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『ムーミンバレーパーク』詳細!ショー編

株式会社ムーミン物語は、埼玉県飯能市に「メッツァ」を構成する1エリアである、宮沢湖の湖畔でムーミンの世界を体験できるテーマパーク「ムーミンバレーパーク」を2019年3月16日(土)にいよいよオープンします。
2018年11月9日(土)にオープンした「メッツァ・ビレッジ」に続き、「メッツァ」全エリアでのグランドオープンとなります。ムーミンの物語を追体験できる4つのエリアで、物語の魅力や原作者トーベ・ヤンソンの想いに触れられる、此れまでに無い新施設が遂にお目見え。オープンに先駆け、2019年3月5日(火)に報道向け先行内覧会が行われました。
その中から、今回はショーの様子をお伝えします。

【エンマの劇場(Emma teatteri(エンマテアッテリ))】

小説『ムーミン谷の夏祭り』の舞台となったムーミン谷が洪水に見舞われたときに流れてきた「エンマの劇場」では、ムーミンとその仲間たちによるライブエンターテインメントが繰り広げられます。

はじまりの入り江エリアからムーミン谷エリアに入って直ぐの場所にあるのがこの「エンマの劇場」。半円形のステージと観覧エリアの一部を使用し行われるライブキャラクター達によるムーミンバレーパーク唯一のショーステージが

「楽しいムーミン一家~春のはじまり~」。

物語は旅に出ていたスナフキンがムーミン谷へ還って来る所から始まります。
ムーミン谷の四季の話をしようとするスナフキンですが、皆冬眠して過ごす冬のムーミン谷のお話はちっとも面白くないので、春まで話の季節を進め、そこから始める事に。

カッコウの鳴き声で冬眠から目を覚ますムーミン。
何処からか聞こえてくるハーモニカの音色の主をリトルミイと共に迎えます。

そして皆よりは一週間は長く寝ているというスニフを指笛でスナフキンが起こし、僕達はこれから面白い事をすると話すと飛び起きるスニフ。

早速、観覧エリアを通り、山の頂上にその年の一番乗りを目指す為、スナフキンを先頭に行進する一同。
そして、文句タラタラのスニフを引き摺りながら到着したムーミン達ですが、残念ながら山の一番乗りを果たしたのは彼等ではない様子。

その証拠に大きなシルクハットが傍らに置かれています。シルクハットを持って山を降りる一行。

家に戻るとムーミンパパが今日の新聞にはまるで記事が無いと話していますが、ムーミンは持って帰って来たシルクハットをムーミンパパに差し出します。
普段着用している物より大分大きなシルクハットに満更でもない様子。

しかし、ハットを深く被り過ぎて頭から抜けなくなってしまうムーミンパパ。

ムーミンとスニフの手助けで何とか外れますが、まるでシルクハットがギュっと頭を締め付けたような気がしたというムーミンパパにリトルミイは帽子が生きてるんじゃない?と・・・。
帽子を如何しようかと悩むムーミンにムーミンママはゴミ箱として使おうと提案。

あくる日、ムーミンパパはシルクハットの傍に卵の殻を見つけ、此処でゆでたまごを食べたのは誰だ?と首を傾げ、殻をハットの中に捨てます。
すると、煙を立ち上らせるシルクハット。ムーミン達は火事と勘違いしますが、

煙をよく見ると、綿の様に触る事が出来、更には上に乗る事が出来ると分かると皆テンションアップ。ステージ上を駆け回って歌い踊るムーミン達。

そして煙に乗って楽しんだ後は、スニフを鬼にしてかくれんぼ。
皆が隠れるのが下手なのか、スニフが見つけるのが上手いのかは不明ですが、次々と見つかる面々。しかし、ムーミンだけはスニフが全部探しても見つからず。
すると、シルクハットの方からムーミンの声が。

そして、ずっと此処にいて僕だけ見つからなかったと中から姿を現したのは、ムーミントロールには見えないムーミン谷の仲間達の誰も知らない人物。

皆、唖然とし、「君は誰だ?・スナフキンの友達?」等、怪訝な目で“彼”を見ます。
確かにムーミンの声のする“彼”は皆が自分を騙している「新しい遊び」と思い込み、「僕はカリフォルニアの王様」と名乗ります。しかし、スノークのおじょうさんを始め律儀に名乗り返す一同。

