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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』ゴジラカーペットイベント開催!

1954年11月、映画会社の東宝が製作し、日本における特撮映画、そして怪獣映画の基礎を築き上げた”水爆大怪獣映画”『ゴジラ』。
当時大きな社会問題となっていたアメリカ・マーシャル諸島ビキニ環礁での核実験等をヒントに製作され、核実験の放射能を浴び突然変異した巨大怪獣ゴジラが東京の街を襲うという当時の日本映画界に一大センセーショナルを巻き起こすストーリーと広島・長崎への原子爆弾の投下から決して長い月日が流れたとは言えない当時の日本において、放射能の恐怖を扱ったこの怪獣映画は当時としては社会現象級の特大ヒットを記録し、以降2019年現在で29本の実写映画(シン・ゴジラを含む、3本のアニメ映画が制作され、国内は元より世界中で愛され続けているゴジラシリーズ。
1998年にはローランド・エメリッヒがメガホンを取り、初の海外制作となるハリウッド版「GODZILLA」が公開。そして2014年、レジェンダリー・ピクチャーズが製作し、ギャレス・エドワーズが監督を務めた共通の世界観を持つ怪獣映画の作品群「モンスター・バース」の第一作目となる「GODZILLA ゴジラ」が公開され、2004年以降、途切れていた「ゴジラ映画」が見事復活。全世界興行収入約5億3000万ドル、日本国内興行収入32億円の大成功を収めた。
これに触発された東宝は総監督に庵野秀明、監督に樋口真嗣を迎え、全く新しい形のゴジラ「シン・ゴジラ」を制作し2016年7月に公開。国内興行収入82億円以上という、ゴジラシリーズ最高の成績を打ち立て、2016年の流行語大賞にノミネートされる程の注目を集めテーマパーク等、様々な業態とコラボレーションを行う作品となりました。

そして『ゴジラ』の誕生65周年を迎える2019年、「モンスター・バース」第3弾作品となる『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が2019年5月31日(金)より、全世界同時公開となります。

公開を目前に控えた2019年5月27日(月)、東京都新宿区の新宿歌舞伎町ゴジラロードにてゴジラカーペットイベントが行われました。

5月としては完全に季節外れの真夏日となった東京都内。最高気温が32度を超える超好天のTOHO新宿前の新宿歌舞伎町ゴジラロードに、今作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に登場するゴジラの身長と同じ119.8mの青色のカーペット「ゴジラ放射熱線カーペット」が出現。

報道エリア側から見ると劇中でゴジラが空に向かって熱戦を吐くイメージビジュアルにも使用されたシーンの如く、青い熱線がゴジラロードを抜いています。

そしてそのカーペットの終点には、高さ2mのゴジラ立像が。
昨年開催された東京コミコン2018のバンダイブースにてお披露目された立像とは別の個体で、今回のプロモーション用に東宝が製作した一体との事。

見つめる先はやはり新宿東宝ビル屋上の”ゴジラヘッド”でしょうか。

そしてそのブルーカーペット沿いには、抽選等で選ばれた715名のゴジラファンがイベント開始の時を待ちます。

中にはゴジラ作品の怪獣グッズを手にした熱心なファンの姿も。

【カーぺットアライバル】

そして定刻より開始が遅れた17時38分、靖国通り側の衝立が開きいよいよゴジラカーペットイベントがスタート。

先ず最初にカーペットに降り立ったのは、前作に引き続き未確認生物特務機関「モナーク」に所属する科学者、芹沢猪四郎博士を演じる渡辺謙さん。一番手にして今日一番の歓声に迎えられます。

続いては本作の主要人物3名の吹き替えを担当する、日本語吹き替えキャストの登壇。
科学者のマーク・ラッセル役の田中圭さん、その妻エマ・ラッセル役の木村佳乃さん、娘のマディソン・ラッセル役の芦田愛菜さんの3名。

3番目は、実に10年ぶりの来日となるアイリーン・チェン博士を演じたチャン・ツィイー。

そして最後の登壇は、本作のメガホンを取ったマイケル・ドハティ監督と共同脚本・プロデューサーのザック・シールズ。
以上7名が全長約120mのカーペットウォークを行います。

【サウンドバイツ&ファングリーティング】

サウンドバイツを終え、ファングリーティングに勤しむ渡辺さん。
ふと、ゴジラヘッドの方を向くとこの表情。

ゴジラ立像前でもサービス精神を発揮しています。

ドハティ監督とシールズは両サイドからサインの猛アピールを受ける人気ぶり。

ファンエリアの端から丁寧にサインを行っていきます。

こちらも熱烈なサインアピールをに答えるツィイー。

ゴジラ立像と組む姿にも貫禄がある様に見えます。

そこへやって来たドハティとシールズ。

最後は吹き替えキャスト陣。最早こっち向いて!の絶叫大会の様相を呈するファンエリア。

ゴジラ立像との撮影もなにやら楽しそうです。

【トークセッション】

そしてカーペットウォークが終了すると、マスコミスペース前にてカーペット登壇者の挨拶。

渡辺さん「暑い中を皆さんありがとうございます。この間のピカチュウ(「名探偵ピカチュウ」2019年5月3日(金)公開)に引き続き、此処を歩いているので、この間はイエローで今回はブルーで。でも更に(カーペットの)距離は伸びたので、このゴジラに賭ける東宝の心意気を感じて今日は歩きました。相当良い作品に仕上がっていると思うので、楽しみに劇場で御覧頂ければと思います。」

