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「500 日前東京2020 パラリンピックパーク in 豊洲」開催!

東京2020 組織委員会と東京都は、東京2020 パラリンピック競技大会の開催まで500 日という節目を迎えるにあたり、東京2020 パラリンピック競技大会の開会日(2020 年8 月25 日)の500 日前(2019年4 月13 日)を含む4 月1 日(月)から13 日(土)までをキャンペーン期間と位置付けて、大会の機運醸成を図ります。

2019年4月7日(日)の三井アウトレットパーク多摩南大沢での「500 日前東京2020 パラリンピックパーク in 南大沢」に続き、東京2020パラリンピック大会まであと500日となる2019年4月13日(土)東京都江東区のアーバンドックららぽーと豊洲にて「500 日前東京2020 パラリンピックパーク in 豊洲」が開催されました。

日中の最高気温が20度に達しそうな、見事な好転の江東区豊洲のアーバンドックららぽーと豊洲。会場となったシーサイドデッキに設けられた特設の「500 日前東京2020 パラリンピックパーク」では、競技種目である車いすバスケットボール、パラ・トライアスロンで使用されるランナーとレーサーのサイクル乗車、バドミントンの体験ブース、2020年8月に行われるパラリンピックの聖火リレーに用いられる、アルミ製の桜ピンク色のトーチの展示が行われました。

そしてステージ前にはPRバス「パラリンピック 500Daysバス」の姿が。
そして13:30よりステージプログラムが行われました。

【ステージプログラムの様子】

MCのオープニング挨拶に続いて、先ずはパラアスリートの車いすラグビーの池崎大輔さん、トライアスロン木村潤平さん、バドミントンの里美沙李奈さん3名が登壇。

池崎さん「今日は凄い短い時間ですけども、車いすラグビーという競技とその魅力を少しでも沢山の人に伝えたいなと思いますので、短い時間ですが楽しんでいって下さい。」

木村さん「今日は凄く晴れて天気も良いですので、是非皆さんと500日前のこの記念の日に楽しんで時間を過ごして、少しでもパラ・トライアスロンの魅力をお伝え出来ればと思っております。折角の時間なので、皆さんで楽しんでいければと思っております。」

里美さん「凄く緊張しているんですけど、皆さんにパラ・バドミントンの魅力を伝えて行けたらなと思います。」と挨拶されました。

続いて今回のスペシャルゲストとして、俳優の中尾明慶さんと女優の仲里衣沙さん夫妻が登壇。
結婚後、夫婦二人揃っての公の場に出るのは今回が初との事。

中尾さん「お忙しい中、こんなに多くの皆さんに来て頂いて本当に嬉しい限りで御座います。
こうして東京2020パラリンピックにこうして夫婦で携われるという事が非常に嬉しく思いますので、短い間ですけど、皆さん楽しんでいって下さい。」

仲さん「今日は本当にこのイベントに相応しい、こんな良い天気に恵まれて沢山の方にお越し頂いて本当に嬉しいです。今日はパラリンピックについて沢山勉強して帰ってください。」
と挨拶され、普段から家族でスポーツを楽しんでいるのかとMCから問われると、
中尾さん「一緒にジムも行ったりもしますし、スイミングにも行ったりもしますし、非常に運動は好きです。」
と話し、
パラ競技を応援した事は?との問いには
仲さん「機会が有って観に行かせて頂いた事が有るんですけど、もう凄く楽しいという印象しか私はないです。素晴らしいものを魅せて頂いて、明日から私も頑張らなきゃと凄くパワーを貰えたので、これからも機会があれば足を運んで観に行きたいですし、まだ、私達の息子には見せていないので、息子にも見せたいなと凄く思いました。」とコメントされました。

どういったキッカケでパラリンピックに興味を持ったり、応援し始めたのかとの問いには、
中尾さん「東京2020パラリンピックの開催が決まって、その開催が決まった瞬間に色んな競技を見させて頂いたりもしましたし、以前、水泳は強化合宿を生で見させて頂く機会がありまして、選手達の、自分の限界を決めずに其処を乗り越えて果敢に挑戦して行く姿というのは、非常に僕はいちスポーツとして魅力的ですし、このパラリンピックの競技が面白い。僕はどちらかというと「大変だろうな…」とか、努力をされているのは分かっていましたけど、そのスポーツが面白いなと思えるのは今回改めて実感しました。」

