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ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」〝最強の場所(チーム)〞試合開始!

2012年より集英社発行の「週刊少年ジャンプ」に連載中で、コミックスシリーズの計発行部数が2,700万部を超える古館春一作の高校バレーボール漫画、「ハイキュー!!」。
2014年から2016年かけては、毎日放送、TBS系列にてTVアニメが放送され、ゲーム化もなされる等、ファンを増やし続ける「ハイキュー!!」の世界。
2015年11月には、主人公、日向翔陽役åに俳優の須賀健太を向かえた、「ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」」初演をAiiA 2.5 Thiater Tokyo他にて公演。
2016年4月の再演〝頂の景色〞、同年10月の〝烏野、復活!〞、2017年3月の〝勝者と敗者〞、同年9月の〝進化の夏〞、2018年4月には、第5作目となる、“はじまりの巨人”が、東京都新宿区の日本青年館ホール他にて公演され何れも大成功を収めています。

そして、2018年10月20日(土)、最新作となる第6作目、「ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」〝最強の場所(チーム)〞」が東京都文京区のTOKYO DOME CITY HALLにて開幕します。

初演より座長として本作を牽引してきた主演・須賀健太をはじめ、主役校である烏野高校のキャスト全員が本公演をもち卒業する事を発表している今作。
初日の公演に先立ち行われた、囲み取材と公開ゲネプロの様子をお伝えします。

囲み取材の様子

囲み取材に登壇されたのは、日向翔陽役の須賀健太さん、影山飛雄役の影山達也さん、月島蛍役の小坂涼太郎さん、山口忠役の三浦海里さん、及川徹役の遊馬晃祐さん、牛島若利役の有田賢史さん、そして演出・脚本を務められたウォーリー木下さんと音楽・演奏を務められる和田俊輔さんの8名。

本作にかける意気込みは?

須賀さん「もう何回、こうして皆様の前で開演のご挨拶をさせて頂いたか…という風に思うんですけども、今回で一応、最後という事で「卒業」と大々的に謳ってはおりますが、気持ちとしては何時も全く変わらず、一公演一公演、この一作品を大切に演じきるという事に尽きると僕自身は思っています。そして今回は音楽家の和田さんが、本当にスケジュールに空きが無い方なんですが、それを無理を言って押さえて頂きまして、僕等と一緒に44公演、生の音で僕等を支えて頂けるという事で、演劇「ハイキュー!!」としては色々な要素が沢山有って、それが一つに成ってこそのハイパープロジェクション演劇という物になっていると思っていて、そういうモノの一つの集大成を今回、見せられるのではないかなと思っておりますので、怪我をしない様に全員で最後まで走り抜けたいと思います。」

景山さん「今回、簡単そうに見えて凄く難しい事が沢山増えていて、例えば“息合わせ”だったりとか、全員でやったりするんですけど、そういった所の難しさだったり、演劇の楽しさを凄く感じております。体力とかの限界もあると思うんですけど、そこを超えた演劇の新しい境地と言いますか、そういった所を皆で見に行きたいと思います。」

小坂さん「言おうと思っていた事がマジで健太君と全く一緒で、今回は音楽が生演奏で凄くて、前もそうですけど、出演人数が結構いるんですよ。今までと違った「ハイキュー」になると思うので、楽しんで下さい。」

三浦さん「今回も新しい事に色々挑戦していまして、ずっと僕達が積み重ねて来た物との融合が良い化学反応を起こして凄い舞台が出来上がったんじゃないかなと思います。僕個人的に今、挑戦させて頂いている事もあったりして、色んな意味での緊張は凄くあるんですけど、それを含めて楽しんで貰える様に精一杯、頑張りたいなと思っています。」

遊馬さん「僕達、青城は約一年半ぶりの登場なんですけど、今回〝最強の場所(チーム)〞という事で凄く“チーム感”に拘って青城は作っていて、勿論、纏まったチームではあるんですけど、ダンスにしてもバレーの動きにしてもより細かく拘っていて、最強のチームを作れる様、稽古をしてきました。キャストは新チームになり、新しいメンバーも増えて、一年半前の“勝者と敗者”とは違うチームになっていますので、そこを皆さんには楽しんで貰いたいですし、明日、初日を迎える訳で、明日に持って行きたいんですけど、この作品は凄く成長する作品だと思うので44公演、上を目指して頑張って行きたいと思います。」

有田さん「前作では白鳥沢学園から牛島若利1人の登場だったんですけども、今作で満を持して白鳥沢の個性豊かなキャラクターが揃って、今回、〝最強の場所(チーム)〞とタイトルにある通り、絶対王者のチームとして個性豊かな面子と一緒に本当の王者のチームを演じられる様に圧倒的熱量をもって演じて行きたいとおもいます。」

初の生演奏だが、拘った点は?

