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舞台「どろろ」東京公演スタート!

1967年8月、小学館発行の少年漫画雑誌「週刊少年サンデー」にて連載され、1969年5月からは秋田書店発行の月刊漫画雑誌「冒険王」で連載された漫画家手塚治虫の漫画「どろろ」。
戦国時代を舞台に体の48箇所を魔物に奪われた百鬼丸が、魔物退治の旅を続けるダークファンタジーな怪奇マンガです。
1969年4月からはフジテレビ系列にてTVアニメが放送され、更には小説、ゲーム等、幅広い展開が行われた「どろろ」。そして、2019年1月からはTOKYOMX系列にて約50年ぶりとなる
TVアニメが放送されています。


その2019年版TVアニメを元とした、舞台「どろろ」が絶賛の内に大阪公演を終え、いよいよ2019年3月7日(木)より東京公演が始まります。
東京公演の初回に先駆け、初日舞台挨拶と公開ゲネプロが行われました。

【初日舞台挨拶の様子】

登壇したのは、


百鬼丸役の鈴木拡樹さん、どろろ役の北原里英さん、多宝丸役の有澤樟太郎さん、賽の目の三郎太役の健人さん、仁本田之介役の影山達也さん、助六役の田村升吾さん、琵琶丸役の赤塚篤紀さん、寿海役の児島功一さん、醍醐影光役の唐橋充さん、縫の方役の大湖せしるさん、そして、脚本・演出を手掛けた西田大輔さんの10名。

Q:本作へかける意気込みを一言。


鈴木さん「「どろろ」という作品は大変、愛されているなと、ひしひしとこの作品を通じて感じております。沢山のリメイク作品も有りますし、アニメ化も映画化もされている作品です。今回の舞台化にあたって、此処が「どろろ」の数あるシリーズの中で見所だなと感じたのは、今、壇上に登壇しているキャストが、ほぼ、何かしらの家族という縁で繋がっているというストーリーを濃く、描いた作品になっております。今までに無い、家族をピックアップした「どろろ」を
出来れば、ご家族で楽しんで欲しいなと思って公演に臨んでおります。なので是非、ご家庭でも盛り上がって頂ける様な「どろろ」として公演を続けて行きたいなと思います。」


北原さん「今日は残念ながら天気は雨だったんですけれども、この「どろろ」のお話も手塚治虫先生の傑作ダークファンタジーと言われるだけあって、ちょっとダークな…というか、雨が似合うお話になっているのですが、その中でも私が演じるどろろは、唯一、太陽の様に皆を照らしていけるように、今も元気いっぱい舞台の上で活かさせてもらっていますので、今日のお天気の方は晴らせなかったんですけども、舞台の上では太陽として生きていける様に、今日から東京公演が始まりますが、頑張って行きたいなと思います。最後まで怪我の無い様に皆で一つになって
走り抜けたいと思います。」


有澤さん「数ある舞台全体としても、この「どろろ」は特に生の良さが前面に出ている舞台だと思います。生ならではの迫力だったり、人間が描く生々しさだったり、そういう所が全面に出ているので、其処に注目して欲しいなと思います。大阪公演・4公演を終えて、とても良い勢いで来ていると思いますので、このまま東京、そして福岡・三重と、この勢いのまま、さらに上げて行く気持ちで精一杯最後まで頑張りたいと思います。」


健人さん「今回、この作品に参加する事が出来て本当に心から嬉しく思っております。大阪で幕を開けましたが、こうして東京公演初日という事で、初心の心を忘れず、全力で戦っていきます。」


影山さん「雨男です。僕は刀を使った殺陣は今回が初めてなので、怪我無く最後まで駆け抜けられる様に頑張って行きたいと思います。西田さんの下、この作品の世界観を楽しんでいきたいと思います。」


田村さん「この作品はダークファンタジーと呼ばれている作品ですけども、沢山の愛で満ちている作品になっていると思います。そんな愛有る所も注目して頂ければ、皆さんの心に残る作品になっていると思います。人生初の泥だらけの役です。泥だらけになりながら、がむしゃらに一生懸命に生き抜いて行きたいと思います。」


赤塚さん「手塚治虫先生の名作、そして天才・西田さんの演出。その「どろろ」の世界に出演させて頂けるという事で、誇りに思っております。思う存分、楽しみたいと思っています。」


児島さん「寿海は百鬼丸の育ての親という形になっています。先程、鈴木さんが言っていましたけども、家族の絆の話になっていますので、その辺をしっかりとやって行きたいと思います。」


唐橋さん「醍醐影光というのは、原作ではただただ冷徹で、ただただ悪い男ではあるのですが、舞台版では、家族として、父として、百鬼丸、多宝丸、そして妻である縫の方に如何関わっていくかという視点で描かれている訳で、そして百鬼丸とどどろの背景を彩る役所でございます。鈴木さんのファンを公言している私なんですけども、本当にずっと鈴木さんを見ているだけで、百鬼丸が寂しくて切なくて、凄い色々な物を背負い込んで、ただただ純粋で、そしてダイナミックに優しい。


