『ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生』スペシャルファンナイト開催

1997年6月、イギリスの小説家、J.K.ローリングにより執筆されたファンタジー小説、「ハリーポッターと賢者の石」より始まった「ハリー･ポッターシリーズ」。
凄まじい勢いでベストセラーとなり、現在までの全世界累計発行部数は5億部以上と世界で最も売れたシリーズとして、その偉業は文学史に輝いています。
その小説を元に作られた8本の映画シリーズは累計興行収入77億ドルと世界でも第3位という驚異的な数字と人気を叩き出し、その他にもテーマパーク、舞台等、まだまだ広がりを続けている、「ハリー・ポッター」魔法ワールド。

そして2016年、「ハリー・ポッターシリーズ」のホグワーツ魔法魔術学校内で同校の指定教科書として登場する「幻の動物とその生息地（原題：Fantastic Beasts and Where to Find Them）」の著者である、魔法動物学者、ニュート・スキャマンダーを主人公に据えた新5部作の第一作「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」が公開され、全世界興行収入は約900億円、日本国内の総興行収入が73.4億円に上る大ヒットを記録し、日本を、そして世界中を又も魔法で魅了しました。

あれから2年、最新作となる『ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生』がいよいよ2018年11月23日（金・祝）より全国の劇場にて3D/4D/IMAX®同時公開されます。
既にアメリカを始め、79カ国で公開され、11月18日（日）までに2億5320万ドルの前作の興行成績を超えるメガヒットを記録し更新中です。
ニュート役には人気絶頂のエディ・レッドメイン、若き日のダンブルドア役にジュード・ロウ、そして、史上最強の魔法使い・グリンデルバルドにジョニー・デップが本格参戦！豪華キャストが顔を揃えた超一級エンターテインメント大作。前作に続き、監督は「ハリー・ポッター」シリーズのデイビッド・イェーツ、脚本は「ハリー・ポッター」原作者J.K.ローリング。二重三重の面白さが組み込まれたストーリーと繰り出される圧巻の魔法、そして、新しい魔法動物たち。最強の布陣でおくるこの冬の映画界最大のイベントがいよいよ日本公開となります。

それに先立ち、2018年11月22日（水）東京都江東区のチームスマイル豊洲PITにて、
スペシャルファンナイトが行われました。その様子をお伝えします。

スペシャルファンナイトの様子

雨上がりの底冷えの寒さとなった江東区豊洲の豊洲PITには抽選で招待された1200名の来場者で溢れかえっています。
映画関連としては希な大型ライブハウスでのイベント、ましてや関東最大級のスタンディング収容人数を誇る豊洲PITでの開催は期待度の高さを物語ります。

そして、客席中央の天井付近にはなにやら風船のようなものが。

定刻になるといよいよイベントがスタート。

MCのハリー杉山さん、高橋愛さんが会場のテンションを上げに上げると、

なんと会場後方の横扉からエディ・キャサリン・クローディア、ダン・アリソン・ジュードの3人ずつに別れ、客席通路より登場。
実にサプライズな登場に歓声が場内にこだまします。

全員がステージ上に登壇し終えると、来日ゲストを代表して主人公、ニュート役のエディ・レッドメインから来場者への挨拶。
割れんばかりの“エディ”コールの中、マイクを手に取ると、

エディ「言葉を失うというのはこういう事なんですね。今までに初めて体験した感覚です。
この映画を引っさげて世界中を旅してきたんですけど、今日この瞬間を待ち望んでおりました。日本で皆さんにお会いする事が私達、ずっと待ち望んでいた事です。

日本のファンはハードコアで本当に情熱的で私達も本当に心から感謝します。
ありがとうございます。皆さんの愛を本当に感謝します。」
と、エディの感謝を込めた挨拶に万雷の拍手が送られます。

スペシャルファンナイトならではの来場者から質疑応答コーナーも

最初はアリソンへの質問。
クイニーの本作における役割をキーワード一つで表して欲しいとの問いに、

アリソン「とても面白い質問ですね。「Desire（欲望）」かしら？」と意味深げな答えに
会場がどよめきます。

続いてはエディへの質問。場内前方に居た河童のコスプレの来場者から、河童が好きと聞いたが、僕って“あり”ですか？との直球の問いに

エディ「一生、河童のコスプレをやって下さい。そして次の映画に出演して下さい。」と
次回作への出演を匂わせるような爆弾回答が。

最後の質問もエディ。“ニュート”の好きな日本食を問われると、
エディ「もう何処から話してよいのやら。本当にいっぱい好きでいつも太って帰ります。
寿司、照り焼き、ラーメン等、大好きです。」と答え、ジュードは「しゃぶしゃぶ」。
質問者は全部食べたいと万感の思いのようでした。