和田さん「これまでウォーリーさんと一緒に培ってきた稽古の“メソット”みたいなものが「ハイキュー!!」では出来上がっていたんですけども、それを今回、というかこの期に及んで全部ぶち壊そうと思って、ゼロから稽古方針を変えてそこで僕がどんな音楽を充てたいか考えさせて…という事をウォーリーさんに話して。それで2ヶ月間やって来た中で見えたのが、烏野メンバーを含め全員が試合をその場その場で生きているというか。物語も全部分かっていて、段取りも付けているんだけど、絶対にそこで勝つか負けるか分からない試合をしているというのが、僕的には凄く感動したポイントだったので、自分も音楽にそれを取り込もうというのが一つのポイントでして、つまり今回の音楽は、その場その場で作っています。キャストの熱量を感じたり、お客さんの熱量を感じたり、そこで感じた一期一会を演奏として出そうとしているのが、音楽のテーマになります。毎回同じ公演が無いと思うので、そういう楽しみもあると思います。

今回、演出で拘った点は?

ウォーリーさん「「ハイキュー!!」は元々そうなんですけども、今回のお話が部活をやっていた、チームというものに所属していた事がある人間なら誰もが一度は経験した事がある様な色んなドラマが沢山詰まっている原作なんですけども、それがバレーボールのコートの中で全部起こるというのが「ハイキュー!!」の魅力かなと僕は思って、今回は劇中、ずっと試合なんですけどその試合の中に沢山のドラマがあって、その人間ドラマが試合の進行と共に進んでいくという、試合を見ている感動なのか、人間を見ている感動なのか分からなくなる様な演出を仕掛けてみて、それは原作の良さを引き出したいという所があって今回はそういう作品にしています。和田さんの生演奏もその一環でと言うか、やっぱり、生きた役者さんがその場で発する空気みたいなものをどうやってよりお客さんに届け、一体感を作るかという時に、音楽が生演奏だと全然違いますね。勿論、音楽もそうだし、照明・映像、色んなモノが舞台上で同時にパチッっとハマるというか、その良さが「ハイキュー!!」にはあると思うんですけど、それがより明確になって伝わるかなと思います。」

烏野高校で過した三年間、まるで本当の青春時代の様だが、改めて思い出は?

須賀さん「3年間、座組で僕はこの役をやらせて頂いて、丁度、高校生活一つ分という事で本当に学生生活をもう一度やった様な感覚だし、常々良いチームだなと思った3年間でした。その最後の公演が〝最強の場所(チーム)〞というのは、何の因果か凄く素敵な巡り会わせで、そんなタイトルになりまして、僕達が最強のチームだと思える3年間でしたし、今は本当に何か振り返れない位、バタバタでギリギリまで稽古をしていて、さっき、和田さんも稽古方針をぶち壊して、と仰ってましたけど、ぶち壊された方は堪ったもんじゃない所もあったんですけど、だからこそ生まれたもの、本当に新しい「ハイキュー!!」という物がまた今回も出来上がったと思いますし、でもそれって多分、僕等がやってきた3年間があるからこそ出来た、新しい「ハイキュー!!」じゃないかなと思っていて、そこは自分達もリスペクトしていて、僕等がやってきたものが基板になれてるんじゃないかなと、そういう所も素敵なというか誇れる今回のポイントだと思っております。」

俳優生活が長いが、3年間は長かったか?

