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by774 2019/04/08

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“東京の陣” 開幕！

2012年より集英社発行の「週刊少年ジャンプ」に連載中で、コミックスシリーズの計発行部数が2,700万部を超える古館春一作の高校バレーボール漫画「ハイキュー!!」。
2014年から2016年かけては、毎日放送、TBS系列にてTVアニメが放送され、ゲーム化もなされる等、ファンを増やし続ける「ハイキュー!!」の世界。2015年11月には、主人公、日向翔陽役に俳優の須賀健太を向かえた、「ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」」初演をAiiA 2.5 Thiater Tokyo他にて公演。2016年4月の再演〝頂の景色〞、同年10月の〝烏野、復活！〞、2017年3月の〝勝者と敗者〞、同年9月の〝進化の夏〞、2018年4月の、“はじまりの巨人”が公演され、何れの公演も絶賛されています。そして2018年10月に公演された”最強の場所”は、春高バレー宮城県予選のファイナルを描くと同時に、2015年の初演から本作を座長として牽引して来た須賀健太を含む、主役校の烏野高校キャスト陣が全員卒業するという、大きな一つの節目を迎える作品となりました。

あれから約半年、舞台を春高バレー東京都代表決定戦に移し、第7作目となる”東京の陣”が幕を開けます。初回の公演に先駆け、2019年4月5日（金）、大阪府大阪市の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて囲み取材と公開ゲネプロが行われました。

【囲み取材の様子】

登壇したのは、孤爪研磨役の永田崇人さん、黒尾鉄朗役の近藤頌利さん、
木兎光太郎役の桜庭大翔さん、赤葦京治役の髙﨑俊吾さん、大将優役の福澤侑さん、
そして、演出・脚本を務めるウォーリー木下さんの6名。

見所をお願いします

永田さん「今回は烏野がいなくなって、僕等がメインになるということですけども、やっぱり凄く違う事、新しい事をやりたいというか、それを凄く思っていて、それが形になっているなと自分の中で凄く思っています。今まで「ハイキュー!!」を見てきた方も”裏切りたい”ですし、見た事が無い人にもこんな面白いエンターテイメントがあるんだなと感じて頂けたら良いなとおもっているので、是非、劇場に足を運んで下さい。」

近藤さん「この髪型、このユニフォームを着て5回目になります。年月で言ったら3年目ですね。漸く僕等音駒高校が主役になる事が出来て、そして一番初演の「”烏野、復活！”」でここの話をずっとしたいと言っていたのが漸く実現出来たんですよね。夢と言うか、目標と言うか、そういうステージになっていますので、その夢を皆さんと共有出来たら良いなと思っているので、是非、劇場まで足をお運び下さい。」

桜庭さん「僕は今回初めての舞台でして、本当に「演劇ハイキュー!!」が物凄く好きでして、本当に参加出来て光栄でして。本当に最初なので分からない事だらけで、いっぱいミスもしてきたんですけど、何とかこの一ヶ月間でお見せ出来るレベルになって来たんじゃないかと思いますので、大好きな木兎を演じれて幸せで、今回やる舞台のシーンも凄く好きなシーンの一つなんですけど、原作の中ではどっちかというと烏野が居ないシーンじゃないですか。なので、舞台でやれるのはあまりないだろうなと僕も思っていたんですけども、今回、しかも梟谷の大好きな木兎をやれて幸せで目茶目茶面白いです。是非劇場まで足を運んで下さい！」

高崎さん「僕自身は「ハイキュー!!」に携わらせて頂くのは二作品目なんですけども、梟谷学園のチームとしても二回目という事で、かなり新しい物に挑戦しているというか、「新生梟谷」というかチームのメンバーもかなり新しくなり、新しい風をこの「演劇ハイキュー!!」にもたらしたいなと思って稽古に励んできました。永田座長を中心として、今回は烏野がいないという事で本当に新しい色が盛り沢山なので、僕達もかなり四苦八苦しながら試行錯誤しながら本当に自身を持ってこの現場に立っています。なので、とても楽しい作品になっていますので沢山の方に劇場に足をお運び頂けたらなと思います。」

福澤さん「今回、戸美が「演劇ハイキュー!!」に初参加という事で、新しい風、良い意味での新しい色を入れられたら良いなと思いますし、兎に角、3チームとも「ここまで動くのか」という位、自分もやっていて凄く面白いですし、是非、会場に足を運んで頂いて生で観に来て欲しい舞台だなと思うので、本当に損はさせないと思います。是非、会場で待っていますので来て下さい。」

