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ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』制作発表開催!

劇作家、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」をベースにした、ロック・ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」がフランスで初演されたのが2001年1月の事。
それ以来、全世界で500万人以上が酔い痴れ、日本では2010年に宝塚歌劇団星組により初演が行われ、2011年秋には宝塚版を成功に導いた鬼才の小池修一郎を演出に向かえた日本オリジナルバージョンを上演。
以降、今日まで3度に渡る再演が行われる大ヒットミュージカルとなりました。

そして、2019年2月23日(土)より、4度目の再演となるミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が開幕します。
それに先駆け、2018年10月30日(火)、東京都港区の第一ホテル東京5階、「ラ・ローズ」にて製作発表が行われました。その様子をお伝えします。

製作発表の様子

登壇されたのは、ロミオ役の古川雄大さん・大野拓朗さん。ジュリエット役の葵わかなさん・木下晴香さん・生田絵梨花さん。ベンヴォーリオ役の三浦涼介さん・木村達成さん。マーキューシオ役の平間壮一さん・黒羽麻璃央さん。ティボルト役の渡辺大輔さん・廣瀬友祐さん。死のダンサー役の大貫勇輔さん・宮尾俊太郎さん(Kバレエカンパニー)。そして、潤色・演出を勤められる、演出家の小池修一郎さんの13名。

MCの開式挨拶の後、早速、歌唱披露が。

1曲目は世界の王。
古川さん、大野さん、三浦さん、木村さん、平間さん、黒羽さんの男性陣のロックでパワー感溢れる歌声に歌唱披露のド頭から会場は手拍子で盛り上がります。

 

続いて2曲目は、バルコニー。
葵さん、木下さん、生田さんのトリプルジュリエットという実に豪華で美しいハーモニーが会場を包み込みます。

3曲目は、今日こそその日。
渡辺さん、廣瀬さんのWティボルトの歌は迫力があります。

最後の4曲はエメ。
古川さん、大さん、葵さん、木下さん、生田さんのダブルロミオとトリプルジュリエットの歌唱は圧巻そのもの。素晴らしい歌声でした。

会場から盛大な拍手が送られ歌唱披露が終了すると、続いては登壇者挨拶へ。

先ずは潤色・演出を手掛ける小池修一郎さんから。

小池さん「この「ロミオ&ジュリエット」は2011年にTBS赤坂ACTシアターでやって以来、今回で4度目の上演となります。その間、キャストは次々と入れ変わっていますけども、この作品から次々と日本のミュージカル・演劇作品・テレビ・映画等々で俳優として活躍する方達が次々と出て行ってくれて、そういう意味でも今までミュージカルを好きな方、そしてそれまでミュージカルを見なかった方が皆で一緒に楽しめる作品なのではないかなと思っております。今回は昨年に上演したバージョンの再演となります。そして3人、新しいキャストが入っておりますけども、また新たな力を得て私達もどんどん活性化して、この「ロミオ&ジュリエット」を更に熱く激しく舞台に載せられればと思っています。」

古川さん「今回で3度目のロミオとなります。僕自身、前回が最後のつもりで悔いの残らない様にとロミオ役に向かっていたんですけども、今回、お話を頂いて、正直、ビックリしたんですけども、またチャンスを頂けるならまたこの役に挑みたいなと思いました。前回は新演出という事で、新作を作る気持ちで作品に挑んだんですけども、今回は新演出版の再演という事で、よりパワーアップした物をお見せしなければならないというプレッシャーを今から感じていますが、新しいキャストの皆様、そして続投されるキャストの方々と共に素敵なパワーアップした作品を目指して稽古を取り組んで行きたいと思います。昨日、この制作発表のリハーサルをやったんですけども、やっぱりこの環境・作品・カンパニー・仲間が大好きなんだなと本当に心から思ってとても心が落ち着く場所だなと思いました。新キャストの皆さんを含め、一回しかお会いしていないんですけども、一回でそれを感じました。なので、素敵な空気の中、パワーアップした物も目指して稽古を取り組んでより良い「ロミオ&ジュリエット」を目指していけるんじゃないかと期待しております。」

大野さん「この「ロミオ&ジュリエット」という舞台は、僕自身、世界で一番好きなミュージカルと何時も言わせて頂いていて、2011年の初演を拝見した時に、凄くシビレて、「何だこの舞台!この舞台に立ちたい!」と、ただただ漠然と憧れの舞台だったんですね。その同じ様な時期に「エリザベート」という舞台でミュージカルに初挑戦させて頂いて、そこから5年間、ずっと何時かロミオの役をやりたいと思って、歌稽古をずっとずっとしてきて、去年、晴れてロミオをやらせて頂いて、本当に5年ぶりの人生2度目のミュージカルという事で、初心を忘れずというか、本当に「お邪魔させて頂いている」という気持ちで、全てをさらけ出して挑もうと思って、去年やったのが本当に昨日の様に思い出させるんですけども、それがまた来年2019年もやらせて頂けるという事で、今度は去年のがむしゃらに一所懸命頑張ったロミオにプラスしてこの2年間で役者として培って来た経験も生かしながら、去年よりも更にパワーアップしたロミオを演じる事出来たらなと、思っています。そして雄大さんも仰っていた通り、本当にこのカンパニーって素敵だなと、昨日、リハをやって今日の本番もやって改めて思っていまして、更に今日、此処にはいらっしゃっていないベテランの大先輩方が土台を作って下さるので、その土台の上で僕等若手は思う存分、暴れ回ってとってもとっても見に来て下さった皆様にとっての本当に一生の思い出に残るような、素敵な舞台に必ずや、作り上げると思っています。是非ご期待下さい。」

