井の頭自然文化園「熱帯鳥温室」が6月2日で閉鎖
井の頭公園内の動物園「井の頭自然文化園」で50年以上にわたって親しまれてきた「熱帯鳥温室」が2013年6月2日をもって閉鎖されることが決まりました。
熱帯鳥温室は1962(昭和37)年にオープン。ガラス張り熱帯温室に鳥を放し飼いにする日本初の画期的な施設として話題をよびました。以降数々の鳥類を飼育しており、現在では約150種の熱帯植物と17種の鳥類が飼育されています。
しかし施設の老朽化により、6月2日をもって熱帯鳥温室自体が閉鎖、取り壊しされることになりました。
現在、熱帯鳥温室では50年間の感謝をこめて企画展「ありがとう熱帯鳥温室―since 1962」を開催中。
また、井の頭自然文化園は5月17日、開園記念日のため無料公開されます。
これまで熱帯鳥温室で目を輝かせてきた人はもちろん、まだ入ったことがないという人も、熱帯鳥温室最後の姿を見届けに来てはいかがでしょうか。
設計・デザイン・規模ともに当時最先端の外観
運が良ければ入ってすぐに目の前でお出迎え!ということも
鳥の自然な姿が見られるのは放し飼いならでは。
異国に迷い込んだかのような熱帯植物の森
不思議な植物を見られるのも魅力のひとつ
熱帯鳥温室閉鎖後、飼育されていた鳥たちは井の頭自然文化園や近隣の動物園に預けられます。
井の頭自然文化園内には新しい熱帯鳥飼育スペースが準備されています。
【井の頭自然文化園概要】
井の頭自然文化園HP
●所在地:東京都武蔵野市御殿山1-17-6
●電話番号:0422-46-1100
●アクセス:JR中央線、地下鉄東西線、京王井の頭線 吉祥寺駅から徒歩10分
●営業時間:9時30分~17時(入園券の発売は16時まで)
●休園日:毎週月曜日、年末年始
*最新の営業時間・開園日は開園カレンダーをご覧ください
●料 金:一般400円、中学生150円、65歳以上200円
小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料
5月17日は開園記念日のため無料