ウォーリーさん「沢山有るんですけど、一つは原作の「ハイキュー!!」がそうなんですが、「青春群像劇」というか原作漫画を読んだ事のある人も、演劇を観た人も多分分かると思うんですけども、部活をやった人もやってない人も、「あの頃、こういう事もあったかもな」と思えるような、思い出の詰まった作品になっているんですけども、今回はが烏野高校が主役だった時は無かったエピソードとしては、主役の二人が幼馴染なんですね。なので、小さい頃から一緒に過ごしてきた人達の話だったり、約束という言葉が一つテーマであるんですけど、そういう物が全編通して描かれているので、今までのハイキュー!!では無かった新しい切り口の物語を楽しんで貰えるんじゃないかなという事と、結果として映像も照明も振付も音楽も全部、刷新しまして本当に新しい「ハイキュー!!」になっております。なので、まだまだ「演劇ハイキュー!!」は進化出来るんだなという事を見てもらったり、今までのファンの方も含めて楽しんで貰えるんじゃないかなと思います。」

新しい演劇ハイキュー!!造りにおいて着眼したポイントは？

ウォーリーさん「今まで宮城が舞台だったんですけど、今回は東京が舞台で東京の高校生の人達の話なので、全部がどちらかというとハイスペックというか強豪校だらけなので、試合も予選とはいえ、かなり熱いレベルの高い戦いが繰り広げられるので、それを演出する為に例えば音楽も今までやっていた路線とは丸っきり変えて、HIPHOP的なというか、そういうものをベースにしたりとか、映像や照明も東京の新しさというか、東京だからこそ出来る今までよりもよりカッコイイ感じというものを目指して作りました。後はライブ感みたいなものも今まで以上にあるんじゃないかなと思います。

自分達のチームのアピールポイントは？

桜庭さん「やはり、梟谷学園高校といえばテンションの高さ、元気な所ですね。僕が演じる光太郎は目茶苦茶にテンションが高くて強くて楽しい人なんですよ。それを冷静に突っ込んだりとかする赤葦君と一緒に盛り上げてくれる仲間達、結構見ていて楽しいんですよ。見ていて楽しい高校なので他の音駒のかっこいい所だったり、戸美の賢い所だったりに比べて凄い悩み無く見れる、見ていて安心するなという所があるかなと思います。」

高崎さん「梟谷学園は耳で聞いても、目で観ても五月蝿いというチームで今回出てくる3チームの中で一番強いチームなので、その強さが何処にあるのかというのは本当にテンションの高さ、そして何よりも純粋にバレーを楽しんでいる姿を今回、舞台上で表現したいなと思ってやってきました。なので本当に楽しんでやっているチームだなと思います。」

永田さん「今までは烏野との対比という見え方だったので、シンクロ率だったりとか、ちょっとクールなアンニュイな雰囲気だったんですけど、今回はメインチームなのでそういう見えかたじゃないというか、ウォーリーさんも意識していたと思うんですけど、僕らがメインチームでその周りに梟谷と戸美が居るという体制を取っているから、見え方としては何時もの音駒とは違うんだろうなと思うんです。キャラクター一人一人も何時もよりずっと舞台に出ている分、色んな物語が見えたりしますし、それもあって代わったキャストもあんまりいないから元々、僕等凄く仲が良いので、何かそこに入って来てくれたって感じなんですかね？今までにも増して凄く音駒は良いチームになっているなと僕は思っています。」

近藤さん「音駒は普段より一人一人が出る場面も描かれる時間も多いので、一人一人のキャラクター性だったり、普段の対人関係性というのがより今までより見えるなと思っていて、一人一人結構そこを拘って作ったので、今回の音駒の見所だと思いますね。」

福澤さん「戸美は一番見て欲しい所は表情かなと思いますね。7人いるんですけど、夫々が舞台上でどんな表情をするのかというのを注目して貰いたいと思いますし、原作を知っている方だったり、戸美の印象がいやらしいというか、セコいというか、良い意味で頭が良いというか、ただ、それだけじゃこんな強豪チームと一緒に戦えない。だからこそ、どれだけ熱い物をもっている奴等が揃っているのかという所も注目して頂いて観て欲しいなとおもいます。」

