世界のエンターテイメントの“今”をお届け!

News

ニコニコ超会議2019DAY2開催

登録会員数6,000万人を超える『ニコニコ動画のすべて(だいたい)を地上に再現する』をコンセプトに、幕張メッセ全館を貸し切って開催されるユーザー主体の超巨大イベント「ニコニコ超会議」。2012年より開催し昨年開催の「ニコニコ超会議2018」では、2日間で過去最高のリアル入場者数16万1277人、ネット来場者数612万1170人が来場しました。
そして今年も千葉県千葉市美浜区の幕張メッセにおいて「二コニコ超会議2019」が2019年4月27日(土)・28日(日)に渡って開催されます。
今回はDAY2となる4月28日(日)の模様をお伝えします。

【会場の様子】

ホール4の「超平成・超令和」ブースには多数の二コニコユーザーと報道陣、そして株式会社ドワンゴ代表取締役社長の夏野剛氏が「平成の書」展示パネル前に集まり、とある来場者を待ち構えています。


そして正午過ぎ、ブース上手方向から登場したのは菅義偉内閣官房長官。
二コニコユーザーからの声援に手を振って応える菅官房長官に夏野さんが超会議の雰囲気はどうか?と聞くと
菅官房長官「ビックリしました。一度は超会議に来たいなと思っていましたけど、こんなに大盛況で熱気が溢れている。本当に素晴らしいですよね。」との答えが。

夏野さんから、「丁度、タイミングが「令和」に代わるこの直前で、二コニコ動画を見ている方、実際に超会議に来ている方はみなさんやっぱり、菅官房長官の”キャラ”は「令和おじさん」であり、誰でも知っている今一番有名な政治家です。」との説明に
菅官房長官「自分でもビックリしています。こんなに皆から注目されると思っていませんでした。」とコメントされました。

そして詰め掛けた二コニコユーザーに菅官房長官は
「総理が外遊していますので、今日は代理で出席をさせて頂きました。国民の皆さんに「令和」をスムーズに受け入れて頂いた。そんな思いであります。実は元号というのは645年の「大化」以来、1400年なんです。そして、初めて日本の書物「万葉集」から引用させて頂きました。総理はこの「令和」について、厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、そして咲き誇る梅の花の様に国民の皆さんが夫々の花を大きく咲かせる事の出来る日本になりたいという事を発表していますけども、正に「令和」というのはそういう時代にしたいと思います。」と令和に向けての一言を話し、「超平成・超令和」ブースを後にしました。

なお、菅官房長官はこの後、ホール2の「ニコニコカドカワブックフェア」ブースへも来場し、株式会社KADOKAWA取締役会長の角川歴彦氏と共に高さ約10mの巨大本棚の一角にある万葉集コーナーを見学しました。

ホール4の「超将棋 supported by タカラレーベン」では山形県天童市の春の風物詩、天童桜まつりで行われる人間将棋を実施。
様々な対局が組まれる中、13時30分からの第2局は加藤一二三九段 vs. 木村一基九段の一戦が。

熱戦を繰り広げる東軍と西軍の両名ですが、さらにゲスト解説者として藤井聡太七段が登壇。
解説者の佐藤紳哉七段と共に的確な解説を繰り広げていました。

ホール3の「超踊ってみた」ブースでは、「超踊ってみたオフ2019 supported by JAL」を開催。

毎年、1000人以上が参加する大人気企画の「超踊ってみたオフ」ですが、今回も練習パートの時点で沢山の二コニコユーザーが人気「踊り手」達の振付レッスンを超が付くほど真剣に練習。

振付を担当した「踊り手」をして、過去最高レベルと言わしめる難しさの今年の振付難易度に二コニコユーザー達は悪戦苦闘しながらも懸命に振付を覚えていきます。そして本番の前には参加者に特製のラバーバンドが配られ、そして15時過ぎよりいよいよ本番の撮影へ。

踊り手達とJAL JETSがステージに登場しスクリーンを指すと、其処に現れたのはJALの客室乗務員の制服をイメージしたオリジナル衣装を纏った初音ミク。

今回のイベントのために書き下ろされた、ヒャダイン(前山田健一)作詞・作曲のテーマソング、
「1フェムトの大空」にのせて会場の参加者達が一斉にダンス開始。

練習の甲斐あって、見事に一糸乱れぬダンスを披露します。

撮影は無事に終了し、今年の「超踊ってみたオフ」も大成功で幕を閉じました。

ホール7の「超ボーカロイドエリア」の「超ボカニコ2019 supported by 東武トップツアーズ」では、2日間のステージのトリを飾るボカロP「kz(livetune)」さんがDJプレイ。