ここで、ツイッターからの質問が。
ダンへの質問。ジェイコブが周りから愛される理由は？

ダン「ジェイコブは非常に寛大な心の持ち主であり、元々、戦争で戦っていた軍人であった訳ですけども、戦地からアメリカに帰って来て、本来であれば悲しみに暮れるような状況なんでしょうけどもそんな事はせずに、パンを焼いて人を幸せにしよう、そういう男なんですね。なので愛さずにはいられない人なんですよ。そして忠誠心があって、マグルなので魔法も使えない、杖も持っていないけども勇敢に戦いに挑んでいく、だから、御伽話に出てくるような誰かさんな訳ですよね。僕が皆を愛している様に愛さずにはいれられない、そんな男な訳です。」

次はアリソンへの質問。
世界各国を回って、一番、”魔法界”の様だった場所は？との問いに、
アリソン「ニホンハマホウミタイ。（言葉が合っていると通訳に言われると小さくガッツボーズ）日本は本当に魔法の様な国で来る度に私はびっくりするんですけども、日本の文化も素晴らしいし、本当に皆さんが熱く、暖かく迎えてくれます。そして日本食も魔法の様に素晴らしいです。」

続いてMCからの質問。最初はキャサリン。
もし一言で纏めるなら、ニュートへのティナの愛はどんなもの？

キャサリン「ちょっと難しいですね。かなり複雑な関係ですから。ティナはニュートが
他の人と結婚しちゃったと思っているんです。ミナダイスキ。」

続いてはクローディアへ。
アジア人としてキャストに選ばれて嬉しかったとジャパンプレミアで言っていたが、
役を貰った時はどんな思いだったか？

クローディア「このオーディションを受けた後、この役が欲しくて欲しくて、凄くずっと考えていて、とにかく欲しかったですね。最初のファンタビは5回も見ましたし。そして役が決まった時には喜びでいっぱいで光栄で本当に感謝しています。今日、此処に居られる事が嬉しくてしょうがない。前列で泣いている方がいるんですが、私も泣きそうです。」とコメント。

最後はジュードへの質問。ジュード演じる、ダンブルドア先生は魅力と色気に溢れているが、最大の魅力は何なのか？それをどうやって引き出したのか？

ジュード「NO IDEA！答え難い質問だな～。少なくとも、僕とダンブルドアが共通して持っている資質や共通点についてお話しますと、”イタズラ好き”という部分かなと思います。長い事、子供を相手に自分の中の悪戯好きの部分を育んで来たので、ようやく役に生かすチャンスを貰えたという事で、悪戯好だと思います。」

そして、お楽しみのプレゼント抽選会も開催されました

来場者に予め渡された整理券番号が
抽選番号になっていて、来日ゲスト6人分の賞がそれぞれあります。

クローディア賞は、ホットトイズ・コスベイビー3個セット。
アリソン賞は、サマンサタバサファンタビコラボ長財布。
ダン賞は、ファンタビグッズセット。
キャサリン賞は、来日キャスト全員のサイン入りポスター。
ジュード賞は、LEGO®ハリー・ポッターホグワーツの大広間。
エディ賞は、シリアルナンバー付き「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」DVDセット。
以上が幸運な当選者に送られ、当選者は来日ゲストと固い握手をかわしていました。

そして折角なのでMCがセルフィー写真を撮ろうと言い出し、エディの音頭で記念撮影。
めでたく撮れた写真はこちらのようです。

そしてジュードからファンへのメッセージ。

ジュード「毎回日本に来る度に思うんですけども、飛び切り楽しい時間を過させて貰うんですね。今回はこの家族の様な皆と一緒に来れて、そして「魔法ワールド」の一員として来られて本当に別次元で楽しんでいたというか、皆さん本当に暖かく、そして一生懸命応援して下さるので、感謝の念が絶えません。本当にありがとうございます。あと、是非映画を楽しんで下さいね。」
とコメントし、来日キャストは一度降壇しました。