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特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」1号機就航!

日本航空株式会社(以下JAL)は、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」(以下、東京2020大会)のオフィシャルエアラインパートナーとして、開催500日前(*1)を迎える東京2020大会への機運を高めるべく、特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」1号機を国内線に就航させます。JALは特別塗装機就航を皮切りに、500日前を記念したさまざまな活動を展開し、今後、2020年に向け日本全国をさらに盛り上げていきます。
特別塗装機1号機には、日本全国の小学生からの投票で選ばれた、東京2020大会マスコットである「ミライトワ」「ソメイティ」や東京の街が大きく描かれています。このデザインには、「東京2020大会を『ミライトワ』『ソメイティ』、そして日本全国の皆さまと一緒に盛り上げていきたい」というJALの想いが込められています。
今後、この想いを形にした異なるデザインの特別塗装機2号機・3号機も、東京2020大会までに就航させる予定です。

2019年4月8日(月)、就航初便である大阪国際空港行きJL121便の就航セレモニーが東京都大田区の東京国際空港第一ターミナルの16番登場ゲートにて行われました。

【就航セレモニーの様子】

最初にJAL執行役員コミュニケーション本部長で東京2020オリンピック・パラリンピック推進委員長の下條貴弘さんより挨拶が。

下條委員長「東京2020オリンピック・パラリンピック大会の開催まで後500日を切りまして、大会の開催も間近に迫ってまいりました。私共、日本航空は東京2020オリンピックパラリンピック競技大会のオフィシャルエアラインパートナーとして安全で安心なフライトをご提供させて頂くと共に、快適でストレスフリーな空の旅をご提供させて頂くべく、全社を上げて取り組みを進めて参ります。この2020東京大会開催500日前という期間に合わせまして、本日は特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」1号機を就航させて頂きます。

デザインは日本全国の小学生の皆様が投票で選ばれた大会マスコットであるミライトワとソメイティ、そして東京の町並みを大きく描いたデザインとなっております。このデザインですけども私共としてはミライトワ、ソメイティ、そして全国の皆様と共にこのオリンピック・パラリンピック大会を盛り上げて行きたいという思いを込めてデザインしたものでございます。今後、デザインを変えまして特別塗装機2号機、そして3号機を順次、就航させて行きたいと考えております。私共、日本航空は2020年に向けて飛躍をし、世界で一番選ばれ、愛される航空会社を目指して参りたいと考えております。」

続いて東京2020大会を目指すJALのアスリート社員、短距離走の土井杏南さん、三段跳の山本凌雅さん、走り高跳の戸邊直人さんの3名の挨拶。

土井さん「今回、この塗装機を見てマスコットキャラクターであるミライトワ、ソメイティというとても愛らしい、そして皆さんに親しまれるマスコットキャラクターが描かれているのでとても素敵な飛行機だなという風に感じました。私自身も2020東京オリンピックに向けて残り500日という事で先ずは日本記録を更新、そしてその先、世界に挑戦出来るように日々精進していきたいと思います。」

山本さん「今回、この特別塗装の飛行機を見て、「Fly for it!」という言葉が入っているんですけど、僕は跳躍種目をやっているので、この言葉は凄い響くと言うか、良い言葉を使っているなという印象がありました。この飛行機に乗って頂くお客さんも東京オリンピックを一緒に盛り上げようという気持ちになってくれたら良いなと思います。僕自身も東京2020オリンピックに向けて、しっかり日本記録を目指して、それを更新する事で世界と戦える選手になるのかなと思うので、日々精進して行きたいと思います。」

戸邊さん「このTOKYO2020と非常に大きく書いてある飛行機はこれから日本の空を飛び回るという事で、オリンピックに向けていよいよ機運が高まって行くんじゃないかと思います。選手としても、オリンピックに向けてドキドキとワクワクが入り交ざったようなそんな気持ちでいっぱいなんですけども、本番に向けてしっかり準備をして良い結果が残せる様に頑張って行きたいなと思います。」
とコメントが。

そして、今回のセレモニーのスペシャルゲストとしてミュージシャン米津玄師さんが作詞・作曲・プロデュースを手掛けた

<NHK>2020応援ソングプロジェクトの楽曲『パプリカ』を歌うオーディションで選ばれた小学生5名のユニット、「Foolin」が登場。

Foolinもえのさん「全てのオリンピック・パラリンピック競技を全力で応援しようと思っていますが、中でも車いすバスケットボールが好きなもえのです。」

Foolinひゅうがさん「一瞬も目が離せない熱い試合を繰り広げるボッチャに興味が深々なひゅうがです。」

Foolinりりかさん「オリンピック競技の新体操とボルダリングを応援したいりりかです。」

Foolinたけるさん「オリンピック競技の中で陸上競技が好きなたけるです。」

Foolinちせさん「ダイナミックな動きの水泳が好きなちせです。」
と、元気な挨拶のFoolinのメンバー。

そして勿論、東京2020マスコットのミライトワとソメイティもFoolinの5人とハイタッチをしながら登場。

続いては<NHK>2020応援ソング『パプリカ』のパフォーマンス……と、その前に振付の練習が。

振付を振付師の辻本知彦さん、菅原小春さん、そして監修を山梨大学教育学部長の中村和彦さんが務められ「曲に合わせて子供も大人も面白く様々な動きを経験する事が出来るダンス」として作られた『パプリカ』の振付ですが、見事に踊りこなすFoolinのメンバーに対し、アスリート3名と下條さんはやや四苦八苦の様子。

