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舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~制・限・解・除(リミットブレイカー)~開幕!

2008年より『週刊少年チャンピオン』(秋田書店刊)にて大好評連載中の、渡辺航が描く漫画作品、『弱虫ペダル』。
ロードレースという自転車競技を題材にし、男女問わず漫画ファン、自転車愛好家など多くの人から支持され、コミックス累計2,000万部を突破した今最も熱いスポーツ少年漫画は、孤独なアニメオタク少年の小野田坂道が、総北高校自転車競技部の仲間と共にインターハイを目指し、その中でライバル校である王者・箱根学園や京都伏見高校らのメンバーと切磋琢磨しながら成長していく物語です。

その人気作品を舞台化したのが舞台『弱虫ペダル』、通称『ぺダステ』。
気鋭の作・演出家 西田シャトナーが、独自に生み出した表現技法“パズルライドシステム”を駆使し、舞台化不可能と言われていたロードレースという自転車競技を舞台上で表現。一本のハンドルと俳優によるマイムで自転車を走らせているような演出方法は、演劇界の革命的手法と各方面から賞賛されました。

舞台で幅広く活躍する躍進的な実力派俳優たちはロードレースを表現するため、舞台上を縦横無尽に全力で疾走。本気の走りと汗による「熱気」は観る者の心を「熱く」させ、多くの観客を感動させています。

2012年の舞台『弱虫ペダル』(=初演)から、インターハイの3日間を描く「インターハイ篇」や
ライバル校・箱根学園メンバーをフィーチャーした「箱根学園篇」、坂道が2年生になり新体制となったチームを描く「総北新世代、始動」や「箱根学園(ハコガク)新世代、始動」と言った作品を経て、2017年2月には、記念すべき10作目となる「新インターハイ篇~スタートライン~」を上演。同年10月には新インターハイ篇1日目の決着を描く「新インターハイ篇~ヒートアップ~」、翌年3月には2日目スプリント勝負までを描いた「新インターハイ篇~箱根学園王者復格~」を上演。その勢いは増すばかりです。
そして2019年5月、第13作目となる 「新インターハイ篇〜制・限・解・除(リミットブレイカー)〜 」が東京都足立区のシアター1010により開幕します。

初日の公演に先駆け、オフィシャル会見と公開ゲネプロが行われました。

【オフィシャル会見の様子】

登壇したのは、小野田坂道役の糠信泰州さん、今泉俊輔役の猪野広樹さん、 鳴子章吉役の百瀬朔さん、新開悠人役の飯山裕太さん、御堂筋翔役の林野健志さん、巻島裕介役の栁川瑠衣さん、東堂尽八役の秋葉友佑さんの7名。

本作の見所をお願いします

糠信さん「ひとつは真波くんを置いてゴールに向かっていくシーンで、もう一つは巻島さん・東堂さんと一緒に走るシーンです。この2シーンは、小野田が3日目に活躍するために、気持ちの変化が生まれ、成長するシーンだと思います。」

猪野さん「今回は総北高校・箱根学園・京都伏見3校のエース同士が戦うのですが、それぞれが「勝たなければいけない理由」や「走らなければいけない理由」が明確に描かれているので、そこに注目してみていただければと思います。」

百瀬さん「鳴子章吉という役は、前作からチームを置いて、一人で先頭集団に追いすがっているというところで終わりました。そこからの展開が、鳴子を含めて熱いので、そこを観て下さい。」

飯山さん「新開悠人として、兄・隼人へのコンプレックスをどう乗り越えて成長していくかが見どころです。そして、様々なキャラクターの人が本役以外でたくさん出てきます。そこもペダステの魅力の一つだと思うので、注目して見てもらえればと思います。」

林野さん「御堂筋としては、2年目のゴールをどういう結果を迎えるか、というところを楽しんでいただければと思います。「ペダステ」としては、前作、前々作からタスキを繋いでいる、この”2年目のレース”がゴールを迎えるので、そのいろんな思いが詰まったゴールを目の当たりにして、何か感じていただけたらと思います。」

栁川さん「今作の見どころは、OBの先輩たちが久しぶりに出る作品となります。クライマー2人の
熱いレースシーンもあるので、ぜひそこを見ていただければと思います。」

秋葉友佑さん「巻島と東堂のレースシーンもですが、僕たちの演じる”女子ギャラリー”という
役どころも、“らしさ”が出ているのでお楽しみいただけたらと思います。」

自身が”リミットブレイク”する時は?

