4,500円、A席おとな 3,500円/こども 2,000円
<夜公演>S席おとな 7,500円/こども 4,500円、A席おとな 3,500円/こども 2,000円
(埼玉・神奈川公演共通注意事項)
※こども(3~12歳対象)
※3歳未満のお子様は、保護者様のひざの上でご覧いただくことも可能ですが、お子様の頭が保護者様の方の高さを超える場合は有料となります。
お子様の年齢を確認できる身分証明書等のご提示をお願いする場合がございます。

名古屋:
A席8,500円 B席5,500円

大阪:
ドリームシート8,500円 S席おとな8,500円 S席こども5,500円 A席(3階席)3,500円
※ホリプロステージ(WEB予約のみ)で『ピーターパン』大阪公演のチケットのお取り扱いを行います。

富山:
一般6,500円 ジュニア4,500円(3歳以上高校生以下)※3歳未満のお子様のご入場はご遠慮ください

※全席指定・税込
※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。
※この上演作品は、ロンドンにある小児病院グレート・オーモンド・ストリート病院(Great Ormond Street Hospital)
に対するサー・J・M・バリの遺贈の一部となっております。彼の死後、この病院は、大勢の子供たちのために長年尽力してきました。
制作者たちは、本日の『ピーターパン』の公演チケットを購入された方全員が病気の子供の快復を助けてくださっていることを名誉に思い、幸せを感じております。

<出演者>
ピーターパン:吉柳咲良
フック船長/ダーリング氏:EXILE NESMITH
ウェンディ:河西智美
タイガー・リリー:宮澤佐江
ダーリング夫人:入絵加奈子
ライザ:久保田磨希

スミー:萬谷法英
ヌードラー:笠原竜司
チェッコ:森山大輔
マリンズ:髙橋英希
スターキー:西村聡

トゥートゥルズ:安田カナ
双子:田畑亜弥
スライトリー:庄司ゆらの
カーリー/ジェイン:出口稚子
ニブス:川村海乃

ジョージ・スコーリー:小山圭太
アルフ・メーリン:長嶋拓也
チャールズ・ターリー:松本城太郎
フォジェティ:石上龍成

ナナ/ワニ:三浦莉奈

ジョン:持田唯颯
マイケル:山田こはな/遠藤希子(Wキャスト)

<STAFF>
原作:ジェームズ・M・バリ
作詞:キャロリン・リー
作曲:ムース・チャーラップ
翻訳/訳詞:青井陽治
演出:藤田俊太郎
音楽監督/作・編曲:宮川彬良
振付:新海絵理子
美術:原田 愛
照明:日下靖順
音響:鹿野英之
衣裳:前田文子
ヘアメイク:宮内宏明
フライング:松藤和広
擬闘:栗原直樹
映像:横山 翼
声楽指導:林アキラ
音楽監督補/稽古ピアノ:近藤麻由
演出補:伴・眞里子
舞台監督:土門眞哉
エグゼクティブプロデューサー:堀威夫
埼玉・神奈川公演主催:フジテレビジョン/スポーツニッポン新聞社/ホリプロ
名古屋公演主催:御園座/中日新聞社
大阪公演主催:梅田芸術劇場/ABCテレビ
富山公演主催:(公財)富山市民文化事業団/富山市
特別協賛:青山メインランド
埼玉公演後援:テレ玉
神奈川公演後援:tvk (テレビ神奈川)/FMヨコハマ
神奈川公演共催:カルッツかわさき
富山公演共催:北日本新聞社、富山テレビ放送/FMとやま
神奈川公演協力:昭和音楽大学/(株)プレルーディオ

企画・制作:ホリプロ

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