無数に振られるペンライトの中、盛り上げていました。

DAY1に行われた「超歌舞伎」の主演、佐藤四郎兵衛忠信役の中村獅童さんの囲み取材の様子。

初日の第2回目公演の直前に行われた囲み取材に応じた獅童さん。報道陣から、4回目となる今年の気持ちは?と問われ、
獅童さん「今年はもう4回目なので、だんだんと中身もやる度に濃くなって来て、今年は第一弾の再演なんですが更に進化を遂げて、やらさせて頂いております。」

ライフワークになりつつあるか?

獅童さん「そうですね。此処に毎年来て下さるファンの方も大勢いらっしゃいますから、何とか皆様の期待に応えられる様に一所懸命にやらせて頂いております。」

8月に京都南座での初の幕張メッセ以外での「超歌舞伎」の公演が行われる事について
獅童さん「これは本当にあり難い事で、こうして超会議内のイベントでやらせて頂いていた事が、歌舞伎専門の劇場である京都南座で一月やらせて頂けるという事は我々関係者一同、大変に喜んでおります。超歌舞伎は兎に角、体力勝負で、南座公演はほぼ一ヶ月、一日2回の公演なので、全身全霊でやるしかないと思っておりますけど、南座の歴史ある劇場で今までに見た事の無い様な雰囲気になれば良いなという風に思っています。」と意気込む獅童さん。

自身にとって平成はどんな時代だったか?

獅童さん「平成元年に丁度、僕は高校1年生位だったかと思うんですけど、色んな事が有りましたし、役者として皆様に名前を知って頂けるようになったのも平成ですから、思い入れも御座いますけども、良い事もあれば悪い事もある。それが人生だと思いますけど、これからもまた、50代・60代を迎えるにあたって、良い人生、良い経験を重ねて来たなと思える様に丁寧に中村獅童という役者丁寧に一歩一歩、歩んで行きたいなと思います。」

そして新時代「令和」へ向けて一言

獅童さん「ここ数年は自分が企画している事とか、中村獅童ならではのこの超歌舞伎、それから「あらしのよるに」等、新しい歌舞伎を様々作って参りましたが、またスタートラインに立ったつもりで初心を忘れずに、また「令和」という時代を駆け抜けて行けたらという風に思っております。」

最後に令和まで後数日、平成の内にやっておきたい事は?

獅童さん「今こうしてやっています。平成最後の超歌舞伎なんで、月末のギリギリまでこういった事をやらせて頂けるという事は大変に有り難いことです。『女殺油地獄』は「令和」になってからの第一弾なので、平成はこの超歌舞伎で締め括りたいと思います。」
と話し、囲み取材は終了しました。

ニコニコ超会議2019終了後、今年の来場者数が発表され、「会場来場者数」は16万8,248人、
生放送を視聴した「ネット来場者数」は666万3,612人となり、何れも昨年よりも増加し、
「会場来場者数」は過去最高を更新。そして2020年4月に幕張メッセににて「二コニコ超会議2020」の開催が決定しました。

【「ニコニコ超会議2019」開催概要】

公式サイトはこちら

<総来場者数>
会場来場者数:16万8,248人
ネット来場者数:666万3,612人

<開催日時>
2019年4月27日(土)・28日(日)

<会場>
幕張メッセ国際展示場1~11ホール、イベントホール

<超特別協賛>
NTT

<特別協賛>
#コンパス~戦闘摂理解析システム~ / スズキ株式会社

<協賛>
日本航空株式会社

<カテゴリー協賛>
イケメンシリーズ/グリーン ダ・カ・ラ/サッポロビール株式会社/日本たばこ産業株式会社/JOYSOUND/大和証券株式会社/株式会社タカラレーベン/超パチンコ×パチスロ フェスティバル/Twitter/東武トップツアーズ株式会社/西川株式会社/日清食品/ビタミン炭酸MATCH/ヤマト運輸株式会社/U-TREASURE/株式会社ルミカ

<主催>
ニコニコ超会議実行委員会

 

© DWANGO Co., Ltd.
© Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
©(株)松竹

 - life