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舞台「文豪とアルケミスト余計者の挽歌(エレジー)」公演スタート!

「文豪とアルケミスト」とは、人々の記憶から文学が奪われる前に、 文豪と共に敵である”侵蝕者”から文学書を守りぬくことを目指すDMM GAMESで2016年より配信中の文豪転生シミュレーションゲームです。

そのゲームを元にした舞台「文豪とアルケミスト余計者ノ挽歌(エレジー)」では太宰治を主人公に文学を守るための戦い、そして文豪たちの関係や葛藤を描きます。舞台劇中のBGMとしてノイジークロークの坂本英城が手掛ける原作の楽曲も使用されることが決定、さらに原作同様、イシイジロウが本公演の世界観監修も務めるなど、原作「文アル」の魅力的な世界観を舞台でも表現します。

初回の公演に先駆け、2019年2月21日(木)、東京都足立区のシアター1010にて囲み取材と公開ゲネプロが行われましたのでお伝えします。

【囲み取材の様子】

登壇されたのは、太宰治役の平野良さん、織田作之助役の陳内将さん、坂口安吾役の小坂涼太郎さん、佐藤春夫役の小南光司さん、中原中也役の深澤大河さん、志賀直哉役の谷佳樹さん、武者小路実篤役の杉江大志さん、江戸川乱歩役の和合真一さん、芥川龍之介役の久保田秀敏さんの9名。

Q:本作の見所は?

和合さん「「文豪とアルケミスト」というゲームが舞台化に成る訳ですが、やはり作品のファンの方々に向けてというのも含め、かつゲームをやった事が無い方も今回凄く楽しめる作品で、文学作品が好きであれば知っているであろう作品が多々出てきたりとか、作中のネタを脚本の中にふんだんに織り交ぜたりとか、老若男女幅広く楽しんで頂ける様な作品に成っておりますので、皆さん、楽しみにしていて下さい。」

小南さん「ゲームが原作という事で、プレイされている方は、どうやって侵蝕者と戦っていくのか、色々、技とか有る中でそれがどうやって表現されているのか、そしてこの文学的な作品の文学的らしい表現があったりと、舞台装置を含め、“ギミック”を僕達で作って来ましたので是非とも楽しんで下さい。」

深澤さん「見所は、文豪達がどんな会話をしていたのかとか、「If…」、もし、このメンバーだったらどういう会話をしていたのか、というのも、舞台だとそれをちゃんと表現されているのでそこを楽しみして頂きたいですし、あとはアンサンブルの「ブルズ」の方達が、場面転換だったり色んな事に関して凄い世界観を作って下さったので、本当にブルズの方達も是非とも見て頂けたらとても嬉しいです。」

杉江さん「この作品が発表された時に凄く反響が大きくてですね、そこに対してのプレッシャーもありつつも、稽古が始まってキャストのみなさんと稽古をして行く内にとても素敵な仲間の中に混ぜてもらったなと思ったのでとにかく楽しんで毎日一公演一公演、楽しいを“更新”していけたらなと思っております。アドリブなんかも日に日に増えて行ったら良いなって思っていますので、日に日にお客さんも増えていったら良いなって思ってますけども、飽きずに見に来て頂けたらと思います。」

小坂さん「凄くカッコよくて、目茶苦茶面白いんですけど、皆さん、衝撃のラストがありますので、結末を本当に楽しみにして頂きたいなと。絶対に観に来て下さい。」

谷さん「本当にアクションが沢山有る舞台なんですけども、稽古をしていても本当に命がけと言いますか、お芝居なんですけど、ギリギリの所と言うか自分達も何処かで冷静になりながら立ち回りという物はしないと駄目なんですけども、それを許してくれないというか、ギリギリの生命ラインを保てるであろう、本当に終わった時に舞台袖でヒドイ顔になっていると思うんですけども、本当に一公演一公演、それ位の気持ちで、熱量でブツかって行っているのでその熱量が観て下さるお客様に直に届けば良いなと思い、臨んで行きたいと思います。」