座長としての永田祟人の印象は？

ウォーリーさん「例えが上手く出てこないんですけど、あんまり自分から大きい声を出して仕切るわけでもなく、でもずっと真ん中にいて、見てくれているというか、「ハイキュー!!」の座組では新しいし、僕は割とそういうのが本当に日本人には合っているんじゃないかと思っているというか、ありますよね、真ん中にちょっと何かを言うわけじゃないんだけど一人、お父さんみたいな存在が居てくれて安心している中、彼が実は色々、一所懸命声を出して皆を引っ張ってくれる。だから永田・近藤のペアが凄く今作の色を作ったんじゃないかなと思うので、素晴らしい事だったと思います。」

【公開ゲネプロの様子】

幼い頃に”小さな巨人”に魅せられ、バレーボールを始めた少年・日向翔陽。
しかし憧れの烏野高校排球部に入部した彼を待ち受けていたのは、中学最初で最後の試合で惨敗した天才プレイヤー・影山飛雄の姿だった。最初は反目し合っていた二人だったが、様々な困難を前に少しずつ互いを認め合っていく。

烏野高校は春高予選を勝ち上がり決勝で白鳥沢学園高校を制し、宮城県代表の座を掴んだ。
一方、東京都代表決定戦は、音駒高校、梟谷学園高校、戸美学園高校などが代表枠を懸けて挑もうとしている。烏野と夏の東京合宿で切磋琢磨しあった音駒や梟谷、果たしてどんな戦いになるのか。音駒は春高全国大会へ駒を進め、烏野との念願の「ゴミ捨て場の決戦」を実現できるのか。

バレーボール　排球
コート中央のネットを挟んで　2チームでボールを打ち合う
ボールを落としてはいけない　持ってもいけない

3度のボレーで攻撃へと”繋ぐ”球技である

燃ゆる東京――。
春の高校バレー東京都代表決定戦、いざ、出陣！

【ライブビューイング決定】

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“東京の陣”東京公演の大千秋楽が
ライブビューイング決定。詳しくはこちら。

【Blu-ray&DVD発売決定】

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“東京の陣”のBlu-ray&DVDが2019年10月16日（水）に発売決定。
詳しくはこちら。

【ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“東京の陣”公演概要】

公式サイトはこちら

＜公演期間＞
大阪公演：2019年4月5日（木）～4月14日（日）
宮城公演：2019年4月20日（土）・21日（日）
東京公演：2019年4月27日（土）～5月6日（月・休）

＜会場＞
大阪：梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
宮城：多賀城市民会館大ホール（多賀城市文化センター内）
東京：TOKYO DOME CITY HALL

＜公演時間＞
約2時間20分（20分間の途中休憩を含む）

＜料金＞
大阪・宮城：8,800円
東京：S席8,800円A席6,800円
（全席指定・税込）
※未就学児童入場不可

＜出演者＞
『音駒高校』
孤爪研磨：永田崇人／
黒尾鉄朗：近藤頌利／
海信行：武子直輝
夜久衛輔：後藤健流
山本猛虎：川隅美慎
福永招平：石上龍成
灰羽リエーフ：石倉ノア
芝山優生：木村風太／

山本あかね：重石邑菜
灰羽アリサ：楓／

『梟谷学園高校』
木兎光太郎：桜庭大翔
赤葦京治：髙﨑俊吾
木葉秋紀：東拓海
鷲尾辰生：瀬羅純
猿杙大和：松波優輝
小見春樹：畠山紫音／

『戸美学園高校』
大将優：福澤侑
高千穂恵也：辻大樹 ※辻は一点しんにょう
沼井和馬：杉本海凪
広尾倖児：佐藤たかみち
先島伊澄：高田晃宏
赤間颯：高橋里央
潜尚保：小林優太／

＜STAFF＞
原作：古舘春一「ハイキュー!!」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)
演出・脚本：ウォーリー木下
音楽：和田俊輔
振付：笹尾功（HIDALI）
共同脚本：入江おろぱ
美術：中根聡子
照明：佐藤公穂
音響：深田将文／大木裕介
映像：大鹿奈穂
衣裳：小林菜摘（ダダグラム）
ヘアメイク：松下よし子（アトリエレオパード）
演出助手：吉中詩織
舞台監督：須田桃李（DDR）
デザイン：江口伸二郎
宣伝写真：三宅祐介
票券協力：サンライズプロモーション東京
制作：ネルケプランニング
監修：集英社（「週刊少年ジャンプ」編集部）
協賛：ファミリーマート
協力：一般社団法人日本2.5次元ミュージカル協会／モルテン／ミカサ
主催：ハイパープロジェクション演劇｢ハイキュー!!｣製作委員会（TBS／ネルケプランニング／東宝／集英社／キューブ）