それじゃ「新しい遊び」にならないと“彼”はムーミンパパに訴えますが、「私は君のパパじゃない。ムーミンがかくれんぼで何処に行ったか知らないか?」と返すムーミンパパ。“彼”は僕がムーミントロールだと答えますが、聞いてもらえません。スノークのおじょうさんが、「ムーミンは貴方の様な顔はしていない」と“彼“に話すと

僕はムーミンの顔をしているじゃないかと返します…しかし、ここで初めて自分の手や足の姿を見て「こんなの僕じゃない!」と混乱。
ムーミンパパやスナフキン達に切実に助けを求める“彼”。しかし誰も如何する事も出来ない中、絶望しそうなムーミンの前に現れたのは、ムーミンママ。

“彼”は必死で信じてくれと泣きじゃくりながらムーミンママに縋ります。
「ほら、泣かないでちゃんとこっちを見て」と諭すムーミンママと目を合わせる“彼”。
すると………。

 

本作は、コンサートや舞台演出、シルク・ドゥ・ソレイユシアター東京の日本スタッフ代表等を務めた小栗了がショー演出を務め、音楽×総合クリエイティブカンパニーであり、「メッツァ」内におけるBGM制作をされている「アゲハスプリングス」が本作の為に制作されたオリジナルソング『雲にのれたら』が劇中にて流れます。

なお両者から

小栗さん「ムーミンがなければ、僕はこの世にいませんでした。1970年代にやっていたムーミンのキャラクターショーでダンサーとして踊っていた母と、そのショーに照明としてついていた父。そこで二人は出会いました。そして、僕は生まれました。言ってみれば、ムーミンベイビーなわけで。この仕事の話をいただいた時には、勝手ながら運命を感じました。同時にプレッシャーも感じておりますが、ムーミン谷の世界観を壊さずに、まだムーミンを知らない世代にも、ムーミンが大好きな方々にも楽しんでいただけるようなものを作っています。どうぞ、ご期待ください。」

アゲハスプリングス代表「玉井健二」さん
「ムーミン、フィンランド、北欧・・・ぜんぶ知っているつもりだったけれど、肌で感じるほどの体験をしてみたら“しあわせ”という言葉がもっと深くかけがえのないものになる気がしました。僕たちのこの体験をみなさんにも飯能で、この「メッツァ」で、共感してもらえるような音をぜひ届けたいと願っています。」

というコメントが出されています。

ムーミンらしい世界観と、ほのぼのとした中にもメッセージを感じるショーステージ、是非、御覧になってみては?

『アトラクション概要』
場所:ムーミン谷エリア
演目名:「楽しいムーミン一家~春のはじまり~」
公演時間:約30分
公演回数:1日3回

◆登場キャラクター
ムーミントロール/???(cv.戸松遥)
ムーミンパパ(cv.菊池康弘)
ムーミンママ(cv.片貝薫)
スノークのおじょうさん(cv.花澤香菜)
スナフキン(cv.櫻井孝宏)
リトルミイ(cv.豊崎愛生)
スニフ(cv.福山潤)

演出:小栗了
オリジナルソング:『雲にのれたら』(アゲハスプリングス)
観覧エリア定員:非公表

【『ムーミンバレーパーク』概要】

公式サイトはこちら

<グランドオープン日>
2019年3月16日(土)10:00AM

<住所>
埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ

<敷地面積>
73,000㎡
※(宮沢湖の水面は含まず)

<アクセス>
詳しくはこちら

<営業時間>
OPEN:平日10:00土日祝10:00
CLOSE:平日20:00土日祝20:00
※イベント等により変更となる場合あり。
※臨時休業やメンテナンスによる一部施設の営業時間変更等に関しては、TOPページやニュースページで事前にご連絡いたします。

<料金>
おとな(中学生以上):1,500円
こども(4歳以上小学生以下):1,000円
(税込)
※3歳以下は無料。
※入園にはチケットが必要です。当日販売もありますが、混雑時の入園制限の際にも確実に入園できる「事前予約」がおすすめです。

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© Moomin Characters™
※メッツァ及びmetsäは登録商標です。
※メッツァビレッジ及びmetsä villageは登録商標です。
※ムーミンバレーパーク及びMOOMINVALLEY PARKは登録商標です。

 

 

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