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『Theレビュー「カーテンコールをもう一度!」2018』公演スタート

2017年、好評を得た『Theレビュー「カーテンコールをもう一度!」』再演待望の声に応え、2018年9月、『Theレビュー「カーテンコールをもう一度!」2018』として帰ってきます。
誰もが観ているうちにエネルギーをもらい、劇場から出るときにはスキップしたくなる―。
そんなステージを目指して、現役スターのベテラン俳優たちが、かつて一世を風靡したきらびやかなレビューを再現すべく歌い踊るステージ。プロデューサーでもある中尾ミエに「年齢的にも最初で最後だろうと思っての挑戦」と言わしめていた本作が、本人たちのやる気と昨年上演の自信によって、再び、今度は東京都港区のEX THEATER ROPPONGIで披露されます。

バレエで維持するスレンダーな肢体で変わらぬ美声を披露する金井克子、もともとレビュー出身で、若い頃の妖艶さそのままの見事なスタイルを誇る前田美波里、圧倒的な歌唱力に加え、本作のために新たにタップダンスを修練したという中尾ミエ、スタンドマイクを逆さに、パワフルに歌い上げるロカビリー界のレジェンド・尾藤イサオ。
この大スターたちが生バンドの名曲と共に、希望と夢とパワーを目いっぱい詰め込んだステージを創り上げます。
初回の公演に先立ち、囲み取材と公開ゲネプロが行われましたのでお伝えします。

囲み取材には、本作のプロデュースを手掛ける中尾ミエさん、金井克子さん、前田美波里さん、尾藤イサオさんの4名が登壇。

初日を迎えた今の心境はいかがですか

中尾さん「台風が過ぎ去ってくれて本当にホッとしております。」
前田さん「私達が太陽を持ってまいりました。今日が昨日だったら大変だったよね。」

再演についてのコメントをお願いします

前田さん「そうなんです。一年振りの。」
中尾さん「去年のお正月にやったんですけど、せいぜい一回出来たら良いかなと思ったんですけど、再演出来る事になりまして、本当に皆さん元気で何よりでした。」
前田さん「レビューショーというのはお金が掛かりますからね。世の中の皆さん、是非、スポンサーになって頂きたいとおもいます。そして毎年出来る様に。」
中尾さん「まだやるつもり・・・!?去年はこんな格好をしていなかったんですよ。そしたら前田さんが、「足を出さないと看板に偽りになる」って。」
前田さん「私のファンの方が皆さんいらして、メインビジュアルの通りのを見れると思って、大喜びして来たら、「誰も足出してないじゃない!」という事で、そのお話をミエさんに。」
金井さん「これ、本来はもうちょっと長かったんですよ。ドンドンどんどん切っていってこの長さに。」

装着されている羽根は重さを感じますか

中尾さん「背負ってしまえばね~。」
前田さん「でもけっこう、重いもんですよ。」
中尾さん「中々こういう格好をする場が無くなったので、我々、このレビューというのを、実際にリアルタイムでやった最後の世代だと思うので、死ぬ前に記念を残しておこうか、言うなれば、私達の舞台の“終活”です。」

金井さん「今の若い方は、こういうレビューを知りませんものね。」
前田さん「日常のつまらない事を一瞬だけ忘れて頂いて、楽しんで頂きたい。本当にそう思ってやっています。」

レビューは若い人には新鮮に映るでしょうか

前田さん「若い人は絶対にそう思いますね。見たことも無い世界ですし。」
金井さん「聞いてみたいですね。」
中尾さん「わかんないわよ~。「おいおいっ、そんなにがんばってんのかい」って思われてる感じじゃ。(笑)」

尾藤さん「何だかんだいっても、3人合わせて200歳以上ですからね。私を入れますと、300歳近くになっちゃうんですよ。兎に角、皆さんの好きな事を仕事として、いくつになってもこうやって出来る事は本当に幸せだと思います。皆さん、子供の時からこの仕事に憧れてやってる訳ですから。それが…幾つになりましたっけ?幸せな事を出来て僕も本当に幸せです。」
中尾さん「でも頑張れば出来るというのを、自分達もそうですし、もう歳だからとかって思わないで、最後は何やったって許されるから、最後にやりたい事を思いっきりやって、続く限り出来ればと思いますね。」