仲さん「本当に家族で楽しめるなって思いました。一個人として見に行かせて貰って
本当に素晴らしいと感じたんですけど、これは皆で応援したらもっと楽しいんじゃないかなって
色んなスポーツを通して、「これはこういう楽しさがあったよね」とか、色んな人と喋りながら見てとても良いきっかけになるんじゃないかと思って。」と自身の体験も含め、話されました。

幾つかトークの後、同日発表となった東京2020パラリンピックピクトグラムの話題へ。本日登壇の3アスリートの競技のスポーツピクトグラムがステージ上に登場。ピクトグラムを見た仲さんは「パッと見て凄くシンプルで分かりやすいですよね。これは小さいお子様でもちゃんと見てわかるピクトグラムになっていると思いました。」とコメント。

ステージ上には競技で実際に使用される専用車いすが運び込まれ、アスリートからの説明が。

先ずはバドミントン。
里見さん「先ずブレーキが無いというのが一つなんですけど、バドミントンは身体を反って打つ事が多いんですけど、反っても転ばない様に後ろ側に長めの転倒防止車輪が付いています。バドミントンのピクトグラムは反って打つ所が凄く表現されているなと思うので私は凄く良いなと思いました。」

続いてトライアスロン。

木村さん「先ず、パラトライアスロンというのは僕の座位のクラスの場合、スイムを750m、ハンドバイクによる自転車を20km、車いすレーサーで5kmの距離を連続して行うのが、パラトライアスロンという競技になっています。今日有るハンドバイクは車輪を腕で回すタイプのバイクで、特徴は乗車時の視線が凄く低いです。寝そべる形になる為、空気抵抗が凄く低く、平均時速は40km/h、坂道だと80km/hは出るので、体感速度は速いです。ピクトグラムは、トライアスロンは3種目あるのでちょっとゴチャゴチャしてますが、僕が気に入っているのは、ハンドバイクを入れていただいてるのが凄く嬉しいです。」

池崎さん「車いすラグビーの特徴は、「フルコンタクトスポーツ」という、タックルが認められている競技なので、前にウイングというモノが付いているんですね。車いす同士がぶつかり合う競技なので、身体を守る為にウイングが付いてる。そして車いすの回頭性、操作性向上の為、タイヤがハの字に付けられています。そしてバドミントンの車いすと同じく、転倒防止の車輪が付いています。そして今日有る攻撃用車いすの他に守備用の車いすがあります。ピクトグラムは、凄くシンプルでラグビーだなと分かりやすいと同時に僕、よくピクトグラムと同じポーズで試合中の写真を撮られるんですよ。なので僕の写真を見て作ったのかな??わからないけど似てるな~と。僕は好きです。」
と各車椅子を説明された中尾さんは、車いすラグビーの車いすが迫力が有ると言うと、

ここで中尾・仲夫妻に実際に車いすラグビーの車いすを経験してもらうべく、2人とも車いすに乗車し今回は池崎さんのタックルを体験することに。

池崎さん曰く、「競技は体験して初めて分かるもの。今日の思い出作りにも是非。1回タックルを受ければ一生忘れない。」と満面の笑み。


そしてここで思い出作りの「見届け人」として、東京2020パラリンピックマスコットのソメイティが登場。

中尾さんよりも仲さんの方が楽しそうな表情ですが、いざ池崎さんが車いすで2人にタックルをすると、バコンッ!!という派手な衝突音がシーサイドデッキに響きます。


タックルを受けた中尾さんは開口一番「超怖いじゃないですか!池崎さんの真剣な表情も怖いけど、あの音が。」と驚いた様子。
岩崎さん「今日は此れでも普段の二割位です。実際の試合は距離も違いますし、フローリングの床なので加速も違います。」と今回はあくまでも体験の為のタックルと説明し、中尾さんと同じく驚いた表情の仲さんは、「最初はこんな貴重な体験出来ないなとワクワクしていたんですけど、流石にあの勢いを目の前にするとあの何秒間だけでもちょっと怖くなっちゃいました。でも、当たった衝撃を体験出来て今は「嬉しい」の気持ちです。」との事。

続いてステージ上には「東京2020パラリンピック500日前メッセージボード」が登場。貼り付けられている桜の花びら型シールには、「東京2020パラリンピックを誰と何の競技を観に行きたいか?」を来場者が書いて貼り付けていますが、中尾さんと仲さんにもシールに書いたメッセージを披露して貰うと、