芦田さん「今日此処にいらっしゃる皆さんの盛り上がりというのを凄く感じて本当に凄い作品に参加させて頂いたんだなという事を凄く感じました。」

木村さん「ゴジラ生誕65周年という事で記念すべき年のゴジラ作品に声優として参加させて頂いた事を大変光栄に思っています。夫婦役を演じさせて頂きました。どうぞ宜しくお願いいたします。」

田中さん「(ファンエリアからのカワイイ!コールに)カワイイありがとうございます。小さい頃から見ていたゴジラシリーズに自分が出させて頂く、吹き替えをさせて頂くというのも凄く嬉しいですし、今日はあまりのスケールのデカさにもっともっとゴジラを感じようと(屋上のゴジラヘッドを指差して)、アイツを見て映画のワンシーンを思い返しているんですけど、映画の方が迫力がありました。」

ツィイー「ミナサンコンバンワ!チャン・ツィイーデス!日本にやって来ましてとても嬉しいと思います。ファンの皆さん、メディアの皆さんに再会する事をとても喜んでいます。この映画の中では我々、登場人物全員は重要ではありません。一番大事な”人物”はゴジラです。先ず、この場を借りまして監督に感謝を申し上げたいと思います。本当に素晴らしい作品を作って下さいました。2019年のゴジラという映画は最高のCGを駆使して作られた映画です。お願いします皆さん、お見逃し無く!是非、映画を見て下さい。」

シールズ「コンニチワ。65年間の歴史の一部になれる事を大変光栄に思っております。監督のマイケルとは2年前に東宝に怪獣のデザインを見せる為に来日し、「キングコング・髑髏島の巨神」のプレミアにも参加させて頂いて、2年間、一所懸命に作品に取組んだ結果、遂に本作を携えてこの場に戻ってくる事が出来て、本当に夢の様です。東宝、ファンの皆様、そしてここにいらっしゃる全ての方にこの素晴らしい”夢”の一部に我々をさせて頂いた事に感謝したいと思います。」

ドハティ監督「まだ3~4歳の頃からゴジラに対して僕は時間を使いすぎる位、ゴジラと時間を共有して来ました。ゴジラの玩具に囲まれながらゴジラ作品をず~っと見ていた、そんな子供でしたし、ゴジラは僕の友人でもあり、僕を守ってくれる存在でもありました。学校でからかわれた時もゴジラがやって来て、いじめっ子をやっつけてくれないかなと願うそんな子供だったんです。」

(ドハティ監督のスーツのバッジはモナーク機関のバッジだよと登壇者に話す渡辺さん)

ドハティ監督「ですから、ずっとゴジラ映画を作りたいと夢を抱いていたんですが、まさか実現するとは思っていませんでしたし、こうやって作品を携え、東京のこの場に立てる事、皆さんとこの作品を一緒に作った仲間と居られる事を大変嬉しく思っていますし、作品を楽しんで頂きたい。皆さんの期待に、素晴らしい伝統に応える様な作品になっていたら良いなと思います。こうやって僕はゴジラを生まれ故郷である日本に連れて帰って来る事が出来ました。是非、映画をご覧下さい。」

最後に登壇者を代表し、渡辺謙さんからのメッセージが。

渡辺さん「もう兎に角、面白いです。もう絶対に面白いです!過去の作品にも負けない素晴らしい作品になっています。僕も結構、最後”ヤバい所”がありますので、お見逃し無く。お楽しみに劇場で逢いましょう。ありがとうございます!」
と応え、カーペットイベントは終了しました。

いよいよその全貌を現す「ゴジラ・モスラ・ラドン・キングギドラ」。公開まではもう直ぐです。

【『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』ゴジラカーペットイベント開催概要】

<日時>
2019年5月27日(月)17:38開始

<会場>
新宿歌舞伎町ゴジラロード(TOHOシネマズ新宿前)

<ゴジラ放射熱線カーペット全長>
119.8m

<来場者数>
ゴジラカーペットイベント:715名
プレミア試写:500名

<報道媒体数>
スチールカメラ45名
ムービーカメラ10名

<登壇者>
『キャスト・監督』
渡辺謙
チャン・ツィイー
マイケル・ドハティ
ザック・シールズ

『日本語吹き替えキャスト』
芦田愛菜
木村佳乃
田中圭

【『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』作品概要】

公式サイトはこちら

<公開日時>
2019年5月31日(金)全世界同時公開

<日本配給>
東宝

<世界配給状況>
欧米・アジア・アフリカ等、82の国と地域で配給が決定

<上映時間>
132分

<原題>
「Godzilla: King of the Monsters」

<CAST>
マーク・ラッセル:カイル・ミドラー
エマ・ラッセル:ヴェラ・ファーミガ
マディソン・ラッセル:ミリー・ボビー・ブラウン
ヴィヴィアン・グレアム:サリー・ホーキンス
芹沢猪四郎:渡辺謙
アイリーン・チェン:チャン・ツィイー

<STAFF>
監督:マイケル・ドハティ
脚本:マイケル・ドハティ、ザック・シールズ
エグゼクティブ・プロデューサー:ベリー・H・ウォルドマン、ザック・シールズ、松岡宏泰、大田圭二、
ダン・リン・ロイ・リー、坂野義光、奥平謙二
プロデューサー:メアリー・ペアレント、アレックス・ガルシア、トーマス・タル、ジョン・ジャシニ、ブライアン・ロジャース
共同プロデューサー:アレクサンドラ・メンデス
撮影監督:ローレンス・シャー
美術監督:スコット・チャンブリス
音楽:ベン・マクリアリー
編集:ロジャー・バートン
衣装:ルイーズ・ミンゲンバック
VFX監修:ギヨーム・ロシェロン
製作:レジェンダリー・ピクチャーズ、ワーナー・ブラザーズ

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