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ミュージカル『イヴ・サンローラン』いよいよ開幕!

フランスが誇る世界的なファッションデザイナー、イヴ・サンローラン。
有名デザイナーであるクリスチャン・ディオールが急逝し、21歳の若さで後継者として抜擢され「クリスチャン・ディオール」の主任デザイナーに就任。<トラペーズライン>というデザインを発表し、人気が不動のものとなります。その後50年を共に過ごすこととなるパートナー、ピエール・ベルジュと自身のオートクテュール「イヴ・サンローラン」を立ち上げ、次々と革新的なデザインを発表し、いつしか“モードの帝王”と呼ばれるように。2002年にはデザイナーを引退し、2008年にガンのため逝去。71歳でこの世を去った伝説のファッションデザイナーの華麗な人生の光と影を、ファンタジックに、そしてドラマチックに描くミュージカル「イヴ・サンローラン」。

2018年10月の制作発表から約4ヶ月、ベールに包まれていた本作の全貌がいよいよ公開されます。
初回の公演に先駆け、2019年2月15日(金)、東京都千代田区の大手町よみうりホールにて公開ゲネプロが行われましたのでお伝えします。

【公開ゲネプロの様子】

『人は生きるために美を必要とする。』

トラぺーズライン、モンドリアン、スモーキング、サファリ・ルック、パンタロン…
数多くの美の結晶を生み出した、フランスを代表する伝説のファッションデザイナー、イヴ・サンローラン。

誰よりも時代の喝采を浴び、誰よりも孤独で壮絶に生きたモード界の神。

プレタポルテの開拓によってもたらした、多くの人々への美の享受。

その偉大な功績と人生の足跡を、音楽に彩られた束の間の幻として浮かび上がらせる、ミュージカル「イヴ・サンローラン」。

これはイヴのパートナー、ピエール・ベルジェが垣間見たイヴの人生のタペストリーであり、「能」のごとく死者が語る前世の物語である。

そして何よりも、美に囚われた「極度に神経質な、痛ましくも素晴らしい一族」の叙事詩なのである。

公開ゲネプロで披露されたのは、Wキャストである、主人公、イヴ・サンローラン役を東山義久さんが、ピエール・ベルジュ役を上原理生さんが演じる回。
「モードの神」の生涯を描いた世界初のミュージカル、是非、劇場で御覧になってはいかがでしょうか。

なお、出演者の皆さんから以下のコメントが出ています。

東山義久:イヴ・サンローラン(Wキャスト)
「昨年10月30日にフランス大使館で制作発表をさせて頂いてより3ヶ月、キャスト、スタッフの皆様とのリハーサルを重ね、本日初日を迎える事ができました。期待と不安が共存する日々でしたが、濃密で素敵な時間を過した感謝と自信をもって初日に臨みたいと思っています。自身の身体を通し、少しでもイヴ・サンローランの魅力をお伝えできる様、この素敵なカンパニーと共に輝きたいと思います。」

海宝直人:イヴ・サンローラン(Wキャスト)
「実在のファッションデザイナー、イヴ・サンローランの実像に迫りながら、ファンタジックなミュージカルならではの表現でファッションの世界が鮮やかに描かれます。演出の荻田さんが創り出す世界観を皆様にしっかりとお届けできるようにイヴ・サンローランという人物を繊細に表現していけたらと思っています。」

伊東弘美:エルザ・スキャパレリ
「オリジナルミュージカルを創ることの大変さと、楽しさを一度に味わっています。私が若かりし頃には、存在しなかったスキルを持った若者達が、いつか本当に新しい時代を作っていくことでしょう!!スタッフ含めすべての人間の努力が花開く時に、その努力の一粒だったと思えるように、心して舞台に立ちたいと思います。」

皆本麻帆:ルル
「私が演じるLuluという女の子はイヴがディオールで働いていた20歳の頃に描いたいたずら描きで、それが「おてんばルル」という絵本として出版されました。見た目はキュートなのに、おてんばなLuluに力をもらって私なりにイヴやピエールに寄り添いたいなと思います。このミュージカルでしか味わえない「イヴ・サンローラン」の世界を楽しんでいただけたら嬉しいです。」