葵さん「この「ロミオ&ジュリエット」が初舞台・初ミュージカルで、本当に緊張しております。余り普段、緊張するタイプではないんですけど、本当に昨日のお稽古からもう、訳が分からなくて…。でもその中で、ロミオ役のお二人が仰るみたいに、“なんか皆さん、良い人達かもしれない”みたいな。昨日のお稽古ではそんなに言葉数も発していないとは思うんですけど、実はそういう所も感じていて、早く皆さんと馴染める様になりたいなと思ったり、でも本当にミュージカルや舞台の世界では、此処からがスタートなので、初心に帰るというとゼロに戻っちゃうかもしれない位、私は大した事無いんですけど、スタートの気持ちを忘れずに、一生懸命皆さんに着いて行ける様に頑張りたいなと思っています。本当にこの作品が大好きで、「ロミオ&ジュリエット」に出会った時に「私、ジュリエット役をやりたい」と初めて凄く思って、今この場に立たせて頂いている事に凄く運命的なものを感じますし、凄く光栄だなと思っています。ファンの方にも小池先生にもずっと出演されている皆さんにも、誰にも負けない強い愛情を注ぎながら、ジュリエット役として成長して行けたらなと思います。」

木下さん「「ロミオ&ジュリエット」は昨年、私がデビューさせて頂いた特別な思い入れのある作品です。昨日・今日を通して、いよいよ2019年の「ロミオ&ジュリエット」が始動するんだなという事を凄く感じていて、ワクワクドキドキしています。小池先生、そしてカンパニーの皆さんとまた新たな気持ちで最後まで新しい発見と深みを求めて全力で演じて行ければなと思っています。」

生田さん「前回はこの記者会見でも物凄く緊張していて、舞台裏でも立ち上がれなかったり、記憶も飛んでいる位なんですけど、今日は久々に皆さんとお会いして笑いあったり、新キャストの皆さんとも、少しですけど、良い雰囲気でお話させてもらって、これからまた始動するんだという、楽しいワクワク感を凄く感じながらステージに立っていました。私は全8回という短い日数しか今回参加できないんですけども、その中で自分がどう作品と向き合えるかとか、前回と、どれ位成長出来るのかとか。前回は本当に一杯一杯だったので、もっともっと広い視野を持って皆さんと向き合って行きたいなと思っています。またこうしてジュリエットに巡りあえた事に感謝しています。」

三浦さん「「ロミオ&ジュリエット」は凄く愛されている作品で、前回の作品も拝見しましたが、とてもパワーのある、そして今の若い方達も見て沢山、面白いと思えるそんな作品だったと思います。新キャストなので、何処まで出来るか分かりませんが、初演の皆さんに負けない様に、一生懸命頑張りたいと思います。そして小池修一郎先生には沢山意見をして下さって頂いて、本当に僕自身、自信がないので、先生が言って下さる事で、胸を張ってステージに立てて、先生に本当に感謝しています。これからも一生懸命頑張ります。」

木村さん「先ずですね、この「ロミオ&ジュリエット」を演じる役者の一人として、此処に立てている事を本当に光栄に思います。自分は、歌も、芝居も、ダンスもまだまだなんですが、日々、公演で演じる役者が変わる中、芝居を固定せずに柔軟な気持ちで日々ぶつかっていけたらなと思っております。」

平間さん「もうリハーサルの段階から小池先生の”愛“を感じていてですね、一人一人の衣装をチェックして「お前はああじゃないこうじゃない」という事をついさっきまでやっていました。本当にこういう時の衣装まで僕達の面倒を見てくれる演出家の方って、そういないんじゃないかなって思っております。今回、二回目なんですけど、前よりも仲良くなれた気が僕はしていて、若者のパワーというのを熱気を持っていけたらと思っています。そしてロミオとジュリエットの愛というモノは5人のロミオとジュリエットに任せて、一生懸命頑張って楽しんでまたこれからも、「ロミオ&ジュリエット」が続いていく様にこの作品を頑張っていきたいなと思います。」

黒羽さん「目茶目茶緊張しています。今も脇汗が止まらない位だったんですけど、せっかく頂いたこのマーキューシオという役で偉大な先輩方に囲まれ、学び、盗める物はドンドン盗んで自分の力に変えて行こうと思っています。出演者の中でメンズだったら、僕と達成が最年少になると思うので、それこそ本当に最年少が持っている力で舞台上で思う存分暴れたいなと思います。」