そして本番。Foolinとマスコットの総勢7名が元気なパフォーマンスを16番搭乗ゲートいっぱいに振りまきます。

パフォーマンスを終えるとフォトセッションへ。
と、この日はメンバーのFoolinたけるさんの13歳の誕生日という事で、JALより特別塗装機1号機のモデルプレーンがプレゼントされるサプライズが。大勢からおめでとうの祝福の声を受けていました。

セレモニー後に行われた囲み取材で下條さんは報道陣からの特別塗装1号機の実機を見ての感想を問われ
下條委員長「実は今回のデカールは東京2020オリンピック・パラリンピックとしては一番大きなデカールで、モデルプレーン等ですと中々、実感が湧かないんですけども、改めて実機を見ますと非常に大きな塗装だと思っておりまして、この飛行機で全国の皆様がオリンピック・パラリンピックに向けて、気持ちが一つになって頂ければ本当にありがたいなと改めて思いました。大会ビジョンの中に「次世代に向けて」というコンセプトがあったかと思いますけども、そういった思いもここには入っていると思いますので、是非、小学生の皆様を中心に若い世代の方もオリンピックに気持ちを向けて頂けると本当にありがたいなと思います。」
とコメントし、2020一色の機内で搭乗者にどの様な楽しみ方をして欲しいか?との問いには、
「お客様毎に色々楽しみ方はあると思うんですけども、私共としましては、これから2020年の7月に向けて、短いようで1年5ヶ月程ありますので、そこに向けて少しずつでも気持ちを向けていって頂けるとありがたいかなと思います。機内はオリンピック一色のムードになっていますので、是非、気持ちの高揚感も含めてオリンピックに思いを馳せていただければありがたいなと思います。」
と話されました。

いよいよ特別塗装機1号機の初便、14時30分発大阪国際空港行きJL121便の搭乗開始。
出発ゲートにFoolin、マスコット、下條委員長にアスリート社員3名と地上スタッフが並び、14時10分になると搭乗が開始しました。

定刻より2分遅れの14時32分にプッシュバックを開始、226名の乗客を乗せ、増田寛機長の操縦の下、特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」1号機は大阪伊丹へと旅立って行きました。

【特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」1号機】

就航セレモニーに先立ち、東京国際空港敷地内のJALメインメンテナンスセンター2にて報道向け撮影会が行われました。

今回の特別塗装1号機に抜擢されたのは、ボーイング777-200型のJA773J。


機体前方には東京2020オフィシャルエアラインパートナーのデカール、機体側面には一目で東京2020オリンピック・パラリンピックの関連機体と分かる、TOKYO2020の文字、その下には、開催地である東京の名所が五輪のシンボルカラーである青・黄・黒・緑・赤の5色で描かれています。

そして機体後方には東京2020オリンピック・パラリンピックマスコットのミライトワとソメイティの「肩を組む」のポーズのデカールが。2019年3月12日現在で、此れまでミライトワとソメイティが乗り物に描かれた作品としてはもっとも大きなモノとなります。

垂直尾翼の「鶴丸」の下側には、JALの東京2020大会へのコミュニケーションスローガン「Fly for it! 一緒なら、もっと飛べる。」が。

機内に入ると、ファーストクラスを除く、クラスJ、エコノミーの361席にマスコットと機体に描かれているTOKYO2020のロゴが描かれた特別デザインのヘッドレストカバーが搭乗者のテンションをアップさせます。

紙コップもミライトワ・ソメイティの2つのデザインが。

勿論、ミライトワとソメイティの縫いぐるみも1ペア「搭乗」し、搭乗者が自由に使用出来るとの事。

そして2019年4月8日(月)~5月7日(火)の間、この「みんなのJAL2020ジェット」1号機の搭乗者には、ワールドワイドオリンピックパートナーのコカ・コーラとコラボレーションした東京2020大会デザインのボールペンを限定配布。

2020年10月末までの間、日本の空を「みんなのJAL2020ジェット」が飛び回ります。

【特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」1号機】

「Fly for it!一緒なら、もっと飛べる。」特設サイトはこちら

機材:ボーイング777-200型機(機番:JA773J、座席数:375席(ファーストクラス:14席、クラスJ:82席、普通席:279席))
就航路線:東京(羽田)=大阪(伊丹)、札幌(新千歳)、福岡、沖縄(那覇)線など路線や便名は運航日前日の夕方にJALホームページで公開します。
就航日:2019年4月8日(月)
就航期間:2019年4月8日~2020年10月末(予定)
機内サービス :
①特別デザインヘッドレストカバー、紙コップ
②東京2020大会マスコット「ミライトワ」「ソメイティ」のぬいぐるみの設置
③コカ・コーラ×JAL「東京2020大会記念ボールペン」の配布(搭乗者限定)
デカール製作期間:7日間
デカール総面積:221㎡

【特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」1号機就航セレモニー概要】
<日時>
2019年4月8日(月)13:30開始

<場所>
東京国際空港第一ターミナル16番出発ゲート

<登壇者>
下條貴弘:日本航空執行役員コミュニケーション本部長、東京2020オリンピック・パラリンピック推進委員長
日本航空アスリート社員:
土井杏南:陸上・短距離走
山本凌雅:陸上・三段跳
戸邊直人:陸上・走高跳
Foolin:
Foolinもえの(住田萌乃)
Foolinひゅうが(吉田日向)
Foolinたける(楢原嵩流)
Foolinりりこ(池下リリコ)
Foolinちせ(新津ちせ)
ミライトワ:東京2020オリンピックマスコット
ソメイティ:東京2020パラリンピックマスコット

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