最後に来場者へのメッセージをお願いします

中尾さん「4人揃って300歳近い我々が、まだ頑張れば出来るという所を是非、皆様に御覧頂きたいんですけども、体力気力があれば、もう一年やっても良いかなと思っていますが、こればかりは1年でガラッと変わりますからね我々。」
金井さん「そうなんです。ある程度の年齢になりますと、1年が10年って感じで。」
中尾さん「ともかく、楽しんで頑張らせて頂きたいと思います。皆も頑張ってね、なるべく人のお世話にならない様に生きていける様に頑張ってやりましょう。」

公開ゲネプロの様子

物語の舞台となるのは、伝説のレストラン・シアター゛カーテンコール”。
かつてはレビューショーの聖地と言われたこの店も、今は廃墟のよう。

そんな゛カーテンコール“の再建をもちかけられたのが、 若い日の輝きを今もふりまく金井克子、前田美波里、中尾ミエ。

はたして謎の依頼主の条件をみごとにクリアし、30年ぶりに伝説のレビューを再現できるのか!?

本作は“カーテンコール”を取り巻く物語のお芝居仕立ての第1部とレビューショーの第2部の2幕に別れ、総楽曲数は20以上。
是非、“総計300歳”の4名が見せる珠玉のレビューを見に劇場へ。

【『Theレビュー「カーテンコールをもう一度!」2018』公演概要】

公式ホームページはこちら

<公演期間>
2018年9月5日(水)~7日(金)

<会場>
EX THEATER ROPPONGI

<公演時間>
約1時間40分(途中休憩無し)

<料金>
通常チケット:(おみやげ付き)10,000円
ディナーセットチケット:(おみやげ&お食事付き)15,000円
※ディナーセットチケット:ステージをご観劇いただきました後、劇場内の特設にて、ステージの余韻に浸りながら、お食事をお楽しみいただけます。(ビュッフェ・フリードリンク)
※9月5日・17:00、9月6日・17:00、9月7日・13:00公演が対象。

<楽曲リスト>
『第1部』
「OPEN A NEW WINDOW」
「バイ・バイ・バーディー」
「ONE NIGHT」
「ROCK AROUND THE CLOCK」
「ミニミニガール」
「STOP IN THE NAME OF LOVE」
「愛した日々に悔い尾はない」
「ONE」

『第2部』
「That’s Entertainment」
「ダイヤが最高」
「Fit as a fiddle」
「Not for the life of me~Thoroughly Modern Millie」
「Nowadays」
TAPメドレー
「I Gotcha」
「As Time Goes By」
「Cabaret」
「他人の関係」
「素敵なあなた」
「Dancing in the Dark」
「Le Jazz Hot」
「Sing Sing Sing」
※順不同・リプライズ演奏を含まず。

<出演者>
金井克子
前田美波里
中尾ミエ
吉元和彦
本間ひとし
本間憲一
北村岳子
吉井乃歌
吉元美里衣
中西彩加
宮垣祐也
りんたろう
松本和宜
尾藤イサオ

<演奏>
佐々木了民& The Vintage orchestra

<STAFF>
構成・脚本・訳詞:山川啓介
構成・演出・振付:本間憲一
音楽:上柴はじめ
振付:吉元和彦、西田伊公子
美術:土屋茂昭
音響:山本皓一
照明:吉川ひろ子
衣裳:馬場友美
ヘアメイク:宮内宏明
歌唱指導:市川祐子
稽古ピアノ:伊達祥子
振付助手:松本和宜
演出助手:山本聡子
舞台監督:中本友恒
宣伝美術:前山陽子
イラスト:山本重也
票券:東京音協
制作:下泉さやか
制作進行:北見奈々江、松尾由紀
制作デスク:犬飼尚子
制作協力:アスレティック・ミエ・カンパニー
プロデューサー:中尾ミエ
エグゼクティブプロデューサー:松田誠
協賛:YKK AP株式会社、横浜ゴム株式会社、東急不動産株式会社
主催:ネルケプランニング

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