渡辺さん「凄く怖いと思われがちなティボルトですが、実際に演じている渡辺大輔という人間は、常にイジられ、昨日リハでイジられ、今日、おはようと言ったらイジられ、そういう人間であります。良い意味でこういう事を生かして、皆とのコミニュケーション、そして素晴らしい先輩方の中、自分達が先輩方に頼らず、自分達で熱を届けられる様にしっかりと務めていきたいと思っていますので皆さん楽しみに待っていて下さい。」

廣瀬さん「自分でもビックリする位の赤いコートを今日、着ていますけども、再演にあたって、やっぱり喜びとか、感謝とか、恐怖とか、不安とか、色んな感情が今はあるんですけど、今回は新キャストを迎えての新しいカンパニーでしか出来ない「ロミオ&ジュリエット」の中でティボルトとして、ステージ上で人生を全う出来たらなと思いますので、是非ご期待下さい。」

大貫さん「初演から4回目の出演となるんですけど、本当に古川君と一緒で、前回で僕は終わりにしようという位の覚悟で挑んでいたんですけど、今回もお声をかけて頂いて、やっぱりこのチャンスがあるならば、全力でもう一度挑みたいなと思って、引き受けたのですが、ダンサーでありながらも、最近では歌とか御芝居もやらせて頂いていて、この4回目にしてまた新しい、死のダンサーを見つけられるんじゃないかなという予感がしているので、新しいキャストと今までずっと一緒に共にやってきているメンバーと新しい「ロミオ&ジュリエット」を作り上げられたらなと思っています。」

宮尾さん「僕も3回目の死のダンサーをやらせていただくんですけども、先日までバレエの方で僕はロミオを躍らせて頂いてまして、改めてこの「ロミオとジュリエット」という作品は、色々な形で世に出ています。ですけども、小池先生演出の「ロミオ&ジュリエット」がこれだけお客様に愛されて、再演を繰り返す事が出来て、興行的にも成功するというのは、やはり小池先生の演出、そしてキャストの方々の力とスタッフの方々と一丸となった結果だと思いますので、今回の舞台でも何か、一員として皆様に愛を届けられる様に頑張りたいと思います。」

と各出演者がコメントされました。

4度目の再演を果たす稀代のロック・ミュージカル、是非とも、チケットの購入はお早めに。

 

【ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2019年2月23日(土)~3月10日(日)
愛知公演2019年3月22日(金)~3月24日(日)
大阪公演2019年3月30日(土)~4月14日(日)

<会場>
東京:東京国際フォーラムホールC
愛知:刈谷市総合文化センター
大阪:梅田芸術劇場メインホール

<公演時間>
未定

<料金>
東京:S席13,000円A席9,000円B席5,500円
愛知:S席13,000円A席9,000円
大阪:S席13,000円A席9,000円B席5,000円

<出演者>
ロミオ:古川雄大/大野拓朗(Wキャスト)
ジュリエット:葵わかな/木下晴香/生田絵梨花(トリプルキャスト)
ベンヴォーリオ:三浦涼介/木村達成(Wキャスト)
マーキューシオ:平間壮一/黒羽麻璃央(Wキャスト)
ティボルト:渡辺大輔/広瀬友祐(Wキャスト)
死:大貫勇輔/宮尾俊太郎(K-BALLET)(Wキャスト)
キャピュレット夫人:春野寿美礼
乳母:シルビア・グラブ
ロレンス神父:岸祐二
モンタギュー卿:宮川浩
モンタギュー夫人:秋園美緒
パリス:姜暢雄
ヴェローナ大公:石井一孝
キャピュレット卿:岡幸二郎

※生田絵梨花は愛知公演に出演いたしません。
※宮尾俊太郎は東京公演、愛知公演に出演いたしません。

『R&Jダンサーズ』
飯田一徳
祝陽平
大場陽介
岡田治己
小南竜平
小山銀次郎
酒井航
鮫島拓馬
鈴木凌平
高木勇次朗
仲田祥司
渡辺崇人
伊藤香音
おごせいくこ
織里織
小松芙美子
齊藤恕茉
Sarry
島田友愛
杉浦小百合
鈴木百花
平井琴望
深瀬友梨
松島蘭

<STAFF>
原作:ウィリアム・シェイクスピア
作:ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出:小池修一郎
音楽監督:太田健
振付:KAORIalive 、AKIHITO (ENcounter ENgravers) /小㞍健太
美術:二村周作
照明:笠原俊幸
音響:大坪正仁
衣裳:生澤美子
ヘアメイク:富岡克之(スタジオAD)
映像:ソンスンギュ
歌唱指導:山口正義、堂ノ脇恭子
稽古ピアノ:中條純子、中野裕子
演出助手:坂本聖子、松森望宏
振付助手:小嶋亜衣、小野麻里子
舞台監督:小林清隆
東京公演主催:TBS/ホリプロ/東宝/梅田芸術劇場
大阪公演主催:TBS/ホリプロ/東宝/ABCテレビ/梅田芸術劇場
愛知公演主催:中京テレビ放送
企画制作:TBS/ホリプロ/梅田芸術劇場

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