須賀さん「長いですね。21歳になる時位から始まった作品で、実は今日、僕誕生日なんですよ。今日で一応、芸能生活20周年という事で、僕の役者人生としてこれからが第二章的な所だと思うので、こんなに3年間汗をかいて全力で作って来た物を、20周年の一発目にこの作品が出来たという事は、凄く凄く僕の中では幸せな事だと思っています。」

と、ここで小坂さんが、「もう崩しちゃっても良いですか?」と一石を投じます。
小坂さん「俺、“始まりの巨人”から思ってたんですけど、烏野、めっちゃ仲良いですよね。マジで本当に仲が良くて、地方公演の時も皆でご飯に行くんですよ。皆で行動しているから本当に部活みたいで、離れるのが辛いです。」
とコメントするも、須賀さんに中身の薄い話が長いと突っ込まれますが、これが後に……。

そして、締めの意気込みとして

須賀さん「今日がゲネプロで、そして明日から44公演ありますけれども、本当にリアルな人間ドラマがある種、一つの集大成を作れたたんじゃないかなと思っています。先程、和田さんも仰っていましたが、本当に僕等は勝つつもりでいて、どっちが勝つとか負けるとか、物語上は決まっているのかもしれないけど、そういう事では無く、どのチームも全力で1点にしがみついていて、全力で勝ちというモノに拘っている。そんな所はもう、役者という物を超えて一人の人間として凄い熱量を持って、「演じる」という所も、もしかしたら違っていて、もっとリアリティのある“生きる“という所に繋がるのかもしれないですけど、そんな所まで行けた作品ではないかなと思っています。本当に観て頂くという事が一番早いというか、音楽に関しても、見て聞いて感じて頂く事が多分一番この作品は良い事だと思いますので、是非、劇場に遊びに来て頂ければと思います。宜しくお願いします。」
と話されました。

須賀さんが締めのコメントを終えた次の瞬間・・・

囲み取材エリア下手後方より、「健太!誕生日オメデトウ!!」と祝福の声が。
田中龍之介役の塩田康平さん、西谷夕役の渕野右登さん、縁下力役の川原一馬さん、澤村大地役の田中啓太さん、菅原孝支役の田中尚輝さん、東峰旭役の冨森ジャスティンさんの烏野高校排球部メンバー6名が「Happy Birthday KENTA SUGA」と描かれたケーキを持って登場。
「ヤベェ、何も無いと思って俺、言っちゃったじゃん!」と驚く須賀さんへ芸能生活20周年の、そして24歳になった誕生日のサプライズが行われます。

囲み取材開始前には、報道陣にこのサプライズの説明があり、出演者陣にも前日に秘密裏に連絡が来たとの事でどうやら知らなかったのは須賀さんだけの様子。
囲み取材が行われている裏でメンバー6名は「まるで偶然の様に」「此処は間を取らない方が良い」等、練習に余念が無かった様です。
先程、話の線を崩してでも間を繋いだ小坂さんに「涼太郎、話長ぇな~」と返すメンバー達。
サプライズ大成功に皆、満足そうです。

最高の誕生日を迎えた須賀さんは、

「今の光景を見て頂いたと思うんですけど、これが〝最強の場所(チーム)〞たる、烏野だと思います。マジでビックリして(泣いた?との烏野メンバーからの突っ込みに)泣きました。嬉しさと共に身が引き締まる思いです。皆と一緒に誰一人欠ける事無く、全員で最後まで駆け抜けて行きたいなと思いますので、応援の程を宜しくお願いします。ありがとうございます。」
と囲み取材を締め括られました。

公開ゲネプロの様子

幼い頃に見た「小さな巨人」に魅せられ、バレーボールを始めた少年・日向翔陽。
しかし憧れの烏野高校排球部に入部した彼を待ち受けていたのは、中学最初で最後の試合で惨敗した天才プレイヤー・影山飛雄の姿だった。

最初は反目し合っていた二人だったが、様々な困難を前に少しずつ互いを認め合っていく。

春高予選を勝ち上がる烏野はいよいよ準決勝を迎える。対するは、インターハイ予選で惜敗した及川徹率いる宿敵・青葉城西高校。進化した速攻を武器に日向と影山は先へ進むことができるのか。

そして決勝で待つのは、全国3本指に入る実力を持つ牛島若利擁する絶対王者・白鳥沢学園高校。

果たして、全国大会への切符を掴むのは――最強のチームはどこか――。

バレーボール 排球

コート中央のネットを挟んで 2チームでボールを打ち合う

ボールを落としてはいけない 持ってもいけない

3度のボレーで攻撃へと繋ぐ球技である

春の高校バレー宮城県代表決定戦、ファイナル。

 