糠信さん「初舞台・初座長ということで、今回「ペダステ」のステージに立たせていただいて、今まで自分の経験したことのない未知の世界を歩いている、まさに今この瞬間です。経験を積みながら「ペダステ」をさらに良くできるように頑張ります。」

猪野さん「サッカーゲームをよくやるのですが、ゲーム内で世界ランクに入るほどやりこんでいます。ただ、たまに負ける時が心の底から悔しいので、その時はお財布の紐をリミットブレイクして、、、課金しています(笑)。」

百瀬さん「僕は納豆が苦手なので、それをリミットブレイク(克服)したいと思っています。実は、前回公演の時から、猪野広樹くんが納豆を5パックぐらい買ってくるんですが(笑)、それをやめさせたいと思っています。僕が納豆を克服するか、猪野くんにやめさせるか、どちらかですね!(笑)」

飯山さん「普段は人見知りで緊張しいなところがありまして、お客さんの拍手をいただいた瞬間とかに人見知りな自分がリミットブレイクして、素直に役に向き合える瞬間があります。なので、舞台上に立っているときが”リミットブレイク”出来ている瞬間です!」

林野さん「御堂筋を演じている時は、かなり非日常的な自分だと思うので、舞台上で御堂筋として演じている時が、リミットブレイクしている瞬間です。あとは、関西出身の人の前で、関西弁で台本を読まないといけないので、その時には(自身の)リミッターが外れています(笑)。」

栁川さん「僕は焼き肉が大好きなのですが、ここぞ!という時はリミッターを外して、焼き肉を食べます。(何だそれ!笑 とツッコミが入る) 」

秋葉さん「初めて「ペダステ」に参加させていただくのですが、走る体力や脚力など、稽古場でかなり“リミットブレイク”できました。」

最後に来場者へのメッセージをお願いします

糠信さん「舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~制・限・解・除~は今回で13作品目となり、たくさんの偉大な先輩方が今まで築き上げてきたものがあります。僕もそれを次に繋いでいくために、小野田坂道という役を大切にして、“リミットブレイク”して、全力で千秋楽までやり切りたいと思います。」

【公開ゲネプロの様子】

2日目インターハイのステージは最後の山岳・榛名山へと突入。 メンバーが散り散りとなった総北だったが、小野田・今泉が全力で追い上げ、山岳ライン2km手前で先頭集団に追いついた。

総北高校、箱根学園(ハコガク)、京都伏見の三つ巴の闘いの中、山岳賞の証である“赤ゼッケンへの勝負を仕掛けたのは京伏の御堂筋・水田とハコガクの葦木場・新開悠人だった…!! 山岳勝負後、葦木場に背中を押されゴール前争いに飛び込んだ新開悠人。
葦木場との思い出を胸にジッパーを上げゴールを狙う。総北からは小野田に背中を押された今泉がエースとして先頭に食らいつく。

今泉、新開、御堂筋は三つ巴となりゴール直前の直線スプリントに入る。三者譲れぬ勝負の行方は…!?

そして2日目インターハイが終わり、最終日を前に居ても立ってもいられず、夜の坂を走りに出かける小野田。
そこで小野田が偶然出会ったのは、昨年度インターハイで伝説の勝負をした総北・ハコガクの卒業生、巻島裕介と東堂尽八の2人だった…!!

【Blu-ray&DVD発売決定】

舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~制・限・解・除(リミットブレイカー)~のBlu-ray&DVDが2019年9月18日(水)に発売決定。詳しくはこちら

 

【舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~制・限・解・除(リミットブレイカー)~公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2019年5月10日(金)~5月19日(日)
大阪公演:2019年5月25日(土)・26日(日)

<会場>
東京:シアター1010
大阪:浪切ホール

<公演時間>
約2時間10分(途中休憩無し・多少前後する場合有り)

<料金>
一般席:7,800円(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

<出演者>
『総北高校』
小野田坂道:糠信泰州
今泉俊輔:猪野広樹
鳴子章吉:百瀬朔
手嶋純太:鯨井康介
青八木一:八島諒
鏑木一差:原嶋元久
古賀公貴:本川翔太

『箱根学園』
泉田塔一郎:河原田巧也
葦木場拓斗:富永勇也
黒田雪成:伊藤澄也
真波山岳:杉山真宏
銅橋正清:兼崎健太郎
新開悠人:飯山裕太

『京都伏見高校』
御堂筋翔:林野健志
水田信行:阿部大地
岸神小鞠:天羽尚吾
山口紀之:一瀬悠

『卒業生』
巻島裕介:栁川瑠衣
東堂尽八:秋葉友佑

『パズルライダー』
監督:一瀬悠
河野智平
伊藤玄紀
長瀬真夏

<STAFF>
原作:渡辺航「弱虫ペダル」(秋田書店『週刊少年チャンピオン』連載)
演出・脚本:西田シャトナー
音楽:manzo

© 渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル04製作委員会
© 渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、アルテメイト

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