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東京コミックコンベンション2018開催

幕張メッセ(千葉市美浜区)にて2018 年11 月30 日(金)~12 月2 日(日)の3日間、世界最大級のポップ・カルチャーイベント「東京コミックコンベンション2018(以下東京コミコン)」が開催されました。

マーベル・コミックの編集委員であり、マーベル・メディアの名誉会長を務めた、「スパイダーマン」や「X-メン」などのコミック原作者としてアメリカ漫画業界に変革をもたらし、今年11月12日(現地時間)、世界中から惜しまれながら95歳でこの世を去った「ポップ・カルチャーの父」スタン・リーと、アップル共同創業者の一人で「テクノロジーの王」といわれているスティーヴ・ウォズニアックとの出会いが、「東京コミコン」の始まりです。
最高のテクノロジーと最高のポップ・カルチャーを融合させたコミコンを当初はウォズの住むシリコンバレーで開催し、真にグローバルな祭典にしたいというウォズの意向があり、「そうであれば日本を巻き込まなければならない」と東京での開催を決定。そして、2016 年12 月「東京コミコン2016」として実現され、大盛況の内に幕を閉じました。
「シリコンバレーコミコン」と対をなす「東京コミコン」は、アメリカンスタイルをベースとしながらも、テクノロジーとポップ・カルチャーの祭典として、既存のコミック・映画・アニメーションあるいはゲームショーなどのイベントとは一線を画し、革新性と楽しさを共有する空間を創出。ファミリー層からご年配の方まで、全世代を通じて楽しんでいただける知的好奇心を刺激するイベントとして最高のポップ・カルチャーと最高のテクノロジーを融合させた第3 回「東京コミコン2018」。

初日となる11月30日(日)には12:00よりコミコンステージにてオープニングセレモニーが行われました。

オープニングセレモニーの様子

オープニングセレモニーには、来日ゲストのトム・ヒドルストン、エズラ・ミラー、オリバー・フェルプスとジェームズ・フェルプスのフェルプス兄弟ピーター・ウェラー、ラーナー・ダッグバーディ、漫画家の松本零士さん、東京コミコン2018 アンバサダーの中川翔子さん、東京コミックコンベンション実行委員会名誉会長の山東昭子参議院議員、東京コミックコンベンション実行委員会実行委員長の胸組光明さん、東京コミックコンベンション実行委員会名誉特別顧問の伊藤信太郎さんが登壇。

MCを務めるアメコミ・リーグの川谷修士さん(2丁拳銃)、なだぎ武さん、竹若元博さん(バッファロー吾郎)、おもしろ佐藤さん(御茶ノ水男子)、の挨拶に続いて、

東京コミコン2018 アンバサダーの中川翔子さんが登壇し、挨拶。
中川さん「皆さん、遂にこの日がやってきました。今まで生きてて良かった。ミラクルな3日間を楽しむぞ~。」とテンションは非常に高い状態。
それもその筈で、舞台袖でとある来日ゲストと目が合って顎が外れそうと中川さん。

続いて主催者挨拶。
胸組さん「またコミコンがやってまいりました。今年も素晴らしくパワフルなゲストをご用意してございます。その前に、東京コミコンの恩人であるスタン・リーさんが亡くなられました。私共としましては、スタン・リーさんに今年も来て頂けるというご意向を持っておられたそうですが、残念ながら叶いませんでした。ただ、スタン・リーさんの精神はコミコンに宿っています。皆さんのサポートの上でコミコンをスタン・リーさんに自慢できる物にしていきたく思っています。」と話し、

場内モニターには、第一回のオープニングセレモニーの様子が流され、哀悼の意が表されました。

伊藤さん「第3回目のコミコン、毎年、毎年、大きく盛り上がって皆さんの勢いでコミコン文化を発展させて22世紀に向かってまいります。おめでとうございます。」

そして山東昭子参議院議員による開催宣言。
山東参議院議員「皆さんこんにちは。今年は会場を見て頂くと本当に迫力が有る、本当にワクワクする様な気持ちです。今日は皆さんの素晴らしく熱い気持ちが大きく大きく爆発する様な東京コミコン開会です!」と宣言されました。

次はいよいよ来日ゲストの登壇。

先ずは、第一回親善大使のダニエル・ローガン。なんとお子さんを連れての登場に客席から可愛いの大合唱。

ダニエル「TOKYO!!コンバンワ!本当に戻って来れて嬉しく思います。I LOVE YOU!」

続いては、ラーナー・ダッグバーディ。こちらも大歓声に迎えられます。

ラーナー「HELLO!映画「バーフバリ」バラーラデーヴァを演じたラーナ。ダッグバーディです。今日はコミコンに参加出来る事は本当に光栄です。ありがとう。」

3組目フェルプス兄弟。

オリバー「コンニチワ!今日は皆さんに会えて嬉しく思います。本当に日本が大好きでコミコンでこの週末皆さんとお会いするのを楽しみにしています。」

4人目はピーター・ウェラー。

ピーター「コンニチワTOKYO!本当に日本に戻れて嬉しく思っております。凄く楽しみにしておりました。残念ながら今は桜は咲いていないんですけど、楽しむつもりです。」

5人目は、エズラ・ミラー。

エズラ「ヤバい」

最後はトム・ヒドルストン

「コンニチワ。日本ニコレテシアワセデス。本当の此処に来れて、皆さんにお会い出来て嬉しく思います。お招き頂きありがとうございます。」

そしてもう一方、スペシャルゲストとして松本零士さんが登壇し、フォトセッションへ。

各登壇者、自由な感じがコミコンらしい所でしょうか。

大歓声の内に終了したオープニングセレモニー。

その後行われた中川翔子さんへの囲み取材では、
中川さん「夢の三日間が遂に爆誕してしまいましたね。本当に楽しみにしていたんですけども、大好きな映画に登場する本物のセレブ達も本当に日本に来て下さった、そして凄く日本を大好きだと言ってくださった。何て素晴らしい世界平和の瞬間を目撃してるんだと思うと、本当に生きていて良かった。生きていればお互いに会えるんだという事が確証されたので。そして先程、ステージ裏でピーター・ウェラーが来て、写真を撮りたいと思うとOKをして下さって、尚且つ、SNSに載せて良いですか?と聞いたら、「今までSNSに載せる事を許可した事は無いが、君だけはOK」と言って下さいました。」
と興奮が全く冷めない様子でした。

なお、今回よりメインステージであるコミコンステージに加え、9ホールの端に「BANZAIステージ」が新設。
取材時には、桂米多朗師匠による「東京コミコン寄席」が行われており、来場者は米多朗師匠の寄席に聞入っていました。

そして、初日のコミコンステージの最後を飾ったのは中川翔子さんのスペシャルライブ。

先日リリースされ、オリコンデイリーチャート5位を獲得した新曲「blue moon」他を熱唱。大いに来場者を沸かせていました。

 

©TOKYO COMIC CON

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