前記の通り、日向翔陽役を務める主演の須賀健太さんを始め、烏野高校排球部のメンバー10名全員が本公演を持って卒業する事が前作“はじまりの巨人”開始時より発表されている今回の〝最強の場所(チーム)〞。
各校の鬼気迫る試合ぶりはゲネプロとは到底思えない程。これまでの公演と明らかに違うレベルの緊張感が舞台と客席に流れていました。
そして、音楽家の和田俊輔さんによるシリーズ初の生演奏による音楽は試合状況に巧みに合わせられる生ならではの音作りも相まってピッタリと舞台にハマッています。

「バレー馬鹿たちがここにいる」――、その言葉の意味は是非、劇場で確かめて下さい。

 

ライブビューイング決定

2018年12月16日(日)18:00開演の東京凱旋公演の大千秋楽をライブビューイング決定。

詳しくはこちら

Blu-ray&DVD発売決定

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」”最強の場所(チーム)”のBlu-ray&DVDが2019年4月17日(水)に発売決定。

詳しくはこちら

 

【ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」〝最強の場所(チーム)〞公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2018年10月20日(土)~28日(日)
広島公演:2018年11月9日(金)~10日(土)
兵庫公演:2018年11月15日(木)~18日(日)
大阪公演:2018年11月23日(金・祝)~25日(日)
宮城公演:2018年11月30日(金)~12月2日(日)
東京凱旋公演:2018年12月7日(金)~16日(日)

<会場>
東京:TOKYO DOME CITY HALL
広島:はつかいち文化ホールさくらぴあ大ホール
兵庫:あましんアルカイックホール
大阪:梅田芸術劇場メインホール
宮城:多賀城市民会館大ホール(多賀城市文化センター内)
東京凱旋:日本青年館ホール

<公演時間>
約3時間10分(15分間の途中休憩を含む)※多少前後する場合有り

<料金>
◆東京・兵庫・大阪・東京凱旋公演
S席:8,800円A席:6,800円
◆東京見切席・立見席
6,800円
◆広島・宮城公演
8,800円
(全席指定・税込)
※見切席はサイドシートより更に見えにくいお席となります。
(舞台の約半分と映像の見えない席となります。)
当日の座席位置の変更、返金対応など一切行えませんので、ご了承いただいたお客様のみご購入ください。

<出演者>
『烏野高校』
日向翔陽:須賀健太
影山飛雄:影山達也
月島蛍:小坂涼太郎
山口忠:三浦海里
田中龍之介:塩田康平
西谷夕:渕野右登
縁下力:川原一馬
澤村大地:田中啓太
菅原孝支:田中尚輝
東峰旭:冨森ジャスティン

『青葉城西高校』
及川徹:遊馬晃祐
岩泉一:小波津亜廉
松川一静:白柏寿大
花巻貴大:金井成大
矢巾秀:山際海斗
渡親治:齋藤健心
京谷賢太郎:北村健人
金田一勇太郎:坂本康太
国見英:神田聖司

『白鳥沢学園高校』
牛島若利:有田賢史
瀬見英太:瀬良祐介
大平獅音:横山真史
天童覚:加藤健
五色工:菊池修司
白布賢二郎:佐藤信長
川西太一:辻󠄀凌志朗
山形隼人:高橋駿一
鷲匠鍛治:川下大洋

『烏野高校OB・OG』
嶋田誠:山口賢人
田中冴子:佐達ももこ

『烏野高校マネージャー』
清水潔子:長尾寧音
谷地仁花:斎藤亜美

『烏野高校顧問・コーチ』
武田一鉄:内田滋
烏養繋心:林剛史

<STAFF>
原作:古舘春一「ハイキュー!!」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)
演出・脚本:ウォーリー木下
音楽:和田俊輔
振付:左HIDALI
共同脚本:入江おろぱ
美術:中根聡子
照明:佐藤公穂
音響:藤森直樹/大木裕介
映像:大鹿奈穂
衣裳:小林菜摘(ダダグラム)
ヘアメイク:松下よし子(アトリエレオパード)
演出助手:友佳
舞台監督:須田桃李(DDR)
デザイン:江口伸二郎
宣伝写真:三宅祐介
票券協力:サンライズプロモーション東京
制作:ネルケプランニング
監修:集英社(「週刊少年ジャンプ」編集部)
後援:BS-TBS
協賛:ファミリーマート
協力:一般社団法人日本2.5次元ミュージカル協会/モルテン/ミカサ
主催:ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会(TBS/ネルケプランニング/東宝/集英社/キューブ)

© 古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会

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