中尾さん「僕は「家族と楽しむ」です。やっぱり家族で楽しめるものですし、2020年にウチの息子も小学校に上がるので表現がアレですけど息子にも良い教育のキッカケになると思うので、親として二人で一緒に見守って見れたらと思います。」仲さんも同様に「「家族で楽しむ」です。先程、控え室で今日書かせて貰ったんですけど、私が最初に家族と書いたら、中尾さんも家族と。発表するのは主人が先じゃないですか。私が言いたい事を全部持っていかれました。」と鴛鴦夫婦全開。

そしてメッセージボードに二人がシールを貼り付け、愛でたく完成しました。

最後にアスリートからのメッセージ。

池崎さん「車いすラグビーはリオでは銅メダル、そして昨年8月の世界選手権では世界一になったという事もあり、今の日本チームは凄く自身を持って2020は金を取りに行こうかなと思っています。これからまだまだ500日あります。まだまだというか、もう?という感じではありますけども、皆さんの前で車いすラグビーの魅力を存分に見せてこの楽しさを沢山の人に伝えて行ければなと思います。そのために自分達は当たり前の様にがんばります。でも自分達が幾ら頑張っても付けられない力というのは、応援の力だと僕は思っています。自分達だけではメダルが取れない。皆と一緒にパラリンピックを盛り上げ、作り上げ、戦って金を取る。僕の「台本」にそう書いて有りますので、その為には本当に皆さんの力が必要なので、後500日しかないですけど、車いすラグビーを宜しくお願い致します。」

木村さん「トライアスロンの試合の宣伝をさせて頂きたいんですけども、今年は首都圏で2試合、見る事が出来ます。1つ目は5月18日に午前6時開始と朝早いんですけども、横浜の山下公園でレースが有ります。8月17日土曜日にお台場でテストイベントがあります。パラリンピック本番と全く同じコースでレースをしますので、ハンドバイクのスピードの迫力であったりを生で見るチャンスですので見に来て頂ければと思います。そして来年の東京2020パラリンピック大会のトライアスロンは8月29日と30日の二日間行われますが、土日です。3大会とも土日ですので、皆さんがお越しやすい日程になっていますので、是非、トライアスロンが如何いう物なのか
見に来て頂ければと思います。よろしくお願いいたします。」

里見さん「私もちょっとだけ宣伝させて頂きたいんですけども、11月に代々木第一体育館で国際大会があるので来て下さい。今日は500前という事で、私はバドミントンを始めて2年くらいしか経っていないんですけど、まずはパラリンピックに出場出来る選手になる為にいまパラレースが始まっているんですけど、ここでベストを尽くす事が一番だと思っています。家族や仲間と足を運んで頂けたらと思います。」

続いてゲストの二人からも。

中尾さん「いよいよ500日前という事ですけども、僕はこういった事をやらして頂く上で事前に練習を見させて頂いたり、アスリートの皆さんの試合の映像も見させて頂きましたけども、もっともっとパラスポーツというものが、皆さんに広まって、ハッキリ言って日本はパラリンピックは強いです。其処を自信を持って僕たちが日本で、この東京で開催されるパラリンピックを盛り上げてこのつよい日本のアスリート達がメダルを取って来てくれるそれを信じて僕達が出来る事は応援をし続ける事だと思うので、一緒に盛り上げて応援して2020年の東京パラリンピックを
迎えられたらなと思います。なので皆さん、これからもこの3名に限らず、多くのパラスポーツの選手を応援して下さい。」

仲さん「今日は選手の方々とお会い出来て、こうやって色んな話を聞けて本当に楽しかったです。なので、これは見に行くしかない!実際にアスリートの皆さんが試合で頑張ってらっしゃる姿を生で見に行くしかないし、皆さんも是非見て頂きたい。私も皆さんの事をとても応援していますので、色々と発信出来たらなと思います。」
とコメントし、イベントは終了しました。

【「500 日前東京2020 パラリンピックパーク in 豊洲」開催概要】

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会のサイトはこちら

<日時>
2019 年4 月13 日(土)10:00~17:00

<会場>
アーバンドック ららぽーと豊洲 シーサイドデッキ

<出演者>
『アスリート』
里見紗李奈:バドミントン
根木慎志:車いすバスケットボール/シドニー2000 大会 出場
花岡伸和:陸上競技/アテネ2004 大会 出場、ロンドン2012 大会 出場

『ゲスト』
中尾明慶:俳優
仲里依紗:女優

『その他』
ソメイティ:東京2020パラリンピックマスコット

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