今後、後世に「どろろ」が例えば再演とか、新しく舞台化された場合には、鈴木・北原版の「どろろ」は本当に最高だった、伝説になるんじゃないかって、今から三重公演まで走り抜ける事が楽しみでなりません。」


大湖さん「人々の思い・絆・愛、そして様々な生き様を見届けて頂けたらなと思っております。舞台「どろろ」が皆様の心に永く残り続ける様、私も一生懸命、全力で縫の方を生き抜いて参りたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。」


西田さん「先ず、手塚先生の、この「どろろ」という作品に携わらせて頂いて本当に感謝しております。今回の作品に関しては、舞台である意味も考えながら、この名作に携わらせて頂きました。例えば、暗闇の一つを舞台では「暗転」と言いますが、この舞台ではそれを「暗闇」と捉えて、その中でも観客の皆さんに訴えかける何かがあるんじゃないかと思って、その位、細かく一つ一つのシーンを皆と作ってきました。鈴木君と北原里英を始め、俳優達が本当に繊細に真摯に
稽古に臨んで下さいましたし、アンサンブルとダンサーが本当に舞台である意味を一緒に考えてくれたような稽古場でした。


ここから百鬼丸という存在が、どろろという太陽と出会って、全てを失っていく中で、希望を手に入れる物語になればと思っています。」

【公開ゲネプロの様子】


時は戦国。


醍醐の国の主である景光は、ある寺のお堂で十二体の鬼神像に領土の繁栄を願い出た。




それと引き換えに生まれた景光の世継ぎは身体のあちこちが欠けており、
忌み子としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。



時は流れ、鬼神は景光との約定を果たし、国には平安が訪れた。
そんなある日〝どろろ〟という幼い盗賊は、ある男に出会う。



それは、鬼か人か


両腕に刀を仕込む全身作り物の男〝百鬼丸〟は、その見えない瞳で襲い来る化け物を見据えていた。

【Blu-ray&DVD発売決定】

舞台「どろろ」のBlu-ray&DVDが2019年7月10日(水)に発売決定。
◆Blu-ray
品番:AVXD-92809
POS:498806492809/5
価格:本体価格10.800円+税

◆DVD
品番:AVBD-92807~8
POS:498806492807/1
価格:本体価格9,800円+税

【東京公演千穐楽ライブビューイング決定】

2019年3月17日(日)17:00開演の東京公演千秋楽を全国の映画館で
ライブビューイング決定。
詳しくはこちら

【CSテレ朝チャンネル1にて劇場から生中継】

2019年3月17日(日)17:00開演の東京公演千秋楽CSテレビ朝日ch1にて生中継。
詳しくはこちら

【舞台「どろろ」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
大阪公演:2019年3月2日(土)・3日(日)
東京公演:2019年3月7日(木)~3月17日(日)
福岡公演:2019年3月20日(水)
三重公演:2019年3月23日(土)

<会場>
大阪:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
東京:サンシャイン劇場
福岡:ももちパレス
三重:三重県文化会館大ホール

<公演時間>
約3時間(20分間の休憩を含む)

<料金>
特典非売品グッズ付・全席指定:10,500円
※先行期間のみお取り扱い。
※受付終了しました。

全席指定:8,900円
注釈付指定 8,900円
※一部演出により見えづらい場面がございます。
※注釈付指定は、イープラスのみのお取り扱いとなります。
※注釈付指定は1月26日(土)10:00より発売開始となります。
※未就学児童入場不可
(全席指定・税込)

<出演者>
百鬼丸:鈴木拡樹
どろろ:北原里英
多宝丸:有澤樟太郎
賽の目の三郎太:健人
仁本田之介:影山達也
助六:田村升吾
琵琶丸:赤塚篤紀
寿海:児島功一
醍醐影光:唐橋充
縫の方:大湖せしる

『アンサンブル』
下道純一
櫻井太郎
佐藤康道
今井直人
和田啓汰
佐織迅
田崎良波
朝間優

『ダンサー』
赤沼秀実
LISA-P
岡本真友
大澤えりな
伊藤あいみ
佐藤侑愛

<STAFF>
原作:手塚治虫
脚本・演出:西田大輔
美術: 乘峯雅寛
照明:大波多秀起
音響:山本能久
衣裳:瓢子ちあき
ヘアメイク:中原雅子
映像:石田肇、横山翼
振付:富田彩
小道具:平野雅史
演出助手:梅澤良太
舞台監督:清水スミカ
宣伝美術:山下浩介
宣伝写真: 神ノ川智早
脚本協力:小林靖子、吉村清子、金田一明、村越繁
大阪公演主催:キョードー大阪
東京公演主催:舞台「どろろ」製作委員会
福岡公演協力:キョードー西日本
三重公演主催:中京テレビ放送
企画・制作:エイベックス・エンタテインメント/Office ENDLESS

©2018 手塚プロダクション/舞台「どろろ」製作委員会

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