 

上原理生:ピエール・ベルジェ(※東京公演のみ2月19日まで出演)
「「イヴ・サンローラン」。名前は知っていても、どんな人だったのか、どんな人生を歩んできたのかというのは、あまり知られていないと思います。僕もその一人でした。この作品で描かれるのはそんな一人の芸術家の人生と苦悩、そして創り出された作品の背景や想い、ファッションの歴史…日本発のオリジナルミュージカル、楽しんで頂けると幸いです。」

大山真志:ピエール・ベルジェ/クリスチャン・ディオール(※役替わり全日程出演)
「今の時代も尚、輝きを放つブランドYSL。あふれ出す才能を持つイヴを支え続けたピエール・ベルジェとその才能を見出したクリスチャン・ディオールを演じさせて頂きます。華やかな楽曲と共にイヴの歩んだ人生を旅する作品です。優雅な時間を共に過せたらと思います。」

川原一馬:クリスチャン・ディオール(2月20日以降出演)
「僕は20日からの出演ですが、イヴ・サンローランの才能をいち早くキャッチしていたディオールとして、イヴを見守り、導く存在としてこの作品に居続けたいと思います。オートクチュール最期の世代を生きたイヴ・サンローランの生涯を素敵な音楽と衣装、そしてキャストで感じていただけたらと思います。」

安寿ミラ:ココ・シャネル/ルシエンヌ
「こんな壮絶な人生を送った天才的な著名人はどのくらいいるのだろう。この芝居をしていると、その時代、その世界を、無性に覗きたくなる。お客様に同じふうに思って頂けたら嬉しいです。」

 

【ミュージカル『イヴ・サンローラン』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2019年2月15日(金)~3月3日(日)
兵庫公演:2019年3月26日(火)11:30/17:00

<会場>
東京:大手町よみうりホール
兵庫:兵庫県立文化芸術センター阪急中ホール

<公演時間>
約2時間20分(20分間の途中休憩を含む)

<料金>
東京:11,000円
兵庫:A席9,800円B席6,800円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

<出演者>
イヴ・サンローラン:東山義久/海宝直人(Wキャスト)
エルザ・スキャパレリ:伊東弘美
ルル:皆本麻帆
ピエール・ベルジェ:上原理生(Wキャスト)
ピエール・ベルジェ/クリスチャン・ディオール他:大山真志(Wキャスト)
クリスチャン・ディオール:川原一馬(Wキャスト)

神田恭兵
奥田努
和田泰右
青木謙
RIHITO
中塚皓平
橋田康
小野沢蛍
中岡あゆみ

ココ・シャネル/ルシエンヌ:安寿ミラ

※上原理生(2月19日まで出演)、大山真志(役替り・全日程出演)、川原一馬(2月20日以降出演)
※兵庫公演について上原理生は出演いたしません。

<STAFF>
作・演出:萩田浩一
音楽:斉藤恒芳
衣裳:朝月真次郎
振付:港ゆりか
美術:古口幹夫
照明:柏倉淳一
音響:柳浦康史
ヘアメイク:寺岡ふう子
演出助手:松本予右介
歌唱指導:福井小百合
舞台監督:粟飯原和弘
グラフィックデザイン:保坂あけみ
撮影:平賀正明
宣伝ヘアメイク:寺岡ふう子、鵜久森真二、加藤桂子
プロデューサー:栫ヒロ
票券:ホリプロ
票券協力:キョードー東京
運営:S-SIZE
広報宣伝:キョードーメディアス
企画・製作:M・G・H /ニッポン放送
東京公演主催:ニッポン放送
兵庫公演主催:兵庫県/兵庫県立芸術文化センター
協力:ピエール・ベルジェ/(株)フランス著作権事務所
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
TM協力:オフィスストンプ/梅田芸術劇場/オーチャード/スペースクラフト/キューブ/オフィス・ミヤモト/プロダクション尾木/オフィスクロキ/Studio Life/フォーチュンアイランド/ワタナベエンターテイメント/パシフィックカンパニー/東宝芸能/ジャンクション
制作:ミュージカル「イヴ・サンローラン」制作カンパニー

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