陣内さん「笑いの絶えない楽しいカンパニーなんですけど、御蔭で関西人の「作之助」を演じるにあたって、楽しい稽古場、締める所は締めて挑んでこれましたし、今回は京都公演もありますので、本場、関西に行って九州出身の僕の関西弁が如何言われるかは分かりませんけども、そこも気にならなかったと言われる位、しっかり、織田作之助という人物と向き合って来た所存ですので、イントネーションとかに囚われずやってきた織田作之助を精一杯演じたいと思います。」

久保田さん「今回、芥川龍之介役を演じていて、僕の中では“降りて来ている”んですよね。舞台中でもどうしてもタバコが吸いたくなる時がありまして、今回も多分吸うかもしれないんですけど、皆さん、吸っている所を見た場合は、係員を呼ばず、暖かい目で見て頂ければ凄くうれしいと思います。というのは冗談で、また新しいエンタメの作品をお見せ出来る様に頑張ります。」

平野さん「昨今、色んな演劇がありますけども、演劇らしい演劇の造りになっています。マンパワー、人の力で魅せる演劇になっております。プリシンバル、メイン、アンサンブルと全て手作りというか、人間のマンパワーで乗り切っている舞台でございまして。そして今回、文豪が主体なので物語も非常に文学的でして、全体的な流れで言うと、夏目漱石作品を髣髴とさせる様なそんな展開で、今回もしっかりテーマがございます。そのテーマ、一つの人の心に巣食うテーマがありますのでそこを重点に観ている人にも何か感じて頂ける作品になってるんじゃないかと思います。個人的には、こんな煌びやかな衣装を着せて頂いてとても嬉しいんですけれども、今回、最年長座長なんですけども、まさかこんな賑やかしの役が来るとは思っていませんでして、作品の軸は芥川ですし、皆がカッコイイ役をやりますし、江戸川乱歩というストーリーテラーもいるし、じゃぁどんな役割かと言われたら、太宰治は本当に最後の最後まで賑やかしていこうかなと思っていますので、乞うご期待でございます。」

【公開ゲネプロの様子】

文学作品を守るためにこの世に再び転生した太宰治、織田作之助、坂口安吾ら無頼派の3名とかつての太宰の師匠である佐藤春夫。

親友達との再会、久々の出会いに喜ぶのも束の間、気付くと周囲には太宰憧れの人、芥川龍之介や、かつての天敵・志賀直哉、そして志賀と同じ白樺派の武者小路実篤の姿も。

誰の仕業かと訝しむ文豪たちの前に怪しく登場した江戸川乱歩は“アルケミスト”の存在によって再びこの世に転生したことを説明する。次いで現れた中原中也も合わさり、全員で江戸川の話を聞いていると、早速、芥川の作品が侵蝕されてしまっていることが発覚。

憧れの芥川先生の作品は俺が守る!と意気込み、仲間を引き連れ潜書する太宰だったが―。

【Blu-ray&DVD発売決定】

本公演のBlu-ray&DVDが2019年8がつ28日(水)発売決定。

詳しくはこちら。

【舞台「文豪とアルケミスト余計者の挽歌(エレジー)」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2019年2月21日(木)~2月28日(木)
京都公演:2019年3月9日(土)・10日(日)

<会場>
東京:シアター1010
京都:京都劇場

<公演時間>
約1時間50分(途中休憩無し)

<料金>
8,200円(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

<出演者>
太宰治:平野良
織田作之助:陳内将
坂口安吾:小坂涼太郎
佐藤春夫:小南光司
中原中也:深澤大河
志賀直哉:谷佳樹
武者小路実篤:杉江大志
江戸川乱歩:和合真一
芥川龍之介:久保田秀敏

『アンサンブル』
佐藤優次
池田謙信
澤邊寧央
多田滉
稲田京也
町田尚規
鈴木祐大
轟大輝

<STAFF>
原作:「文豪とアルケミスト」(DMM GAMES)
監修:DMM GAMES
世界観監修:イシイジロウ
脚本:なるせゆうせい
演出:吉谷光太郎
音楽:坂本英城(ノイジークローク)・tak
振付:MAMORU
アクション:奥住英明(T.P.O.office)
制作:ポリゴンマジック
主催:舞台「文豪とアルケミスト」製作委員会

© DMM GAMES / 舞台「文豪とアルケミスト」製作委員会

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